NPO法人国東半島くにみ粋群では、昨年より六郷満山開基1300年に合わせて千燈地区でのイベントを計画してきた。

2日間のイベントタイトルは「千燈寺奥の院秘仏御開帳と岩屋探訪会」。
初日は旧千燈寺周辺での東不動岩屋トレッキングとコンサートがおこなわれた。

吉田隆一国東市文化財課長兼六郷満山開山1300年祭事務局長のご挨拶。
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60人ほどの参加者は東不動岩屋トレッキングに向けて千燈寺を出発。
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千燈寺奥ノ院では17年ぶりに秘仏御開帳がおこなわれた。
千燈寺住職・今熊豪宏さんより寺の歴史などについて説明があり、その後扉を開けて秘仏(=撮影禁止)の御開帳があった。
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秘仏は中央に金色の千手観音立像。舟形光背の高さは60~70㎝ほどか。
左脇に青の体に赤炎の不動明王立像(高さ30㎝ほど)の二躯が祀られている。
右脇の毘沙門天は残念ながら旅に出かけていて?空の厨子のみが残る。
いつ頃のものなのか不明のようだが、きれいで神々しい。


14時から旧千燈寺本堂跡で1300年記念コンサートがおこなわれた。
ここでのコンサートは千燈寺開山有史以来初めてとなるだろう。

最初に明治大学グリークラブ(男子合唱団)による合唱が始まる。
地元在住でNPO会員のNさんが明治グリークラブOBで、国東市で開催されたOB会がきっかけで今回のコンサート出演が実現した。
Nさんのご挨拶。
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現役明大生9人による合唱は「見上げてごらん夜の星を」や・・急遽練習した地元の「ちょるちょる音頭」なども披露され楽しいステージでした。
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続いて登場したのは森進一郎さん。
南こうせつ、大島三平とともに初代「かぐや姫」のメンバーとして活躍した。
地元金融機関を退職後、大分市で「府内フォーク村十三夜」を経営。現在は各地のコンサートや文化教室などで音楽活動をされている。

「コスモス」や「また君に恋してる」など・・懐かしい歌を弾き語りで聞かせてくれた。
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仁王像も背中で聞いた?
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最後はグリークラブとコラボ?
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秋の木漏れ日を浴びて・・初めての旧千燈寺コンサートでした。


グリーのメンバーを奥ノ院秘仏拝観と展望岩へ案内した。
展望岩では西不動にむかってハーモニーを聞かせた。
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翌28日(日)はメインイベント?の「石造太郎天像里帰りと西不動岩屋トレッキング」がおこなわれる。


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# by jinashi | 2018-11-01 10:25 | 国東半島あれこれ | Comments(0)



国東半島の両子寺を中心として点在する寺院は六郷満山と呼ばれ、平安末期には神仏習合の山岳密教文化が隆盛を極めたといわれている。
八幡大神の化身という仁聞菩薩により養老2年(718年)に開基されたと伝えられ、今年は1300年を迎えている。

旧千燈寺にある仁聞国東塔前で満山寺院の僧により1300年記念の先徳(前代の有徳の高僧)供養がおこなわれたので参列させていただいた。

この日、10月26日は仁聞菩薩の命日なのだ。

ここ旧千燈寺は六郷満山二十八ヶ寺にあって仁聞菩薩により最初に創立された寺といわれている。
広い境内には仁聞菩薩入寂の岩屋や供養塔(仁聞国東塔)、墓地などの伝説が残されている。

旧千燈寺奥ノ院近くにある仁聞入寂の岩屋(別名~枕の岩屋)前でお経を唱える満山会の僧達。
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国東塔の前で先徳法要が行われた。
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仁聞国東塔(供養塔)と新たに建てられた角塔婆。
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五輪塔群にある墓地。
豊鐘善鳴録(江戸中期に禅僧により書かれた豊前豊後の伝記)には「その年の十月二十六日千燈の岩窟に於いて入定す。塔を封ずるに三楞石(三個の大きな角のある石)を以てす」と書かれている。
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厳かな千徳供養でした。
六郷満山寺院発祥の寺としてあらためて旧千燈寺の歴史の深さを感じた。

明日から2日間、千燈寺では
1300年イベントが行われる。
27日(土)は奥の院秘仏御開帳に合わせて岩屋巡りやコンサートが・・明後日28日(日)には太郎天里帰りと山岳信仰の講演会が予定されている。



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# by jinashi | 2018-10-31 14:00 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

 

4年ぶりの三俣北峰の紅葉。
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3日前には大船山へ登って紅葉を愛でてきた。
今日は快晴の日曜日はとなりそうだ。山友さんたちのネット情報ではくじゅう三俣山紅葉も見事だろう。

出発が遅かったのでこの時間では駐車場所もないだろう・・などとすこし躊躇したが、やはり今日がピーク?の三俣山を登ろう。

長者原Pは満車。レストハウス側の駐車場にも車が溢れている。
大曲もいっぱいだろうと思ったが牧ノ戸温泉先の道路管理作業所あたりに何とか駐車場所を確保した。

 三俣山(本峰・1744.7m) ~九州百名山・13回目

駐車場所を8時22分に出発。ここの標高=1185m。
道路サイドも車で一杯。車道にはみ出したマナーの悪い車も見る。
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10分ほど歩いて大曲登山口に着いた。
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前後に多くの登山者を見て鉱山道路を歩く。
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スガモリ越に上がる。
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一休みして三俣山に取りつく。
後ろからたくさんの登山者が続く。
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西峰から本峰方向。アリの行列のように登山者が続く。
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本峰・Ⅳ峰分岐あたりから西峰、星生山方向。むこうにうっすらと雲仙普賢岳。
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本峰に到着。たくさんの登山者たちはみな北峰を向いている・・
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これはすごい!
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到着した皆さんも次々に・・「わー 見て!すごい!」
国東H田さんも北峰山頂あたりにいるようだ。
大鍋にも多くの登山者を見る。

南峰寄りから見る北峰紅葉。
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南峰へ上がる。こちらも街中並み。
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しばらくして後ろから来たママが何と!のんびり夫婦さんと一緒に現れた。
お鉢巡りをした後、南峰へ上がってきたところでママにバッタリだったようだ。
去年12月の国東「小岳・風神岩」歩き以来のうれしい再会でした。
さっそく山頂写真。
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南のテラスで一緒に昼ご飯タイム。
正面に3日前に登った大船山、足元に坊がつると法華院山荘。向こうは傾山。
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本日最後の紅葉ビューポイント。
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H田さんより電話があって、Ⅳ峰で合流。同行の日田マドンナSさんもお久しぶりでした。
皆さんで一緒に下山。
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大曲に無事に下山。
のんびり夫婦さんとはうれしいサプライズ再会で、何と駐車場所もすぐ近くだった。

朝のくじゅうは気温も低かったが、日中は風もなく、穏やかで温かい一日だった。空気も透明で遠景も楽しめた。
今年はくじゅう紅葉名山2座巡礼で素晴らしい紅葉を満喫した。


P出発8:22→8:33大曲登山口→9:32スガモリ峠→10:33三俣山本峰→11:25南峰(昼食)12:30→Ⅳ峰→14:48大曲→15:00駐車場所

登山口標高≒1180m
沿面距離≒8.9Km
累積標高差(+)≒770m
所要時間=6時間40分(休憩時間を含む)
(GPSマップ~拡大します)
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# by jinashi | 2018-10-22 17:03 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(6)

 

九州で最も早い紅葉は大船山御池からと言われている。
毎年この季節にはくじゅう紅葉登山に出かけているが、今年はあまりいい情報を聞かない。
友人T君を誘って去年も一緒に登った大船山へ出かけた。

 大船山(1786.3m) ~九州百名山・12回目

去年は岳麓寺から登ったが、今回は吉部登山口から入る。
午後の陽射しを期待して遅めの出発は9時16分。ここの標高≒930m。
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木の根が階段となった急坂を登る。
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登りあがるとフラットな登山道となる。
標識の字が間違っている。
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暮雨の滝を過ぎて見かけたトリカブト。
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大船林道に出合う。
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右手の三俣山北峰あたりに色づきを見る。
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坊がつるを進む。
鳴子川の飛び石が流されていたが何とかクリア。
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坊がつる避難小屋から山へ入る。標高1245mあたり。段原まで標高差約450mを登る。
立中山分岐あたりから色付いた木々が見られる。
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大船山西麓の紅葉にスポットがあたる。右は鉢窪。
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山頂が見えてきた。
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段原へ上がる。T君を待つ間に昼飯とする。
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T君より撤退の☎があったのでソロで山頂を目指す。
頂上部に多くの登山者を見る。
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ガレ場を登れば山頂。
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山頂に上がると「あれ、じなしさん!」と見覚えのある3人組の皆さんから声を掛けられた。賑やかな皆さんは 今年4月に赤川浦岳で出会った3人(佐藤さん、二宮さん、後藤さん)?だった。何と、よく聞いてみるとお一人は国東の女性で、いつも国東半島トレイルクラブイベントに参加してくれているようだ。
皆さんと山頂写真。
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さて紅葉はどうだろう・・

わぁ~きれいだ! 
これまでの山友さんネット情報からすると今日がピークだろう・・
もう少し鮮やかな赤色がほしい気もするが・・(贅沢)
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今水へ下山する3人と別れて・・御池に下りてみる。
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御池越しに・・
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お日様を期待したが、曇り空となりセリ谷からはガスが湧いてきた。
満足して‥下山開始。
北大船山方向。
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坊がつる避難小屋でT君と合流。
坊がつるを離れる前で振り返ると・・陽が射していた。
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きれいなマユミ。
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帰路は大船林道から。
サラシナショウマ
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吉部駐車場へ無事に下山。
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久しぶりにロングコースを歩いた。
今年も素晴らしい紅葉を楽しめた。



吉部P出発9:13→10:03暮雨の滝分岐→10:34大船林道出合→11:07坊がつる避難小屋から山へ→11:38立中山分岐→12:25段原12:45→13:10大船山山頂・御池13:53 →15:07 坊がつる→15:42 大船林道へ→16:05 鳴子川沿い登山路へ→16:37 大船林道青色ゲート→16:45 吉部駐車場へ下山
(登り=4時間、下り=2時間50分)

登山口標高≒930m
沿面距離≒14.5Km
累積標高差(+)≒1030 m
所要時間=7時間30分(休憩時間を含む)
(GPSマップ~拡大します)
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# by jinashi | 2018-10-19 16:48 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(6)

 

ことしも「国東おだやか博~ケべス・流鏑馬ツアー」の日を迎えた。
 2016年の様子→ https://jinashi.exblog.jp/23295057/

午後のツアー受け入れまでフリーなので豊後高田で未踏の霧笠山に登って来た。
河内大橋から見る霧笠山。
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 霧笠山(きりがさやま・369.2m)
  ~国東半島山ガイド本 No.41(豊後高田市)

豊後高田市中心部から県34を田染方向へ進む。河内小学校を過ぎて「平の下」バス停前の墓地から狭い林道へ入る。荒れたところもあるがなんとか道なりに進んで広くなったところへ車を停める。

出発は8時54分。ここの標高≒90m。
少し進んで行き止まりとなる手前に3本赤テープを見つけた。ここが取付き登山口。
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荒れた竹林を跨ぎ、かわして枯れ沢を渡る。
急坂をひと登りで尾根に上がる。
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道らしき道?を辿る。
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赤テープを追って尾根急坂を立木に掴まりながら登る。
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2度目の露岩から豊後高田の工業団地(左)や国東半島の山々を望む。
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自然林尾根にテープを見つけながら登って行く。
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3番目の露岩に上がる。
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谷を挟んで西叡山。
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華岳とその手前に3年前に登った鞍掛山
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露岩上部から森に入り、ひと登りで山頂へ到着。
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丸い広場の山頂にはオレンジ、別府SHC,豊嶺会の山頂標識と4等三角点がある。
周りは木に囲まれて展望はない。気持ち良い秋陽を浴びて一休み。
更に先(南)へ向かえば鞍掛山へ尾根道が続くようだ。
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往路を戻って下山。
展望岩で待つママと合流。
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何度か進路不明になりながらも・・無事に下山。
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国東半島山ガイド本・南西の山も48田原山東を残すのみとなった。


林道P登山口8:54→9:42二番目の露岩→9:53三番目露岩→10:02山頂→10:51下山
 
登山口標高=90m
沿面距離≒2.2Km
累積標高差(+)≒300m
歩行時間≒2時間
(GPSマップ~拡大します)
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# by jinashi | 2018-10-15 13:31 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(2)