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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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佐伯元越山天測点の子午線標を訪ねる=2024.1.21(日)


日曜日は雨だなぁ・・と思っていたら、夕方の予報では県南方面は天気も良さそうだ。

宿題となっている佐伯元越山の北にある子午線標探しに行ってみよう。

年末には姫島矢筈岳の北にある子午線標を探索してきた。

 

大分県にもう一か所ある子午線標は元越山から3kmほど北の鶴御崎トンネル上あたりにあるようだ。

久しぶりの県南遠征だ。

大分IC~東九州道佐伯堅田ICを下りて長い鶴御崎トンネルへ入った。

鶴御崎トンネルが開通した頃には県南へ磯釣りに通っていたので「男の港」鶴見松浦へは40数年ぶりとなる。

大分のひろさんヤマップでチェックした林道松浦有明線の登山口へ着いた。

いきなりの急勾配ザレ場を稜線に上がるまでが大変だったが何とかママ婆さんも這い上がってきた。

大河内山の稜線歩きのあと、林道から尾根へ入って377ピークまで行ってUターンする途中で子午線標を見つけた。

これで県内に2つある子午線標を制覇❗ (九州にはあと5か所にあるようだ・・)

子午線標探しは探検気分で楽しい😊



 大河内山3等三角点・363.82m) ~ 大分のかくれた名山

  赤松4等三角点・373.59m)、 377ピーク


鶴見松浦から新有明トンネル手前から山へ入る。

林道松浦有明線へ入る。

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左ヘアピンカーブ先の路肩に駐車して出発!

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少し戻ってカーブミラーのあるチェーンゲートから林道へ入る。

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左の尾根に上がるのに取り付きやすい所を探した。

ザレたところから入って右の支尾根?へ向かった。

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急勾配を頑張って一旦作業道へ上がった。

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作業道から尾根を目指す。

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尾根に上がったところにあったマンリョウ。

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尾根を南に向かう。

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防獣ネットに出会う。

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ネット沿いに登って行く。

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佐伯湾を見下ろす。右手は鶴見大島か?

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シダをかき分けて進むと3等三角点のある大河内山へ着いた。

(大分合同新聞「大分のかくれた名山」に大河内山が掲載されたのは1999年6月30日。 別ルートで登っているようだ)

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尾根道を進むも展望はなし。

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小ピークに上がるとコショウの木(花)があった。

(注意:マップの米水津へ下りる鎖線へ進まないように)

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尾根沿いの自然林は藪椿?

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急坂を下ると整地された広場に下りた。

向こうはこれから登る赤松三角点。

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林道を進むと軽ワゴンと出会った。 こんなところまで何しに?

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早くも崖に咲いた鮮やかなピンクはミツバツツジか?

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ここから再度、山へ入った。

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尾根を西に進むと右手にテープがあったのでこのあたりか?と思って探したが、子午線標はなかった・・

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さらに進めば初めて出会った赤テープ。

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緩やかに登って赤松三角点に着いた。

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4等三角点赤松・373.59m。

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さらに先に進んで377ピークに到着。

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南に少し見えるのは元越山か?

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377ピーク〜赤松からUターンして戻る途中で右手に子午線標を見つけた❗😄 (往路では気が付かなかった😓)

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錆びた正面標識。何号か不明?

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天面の上に灯火機器を乗せて発光させ、山頂天測点にセットした測定機器をこちらへ向けて南北を確定した。

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SHC別府さん標識

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正面から~

これで本日のミッションを果たした

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林道へ下りて整地広場から望む元越山。

20174月に色利浦からの登山会以来ご無沙汰している。

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林道をひたすら歩いてチェーンゲートに戻った。

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鶴見中心部松浦に下りて「つるみテラス」でランチ。

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寒ブリフェア、開催中でした。

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(本日の軌跡マップ)

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スタート921954尾根に上がる→1018大河内山→1044整地広場→1120赤松三角点→1126ピーク3771142子午線標→1211整地広場→1234車へ戻る

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# by jinashi | 2024-01-22 14:55 | 大分県の山歩き~その他の山 | Comments(4)

八幡竈門神社へ参拝  2024.1.7(日)

 

アニメ「鬼滅の刃」の聖地と言われている別府市亀川にある八幡竈門神社を訪れた。

 

「鬼滅の刃」は聞いたことはあれども内容はほとんど知らなかった😓

Wikiで調べてみた~

20162月から「週刊少年ジャンプ」に連載が始まった。

ストーリーは日本の大正時代を舞台に、主人公の少年と化した人間に戻すために鬼たちと戦う姿を描く和風剣戟奇譚

作者(漫画家)は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)という謎に包まれた新人作家で若い女性だという。


 

 

 

神社は何度かお世話になっている「別府医療センター」の近くだった。

駐車場から鳥居へ・・

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説明版

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こちらが参道。

鬼が作った99段。熊野摩崖仏などにも残る良くある昔話。

春分の日と秋分の日には、真っすぐ先の水平線から朝日が昇るらしい。

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御神木のイチイガシ「魂依の木」。

裏側の空洞になった幹部の中に入ると神秘的体験ができるという・・

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龍が出入りする「龍穴の木」。

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穴から顔を出した龍。

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参道石段を99段まで作ったあと、鶏が鳴いて慌てて逃げだしたときに忘れた鬼の「石草履」。

その鬼は改心して、今では「かまど地獄」の門番をしているそうだ。

鬼の足指は3本らしい・・

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拝殿の天井に描かれた龍の絵。

漫画の主人公「竈門炭治郎」は水の呼吸と呼ばれる剣技の使い手です。その技の中には、水が変形して龍のような形を成して敵を切る「生生流転(せいせいるてん)」という技があり、天井画のようにうねりながら回転し敵を切り裂いていきます (ネットより)

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プロサッカーチーム「大分トリニータ」は毎年、チームマスコット「ニータン」の聖地という八幡竈門神社で必勝祈願をしている。

「ニータン」はここ亀川出身のカメさんらしい。

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鬼滅の刃ファン?の若い人たちが次々と参拝に訪れていた。

参拝のあと、進学した孫へお守りを買って帰った。




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# by jinashi | 2024-01-15 12:04 | ドライブ&トリップ etc | Comments(0)

宇佐サンキューロード  2023.1.2(火)


正月2日は久しぶり(4年ぶりかな?)に宇佐神宮へ初詣に出かけた。

最近、JR宇佐駅から宇佐神宮までのウオーキングコースが出来たようだ。

旧小倉街道の歴史街並みや旧軽便鉄道参宮線を歩くコースで、距離が約3.9(サンキュウ)Km、旧軽便鉄道参宮線(サンキュウと読める)も通るので「サンキューロード」と名付けられている。

まだ正式にオープンされていない「サンキューロード」を歩かせてもらい、初めて徒歩で正月宇佐詣でをしてきた。

JR宇佐駅を出発!

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昭和時代は賑やかだった駅前も今は寂しい・・

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すぐの空地に置かれた案山子軍団?を観賞。

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R10を渡ったところにある公民館に新しい「サンキューロード」マップが取り付けられていた。

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居籠橋を渡ったところにある岩崎神社。

宇佐八幡神が薩摩隼人の乱を制圧して戻った時にここに荒神を祀った・・

この日は氏子の皆さんが集まって正月祭が行われているようだった。

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向野川横を歩く。 前日には源流にある向野城山に登ったばかりだ。

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軽便鉄道宇佐参宮線の鉄橋跡があった。

日豊本線と国道10号線を跨線橋で越えていた。

軽便鉄道宇佐参宮線は豊後高田駅から日豊本線宇佐駅を経て宇佐八幡宮まで8.8Kmを結んでいた。

大正5年開業、昭和40年に廃線となった。

自分も高校生まで豊後高田駅から宇佐駅まで何度も利用させてもらった。

向こうは両戒山~松尾山。

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要所には進行方向を示す標識があって「標語」やQRコードを読み取ればいろんな情報が得られるようになっていた。

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弘法大師が祀られる八十八体石仏霊場。

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北馬城小学校横を通る。

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寄藻橋を渡ったところにベンチのある休憩所。

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橋津地区にあるお菓子屋さん。宇佐神宮前仲見世にも店があるようだ。

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昔栄えた旧街道沿い。

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禅寺前に正月らしい「御言葉」~初日の出の意味を知る。

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庚申塔もあった。

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造り酒屋の西酒造所あと?

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玻璃~昔のガラスが佳い。

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通りの裏へ向かう

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再び寄藻川へ出た。

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川に仕掛けられていたのは「津蟹取り」か? カニ汁にすると美味しい。

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ここから軽便鉄道宇佐参宮線跡の直線道を歩く。

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左には御許山。別名は馬城の峯。

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川沿いの休憩ポイント。

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近づけば川面のカモが向こうへ移動する。

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左手に以前訪ねた貴船神社。

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国道10号に出ると初詣に向かう車で渋滞していた。

大分弁では「一寸ずり」という。

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おしゃれなカフェ「ピープルステーション」は正月休み。

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球場駐車場Pへも渋滞。

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やっと神宮境内へ入った。

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多くの参拝客でにぎわう表参道。

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流鏑馬道となった大尾神社参道。

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ここから一方通行となった。

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夫婦石でショット。

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工事中の上宮南中楼門は令和73月完工。

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本殿に参拝。ここでは二礼四拍手一礼。

現在修復工事中だった。

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腹がすいたので仲見世通りでネギ焼きをいただいた。

お好み焼きのようなもの・・

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帰路はバスでと思っていたら、正月交通規制で神宮前には路線バスは通らない(絶句・・)

再び徒歩でJR宇佐駅まで戻ることになった(トホホ・・)


途中から国東半島の山々が見えた。

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国道沿いから旧道へ入ってJR宇佐駅へ向かうと超健脚国東女軍団?にバッタリ出会った。

7時にJR杵築駅を出発し、国道10号を歩いて宇佐神宮初詣に向かっているようだ。

遭遇時間は15時を過ぎていたので8時間ほど歩きたようだ(すごい!)


おかげで我らもいっぺんに疲れが吹き飛んだ。

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JR宇佐駅前の旧矢口呉服店前にある店主(故人)の歌碑。

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無事に宇佐駅前駐車場に戻った。

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往復歩行距離は10Kmほどか・・ 

正月早々よく歩いた!

GPSマップ=往路のみ)

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# by jinashi | 2024-01-07 10:32 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

明けましておめでとうございます🎍 2024.1.3

 

 

正月早々突然の能登半島震災、羽田の航空機事故と正月気分も吹き飛んでしまった。

忘れた頃に災害は起きる・・というが、まさに一寸先は闇、世の中何が起こるかわからない。

 

 

元日は五辻不動尊から初日の出を拝したら、長男から送ってもらったおせち料理を前に二人だけの新年を迎えた。

 

おかげさまで、これまで二人とも大きな病気もしないで来られた。

20年ほど続けている山歩きも健康づくりの大きな要因となっているのだろう。 

後期2年目となるが、体力にあわせた山歩きを続けていきたいと思う。


じなしblog15年目となりました。

今年もよろしくお願いします。

 

 

 

明けましておめでとうございます🎍 2024.1.3_a0166196_09483896.png
 

 

(国東市安岐町在住の北原慎二さんが描く風天百笑2024年カレンダーの表紙。今年も北原さん奥さまが持ってきてくれました。

 

 

 


元旦は3山詣でをしてきた😓

 

初日の出は地元の五辻不動尊から拝した。


 

 

杵築市山香の龍ケ鼻城山へ干支登山。


 

3山目はかくれ名山向野城山へ登ってきた。


 

 

 

 

 .


# by jinashi | 2024-01-03 09:53 | 国東半島(その他)の山歩き | Comments(6)

姫島矢筈岳天測点の子午線標を訪ねる  2023.12.24(日)


今年もあっという間に年末を迎えて押し迫ってきた。

2123日は寒さ厳しい雪模様となり国東半島でもかなりの積雪が見られたが、今日は一転、穏やかな晴れ日?となった。


2022年1月に熊本県の笠山に登った時に山頂にあった天測点について調べていたら、その真北に「子午線標(柱)」があることを知った。

その後、姫島矢筈岳の北にある子午線標の場所についてもネット情報で知ることとなった。

くじゅう雪山もチラついたが・・今日はその子午線標の調査探検へと姫島に渡ることにした。

天測点とは天文測量を実施するため全国48カ所の一等三角点のそばに設けられた基準点で、昭和29年から5年間、三角測量で求められた位置座標を規正するために天測点を利用した天文測量が実施されている。その後は測量機器の進歩により使われることは無くなった。

天測点自体は当時の測量機器の重量に耐えうるコンクリート製の八角柱観測台で台上部に指標鋲、側面に銘板「第何号天測点 地理調査所」が取り付けられている。

九州には7カ所、うち大分県には姫島・矢筈岳、佐伯・元越山の2か所に残されている測量遺産だ。

(ほかの5個所=佐賀・梨川内、長崎・八郎岳、熊本・笠山、宮崎・牛の峠、鹿児島・八重山)

天測点の数km離れた真北(南)には、測量機材を正確な方位に設置するため子午線標(柱)という目印の石柱が設置されてる。

山頂にある一等三角点(と天測点)はすぐに判るが、子午線標を探すのは大変なようだ。

伊美港950分発のフェリーに乗船。20分ほどで姫島に着いた。

港から村の中心部へ向かう。

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道路脇に除雪された雪がのこる。霜注意報もない?姫島でこんな大雪は珍しい。

国東半島では海岸部の大雪(雨)を沖時化(おきじけ)という。

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裏道へ入る。

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クルマエビ養殖場池の道に咲くユッカラン? 別名をアツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)

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これはトベラ(扉の木)の実(種)? 

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秋(冬)グミ?

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海岸に出て・・沖に見える「浮洲」~姫島七不思議。

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黒曜石と千人堂(七不思議)のある観音崎。

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みつけ海岸のアサギマダラ休息地(飛来地)が見えて来た。

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56月にはここに自生するスナビキソウの樹液にアサギマダラが群がる。その数数千匹!?

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すぐ先にこの標識があった! 本日の目的地だ。

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ここから山へ入る。

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石垣横を通る。

この先ピンクテープに誘導される。

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トレースらしきを進む。

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ひとのぼりして尾根に上がる。左下は海。

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左に小ピークを見て・・

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下ったところに2本テープがある。

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そこを少し入ったところに子午線標を発見!

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正面~ 第?号「子午線標」地理調査所とある。  

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天面

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すぐ横にSHC別府標識あり。

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調べてみたら~

子午線標はコンクリート柱で30センチメートル角、地上高140センチメートルの角柱で上面には東西方向に長さ24センチメートル、幅3.6センチメートルの灯火固定金具があり中央に〇でかこまれた+が刻印されている

この上に灯火機器を乗せて発光させ、山頂の天測点上の測定機器をこの光のほうへ向けて南北を確定するようだ。

姫島村子午線標の場所=大分県東国東郡姫島村川尻 ~北緯33°44′18.65″東経131°39′59.40″ ~標高54.68m

樹木の向こうに(天測点のある)矢筈岳の輪郭が何とか見えた。画像では見えない?

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記念のショット。

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傍に咲いていたこれは? コクラン?

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途中でたくさん見たヤブラン?の実

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ノジギクは姫島村の花。

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村中心地にある店で「姫島バーガー」をつくってもらった。ママの同級生の息子さんがやっている。

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帰りのフェリーの中で頂きました。

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姫島車エビ、姫島タコ、姫島玉葱、幻の2日ヒジキ、姫島鯛をつかった大きなかき揚げが入っているようだ🍔

ボリュームもあって姫島をまるごと美味しく頂きました😊

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空き缶デポジットもやっていました。もう40年ほど?前から島でポイ捨てをなくすために行われている。

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大分県にある子午線標のもう一か所は元越山の北~鶴見崎トンネルの上あたりにあるようだ。

これは近々行かねば・・・

時間≒2時間30分 距離≒6.3km 標高差≒140m

GPSマップ)

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# by jinashi | 2023-12-25 13:01 | 国東半島あれこれ | Comments(0)