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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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九重山周回花巡り 2015.6.28(日)

今日は梅雨の中休み。
くじゅうに咲くというバイカツツジにはまだ出会ったことがない。
去年から気になっていたが山友の情報も頂いたので旬の花めぐりへ出かけた。

朝日台から望むくじゅう連山。これから天気は良くなるはずだ。
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7時2分、長者原を出発。ここの標高≒1030m。
「長者原8時40分発牧ノ戸行日田バス」もすこし頭をよぎったが、今日は自然歩道を歩くことにする。牧ノ戸まで3.6Kmほど。
ママは以前歩いているがじなしは初めてです。
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自然観察路という名の九州自然歩道へ入る。隣を県道11号(やまなみハイウエイ)が通る。沢音を聞きながら温泉硫黄臭の中を歩く。
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牧ノ戸温泉の県11号を横切って森へ入る。ここから牧ノ戸峠まで1.8km。
陽も射してきた。
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木漏れ日の散策路を気持ちよく歩く。
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誰がじなしへ落としたラブレターか? 落とし文(オトシブミ)発見。
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木道が現われると牧ノ戸は近い。
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牧ノ戸峠へ到着。8時13分。
急登もなく、標高差300mほどを意外と楽に登ってきた。
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ひと休みしたら出発。8時22分。
登山口標柱が新しくなっている。あのトーテムポールは何処へ・・・去年12月にはあった。
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いつもはきついコンクリート登りもウオーミングアップ十分で割りとスイスイ?で沓掛の肩へ。新しい寒暖計は14℃。
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沓掛を下りて緩やかな登りを進むと・・国東のH田さんと遭遇。今日は深夜1時出発の朝駆けですばらしい「焼け夜明」?を楽しまれたあとのお早い下山のようだ。
H田さんと話をしていると・・・後ろから追いついた女性から「じなしさんですか?」と言われたので、すぐになおさんとわかる!
実はなおさんには少し前にくじゅうのバイカツツジ情報を教えてもらっていたのだ。

なおさんから、Sanpoさん達も今日は朝駆けで今こちらへ下山中らしいと聞く。
その後、扇ヶ鼻分岐手前でSanpoさん、Ryonaさん、Yumiさんと出会う。
なおさん、Sanpoさんは以前からのブログ山友でしたがみなさんと会うのは初めてでした。

なおさん →赤毛日記
Sanpoさん →くじゅうを山歩
Ryonaさん →くじゅう連山のひよっこ
Yumiさん →ららら山びより♪

みなさんから花情報など教えていただいてお別れする。
青空に巻雲が美しい。
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久住町側から湧きたつガスが北からの風に押し戻されて久住山はグッドピラミダル。
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登る人、下る人、相変わらずくじゅうはたくさんの登山者で賑わう。
避難小屋先で昼ごはん。
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ひと休みして出発。11時。
久住分れから北千里浜へ下りる。
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北千里浜から見る硫黄山の噴火。今日はやや活発か?
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すがもり越分岐を過ぎる。
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猿岩を見てガレ場の急坂を下ると目に入る坊がつる湿原の緑が濃い。
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法華院山荘で一休み。
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坊がつるは3週ぶり。
標高1230mの盆地状湿原はラムサール条約(国際的に重要な湿原に関する条約)に登録されている。環境保全のためにボランティアによる野焼きなどが行われる。
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分岐を雨ケ池へ。
一部に傷みの激しい登山路を通って雨ケ池へ着く。
ここでじなしの町に30年ほど前に住んだことがあるYさんと遭遇。
何と、YさんはSanpo さんとも山友のようだ。
YさんHP → 九重連山を歩く

これからこの湿地帯ではノハナショウブやヤマラッキョなどの大群落が見られるだろう。
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タデ原へ向かって樹林帯を下る。久しぶりに歩くと距離を感じる。
やっと?タデ原湿原へ着く。
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無事に周回を終えて長者原駐車場へゴール。15時ちょうど。
8時間、16Kmほどのくじゅう周遊花めぐりでした。
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初めてピークを目指さない九重歩きでしたが、梅雨晴れにたくさんの花々と出会えた。
1年前から気になっていたバイカツツジにも出会えて感動。ショウキラン、ヤマオダマキはまさに旬の勢いがあった。

なおさん、Sanpoさん、Ryonaさん、Yumiさん、ありがとうございました。
みなさんと出会えてとてもうれしかったです。朝駆けは少し苦手ですが^^;これからもよろしくお願いします。

長者原7:02→8:13牧ノ戸8:22→10:38久住分れ下避難小屋(昼食)11:00→
11:03久住分れ→11:42すがもり越下→12:27法華院山荘→13:35雨ケ池→
14:55タデ原湿原→15:04長者原 ※8時間ほどで周回
(途中休憩も多々あり)
(GPSマップ)
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今日の花たち 056.gif ~

バイカツツジ(梅花躑躅)
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ショウキラン(鐘馗蘭)
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ヤマオダマキ
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シモツケ
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コケモモ
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ベニドウダン
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ミヤマキリシマ(まだきれい!)
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シライトソウ
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イブキトラノオ
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ヤマアジサイ
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オカトラノオ
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ノハナショウブ
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# by jinashi | 2015-06-29 17:09 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(15)

山友の山友は山友だ!~弟見山のササユリ 2015.6.21(日)

山口の山友・のんびり夫婦さんと弟見山へササユリ探訪に出かけた。

1年前、のんびり夫婦さんHPで林床に咲くササユリ群落を知り、来年はぜひ行ってみようとカレンダーに山名を入れた。
花季も近づいたのでのんびり夫婦さんへ計画を伝えて状況を聞いたところ、ご一緒してくれることとなった。(感謝)
タイムリーなことに・・12日に届いたばかりの季刊誌「のぼろ Vol.9」(2015夏号)に昨年の弟見山とのんびりさん夫婦のことが載せられている。

 弟見山(おととみやま・1085.3m)  ~山口百名山

早朝に出発。東九州道~九州道~中国道・鹿野インターを出てR315を北上し9時に柚子木温泉近くのJAでお二人と合流する。
柚木から県123を山へ向かって登って行くと登山口となる県境の仏峠へ着く。
仏峠はすでに車が溢れ、手前の少し広くなった道路脇へ駐車する。
みなさんササユリ目当て・・・山雑誌「のぼろ」の宣伝力大なり!
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準備をして登山口へ。9時25分。ここの標高≒650m。
登山口の標識「クマ注意!!」にドキリ。 ・・ここは九州ではなかった。
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取り付きからいきなりの急登。
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のんびり夫婦さんのクマ除け鈴の音を聞きながら左植林帯、右自然林の登山路をすすむ。昨夜の雨?ですこし滑りやすいところも・・・。
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急登を何度も繰り返して高度を上げて行く。
中国山地上空まで寒気が降りてきて不安定な予報だったが・・今日一日天気も良さそうだ。
見ごろのヤマツツジにも陽が射す。
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例によってママのスローペースが始まる。
後続の登山者に道を譲るとのんびり夫婦さんお知り合いの方が・・。
左島根県、右は山口県。自然林の雰囲気の良い県境尾根登山路となる。
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お初のササユリと出会う。
7年前に行縢山(むかばきやま)で初めて出会って以来のササユリだ。
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下ってきたご夫婦がのんびりパパさんに声をかける。
お話を聞いているとじなしも良く知るブログ「ゆたーと歩こう♪」のkyon&amiさんご夫婦でした。
kyon&amiさんブログは九州百名山&屋久島登山でよく見させていただきました。帰ってのぞかせてもらうと・・7日の北大船、14日英彦山、そしてこの日の弟見山と3週連続で同じお山でした。そしてなんと7日北大船では画像にじなし&ママも写っていてビックリでした^^;
kyon&amiさんご夫婦。
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山頂手前はササユリロード(のんびりパパさんによる)のはずだが、ん?・・・少しさみしい感じ?
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10人ほどがくつろいでいる山頂へ着く。11時31分。何ともゆっくり目。
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とりあえず山頂写真。(撮っていただいた男性による芸術画像?背後の緑を大胆に取り入れてくれました)
山頂寒暖計は13℃。
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山頂に咲く美人姉妹。この界隈ナンバーワン!
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終盤ですがドウダンもいい色です。
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すこし先の展望所へ向かう。途中にもボチボチ。
登山者によると例年の4分の1の不作だそうです。
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展望所に出る。
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あっ!higetiasさん&ママさんだ! 
6日に田原山でご一緒したばかり。
九州から遠く?離れたこの山で・・お互いビックリでした。(考えることは同じ?)
higetiasさん&ママさんは莇ケ岳(あざみがだけ)から縦走してきたそうです。(元気良し!)
エルちゃんとはお初にお目にかかります^^
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弟見山展望所から南に望む(弟の)莇ケ岳。
つまり弟見山は莇ケ岳の兄ということになる。登ってきた途中のピークにも(もう一つ弟の)兄見山があるが・・・。
縦走も結構大変そう・・。1時間30分ぐらいだそうです。
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周りに山々が連なる。このどこかに熊も住んでいるのか?
南西に見える山々。
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昼ごはんをいただいていると反対側から登り着いた男性と女性がのんびり夫婦さんと「えぇ~」とビックリ出会いのようです。
のんびり夫婦さん山友のRyuさんとpuniさんでした。
この日は次々と山友が出会うふしぎな?弟見山でした。
縁あってこの山へ登って来た山友たち・・・。(higetiasさん画像)
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いちばん左がhigetiasさんご夫婦&エルちゃん→higetiasのエンジョイ・ライフ
次がじなし&ママ
その次がのんびり夫婦さん→のんびり夫婦の山歩き
のんびり夫婦のママさん隣の女性がpuniさん→puniの山登り&歴探ぷにプニ日記。
一番右の男性がRyuさん→Ryuの散歩道
 
みなさんとお別れして・・下山開始は13時すぎ。1時間半ほどののんびり山頂出会いタイムでした。
木漏れ日の中、タコブナ(のんびりパパさんから教えてもらった^^ )の木の横を下っていく。
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何とか滑らず無事に下山。14時26分。
県境を車へ戻る。
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のんびり夫婦さん、いろいろとお心遣いをありがとうございました。
出会った山友のみなさん、これからもよろしくお願いします。

(GPSマップ)
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# by jinashi | 2015-06-23 08:54 | 中国地方の山 | Comments(18)

オオヤマレンゲに賑わう英彦山 2015.6.14(日)

くじゅうミヤマキリシマがピークを過ぎるとその後はオオヤマレンゲの花暦。
去年はくじゅう猟師岳を周回して白雪姫とご対面したので今年は英彦山へ出会いに行こう・・・。

 英彦山(ひこさん・1200m)  ~5回目

9時に高住神社駐車場へ着くと登山者が次々と山へ入って行く。
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ここからは去年の3月以来。
出発は9時23分。ここの標高≒790m。
鳥居から階段を登る。
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句碑 「橡の実の落ちつくしたる静かさに」~松養風袋子
高住神社宮司を務められていた松養榮系氏が詠んだ句。
(英彦山参道にある松養坊の松養さんがその家系を継がれる方で、現在英彦山観光ガイドをされている。以前、ガイド研修で大変お世話になった。)
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高住神社の天狗杉。左先の大木が橡(とち)の木か?
高住神社は豊前坊ともいわれた五穀豊作、牛馬安全、鎮火の神様。
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朴ノ木の大葉も今が元気一番。
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登山者と前後して逆鉾岩の下を登る。
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シオジ林を進む。
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急こう配の石坂をジグザグに登るとオオヤマレンゲの下へ。
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この(木の)オオヤマレンゲは8年ほど前じなしが初めて出会った「森の白雪姫」だ。
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木段を過ぎて北岳の肩を登ると古い「がんばれ中高年」穴井プレートを発見。
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北岳山頂下の丘から中岳、南岳を望む。
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北岳をスルーして中岳との鞍部へ下りる。
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そこで出会った女性からエゴの木の若葉が「落し文」に使われることを聞く。
句歴15年で「落し文」の句はひとつも詠まなかった。
ミノムシみたいなもので秋冬の季語だと思っていたが、オトシブミという昆虫が木の葉で作るゆりかごみたいなもので夏の季語だと知る。
教えていただいた女性。(後姿を失礼しました) ご教示ありがとうございましたm(__)m
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中岳への岩場をひと頑張り。
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タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)
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中岳へ登頂。11時32分。
いつもの標識で山頂写真。
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ベンチが開いたので質素倹約ランチ。今日は登山者も多い。
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山頂広場の北にあるヒコサンヒメシャラ。
すこし紅をさしている。
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木の廻りの落花。
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ツルアジサイ
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12時5分に下山開始。枯木オブジェの北西尾根を下る。
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紅ドウダン
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観察路に出合ってスキー場へ下っていく。
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スキー場へ下りて来た。13時7分。
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英彦山青年の家前にある山頭火句碑。 「すべってころんで山がひっそり」
 滑りこけたあと照れた山頭火があたりを見まわしたようすが目に浮かぶようだ。
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タイムスリップしたような旧街(参)道を戻る。
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高住神社(豊前坊)へゴール。13時32分。
天気もまずまずで久々に4時間ほどの英彦山周遊を楽しんだ。


(GPSマップ)
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 毛谷村六助の墓

帰路に山国町槻木(つきのき)の「毛谷村六助の墓」に立ち寄る。
毛谷村集落は空き家が多いようだ。
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毛谷村六助は、父母が子宝に恵まれず、英彦山の豊前坊(高住神社)に祈願して授かった子であると伝えられ、七月六日(七夕の前日)に生まれたので六助と名づけられた。親孝行でよく働き家計を助けていたといわれている。成人した六助は、太閤秀吉の前で角力をとり、三十七人抜きをするほどの怪力であった。やがて、加藤清正の家臣にとりたてられ、名を木田孫兵衛と改めた。そして、朝鮮出兵(文禄の役)の戦場では、至るところで一番槍の功名を馳せたことで知られている。また、六助の名が一躍人々に知られる事となったのは、大阪での歌舞伎上演(天明年間)「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」である。これは、恩師吉岡一味斉(よしおかいちみさい)仇微塵弾正(かたきみじんだんじょう)を、恩師の娘お園の助太刀をして討つ物語として、あまりにも有名である。大正時代には映画化もされた。
六助は、この地「毛谷村」で青年時代までを過ごし、諸説もあるが享年六十二歳で、この地に埋葬されたと伝えられている。(山国町教育委員会)

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山国町守実の豆腐店「卯の花」でおぼろ豆腐(1つ210円?)を仕入れる。
店主はじなしの長男の高校時代卓球部の仲間。

「やすらぎの郷やまくに」温泉(400円)でひと風呂浴びて帰路に・・・
# by jinashi | 2015-06-15 17:27 | 福岡県の山歩き | Comments(13)

北大船ミヤマキリシマ登山会 2015.6.7(日)

今日はくじゅうの山開き。ミヤマキリシマが開花のピークを迎える頃だ。
去年は平治岳~北大船山ですばらしい花園を満喫した。
すごいぞ!くじゅうのミヤマキリシマ~平治岳から北大船山 2014・6・8(日)

今年で5回目となる二郷山友会ミヤマキリシマ登山会は吉部~平治の尾~平治~北大船ルートを計画する。
ところが・・事前の山友情報によると平治は虫害で無残な状態らしく、今回は坊がつるから北大船を周回することにした。

 北大船山(きたたいせんざん・1706m)  ~5回目

4時に集合出発。大田でMさんを拾って10人組は湯布院やまなみ経由で吉部へ向かう。
蛇越展望所からみる由布院の朝霧。
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吉部300円駐車場に到着。(以前はこの時期1000円パーキングだけだった?)
前日に連絡しあった日田Uさんご夫婦と合流する。
用紙に車ナンバーを書いて300円といっしょに竹ポンポコへ入れる。

準備をして12名パーティーは6時50分に出発。ここの標高≒940m。
鳴子川の橋を渡り青いゲートから登山路へ入る。緑が目に溢れる。
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大船林道へ出る。
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林道を歩いて坊がつるへ。
標高1200mほどの湿原盆地でラムサール条約に登録されている。春には野焼きが行われる。
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たくさんのテントであふれる坊がつるで一休み。8時55分。
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2組に分かれて標高差450mほどを段原へと登って行く。
途中から見える立中山や白口岳方向。手前は鉢窪湿地帯?で筑後川源流。
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段原へ到着。10時50分。毎度おなじみ国東H田さん(吉部の林道で車を確認)と合流。
後続部隊も到着して・・早めの昼ごはんタイム。
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大船山ピストン組のご帰還を待って北大船へ。途中から振り返る大船山方向。
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池の向うに由布岳。
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肝心のミヤマキリシマの開花は・・・去年に比べてイマイチの感・・・。
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先の雨で大きくなった池前で記念のショット。
(M本さん提供画像)
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大戸越(うとんごし)へ下っていく。
北大船の肩から望む平治岳。う~ん・・ピンクが少ない!
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途中にあるオオヤマレンゲの蕾。もうすぐ・・
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大戸越に着く。ピンクが無い。
しゃくとりにやられて無残。来春に葉が出るのだろうか?
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坊がつるへと下って行く。
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朝の坊がつるへ。天気も下りぎみ・・。
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暮雨の滝を通り、最後の標高差100mほどの一気下りは滑らないよう気をつけて・・無事に全員下山。
ちょうど16時。9時間ほどのくじゅう花周遊でした。
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 牧場の湯でリフレッシュ。
 帰ってからの反省会もまた楽しからずや・・・

(GPSマップ)
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# by jinashi | 2015-06-10 13:17 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(14)

田原山イワギリソウ鑑賞ツアー 2015.6.6(土)

6月2日午後、福岡管区気象台は「九州北部が梅雨入りしたと見られる」と発表した。平年より3日早く、昨年と同日の梅雨入りとなるが・・早速今日(明日も?)は梅雨の中休み。

数日前に信ちゃんから「土曜日に田原山イワギリソウツアー?へ行くよ」と言われて参加する。(去年は1周遅れの14日にひとり登山で鑑賞している)
どなたが参加されるのか知らないまま妙善坊登山口へ到着すると、皆さん準備万端で待っていてくれる。しかも下山場所(熊野磨崖仏駐車場)への車の移動も済ませていただいていた。 
一番近いじなしが最後だったのだ<(_ _)>

 田原山(たわらやま・542m)  九州百名山~5回目

本日の参加者~
信ちゃん&俊ちゃんミラさん&tetu1さんひとすじさん&山ふたすじさん higetiasさん&mamatias さんうすきさん山帽子さん、本日テン泊のペアさん?、じなしの13名。

それぞれ自己紹介をして出発。8時58分。ここの標高≒300m。
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伐採地へ出る。この景色になって数年になるが依然植樹の気配はない。
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ヘビイチゴを見ていつも思い出す一句~
    ふるさとの沼のにほいや蛇苺(水原秋櫻子)
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教えてもらったヤブムラサキ。
ああだこうだと・・皆さんお花に詳しい方ばかり。
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谷奥へと登っていく。
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雫石で一休して急登を尾根へ上がる。
華岳~西叡山方向。今日はまずまずの透明度だ。
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下ってヤセ尾根を登り返して八方ヶ岳から全方位の景色を楽しむ。
左より別府湾~高崎山~鹿鳴越連山~由布鶴見は雲の中。右の町は中山香。
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杵築市大田の谷の向うに国東半島の山々。
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垂直下りでイワギリソウを数株発見。以前より少ない?
鎖場を登り返して大観峰へ。
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大観峰が田原山の山頂だ。10時14分。
信ちゃんツアー御一行様の山頂ショット。
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グリップ(ステップ)付垂直岩場を登って股覗き岩へ上がるとやせ尾根ルートとなる。
(股覗き岩については今回は省略)
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無名岩下にイワギリソウ群生あり。
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無名岩でランチを終えて熊野神社へ向かう。
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通行料200円也の分岐点。
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熊野神社へ到着。
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熊野磨崖仏(不動明王&大日如来)を見学~鬼が一夜で築いた石段を下り、200円の出場料?を払って駐車場へゴールイン。12時41分。

みなさん、お疲れ様でした。
これからもよろしくお願いします。

(GPSマップ)
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# by jinashi | 2015-06-09 11:45 | 国東半島山ガイド60座 | Comments(10)