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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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執念に負けて顔を見せた田原山のチャボツメレンゲ  2015.9.29(火)

豊津の信ちゃんから田原山(鋸山)に咲くチャボツメレンゲ探索登山に誘っていただいた。

チャボツメレンゲは辻本さんHPうすきさんブログで見てはいたが、「ふーん‥」という程度で何としても見に行かなければ~とは思わなかった。(そこがうすきさんと違うところ(^^;)

 田原山(542m) 鋸山とも ~ 九州百名山・6回目

9時前に妙善坊登山口に集合。今日は信ちゃん&俊ちゃんそして山口・弟見山以来となるhigetiasさんとじなしの4人パーティー。

駐車場出発は9時05分。今日はGARMINを忘れてきたようだ。
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夏草の茂る登山路の分岐を囲観音へ向かう。
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囲観音にお参りして無名岩方向へ。
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うすきさんブログでは「岩峰の登り降りを数度繰り返し、再び岩峰を登ろうとすると右手に白いものが見えた。よく見ると”チャボツメレンゲ”であることが分かった・・・」と書かれている。
無名岩よこから尾根へ上がって4人の八つ目で探しながら東の「股覗き岩」方向へ進む。
何度も登り降りを繰り返しながら見つけるが・・・。
難所をクリアするhigetiasさん。
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なかなか見つからず八方岳から大観望までたどり着いた。10時45分。
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途中で(信ちゃんが)見つけたツメレンゲ。
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大観望では風もなく気温も上がってきた。
じなしが「また来年でも探しに来ますか‥」とつぶやくと・・信ちゃんが「戻って探す!」と言って八方岳へとUターンして歩き始める。
3人は黙ってついて行く。
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岩場を慎重に探しながら無名岩方向へ進む。向うのお山は烏帽子岳、華岳、西叡山・・。
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しばらくすると「あったぁ~~~」 と前方で信ちゃんの声が!
これがチャボツメレンゲかぁー・・・。こんなところにあったのかぁー・・・
少し高い位置で撮りにくいところに咲いている。よく見ないと分かりません!
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鋸山ともいわれるこの稜線をピストンした疲れも吹っ飛ぶ発見で、嬉しい笑顔がはじけました。
ほかにも何かお宝はないか?? 探しながらの下山です。
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下山は12時03分。3時間にわたる大捜査隊劇でした。
駐車場のイスで昼食。平日なのに駐車場は満車状態でした。
大分からのグループが無名岩を下りているのが見えた。
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このあと中山仙境へ。


ツルニンジン
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ヤブマメ?
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# by jinashi | 2015-09-30 15:57 | 国東半島山ガイド60座 | Comments(5)

くじゅう中岳と遭難慰霊碑  2015.9.27(日)

8月2日にはくじゅう御池上の高台にある遭難慰霊碑前で行われたくじゅう慰霊祭に参加した。最近になってその慰霊碑が倒れていることを聞いた。8月25日に熊本に上陸した台風15号によるものと思われる。
今日は慰霊碑の様子見がてらにくじゅうを登る。

 天狗ヶ城(1780m) ~ 9回目
 中岳(1791m)  ~ 14回目 

8時すぎにうっすらと霧に包まれた牧ノ戸駐車場に着くと奥まで満車で、手前の道路脇に停める。
登山口では九重町役場職員の方たちが安全登山を呼びかける啓発文書を配布していた。
そうだ・・今日は御嶽山噴火からちょうど1年なのだ。
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いきなり辛いコンクリート道をゆっくりと登って沓掛山の肩へ上がる。
ガスっているが・・これから天気は良くなる予報だ。
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ブロッコリーの丘に着くと陽も射してきて視界も良くなってきた。
それにしてもブロッコリーの根元が寂しくなってきた。
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星生山山腹も色付く気配を感じる。
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西千里浜をリンドウを愛でながらブラブラ歩いていると、さんぽさん、なおさん、RYONAさん等朝駆け隊のみなさんと出会う。今日の夜明けは朝霧が流れて良い雰囲気だったようだ。
お別れした後星生山に向かって何を見ているのでしょう?
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星生崎ではまたガスが湧いてきた。
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今日は登山者も多い。
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天狗を直登する。
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エメラルド色の御池。むこうに慰霊碑の丘。
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山頂脇で昼食のあと中岳へ向かう・・・
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中岳山頂から御池方向。
ガスは晴れそうにない。
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中岳を下りて慰霊碑の丘へ向かう。
イタドリも黄葉を急ぐ。
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池の小屋から丘へ上がると倒れた慰霊碑が見えてきた。
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倒れた慰霊碑。後ろの壁でも守れないほどの強風だったのだろう。
日本山岳会東九州支部〈加藤英彦会長)では10月に復旧作業を行うことにしているようだ。
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ガスが晴れないまま・・下山とする。
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扇ヶ鼻分岐では早くもドウダンの紅葉が・・・。
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ヤマラッキョウ
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今が盛りのリンドウ
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アキノキリンソウ
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フクオウソウ
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ミヤマキリシマ狂い花
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牧ノ戸登山口8:31→11:16天狗ヶ城(昼食)→12:03中岳→12:34慰霊碑→14:32牧ノ戸
(GPSマップ)
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# by jinashi | 2015-09-30 11:37 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(6)

中国地方の名山~三瓶山を周遊  2015.9.21(月・祝)

西の原Pで目覚めると10台ほどが車中泊していた。
公園・トイレもきれいで前に聳える三瓶山の景色も素晴らしい。
定めの松と男三瓶山、右に子三瓶山。(前日夕方の画像)
ここは大山隠岐国立公園。
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 三瓶山男三瓶山(おさんべさん・1126m) ~日本二百名山

三瓶山をどのコースで周回するのがよいか~ とマップを見ながらしばし考えた。 結論は、総合的に?判断して東の原から(このところ足がつりやすい)ママをリフトで登らせることとする。(のんびり夫婦さんアドバイスあり)

リフト始発時間まで時間があるので、近くの浮布池へ。
説明板由緒によると~
白鳳十三年(684年)十月、大地震により佐比賣山(三瓶山の古名)の西崖崩れ落ち忌部の里を埋づめて浮布池が生まれた。この時、三つの瓶が飛び出て、一は川合町に鎮座の石見一宮・物部神社池内に、二の瓶はこの池の東部亀隠に沈んだ。・・・云々  と三つの瓶の話が書かれている。
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東の原へ(北の原経由で)向かう。
途中の多目的広場から見る男三瓶山。
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東の原駐車場へ着く。三瓶観光リフトと女三瓶山(アンテナの山)を見上げる。
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ママを始発のリフトに乗せ、1人先登りして山頂駅で合流することにして出発。登山口手前のリフト乗り場を通ると、何と、もう乗れるようだ。(HPでは8時30分始発となっている)
~ということで?二人仲良くのリフト登山となったのです(^^;)
8時2分。ここの標高≒580m。
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全長856m、標高差255mを10分で山頂駅に到着。これは楽ちん^^ 大人片道460円。
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山頂駅からすぐの大平山展望台から三瓶山全容を見る。素晴らしい!
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今日は反時計回りで周回しよう。コースを目で追いかけてみる。
主峰・男三瓶山と右に女三瓶山(めさんべさん)。
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正面に子三瓶山(こさんべさん)と左に孫三瓶山(まごさんべさん)。
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大平山山頂。
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女三瓶山へ向かう。
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ジグザグに登ってたくさんのTV中継塔が立つ女三瓶山へ。
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リフトで後から登って来たおじいさんは84歳!福岡柳川からはるばる一人で登りに来た。三瓶山は2度目。今回が最後の登山?という・・。
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尾根伝いに男三瓶山へ向かう。
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ヤマハッカ
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兜山の岩場を越える。
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ユートピア手前のザレ場を登る。
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犬戻しあたりの難所。むこうに女三瓶山。
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山頂が見えてきた。
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直下の山頂(避難)小屋。
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広い山頂に到着。9時55分。一等三角点あり。
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出雲大社、日御碕方向。出雲ドームも見える。
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山頂写真。
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室の内と呼ばれるかつての火口にある室内池。
周りの三瓶山は火口周りの溶岩円頂丘といわれる。
三瓶山は2003年(平成15年)の活火山の定義見直しで活火山に指定されている。
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山頂に咲くトモエシオガマ。
360度絶景を楽しみながらの昼食。
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次々と上ってくる登山者で山頂は大賑わい。何と、女三瓶山まで一緒だった84歳柳川おじいさんも山頂へ登り着いた! これから子三瓶~孫三瓶と周回するという。
ひと休みしたら子三瓶山へ向かう。 
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ツリガネニンジン
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キュウシュウコゴメグサ
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扇沢分れに向かって標高差260mほどを一気に下っていく。むこうに子三瓶山と(右)孫三瓶山(左)。
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激下りをやり過ごして扇沢分岐へ着く。西の原と室内池への分岐。
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一休みしたら子三瓶山へ向かう。
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振り返って見る男三瓶山の激下り場。
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ひと登りで子三瓶山へ上がりつく。
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折り返して孫三瓶山へ向かう。
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フシグロ
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孫三瓶山へ向かって標高差150mほどを下る。
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下ってきた子三瓶山を返り見る。
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フシグロセンノウ
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今度は鞍部から標高100mほど登り返すと孫三瓶山へ着く。
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休まずに先へ(大平山)向かう。
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気持ち良い周回道。
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奥の湯峠から緩やかに登り返して大平山で周遊の線を繋ぐ。
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あとは下るだけ。リフト山頂駅近くから東の原を見下ろす。
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牛のバクダンに注意しながら・・・リフト麓駅へ無事に下山。
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累積標高差1000mほどの厳しい登りやアップダウンもあったが、景色の素晴らしさや花々に癒されて特に疲れも感じず周回することが出来た。
さすが日本二百名山たる山であった。  
BSNHK「グレートトラバース2~日本二百名山一筆書き踏破」で田中陽気も間もなくこの山を登るのだろう。
それにしても84歳柳川おじいさんは男三瓶山から厳しい下りをやり過ごして無事周回下山できたのだろうか?


東の原リフト麓駅8:03→(三瓶観光リフト)→8:13山頂駅→8:17太平山→8:47女三瓶山→9:55男三瓶山10:22→11:02扇沢分れ→11:40小三瓶山→12:18孫三瓶山→12:37奥の湯峠→12:58太平山→13:05リフト山頂駅横→13:34東の原へ下山。
 
(GPSマップ)
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下山後、昨日は入れなかった国民宿舎さんべ荘の温泉へ。立ち寄り湯500円。
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帰路は江の川沿いに江津へ出て→浜田→益田→津和野と長~いR9を山口へ。
山口から中国道→九州道→R10→R213で帰着は23時。
2日間の走行距離≒1000Kmでした。 ふぅ~・・・
# by jinashi | 2015-09-26 10:07 | 中国地方の山 | Comments(8)

中国山地の二山を登る ②吾妻山 2015.9.20(日)

道後山を下山したらすぐに吾妻山に向かう。
ナビをセットしたらすごい山道へ入りこんだ。R183の芸備線比婆山駅近くから県254→255とくねくねと狭い道を緊張しながら走り、比婆山古道入口を横目に「休暇村吾妻山ロッジ」には1時間ほどで到着。満車の駐車場からちょうど1台が出て行った。 ここは広島県庄原市比和町。

 吾妻山(あずまやま・1239m)   日本三百名山

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が比婆山に眠る妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を「ああ、吾が妻よ」と山頂に立って生前を偲んだことが山名の由来とされている。(wikipedia)

吾妻山へはロッジ横から入る。12時41分。ここの標高≒1000m。
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広い草原へ出る。
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足元にはマツムシソウやウメバチソウなどが咲き乱れる。
正面の小さな丘を「小坊主」というらしい。
小さな池の横を通ると睡蓮が咲いていた。
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山体へ近づくとすこしづつ勾配が増してくる。
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鋭角に登り返してベンチで一休み。山頂は近い。
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頂上が見えてきた。
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山頂にたくさんの登山者たち。
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下方にスタートした休暇村ロッジあたり
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比婆山方向。下の広い平原は大膳原。
烏帽子から比婆山御陵までをピストン出来そうだ。
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伯耆大山は霞んで見えないようだ・・・
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山頂写真
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下山は遠くの景色を楽しみながら南尾根を下る。
足元にはトリカブトやヤマラッキョウの花々が・・・
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森へ入る。
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キャンプ場へ出て進路不明に・・。
池の横を歩いて何とか駐車場へゴール。けっこう遠回りした感じ。
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道後山とほぼ同じ種類の秋の花々がたくさん咲き乱れていた。(なので花画像は省略)
子ども連れでも楽しく登れる展望の良いハイキングの山でした。


 ロッジ駐車場出発12:40→13:31吾妻山13:47→(南尾根)→14:31駐車場
  ※下山のキャンプ場あたりで進路不明に・・

(GPSマップ)
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吾妻山下山後は島根県石見の三瓶山へ向かう。
R432→高野→(松江道)→雲南吉田→三瓶温泉に到着したのは16時過ぎ。
国民宿舎「さんべ荘」の立ち寄り湯利用時間を過ぎていたのですぐ下の「鶴の湯」へ。
狭い湯船にイモ洗い状態だったが・・長湯温泉御前湯のようないいにごり湯だった。大人300円。
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近くの食堂「きつ川」でジンギスカンの夕食。
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西の原駐車場へ移動して車中泊。
# by jinashi | 2015-09-24 00:28 | 中国地方の山 | Comments(6)

中国山地の二山を登る ①道後山 2015.9.20(日)

「シルバーウイーク=SW」という言葉は2009年ごろから旅行業者などがGWに対して使われるようになったようだが、5連休となった今年から一般に定着したように思う。そのSWに計画した三瓶山登山の前にのんびり夫婦さん(山口の山友)に教えてもらった備後国(広島県)の道後山と吾妻山を〈ついで登山〉で登る。
一帯は比婆道後帝釈国定公園に指定されている。

 道後山(どうごやま・1268.9m) 日本三百名山

土曜日夕方から出かけて東九州道椎田IC~中国道を走り、安佐SAで車中泊。
翌朝、庄原ICを出てR183を通って道後山高原スキー場へ。さらに上へ進んで登山口のある月見ヶ丘駐車場へ到着。5~6台先客あり。
雲のかかった山はこれから登る岩桶山。
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出発は9時4分。ここの標高≒1070m。
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森へ入る。
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爽やかな朝の山道。
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東屋を過ぎて間もなくの分岐は左折してまずは岩脇山へ。
ひと登りで樹林帯をぬけると景色が広がる。左は猫山(1195m)? 右下に月見ヶ丘駐車場。
このあたりからたくさんの秋の花々が迎えてくれる。
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ススキ原を進む。
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岩桶山(いわおけやま)の山頂へ。
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後は道後山。
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道後山へ向かう。左(北)鳥取、右は広島の気持ち良い県境草原歩き。
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岩桶山(左)を返り見る。
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山頂へ続くなだらかな道。左から(北寄り)の風はすこし寒いほど。
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広~い山頂に到着。
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360度のパノラマ展望だが・・伯耆大山はどの辺りだろう?
南の下方に見える小さな池は大池というらしい・・・。
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昼食をすませて下山開始。
岩桶山から次々と登山者が下ってくる。団体さんほか多くの登山者とすれ違う。
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分岐を左のトラバース道へ。
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木漏れ日のトラバース道歩き。
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下山すると駐車場は満車以上?でした。
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草原の岩桶山・道後山は田中澄江さんの「新・花の百名山」に選ばれていて、まさに花の宝庫でした。


ツリフネソウ
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アキチョウジ
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ミゾソバ
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キバナアキギリ
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フウロ
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トリカブト
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ヤマラッキョウ
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リンドウ
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マツムシソウ
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ウメバチソウ
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センブリ
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ヤマシロギク
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月見ヶ丘駐車場9:04→9:57岩桶山→10:23道後山(昼食)10:43→(トラバース道)→11:26駐車場 
※ゆっくり花めぐりタイムです。
(GPSマップ)
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# by jinashi | 2015-09-22 21:20 | 中国地方の山 | Comments(6)