カテゴリ:福岡県の山歩き( 38 )

平尾台茶ケ床園地~  水晶山~

 平尾台~梅雨のさがし
 3週連続して雨の日曜日となる。
今日は皆さんとくじゅうミヤマキリシマ登山会を予定していたのだがこの天気ではと前日に中止を決める。
天気予報をよく見ると梅雨前線は九州南部に下がりぎみで、もしかすると北部の方は雨が落ちてこないのではないか・・・と勝手な解釈をして行橋から平尾台へと向かう。すこし小雨がぱらついてきた県道28号をクネクネ上って行くと霧が立ちこめたカルスト台地へ上がり着く。茶ケ床園地につくと2台の車が入山の準備をしている。好きな人もいるものだ。057.gif ・・・雨具をつけて先客に続く。

登山口から舗装散策路を歩き始める。10時30分。
a0166196_17161944.jpg

熟れたサクランボのトンネルを潜りぬけると飛び込んでくるはずの羊の群れ(カルスト羊群原)は霧の中だ。
中峠からまっすぐに進むのははじめてのコースとなる。霧が切れて少しの間右下に広谷湿原が広がる。左右の草むらに梅雨の花を探して歩いていく。広谷台への取り付きを過ぎてNTTの大きな鉄塔よこからやっと山道らしくなる。
a0166196_1734189.jpg

貫山と水晶山の分岐へ上がりつく。右に水晶山方向の鞍部へと下っていくと雨が一段と強くなってきた。傘を持ってこなかったのでカメラも濡れてきた。ここで撤退を決める。
a0166196_17173547.jpg

往路を歩いて茶ケ床園地へ戻る。12時10分。歩数≒8000歩。


                   ソクシンラン(束心蘭)                   
a0166196_17184624.jpg

                  オカトラノオ(丘虎の尾)
a0166196_17194656.jpg

                   ウツボクサ(靫草)
a0166196_17203588.jpg

                   カキラン(柿蘭)
a0166196_1721772.jpg

                    シラン(紫蘭)
a0166196_17213738.jpg

                 アソノコギリソウ(阿蘇鋸草)
a0166196_1722113.jpg

                  ヤマツツジ(山躑躅)
a0166196_17361957.jpg

                   野ぐるみの実 
a0166196_17235290.jpg

        象にみえませんか?(本当の象岩は別の所にあるらしい)
a0166196_17244394.jpg

by jinashi | 2011-06-21 17:27 | 福岡県の山歩き | Comments(0)

豊前市求菩提山犬ケ岳登山口

犬ケ岳(いぬがだけ・ 1131m)   九州100名山・2回目 
  ママの大分100山~96座目

2006年の5月、当時の耶馬溪町が主催する「第17回犬ケ岳シャクナゲ鑑賞登山会」に二人で参加した。山頂直下でママは足が痙攣して遭えなくリタイヤしたのだ。先に山頂に登りついたじなしは弁当を持ったママが到着するのをしばらく待っていた002.gif。   いつかはリベンジと思っていたのだが…今回は豊前市側から登る。
今日はきのうに引き続いての小春日和になりそうだ。麓に見納めの紅葉も期待して求菩提山へ向かう。

県道32号の中谷付近から見る右の求菩提山と左犬ケ岳。
a0166196_18562443.jpg

トイレのきれいな登山口駐車場をスタートする。8時9分。ここは標高420m。
一匹の大きな犬が迎えてくれる。ヤマメ料理屋の横からミツマタのつぼみが膨らむ林道へと入る。
a0166196_1858489.jpg

石段の遺構が残る杉林を行く。ここは九州自然歩道。
a0166196_2236326.jpg

落葉の降り積む石ゴトの斜面をゆるやかに登る。
a0166196_1942329.jpg

渓流に架かる木橋を渡りいよいよ恐淵へと入る。
a0166196_195782.jpg

沢に架かった鎖場。摑まらなくてもそばを渡れます。(水量が増したときに助かるのだろう)
a0166196_1971611.jpg

段々をきざんだきれいな滝が落ちている。名前はついていないのだろうか。
a0166196_1984862.jpg

右下は深い渓谷。鎖に摑まってトラバース。
a0166196_19104464.jpg

経読林道へ出合う。
a0166196_19113566.jpg

右方へ林道をしばらく歩いて再度左の山道へとはいる。
枯れたネジキの大木の横を通り抜けひと登りで大竿峠へ上がりつく。
a0166196_19151122.jpg

右へと一の岳に向かう。丸木階段の急坂を喘ぎながら上りあがるとフラットな枯木立の尾根道となる。
落葉のクッションを踏みしめながら歩く至福のひとときだ。これは登らなければ体験できない。
a0166196_191917.jpg

ひと登りで一の岳山頂に飛び出す。標高1110m。10時54分。直後に野峠よりおばさん団体がガヤガヤと上がり着く。
a0166196_19195689.jpg

すぐ先には英彦山や鷹ノ巣山が。遠くにはくじゅう連山も望める。ここからは求菩提山へのコースが繋がる。すこし早い昼食とする。
a0166196_19213586.jpg

山頂で30分ほど休憩。大竿峠へと戻り犬ケ岳方面へと直進する。まもなく二の岳直下の急坂となる。
a0166196_1926192.jpg

二の岳山頂から先の一の岳山頂部を返り見る。
a0166196_21262720.jpg

ゆるやかにアップダウンしながら登っていくと石積みの非難小屋兼展望所が見えてきて三の岳(甕の尾ともいわれる)の犬ケ岳山頂に上がり着く。12時9分。標高1131m。3等三角点がある。
a0166196_19294037.jpg

山頂写真。2~3組がおしゃべりをしながらくつろいでいる。
a0166196_1931399.jpg

一休みして下山を始める。横長の山頂部をまっすぐ向こう側へと進み岩場の急坂を降りていく。
すぐ下は前回ママがギブアップしたところだ。
a0166196_19331064.jpg

釈迦岳辺りの筑紫石楠花のアーチを潜る。5月にはみごとに咲き乱れる。
a0166196_19341838.jpg

迂回道を下りて難所の笈吊岩を見上げる。前回は2箇所ある鎖の古い方に摑まって登ったのだが・・・危険なので今は使われていないのか、かなり荒れている。
a0166196_1937491.jpg

笈吊峠に着く。2年前に経読岳に登ったときにもここを通ったので3度目となる。
a0166196_19391655.jpg

ガレ場を下ると経読林道へ下りる。右へと「うぐいす谷」方向に落葉の林道を歩いて行く。
a0166196_19424533.jpg

左のうぐいす谷入口へと入り幼木の植林帯をぐんぐん急降下して沢を渡る。山道を下っていくと林道に繋がる。しばらく林道を歩くと左手に朝のヤマメ料理店が見えて来てまもなく駐車場へ戻り着く。14時27分。
a0166196_19481858.jpg

すこしママにはハードだったようだが天気にも恵まれて山頂に立つことができた。
これで帳面も消え、ママの大分100山はあと4座。

帰りに立ち寄った求菩提温泉「卜仙の郷」。400円で疲れを癒す。
a0166196_1952196.jpg

                     求菩提山の紅葉
a0166196_19525884.jpg

                    万年青(オモト)の実
a0166196_19532742.jpg

by jinashi | 2010-11-22 19:53 | 福岡県の山歩き | Comments(0)

福岡県上毛町 大入登山口

雁股山(かりまたやま・807m)  大分100山~2回目
 犬ヶ岳、経読岳に連なる大分と福岡の県境の山。
来週は大船紅葉登山会だ。くじゅうや祖母は今日あたりが紅葉のピークかもしれない。天気予報では終日雨模様だが傘をさしてでも登れそうな雁股山へ登ろう。ママの大分100山稼ぎ(95座目)でもある。
3年前11月には単独で耶馬渓町上福士から登ったが、今回は福岡県上毛町から登ってみよう。自宅を出る頃はまだ曇り空。上毛町に入り、R10の太平楽を過ぎて県道109へと入る頃にはパラパラと雨が落ちてくる。道なりに進み最奥の大入地区へ入ると道も狭くなってくる。
大入集落手前から仰ぐ雁股山。ツインのピークが見えるはずだが・・・
a0166196_9553735.jpg

おじさんに聞いて雁股林道の九州自然歩道入口で車を停める。HP大分の山・登山記2005・7・31には「歩いた方が良い・・」とあったので・・小雨の降り続く林道を傘をさして歩き始める。10時12分。標高は400m。
a0166196_1003652.jpg

15分ほど歩くといっちゃんの息子が喜びそう小さな隧道へと突き当たる。コンクリ吹き付けで固められており軽トラなら何とか通れそうな径だ。耶馬溪側出口がうっすらと口を開けている。3年前は向こう側からのぞいた。
a0166196_1014967.jpg

トンネル手前にある登山口。マムシ・スズメバチに注意の看板がある。(ここまで車で来られそうです。1~2台の駐車スペースもあり)
a0166196_1024265.jpg

急坂を3分ほど上がると九州自然歩道の縦走路へ出る。東の太平山から西へ雁股、経読、犬ヶ岳から野峠へと繋がっている。
a0166196_104950.jpg

3年前に耶馬渓側から登って来た時にじなしが付けたオレンジのテープが自然歩道脇の木に残っている。
a0166196_1045940.jpg

上部に山頂らしきも見える。
a0166196_1062446.jpg

連続する丸木階段の急坂を先行して登っていくとママはどんどん遅れていく。
a0166196_1082613.jpg

透明の傘は先が見通せてこんな日の山歩きには良い。山頂が近づくと雨脚が強くなってきた。
a0166196_10103624.jpg

2等三角点のある東峰山頂に着く。標高807m。
a0166196_1016822.jpg

東峰から急坂を下り鞍部から登り返す。ピカピカのクサリを掴んで岩場を登る。
a0166196_11255995.jpg

ひと登りでテーブルのある小さな広場へ上がり着く。天気が良ければ豊前市方向や反対の英彦山などの展望が良いはずだ。その先自然林の中が西峰山頂だ。11時46分。こちらも標高は807m。
a0166196_10213291.jpg

急坂の下りを滑らないよう気をつけながら往路を戻る。間もなく古い落ち葉の上に新しい落ち葉が積もる。
a0166196_1024331.jpg

林道に下りついた頃には小雨になってきた。13時、車に戻る。
a0166196_10254961.jpg


            紅葉のはしり
a0166196_1172823.jpg

          ツチアケビ(もう終り)
a0166196_1175478.jpg

帰りに立ち寄った三光コスモス園。日本一のコスモス園をめざして平成19年から地区営農団体が休耕田を利用して毎年この時期に開園している。
a0166196_11165371.jpg

観光バスも到着していたがこの日は雨で来園者も少ない・・・。テント村は休業状態。
a0166196_11175756.jpg

by jinashi | 2010-10-25 11:37 | 福岡県の山歩き | Comments(2)

福岡市早良区椎原・車谷コース登山口

脊振山(せぶりやま・1055m) 九州百名山・61座目
  福岡市早良区と佐賀県神崎市の境界の山。東西60kmの脊振山地の主峰。
昨日は孫(長男の次女)の幼稚園運動会で糸島市の長男家に泊まる。
今日は10が3つ重なる(そして大安)メデタイ日のようだ。 さらに・・・じなしの「ん歳」の誕生日。
九州100名山~61番目の脊振山を登る。
早朝6時過ぎに出発。夜来の雨で路面は濡れているが青空も見えて今日は天気になりそうだ。ただし脊振山系は雲の中。福岡市早良区椎原(しいば)の県道136から「椎原峠登山口」標識を右折し集落に入る。車の離合が困難な杉林の中の狭い道を進むと新しい林道に出合い直進したところが車谷コースの登山口。
脊振(せぶり)の語源は①韓国のセフル(ソウル)と同じでハングルでは国の都(中心)を意味する。②弁財天が乗ってきた馬が背を振った。③筑紫の脊髄であり頭脳または心臓を現す・・・などの説があるようだ。(角川地名辞典)

ツリガネソウやミゾソバが咲き乱れる空き地に駐車して準備をしていると若い男性の車が着く。私たちと逆コースで周回するそうだ。昨夜の雨のため雨具のズボンを穿く。7時38分、椎原林道を歩き始める。ここは標高390m。
a0166196_1745326.jpg

チェーンゲートを越えて間もなく林道は終点となり椎原コース登山口となる。
a0166196_1753853.jpg

右に沢音を聞きながら荒れた山道を進む。「鬼ケ鼻岩」の分岐を過ぎて涸れ沢から植林帯を登る。
a0166196_1761015.jpg

林道に出るとアケボノソウが迎えてくれる。
a0166196_17595165.jpg

さらに植林帯や自然林の急坂を進み数度沢を渡る。
a0166196_177204.jpg

沢が分かれるとひと登りで椎原峠の広場に出る。ここまで1時間とちょっと。
まっすぐは一谷登山口。左が脊振山。右に鬼ケ鼻岩、金山へ縦走路が繋がる。その鬼ケ鼻岩が北方に聳えているはずだが濃霧で見えない。
a0166196_1792448.jpg

脊振山まで4Kmとある指導標に従い九州自然歩道を東に向かう。
a0166196_9104177.jpg

右佐賀、左福岡の県境尾根道をゆるやかにアップダウンしながら歩いていく。
a0166196_17104941.jpg

左へすこし入り伝説の岩「唐人の舞」へ立ち寄る。昔唐の人がふるさとを偲んで舞ったと伝えられる大岩の上から福岡市街地や脊振山頂方面が望まれるはずだが霧の中。
a0166196_1712437.jpg

縦走路に戻りミツバツツジのアーチを潜りクマザサをかき分けて進む。反対側の金山まで(脊振山から約8.8Km)をピストンする若い男性とすれ違う。
a0166196_17125030.jpg

右に太鼓石分岐を過ぎて砂礫の広場に出ると朝登山口で一緒になった男性と出会う。
その先で気象庁レーダードームへの舗装路に出る。
a0166196_171546.jpg

右へと向かい矢筈峠を過ぎてヘアピンカーブを登るとゲートのある県道へ出る。
(そうです、この山は山頂部まで車で登れるんです)
直進して木橋を渡りキャンプ場へ向かう。時には陽も射してきて明るくなる。
a0166196_17165562.jpg

龍神池のある広場を過ぎると航空自衛隊駐屯地の横を通る。刃物を持った男を取り押さえる訓練をしている。
北朝鮮や中国との緊張が続くが重要な防衛基地の機能を果たしてくれているのだろう。
a0166196_17194960.jpg

石段を上がると金網越に役の行者が見える。かつてこの山が英彦山と並んで密教を信仰する修験者山岳修行の場として栄えたことがしのばれる。
a0166196_17235153.jpg

大弁方天の鳥居と脊振神社上宮の鳥居を潜れば2等三角点のある山頂だ。11時ちょうど。
a0166196_17252770.jpg

山頂温度計は14℃。霧でほとんど視界はないが隣のレーダードームが唸っている。
山頂写真。
a0166196_172602.jpg

下の小屋で昼食とする。
11時30分、下山をはじめる。一瞬霧が晴れて向こう側のレーダードームが見える。
a0166196_17263878.jpg

往路を戻る途中から佐賀方面がすこし望める。
a0166196_17272533.jpg

矢筈峠から右の車谷コースへ入る。ステンレスの階段を下りロープの急坂を下る。
a0166196_17281055.jpg

沢に出会うと傾斜が緩み何度も渡渉したり中洲を歩いたりする。林道に出て再度植林帯にはいり広くなった沢沿いをぐんぐん下っていく。
下の林道に出て朝の登山口へと無事周回して下山。13時37分。近くには多くの登山者の車が停まっている。
a0166196_1729716.jpg


                     アケボノソウ
a0166196_17342857.jpg

                 一気に生えた(であろう)キノコ群
a0166196_17354477.jpg

                     アキチョウジ?
a0166196_1736163.jpg

                      ジンジソウ(すこしピンボケ)
a0166196_1737143.jpg

                      ツリフネソウ
a0166196_17374962.jpg

                      ミゾソバ(花が開く前は金平糖そっくり)
a0166196_17381414.jpg

  下山した椎原地区にあるそば屋「そば処しいば」に立ち寄る。
a0166196_18133668.jpg

  山かけソバ(800円)を頂く。のど越しがよく風味があって旨い!こんな時間(14時20分)、こんな田舎?なのにお客が多い(満席)。
a0166196_18184140.jpg

by jinashi | 2010-10-11 21:43 | 福岡県の山歩き | Comments(0)

カルスト大平原~平尾台の山野草
 北九州市小倉南区のカルスト台地  ※マップなど今年5月16日の貫山を参照ください040.gif

前夜は別府で「暑気払い会」という飲み会068.gif。すこし二日酔いぎみでR社主催の健康フェアがある小倉へ出かける。西日本総合展示場には多くの業界関係者で溢れている。ユニチャーム社の介護オムツ講習会へ出席する。これから団塊世代を控えて市場の広がる商品だ。商品の多様化と質の向上がどんどん進んでいる。

帰路に平尾台へ季節の花を探しに立ち寄る。今年5月以来の3度目。
カルスト台地を望む茶ヶ床園地で多くのファミリーと一緒に弁当タイム。
遊歩道を中峠に向かって歩き始める。  
風がないとたまらないほどの蒸し暑さ008.gifだが、自然界は着実に〈秋〉が進行している。

13時50分茶ヶ床園地(標高430m)→中峠→四方台(標高610m)→ドリーネ周回→中峠→15時55分茶ヶ床園地

 今日の花~ 
                               ハギ(萩)
a0166196_13243798.jpg

                                 白萩
a0166196_13323240.jpg

                            キセワタ(着せ綿)
a0166196_13251626.jpg

                            オミナエシ(女郎花)
a0166196_1350133.jpg

                             キキョウ(桔梗)
a0166196_13264189.jpg

                           ナンバンキセル(南蛮煙管)
a0166196_13282694.jpg

                         ハバヤマボクチ(葉場山火口)
a0166196_13285185.jpg

                        ヤマジノ?ホトトギス(山路杜鵑草) 
a0166196_205237.jpg
                             ゲンノショウコ(現の証拠)
a0166196_13292330.jpg

                        サイヨウシャジン(細葉沙参)白花
a0166196_13332673.jpg

                            ノアズキ(野小豆)?
a0166196_13335094.jpg

                                葛の花
a0166196_13345393.jpg

                               ガガイモ(鏡芋)
a0166196_13352418.jpg

                              ヒヨドリバナ(鵯花)?
a0166196_13355947.jpg

ここの雲雀は地表の徘徊が好きです。しばらく舗道を先導してくれる。
a0166196_13362191.jpg

パラグライダーが気持ち良さそうに浮遊している。左のパラグライダーの下は由布岳。
a0166196_13464562.jpg

by jinashi | 2010-09-06 22:02 | 福岡県の山歩き | Comments(0)

茶ガ床園地登山口

 貫山(ぬきさん・712m)  九州100名山 2回目
  ~周防台(609m)~権現山(558m)
数日前の週間天気予報では今日は「くもり~雨」だったが、外れてくれてみごとな快晴だ。3週続きの祖母山系から離れて山野草の宝庫である平尾台を歩いてみよう。ここ北九州国定公園平尾台は天然記念物の日本三大カルスト台地だ。
左は大平山(おおへらやま・587m)、中央奥がこの山系最高峰の貫山(ぬきさん)。
a0166196_10381291.jpg

茶ガ床園地駐車場にはほぼ一杯の車が・・・。トイレの位置が変わって新設されきれいになっている。前回と逆廻りでチェーンゲートを越えて農道?を大平山へ向かって歩きはじめる。9時18分。カッコーの声がする。
a0166196_10473766.jpg

表面が風化?して丸みを帯びた石灰石(結晶性石灰石=大理石)の間をすすむ。羊の群れが草を食んでいるように見えることから「羊群原」と呼ばれる。毎年3月には野焼きがおこなわれているようだ。
a0166196_111380.jpg

大平山からのコースと合流。ここは九州自然歩道で良く整備されている。前回2008年初秋にキキョウの咲き群れていた急坂を登る。
手前の陥没は大きなドリーネ(石灰穴=降雨の溶食などによるすり鉢状の窪地)。正面が大平山。その上に福智山が浮かんでいる。
a0166196_11193125.jpg

登りきると見晴のよい四方台につく。貫山もだいぶ近づいてきた。薫風が気持ちよい。
a0166196_11261893.jpg

小鳥(ヒバリ?)も時には歩きたい? すぐそば。
a0166196_11291476.jpg

すこし下って左の塔ヶ峯(578m)へつづく林道を直進するとここから山頂までは坂道が続く。若い人に追い越されながらも登り上がると山頂部が見えてきた。
a0166196_11362813.jpg

山頂写真。10時54分。
a0166196_11384953.jpg

北東の周防灘海上には北九州空港が霞む。
北の正面には去年の夏に登った足立山が。和気清麻呂と弓削道鏡の伝説が残る。
a0166196_1143760.jpg

一旦四方台に戻っておにぎりタイム。ノグルミの木蔭に5月の風が吹き抜ける。
a0166196_122678.jpg

ここから中峠に向かって緩やかに下る。子供連れの若いファミリーの団体が次々と登ってくる。
途中にオキナグサの群落が。花の時期も過ぎ花弁を落としてつややかな白い綿毛を揺らせる〈翁〉となっている。
a0166196_12331728.jpg

          これが翁になる前の花(2009年春、阿蘇根子岳山麓で)
a0166196_12371644.jpg

(大平山をパスしたので・・・替わりに?) これから登る周防台と権現山(右手)。
a0166196_1244594.jpg

セカンドウインド※状態で登ると16分ほどで周防台(609m)山頂に着く。上空にパラグライダーが4機舞っている。
※心拍数や血圧が安定して楽な状態=マラソンランナー用語
a0166196_124612.jpg

先ほど登ってきた貫山方向を見る。
a0166196_12463738.jpg

すこし下って寄生山?の権現山(558m)へ登り返す。
a0166196_12475444.jpg

急坂を下ると舗装路に出る。ここからすこし下って茶ガ床園地に周回下山する。12時50分。
キンラン、ギンラン、エビネなども咲いているというが出会えなかった。
a0166196_14182460.jpg


                       タツナミソウ     
a0166196_13153288.jpg

                       カノコソウ
a0166196_1316117.jpg

                        ニガナ
a0166196_13162969.jpg

                       アマドコロ
a0166196_1316543.jpg

                 石灰石の割れ目に咲くイワガラミ
a0166196_13182672.jpg

                      ジャケツイバラ
a0166196_13274913.jpg

by jinashi | 2010-05-16 22:58 | 福岡県の山歩き | Comments(0)

別所駐車場登山口

英彦山(南岳1200M→中岳1190M)を周回
2006年7月以来の英彦山。2回目はコースを変えて未踏の玉屋神社から南岳を周回する。
かつて奈良大峰山、出羽の羽黒山とならんで日本三大修験道と言われた山で多くの歴史遺産が残る。天照大神の御子天忍骨尊(オシホミミ・日の御子)を祭る山として日子山が彦山となり江戸享保年間に霊元天皇より美称を賜り英彦山になったという。
~以上は学習で006.gif
別所駐車場にはまだ先客は1台のみ。予報の曇りのち晴れを期待して7時20分、駐在所横の道を入る。有料P先の売店から一直線の長い石段をあがって行くとかつては全山3800もあったという坊の前にミツマタの花が灯る。
a0166196_21512096.jpg

奉幣殿下の杉田久女の句碑 ~ 谺して山ほととぎすほしいまゝ
当時とんでる女性として男どもを欲しいままにしたのか?
近くに広瀬淡窓の漢詩もある。
a0166196_21564633.jpg

奉幣殿先の階段を上がり右手玉屋神社方面へと山道をすすむ。途中で奉幣殿を振り返る。
a0166196_21592277.jpg

苔むした石垣の坊跡。この先からは杉林のアップダウンを進んで行く。
a0166196_2204585.jpg

玉屋神社に着く。猿田彦社となりの岩屋は法蓮上人ゆかりの霊水が岩から滲み出ている。
a0166196_2213762.jpg

小尾根から急な下りをやり過ごすと霧の中に鬼杉が直立している。2年前に岳滅鬼山の下りに立ち寄って以来の再会だが周囲12.4M、樹齢1200年の国の天然記念物は人を感動させる。森の巨人たち100選にも選定されており周辺にはこのような大杉が多い。
a0166196_223177.jpg

十字の分岐を南岳へ向かうと崩れた石段の急坂が続く。ママも超スローダウン。
a0166196_2251796.jpg

「鬼が社を建てようと伐りだした材木の残り」といわれる柱状節理の[材木岩]。
a0166196_2271071.jpg

さらに厳しいクサリの岩場が連続する。
a0166196_2282666.jpg

気がつくと頭上にマンサクが開いている。
a0166196_2293239.jpg

ひと登りで南岳山頂に着く。11時55分。1等三角点にタッチ。廻りの笹原に雪が残る。1組が休憩中の展望小屋で昼ごはんとする。小屋のテラスから由布岳などが見えるはずだが本日は霧の中。
a0166196_22105025.jpg

雪の残る道を一旦下る。鞍部でおじさんが先日の雪の重みで折れた枝を片付けている。この尾根は大分と福岡の県境のはずだが地図では曖昧になっている。
a0166196_22124886.jpg

登り返すと霧の中から中岳山頂に上宮が現れる。
a0166196_22134698.jpg

一応山頂写真。017.gif このあとすぐに下山開始。
a0166196_22145970.jpg

関銭跡、稚子落しを過ぎ野鳥の森自然観察路分岐までは前回も歩いた。さらに下って三女神を祭る中宮にお参りする。
a0166196_22173674.jpg

石段や丸木階段の急坂を下ると奉幣殿の上で周回する。
a0166196_22201245.jpg

奉幣殿からの石段は手すりを持って疲れた足を引きずるようにして別所駐車場へ着く。
14時30分。
すこし先へ行った「しゃくなげ荘」の温泉で疲れを癒す。042.gif
a0166196_22221863.jpg

天気の回復も期待していたが山頂部は終日ガスの中。7時間超の長い周回だったが深い森や険しい岩尾根そしてホソバナコバイモ、マンサクなどの花との出会いは思い出に残る山歩きとなる。
下山後参道沿いの松養坊に立ち寄る。以前観光ガイドの交流会でお世話になったところだ。庵主は残念ながら不在。
(可憐なホソバナコバイモの花)
a0166196_22242336.jpg

by jinashi | 2010-03-15 22:56 | 福岡県の山歩き | Comments(0)

登山口~瑞梅寺奇徳橋登山口(赤) 下山口~千如寺(青)

井原山(983m)~雷山(955m)縦走   
 九州百名山の49座目

前夜糸島市の長男の家に泊まる。翌朝雷山下山口の千如寺へ車をデポして長男車に乗り移り瑞梅寺奇徳橋の井原山登山口まで送ってもらう。040.gif山頂部はまだ雲がかかっているようだ。
8時40分、井原山自然歩道を歩き始めると紅白の梅が満開。先にはアオキの赤い実が鈴なりだ。
a0166196_1792286.jpg

歩き始めて45分ほどで目の前に現れたアンノ滝。昨夜の雨で水量も多くなったのだろう、一枚岩を白い飛沫が勢いよく落ちる。
(アンはサンスクリットの普賢菩薩を意味しているのかな?)
a0166196_16561549.jpg

井原山山頂。042.gif登山口から標高差730Mを登ってここまで2時間50分のゆっくりペース。3組がくつろいでいる。360度見渡せるが薄い雲もかかっていて少し先は霞んでいる。風もすこし冷たい。
長男の嫁さんから大津波警報のニュースを062.gif教えてくれる。
a0166196_16574795.jpg

縦走路はGWごろが見ごろのミツバツツジがたくさんの蕾をつけて群生している。
a0166196_16582350.jpg

右福岡、左佐賀の県境はクマザサの茂る縦走路だ。前日の雨で所々がぬかるんでいる。
a0166196_17345883.jpg

展望の良い944mピークから来た道を振り返る。天気も良くなってきて井原山の向こうに金山や背振山らしきも望める。福岡市街地も霞んでいる。
前方に雷山が大きくなってくる。
a0166196_16593255.jpg

ネコヤナギが顔を出し始めた。
a0166196_170113.jpg

井原山から1時間40分ほどで大岩のある雷山山頂に辿り着く。ここも360度の絶景。青空の下歩いてきた縦走路や先の背振山まで見通せる。南西に天山らしき山塊が連なる。
2組が昼寝中。
a0166196_1704280.jpg

下山路にあるブナの大木。とても保水力のある木だそうな。
a0166196_1712593.jpg

2段になって流れる清賀の滝。滝上から傾きかけた陽が射してくる。
a0166196_1721785.jpg

雷山から高低差650Mの急坂を1時間半で下山、15時30分。千如寺に参拝する。真言宗の古刹で千手千眼観音像は国重文。境内の大ケヤキは秋の紅葉がすばらしいそうだ。
 ここで山頭火が詠んだ一句 ~ 山寺の山柿のうれたまま     
a0166196_173522.jpg

帰路で繁盛している一九ラーメン老子本店に立ち寄る。
ラーメン450円也。・・・宝来軒のほうが好きだな。
a0166196_1742970.jpg

孫のはるなのランドセル姿。003.gif 〈キティちゃん付き天使のはね〉です。
a0166196_175126.jpg

by JINASHI | 2010-03-01 17:08 | 福岡県の山歩き | Comments(0)