国東半島の両子寺を中心として点在する寺院は六郷満山と呼ばれ、平安末期には神仏習合の山岳密教文化が隆盛を極めたといわれている。
八幡大神の化身という仁聞菩薩により養老2年(718年)に開基されたと伝えられ、今年は1300年を迎えている。

旧千燈寺にある仁聞国東塔前で満山寺院の僧により1300年記念の先徳(前代の有徳の高僧)供養がおこなわれたので参列させていただいた。

この日、10月26日は仁聞菩薩の命日なのだ。

ここ旧千燈寺は六郷満山二十八ヶ寺にあって仁聞菩薩により最初に創立された寺といわれている。
広い境内には仁聞菩薩入寂の岩屋や供養塔(仁聞国東塔)、墓地などの伝説が残されている。

旧千燈寺奥ノ院近くにある仁聞入寂の岩屋(別名~枕の岩屋)前でお経を唱える満山会の僧達。
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国東塔の前で先徳法要が行われた。
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仁聞国東塔(供養塔)と新たに建てられた角塔婆。
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五輪塔群にある墓地。
豊鐘善鳴録(江戸中期に禅僧により書かれた豊前豊後の伝記)には「その年の十月二十六日千燈の岩窟に於いて入定す。塔を封ずるに三楞石(三個の大きな角のある石)を以てす」と書かれている。
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厳かな千徳供養でした。
六郷満山寺院発祥の寺としてあらためて旧千燈寺の歴史の深さを感じた。

明日から2日間、千燈寺では
1300年イベントが行われる。
27日(土)は奥の院秘仏御開帳に合わせて岩屋巡りやコンサートが・・明後日28日(日)には太郎天里帰りと山岳信仰の講演会が予定されている。



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by jinashi | 2018-10-31 14:00 | 国東半島あれこれ | Comments(0)