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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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修行登山の大内ケ平山 2020.10.24

 

若林山と西台山のあと、本日3座目の大内ケ平山を登る。

 

宇佐百山No.86西台山とNo.87大内ケ平山は安心院町のアフリカンサファリパークがある丘陵台地にあり、北~西側は断崖絶壁で囲まれている。

 

大内ケ平山の南側には大分トラピスト修道院があり、地理院マップやグーグル航空写真を見るとこちらから入れば行けそうだと思った。

以前、国見町のペトロカスイ岐部神父記念公園から日出町のトラピスト修道院まで111Kmを歩く「オラショ巡礼の道」のウオーキングコースづくりを手伝ったことがあり、修道院へも何度か訪れたことがあった。

そこで今年4月?修道院に入場許可をもらおうと訪ねてみたが、神父さんに会うことが出来ずに断念した。

その後、修道院から下の道を下って大内ケ平集落近くまで取り付き口を探してみたことがあったが、ルートを見つけることはできなかった。

 

さてどうしようと思っていたら・・先日、大内ケ平山へ勇猛果敢にチャレンジしたうさもんさんレポを見た。

うさもんさんYAMAP → https://yamap.com/activities/7604428

さっそくその足跡をたどってみることにした。

 

(山頂部はクルスの丘だった)

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 大内ケ平山4等三角点・599.62m) ~宇佐百山No.87 

 

 

大内ケ平集落からトラピスト修道院方向に狭い舗装路を進むと、林道入り口の登山口へ着いた。

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すぐ上に水道施設?農業用水施設か?

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植林帯へ出会う。

すこし躊躇して左の林道を進んだが行き止まり・・ そこから山へ入った。

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上の林道を越える。

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少しずつ勾配がきつくなってくると最初のピンクリボンに出会った。

宇佐百山定番の誘導標識だ。

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さらに勾配増してくる。

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大岩が多くなった。

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植林帯を過ぎると山域特有の断崖の急勾配を登る。

数日前の雨もあってズルズルと滑る。

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勾配も緩んできてやっと難所を過ぎたと思ったら密生した笹竹ゾーンへ入る。

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笹竹が高くなるとリボンも見えなくなり、方向感覚も鈍る。

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人?獣?こんなところを屈み気味に抜ける。

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登り上がったところに松の木があって前が開けてきた。

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右に由布、左は鶴見・・いい景色だ。

山頂は左の笹竹密集ピークあたりだろう・・

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山頂に向かって密集笹竹に突入した。笹竹と格闘しながらナビを見ながら前進すると古い山名標識がつけられた木のある山頂へ着いた。

しばらく周辺で三角点を探してみた。

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笹竹をかき分けてさらに先へ進むと・・パッと開けて前にクルスが現れた。

別府湾や佐賀関半島が見える。

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こちらは国東半島方向。手前は別府ゴルフ場。

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秋の花々が咲いていた。

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下山でも何度か進路不明となりながら・・往路を戻った。

距離は短いながらもすべりやすい急斜面や密集した笹竹は老体には堪えた修行登山だった。

 

 

惜しまれるのは三角点(4等三角点大内ケ平台(おおうちがぴらだい)・599.62m)を見つけることができなかったこと。

帰って地理院「点の記」を見ると三角点大内ケ平台は笹竹帯を出たクルスの丘にあるようだ。トラピスト駐車場から徒歩15分(距離≒750m)と記されている。

 

修道院からわずか15分で到達する大内ケ平山ではあるが、クルスの丘はトラピストの私有地であり近くにはクリスチャン墓地もある。登山で通るのはふさわしくないと判断してどなたかが麓の集落から登るルートを作ったのだろう。

正しい判断だと思った。

 

 

 若林山と西台山レポはじなしYAMAPで ↓ 




   

   

 



by jinashi | 2020-10-27 11:58 | 宇佐百山 | Comments(0)