NPO国東半島くにみ粋群では国東市国見町の歴史遺産や景勝地をめぐる4地区の健康ウオーキングマップを作製した。
13日の土曜日には、4カ所目となる竹田津鬼籠(きこ)地区の刀匠行平伝説地や高島地区の海辺景勝地「馬ノ瀬」を周回するウオーキング大会がおこなわれた。
竹田津地区公民館前で歓迎出発式。
豊後刀鍛冶の紀新太夫行平は平安~鎌倉時代に活躍した名工で後鳥羽上皇御番鍛冶24人にも選ばれている。
東京目白の永青文庫(細川家伝来の歴史資料や美術品等の文化財を公開している)に所蔵されている豊後刀「豊後国行平」は刀鍛冶行平の傑作で「古今伝授の太刀」として国宝に指定されている。
行平が鉄を鍛錬する音から名付けられた田舎暮らし体験交流ハウス「トンテンカンの家」の前で・・・
紀新太夫行平の鍛冶場跡といわれる「鍛名命社」で氏子の紀康光さんより言い伝え等を聞く。
この社では
9軒ある紀さん一族の祭祀が執り行われている。
国東市と豊後高田市との市境になる高島公園で昼食。
公園が出来たときにこちらへ移された八大竜王などの石祠。市境を越えて祭がおこなわれているそうだ。
公園隣でクリスマスローズを種より栽培されている高島さんから育成の難しさを聞いた。
潮が引くと陸続きとなる馬ノ瀬。高島さんによると昔は尾根伝いに先端まで歩けたそうだ。(今は途中が崩壊しているらしい)
タブの大木の下に祀られた海亀神社。海亀が産卵に上がってきていたのかもしれない。
小高島から浦手に向かう途中の道路脇に沢山のホタルカズラが咲いていた。
イヌフグリより一段と等級の高い星がまたたいている様だ。
周防灘フェリー乗り場近くの高台にある赤崎社で庚申塔の解説を聞く・・ キリシタン?
竹田津港の公民館ではちょうど「お接待」がおこなわれていた。
皆さんお弘法さまにお参りしてお菓子と缶飲料のお接待を受けた^^
紀州熊野神社より御分霊を勧請したという武多都社。
細川忠興により寄進されたという「肥後垣」や三浦梅園書の鳥居の話を聞く。
神殿横の御神木は「梛木(なぎ)」の木。
熊野神社及び熊野三山系の神社では神木とされ、一般的には雄雌一対が参道に植えられている。また、その名が凪に通じるとして特に船乗りに信仰されて葉を災難よけにお守り袋や鏡の裏などに入れる俗習がある。また葉脈が縦方向のみにあるため、縦方向に引っ張っても容易に切れないことから、葉や実が夫婦円満や縁結びのお守りとしても使われている。(wikipedia)12Kmほどを歩いて周回、14時30分に出発地に戻る。
福岡から山友の
いーさん(そうだ!山に登ろう)も参加していただきました。
みなさん、お疲れ様でした。
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