ペトロカスイ岐部神父列福10周年記念シンポジュウム 2018.11.18(日)



2008年11月にローマ教皇によりペトロ岐部と187人殉教者が福者に列せられてから10年を迎えたのを機に、NPO国東半島くにみ粋群では「ペトロカスイ岐部神父列福10周年記念シンポジュウム」を開催した。

ペトロカスイ岐部は日本人で初めて徒歩で聖地エルサレムを訪れ、ローマで司祭に叙階された郷土国見の先哲で、「日本のマルコポーロ」や「世界を歩いたキリシタン」などといわれている。
2008年11月には「列福を祝う集い」を、2012年には
「聖人にする集い」を開催した。

シンポジュウムの前にはエクスカーション「浦辺の伝キリシタン遺産めぐり」がおこなわれた。
ペトロカスイ岐部神父記念公園でエコツアーガイド藤本美樹さんによる説明を聞く。
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基調講演は洋画家でキリシタン歴史画を描く村田佳代子さん。
この秋には村田佳代子さん絵画展「ペトロ・カスイ岐部奇跡の生涯展」(全30点)も催された。

若者には語学力を高め、好奇心を持って学問に励むこと、地域住人には故郷の尊さを再認識すること、ペトロの生い立ちの場所(城山・殉教公園・小聖堂など)を観光資源としてもっと活用すること・・・などを話された。
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ミニコンサートも行われた。

じなし同級生の蔵本和美君は若かりし頃、作曲家船村徹さんの内弟子となったことがあり、それが縁で船村徹さんよりペトロカスイ岐部を題材にした国見町ご当地ソング
「道標」を作曲していただいた。
溝口伸一さんのギター伴奏により熱唱した。
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村田望さん(村田佳代子さんの娘さん=ソプラノ声楽家)のミニコンサート。
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地元、国東高校双国校2年上野涼くんによる「ペトロカスイ岐部神父への手紙」が読み上げられた。
上野くんは小学生のとき、みんなでローマ教皇へ手紙を送っている。
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最後に国東高校双国校教諭の田本政宏先生により、ペトロ岐部の生涯から現代社会が学ぶことをテーマにした講演があった。
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世界「人」遺産ともいえるペトロカスイ岐部神父だが、その強い生きざまをふるさと国見に生まれた次の世代の人たちに伝え、世界に向けて発信していくことで福者から聖人に近づいていくのだろう。


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Commented by へんろみち大将 at 2018-11-24 00:09 x
素晴らしいですね。じなし様。お疲れ様でした(*^。^*)
Commented by jinashi at 2018-11-24 16:26
へんろみち大将さん
全国かくれキリシタン研究会大分大会、お疲れ様でした。
T田さんからお聞きしました。
これからも国東遺産についてご教授&ご発信をお願いします。
by jinashi | 2018-11-21 11:32 | ペトロ岐部とキリシタン史 | Comments(2)