竹田の枝垂れ桜か、大入島か香春町オルレかと迷ったが・・香春町オルレに出かけた。
(さいき大入島オルレは3月10日、筑豊香春オルレは3月11日にオープンしている)
途中でJR日田彦山線香春駅時刻表を調べると(スタート地点の)採銅所駅方面は9時31分発。
何とか間に合って・・香春駅に着いたのが5分前。
ママ「トイレに行きたい」
じなし「先にキップを買っとけ!」
駐車場で靴を履いてバタバタと駅に向かう。
ママが駅に入ると、
ゆたーと歩こう♪のkyon&amiさんとバッタリ出会った!
キップ自販機前で
ママ「(もう間に合わないから)おとうさんがキップを買っておいて・・」とホームのトイレ向かった。
そうしていると9時31分発小倉行普通列車が入ってきた。
kyon&amiさんとの挨拶もそこそこにホームでママを待っていたら運転手(ワンマン)から早く乗るようにと促されて列車に乗る。Kyonさんが運転手に「あと一人トイレに入っているので待ってもらえませんか?」とお願いしてくれたのだが・・ほんの十数秒待ってくれたが無情にも列車の扉は閉められてしまった。
動き出すと同時にママがトイレから出てきた。列車の中にいるじなしとkyon&amiさんと目線が合って・・ホームで恨めしそうに?眺めていた。
列車は6分で採銅所駅に着いた。
ママに電話して採銅所駅まで車で来るように言ったが・・どう走ってよいかわからない。(いつも横に座っているだけで方向地理感覚はほぼない)
なんとかR322に入れたようだ。電話で指示している間にkyon&amiさんは駅から200mほど離れたR322採銅所駅入口までで迎えに行ってくれたのだ。
しばらくすると香春方向からママの運転する車が着いた。(ホッ・・)
kyon&amiさんに後ろに乗ってもらって採銅所駅駐車場に着いた。
長い前置きでした<(_ _)>
波乱に満ちた始まりでしたが・・・ここでkyon&amiさんお二人と可笑しいやらうれしいやらの再会のご挨拶。昨年12月の
山友国東大集合以来でした。
kyon&amiさんはオルレ歩きは初めてのようで、最近、筑豊香春コースがオープンしたことを知って歩くことになったようだ。
オルレ出発地の採銅所駅前ではちょうどTVのロケをしていた。
カンセ前からスタート。いつも帽子とサングラスがお似合いの2人です。
9時54分。標高≒100m。
同じ列車で着いたオルレ歩きの人たちはとっくに出発していた。
トンネルの上に撮鉄くんがいた。桜の採銅所駅と列車を撮ったのだろう・・
そば屋「竹庵」を過ぎると竹山へ入る。
しばらく登りが続く。
竹の子掘りのおじさんと出会った。(道の横の何か所かで見つけたが)まだ少し早いらしい。
(採銅所から)標高差200mほどを登ると展望の良い「矢山の丘」(4等三角点長光・303.68m)へ上がる。
中国地方の山頂によく見る「幸運の鐘」もある。
桜の向こうに2016年4月に登った障子ケ岳を望む。
こちらは香春岳三ノ岳。2012年1月に五徳越峠から岩登りコースを登った。
サツマイナモリが群生していた。
下り着いたところに・・御長生の滝(おちょうずのたき)。
神間歩公園へ着いた。
間歩=坑道。宇佐八幡宮に奉納した御神鏡鋳造のための銅を掘った神様の鉱山。
桜が満開だ。
小さなアーチトンネルをくぐる。上を日田彦山線が通る。
R322を横切った先の金辺(きべ)川から越えてきた山を望む。
竹林横を通る。獣避けゲートは開けると(勾配と重さで)締まる自動ドア。
オレルリボンの桜が満開。
香春町は「山小屋ラーメン」発祥の地。麺、焼き豚などを作っている本社工場。
オルレを歩く八女からのご夫婦に出会った。男性は82歳。大入島、香春コースがオープンするまでに九州オルレ全コースを80番目に制覇したそうだ。65歳から山を登り始めてご夫婦で日本百名山を制覇したという。
超元気。こんな二人になりたいね。
ザックにずらりオルレ記念バッジ。
のんびり歩いていたらもう13時。Kyon&amiさんお薦めの唐子橋交差点近くの立ち食いうどん屋さんへ立ち寄る。
丸天(鯵)うどん(460円)をいただきました。博多系コシなし麺でつゆも美味しい!お腹が空いていたので撮るのを忘れていた^^;
次々とお客さんが入ってくる。
オルレコースに戻る。201号線脇から菜の花の日田彦山線。
上高野観音寺に咲いていたフデリンドウ。
田んぼの畔みちから香春岳を望む。左から一ノ岳~二ノ岳~三ノ岳。右のお椀山は竜ケ鼻。
高野口の御殿橋を渡る。この辺りには野生猿が出没するようだ。
「伊能忠敬測量止宿ノ地」を過ぎると元光願寺の大楠へ着く。
樹齢800年、高さ42m、胸高回り9.2m。 でかい!
街道道標もある香春町旧道(元商店街?)を歩く。
一ノ岳の麓を通って香春神社へ。
こちらも(国東六郷満山寺院と同じ)創建1300年。
境内にある「山王石」。昭和14年6月30日に一ノ岳山頂より神殿を避けて落ちてきた。高さ4.2m、重さ86トン。神の宿る石として祀られている。
祭神は辛国息長大姫大目命(半島系姫様?)、忍骨命(アマテラスの子?)、豊比売命(神功皇后の妹?)。
ちょうど春の大祭?で直会が始まるところだった。
拝殿の上に掲げられた香春岳(一の岳)の絵。地元に詳しいKyonさんによると昔は高かったそうだ。
川沿いをゴールの駅へ向かう。
一ノ岳山頂部が見える。これ以上は採らないらしい。
駅手前の香春町役場。
香春駅へ到着。15時31分。お疲れ様でした。
寄り道もあったが5時間30分かかった。
このあとKyon&amiさん車で採銅所駅まで送っていただいた。
お二人には何から何まで・・大変お世話になりました。
いろいろなお接待も頂きました。ありがとうございました!
旅は道連れ・・楽しかったです。
おどろきの出会いと珍事件はこれから語り草となるのかも・・・
不要となった(ママの記念)切符(笑) (時刻設定が10分ほど進んでいる・・)
(GPSマップ~拡大します)
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