一ノ瀬岩屋探訪 2018.2.17(土)


今年は国東六郷満山寺院開山1300年を迎える。
昨年春には行入寺の隈井修道住職による霊場調査や行程づくりをもとに満山寺院の若手僧により仁門菩薩ゆかりの183箇所の霊場を巡る「峯入行」がおこなわれた。

国東市国見町千灯地区ではその昔、満山仏教を開基した仁門菩薩の教えを実践するために多くの僧が修行していたといわれている。
東不動、西不動と呼ばれるあたりには岩峰が聳え立ち、風雨で穿かれた岩屋が多くあって今でも修行の名残が見られる。183箇所霊場にもその岩屋名が見られる。
古文書によると千灯東西不動あたりには21カ所の岩屋が記録されている。
昨年4月には岩屋探訪会を行ったが、未訪(不明)の岩屋が数か所残っている。

その一つが「一ノ瀬岩屋」で、少し前にこの岩屋を見つけたH島さんに案内してもらった。
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赤根一ノ瀬溜池堰堤近くの県道31から山へ入る。9時17分。
右上は千灯岳。
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杉の植林帯をH島さんの後をついて行く。
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方向を右に修正。
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14分ほどで岩屋に到着。登った標高差は70mほど。
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横6~7m、高さ2mほど、奥行き5~6mほどあるだろうか。
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中には一升瓶が転がっていただけで修行の名残は見つからなかった。
岩屋近くに炭焼窯の跡がある。
戦後に石油やガスが普及するまでは一般家庭の燃料は木炭だった。
カシ系の高級木炭(白炭)は火入れから4~5日ほど要したようで、この岩屋に籠って炭焼番をしたのだろう。
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ナビを見ながらテープをつけて・・最短距離で下山した。9時49分。
残った不明の岩屋は「野田岩屋」と「千灯作り岩屋」となったようだ。
(GPSマップ)
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by jinashi | 2018-02-19 13:03 | 国東半島あれこれ | Comments(0)