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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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吉野梅まつりと吉野山(荒平山) 2018.2.11(日)

去年4月にはトラピックスツアーで奈良の吉野へ花(桜)見へ出かけた。
大分にも吉野があるが、こちらは梅で有名だ。
今日から大分市の吉野梅まつりが開催されることを新聞で知って出かけた。
(会場マップ)


昼過ぎに到着すると梅園下の駐車場はほぼ満車。上の方から太鼓の音が聞こえてくる。
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吉野梅園は大分県内でも有数の梅園で、樹齢800年の臥龍梅が50本ほど、豊後梅や寒紅梅など計約450本が植えられているようだ。
今年は例年にない寒さが続いているからだろう・・・どの梅木もまだ開花していない。
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これが臥龍梅か・・・
<吉野臥龍梅の由来> 建久三年(1192年)京都より藤原信近がこの地に住んだ。その一子近里はある日山に薪を取りに行き誤って右脛を折った。たまたま異相の翁に逢い、その教えにより筑前(福岡県)大宰府に17日間参籠した。 満願の夜、夢の中に貴顕の士(菅原道真公)が現れ梅花一枝を賜った。近里はこれを持ち帰ってこの地に挿し祈念しながら培養した。 ところが不思議に、その枝は芽を吹き日増しに成長し近里の病も良くなった。 その後、海樹は繁茂し幹はみな左に捩れて地を這い丁度、龍が地に臥した姿に似ているので臥龍梅と呼ばれるようになった。 吉野天満社は梅園内にあります。
(大分市観光協会HP)
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開花寸前の蕾。あと1~2週で見ごろを迎えるだろう・・
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梅は咲かなくても・・ステージでは少女たちによる臥龍梅太鼓が華やかだ。
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梅園の高台にある天満社に参拝。
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祭りの出店屋台も並んでいるが、地元女性団体?による物産や吉野鶏めし、うどんなどが販売されていた。
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吉野梅園を出たら・・近くの里山を登ろう。 辻本さんHPを参照した。

梅園から県25で吉野中心部へ向かう。コスモ石油のある交差点を右折して広域農道を野津方向へ1.3Kmほど行った交差点に車を停める。
山頂部へ誘導する看板が立っている。看板には「ヒズメ交差点」と表記されいる。
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 荒平山(あらひらやま・216.7m) ~大分市吉野の里山
※大分のかくれた名山たち(大分合同新聞2009年2月19日掲載)

ヒズメ交差点から緩やかな登りの作業道を歩き始める。
13時12分。ここの標高≒100m。
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田んぼ脇の道を下って行く。
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振り返ると吉野山(荒平山)が見える。
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標識にそって右折する。
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コンクリートの急坂道を登る。
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上がった所の右手に古い炭焼窯がある。
分岐は標識に従って進む。
祭り会場からカラオケの演歌が聞こえてくる。
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新しいコンクリート道を登る。
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頂上部手前を右に上がる。
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右へと自然林を進むとすぐに山頂部に上がる。
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左手にオレンジ標識が見えて荒平山山頂へ到着。13時41分。
3等三角点(荒平:216.7m)横に安武標識が、近くにSHC別府の山頂標識もある。
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木に食べられたオレンジ山頂標識。
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荒平山を少し下ると東屋のある広場に出る。ここが吉野山の山頂となっている。
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吉野中心部を見下ろす。
左上むこうの三角山はお猿の高崎山。その左に由布鶴見が雲の中。
画像ではわからないが・・正面から雪が向かって降ってきた。
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桜が植樹されているので花見にはよい場所だ。
この吉野山全体には山桜が多いようだ。奈良の吉野と同じように全山に山桜を植えれば梅と桜で人を集められそうだ・・・
寒いのですぐに下山。13時52分。
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先の荒平山山頂を右にして林道を下る。
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途中から舗装路に・・
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広域農道へ下り着いたら右に向かう。
5~600mほど歩いてヒズメ交差点へ戻り周回。14時19分。
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沿面距離≒2.9km
累積標高(+)≒160m
所要時間=1時間08分
(GPSマップ)
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時々雪が舞う寒い一日だった。
帰路に流川近くの別府温泉(市営)で温まった。
(名前と入浴料、清潔さに惹かれて2週続きです)
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by jinashi | 2018-02-12 18:09 | 大分県の山歩き~その他の山 | Comments(0)