金敷城山を下山すると、まだ昼前。 そこでもうひと山・・。
背振山系の東端にあって、古代山城の遺構が残る基山へ登ろう。
基山(きざん・404.5m) ~分県登山ガイド・佐賀県の山5
鳥栖の「牧のうどん」でパワーチャージして基山へ向かう。
鳥栖筑紫野道路から見る基山。
お手軽コースの草スキー場からのぼろう^^;
県300へ入り立派な伽藍の瀧光徳寺をすぎてくねくねと登れば草スキー場下の(基山山頂)駐車場に着く。
スタートは12時54分。ここの標高≒320m。
ペットボトル水1本のお身軽登山。気温も上がって暑くなってきた。
子どもたちが草スキーを楽しそうに滑っている。
史跡めぐりルートへ入る。
四阿の廻りにエゴの花筵が広がる・・・。
前方に塔が見えてきた。
祠のある山頂へ着く。13時10分。15分で登頂(^^)
手前に一等三角点と臼杵山岳の山名アルミ標識あり。
「天智天皇欽迎之碑」~
7世紀後半、朝鮮半島では中国の唐と新羅(しらぎ)の連合軍が、百済(くだら)を滅ぼしました。その百済復興のため、日本は援軍を送る決断をしましたが大敗してしまいました。663年の白村江(はくすきのえ)の戦(たたかい)です。このため、唐と新羅の連合軍が国内に攻めてくるかもしれないという緊迫した情勢が生まれ、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)、後の天智天皇(てんじてんのう)は、大宰府防衛施設の建造を急ぎました。こうして665年に築かれたのが基肄城です。百済高官の指導により築かれたこの朝鮮式山城は、大野城とともに我が国最古の山城といわれ、山全体の地形を使い周囲4キロに城壁を廻(めぐ)らす壮大なもので、今もその雄大さを感じることができます。(基山町HPより)
先端の展望所から見る基山、朝倉、日田方向。
鳥栖、久留米方向。
筑紫野、宝満山方向。
史跡コースへ入る。翁さんの「白髪三千丈」。
子だくさんのナルコユリ。
日本史上最古国家築城遺跡石碑・・・。
子ども達も下山開始。
我等も下山開始。
駐車場へ戻る。13時51分。
背振山系最東の基山だが・・登って下って1時間ほど・・。
※基山=きやま(地名)、=きざん(山名)
帰路に立ち寄った大刀洗平和記念館。
本物のゼロ戦に感動!
日本が戦に敗れたのは「先の大戦」と「663年・白村江の戦い」の2度、 「1592年・秀吉朝鮮出兵」もで3度か。
もう繰り返してはいけない・・・