先週、日田のUさんと探訪した福岡県東峰村岩屋神社の玄海ツツジはまだ蕾だった。
玄海ツツジは九州北部、対馬それに朝鮮半島に分布、山地の岩場に生え、高さは2~4メートル、葉は楕円形で、両面に粗毛が生えている。3月から4月ごろ、葉の展開前に淡紅色から紅紫色の花を咲かせる。(植物図鑑weblio辞書)
辻本さんHP・大分の山登山記によると国東半島の田原山にも玄海ツツジが咲くようだ。大分県では唯一の自生地か?
近所の秋葉社春祭準備のあと、彼岸の墓参りを済ませてその田原山へまだ見ぬ玄海ツツジを探しに出かける
。
田原山(たわらやま・542m) 九州百名山・大分百山 4回目
今日は春霞とPM2.5、もしかしたら黄砂も?
杵築市大田から見るホワイトアウト状態の田原山。
駐車場で下山したばかりの若い3人組にツツジの咲き具合を聞くが…気が付かなかったようだ。
水だけ持って軽装でスタート。12時35分。ここの標高≒300m。
アオキのトンネルを行く。
伐採地へ出る。 新たな植林はされていないようだ。
いつもは下ってくるところから今日は逆コースを歩いてみよう。
尾根に上がると厳しい岩場の急登が続く。振り返ったむこうに駐車場も見える。
「見返り岩」では宇佐のご夫婦が昼休み中。
「熊野磨崖仏」分岐を過ぎてヤセ尾根へ上がる。
「無名岩」から急坂を下った先の岩崖にイワギリソウの若葉がたくさん自生している。6月には紅紫色の可憐な花をつけることだろう。
「囲観音」分岐を過ぎて玄海ツツジを探しながらアップダウンのヤセ尾根を行く。
「股覗き岩」手前の下部に一花を発見。(ズーム)
このあたりに4~5株あるがあとはまだ蕾。来週頃から見頃かな?
「股覗き岩」から見る「太陽石」はどれでしょう?
このコース最難関のヨコバイ&タテバイ?を慎重に下りる。
山頂の八方岳、大観峰はパスして雫石(しずくいし)へと下りる。
下山路にタチツボスミレの群落。
14時23分に下山。ゆっくり周回して2時間弱。
玄海ツツジはこちらも未だ早かったようだ。
今回初めての逆コースは新鮮な感じでした。
この山は何度来てもスリリングで緊張するが、安全を確認しながら歩くと素晴らしい展望や花々を楽しめます。
(GPSマップ)