このところ春らしい晴天が続いている。
男池のユキワリイチゲか、英彦山のマンサクか… 家を出て分かれ道まで迷ったが結局英彦山に向かう。途中で日田のUさんより「昨日歩いたけど英彦山はまだ雪が多く少し早いようだ」と電話があった。今日のUさんは指山のマンサクを目指している。
耶馬渓~山国からR496へ入り、くねくね登って野峠からまだ雪が残るR500を通って豊前坊駐車場へ到着。
英彦山(ひこさん・1200m) 4回目準備をしてスタート。9時32分。標高≒790m。
高住神社へいい雰囲気の石段を登る。
説明板には「豊前豊後の守護神。人々の病を救い、農業や牛馬安全の神として…」とある。社殿前では来週おこなわれる柴燈護摩の準備がされていた。
登り始めてすぐの所で数人が苔の調査?をしていた。中に2人のロシア人の方も。
逆鉾岩や屏風岩横を登る。(左が屏風岩)
このコースは2度目だが、望雲台は初めてだ。
鎖に掴って登り上がると前(画像の反対側)は絶壁だ。
さらに鎖場を横歩きした先が望雲台のようだが…雪が残っていて危険なのでここまでで撤退。
北岳コースに戻りアイゼンを着ける。融けかけの雪は滑りやすい。
シオジ林を登る。
北岳溶岩の壁に付くツララから水滴が落ちている。今日は気温も上がりそうだ。
木道階段を登ると北岳の肩に上がる。
鎖場、ロープ場の急坂を登って北岳へ上がる。11時35分。
ここは磐境 (いわさか)。古代より神を招き、感謝と祈りを捧げる祭祀を執り行う場所だ。
ひと休みして中岳へ向かう。
標高差90mほど下って鞍部へ。
岩の多い急坂を登り返して中岳へ着く。12時12分。数組が昼食中。
山頂写真。
ベンチで昼食。風もなく麗らかで温かい。
山頂南からの展望。春霞?それともPM2.5?
下山は北西尾根を下る。去年1月の四王子滝登山のときMORIさんに教えていただいたコースだ。
右手に鷹ノ巣山。その向こうは犬ケ岳山系。
ハシゴ場からは残雪の急坂下りで一旦外したアイゼンを再装着する。
野鳥観察路に出合う。
スキー場へ下りる。
山頭火句碑「すべってころんで山がひっそり」を見てR500に出ると「じなしさ~ん」と呼ぶ声が…何と車の声は豊津の信ちゃんでした!
今日は俊ちゃん、友人とで東峰村岩屋公園へ玄海ツツジ鑑賞に出かけたそうだ。
その後、信ちゃん&俊ちゃんに六地蔵様など英彦山のかくれ歴史ゾーンへご案内していただいた。
添田町~赤村~みやこ町から京築広域農道経由で帰ってきました。
信ちゃん&俊ちゃん、ご案内&お見送りをありがとうございました。
(本日のGPSマップ)
マンサク
大雪で折れた枝にも
セリバオウレン
ホソバナコバイモ
ミスミソウ