早くも現れた台風4号は九州西で梅雨前線を勢いづかせたあと力尽き?た。その後南下していた梅雨前線が少し北上してきて、今日はおおむねくもりの予報だが小雨もありそうだ。
季節の花を探しに…久々に湯布院の倉木山を登る。2009年9月以来だ。
倉木山(くらきやま・1160m) 大分百山~4回目
(赤~倉木山登山口)
小雨がぱらつくエコーラインから猪の瀬戸の県道11号へ出る。ほぼ満車状態の由布岳中央登山口Pを横目に見て湯布院方向に下り始めるところから左へと雨乞林道に入る。ゆるやかに高度を上げていくと右に湯布院の町並みを見下ろす。パラグライダーテイクオフ場を過ぎてダート道を少し行くと登山口の駐車場だ。
本日一番乗り。
小雨が落ちているので雨具を着けて出発。8時41分。ここの標高≒820m。
すぐに右折してコンクリート道を緩やかに登っていく。前方に倉木山。
山へ入ると間もなく分岐となり、左の急登コースを見送って山麓コースへ入る。
復路は急登コースを下りてみよう。
すこし先で右手が開けて湯布院の町や由布岳が見える。
林床に季節の花を探しながら行くと登山路は緩やかに高度をあげていく。
1時間ほどで前が開けてきた。左へと尾根を北東に向かって登りがはじまる。
雨もあがったようだ。
右に雨乞岳や城ヶ岳の展望が開けてくるとひと登りで山頂部に上がりつく。
曇り空だが遠望が効いていい景色が楽しめる。由布鶴見方向。
城ヶ岳方向。その向こうはくじゅう連山。
4度目の山頂写真。10時5分。
山頂で少々早い昼食をとり、一休みしたら下山をはじめる。
分岐を右へと急坂コースに入る。
三角点(標高1154.9m)を過ぎると笹籔は深くなり足元を確認しながら下っていく。
左(西側)が開けて福万山が見えている。その左奥には英彦山も…。
さらに笹籔は深くなる。由布岳にむかって頭だけ出して進む。雨具を着けていないと大変だ。
笹籔を過ぎると今度は急坂下りだ。
湿った地面はとても滑りやすくなっており立木に掴りながら慎重に下っていく。
勾配が緩んで分岐まで戻る。
だれにも会わずに駐車場所まで戻ると他に3台がとまっていた。11時44分。
(本日のGPS~拡大します)
ナンテンハギ
ウツボグサ
ワタナベソウ
ヤマアジサイ
キヨスミウツボ
ナルコユリ
シライトソウ
ヤマボウシ(ピンク)
スイカズラ(キンギンカ)
ウツギ(卯の花)
ネジキ
ヤマツツジ
ウリノキ(開花前)
ツチアケビ(花) 初秋にはソーセージのような実をぶら下げる
キリンソウ
クサフジ
藤の豆
キアゲハ(黄揚羽) 産卵中のようでした。