各地で早い桜の開花が聞かれ、野のお花もあわてているのかもしれない。
久々にくじゅうの山に登ろう。昨年暮れの中岳以来だ。
黒岩山(くろいわやま・1502.6m) 大分百山~3回目
上泉水山(かみせんすいやま・1447m) 下泉水山(1296m)
GPSマップ(拡大します)
今日は九州自然歩道を牧の戸へ登り、黒岩から泉水山を周回してみようと思い長者原に着く。すると…ちょうど我々を待っていたかのごとく牧の戸峠行きの日田バスが停まっている。本能的に?急いで登山靴を履いてバスに乗り込む^^;
8時30分に長者原を出発。実はこのバスは2度目で、前回(2009年4月)も同じコースを歩いている。親切な運転手さんでした。
10分ほどで牧ノ戸峠に到着。料金は290円。長者原と牧ノ戸の高低差≒300mほど楽をしてしまった。
トイレを済ませ、今日はここがスタート。8時50分。
県道11号(やまなみハイウエイ)を渡り北へ向かって遊歩道を歩いて行く。
東屋を過ぎると登山道は枯れ笹と緑の馬酔木の群落する中を黒岩山へと向かっている。
急坂に取り付く。山道は何列かに分かれ合わさり上部に続く。
20分ほど息弾ませて頑張ると傾斜が緩み、枯れたクマザサの台地に上がりつく。
標識より山頂部へ向かう。少し下って岩場を登り上がると黒岩山山頂だ。
実は…この山こそがじなしがくじゅうで初めて登った山なのです。
3度目となる山頂写真
山頂周辺にマンサクが見ごろです。
マンサクのむこうは大崩ノ辻(おおくえのつじ)。
玖珠富士の異名をもつ涌蓋山(わいたさん)。その麓は湯坪温泉街。
一休みして泉水山へと向かう。向こうにくじゅう連山が絶景。
前方に上泉水山が近づいてきた。
山頂直下から来た道を振り返る。
上泉水山でいっしょになった久留米からのご夫婦としばし山話…。よく話されるお二人でした。
九重青少年の家の方から登ってこられたようでした。
風裏で昼食をいただいていたら空から黒いものが降ってきた。野焼きの燃えカスだ。煙のベールがかかったようで薄濁りの空となってきた。
むこうは大崩ノ辻。崩壊地が痛々しい。
下泉水山へと下っていく。
馬酔木の蕾も開いてきた。
馬酔木の森から下泉水山の岩場に登る。
上泉水、大崩ノ辻を振り返る。
馬酔木の森を抜けると野焼きも近い草原に出て防火帯を下る。
長者原も見えてきた。
橋を渡る。
荒れたキャンプ場を通り過ぎると長者原園地へ着く。12時32分。
駐車場もすぐそこ。
レストハウスで温かコーヒーを頂いて一休み。
帰路に黒岳麓の男池園地へ行ってみました。
目指すは…これ! 待っていてくれたように咲いていました!
春の訪れを告げる~ユキワリイチゲ(雪割一華・別名~瑠璃一華)
ネコノメソウも
バイケイソウも芽吹き始めた