2011年 10月 18日
ケべス祭りと峰入り道トレッキング 2011・10・14(金)~15(土)
初日は岐部のふるさと展示館(旧有永屋敷和室)で昼食。午後から千灯の五辻岩屋(不動山・352m)に登る。
不動山
五辻不動で健康加持祈祷
小雨のなか全員が馬の背をあがって五辻不動尊のお堂へはいる。
千灯寺今熊住職により不動明王の真言が唱えられ般若心経の勤行が行われる。

受付時に参加者の皆さんより願い事を書いてもらった護摩木を燃やし、ひとりひとり名前を読み上げて護摩焚きの祈祷が行われる。

分厚い経本を頭の前でバラバラと開閉する。

最後に経本で背中を叩かれて加持を受ける。
じなしも初めて加持を受けたがズンズンと背中をけっこう強く叩かれる。

五辻岩屋からは天気が良ければ四国の三崎まで見えるのだが…今日はすぐ先の姫島も見えない。
加持を受けたみなさんはすっきりした気持ちになって仁聞お気に入りの岩屋を後にした。
岩倉社のケべス祭り
夕刻になってケべス祭りの見学があり、ツアー参加者のサポーターとして会場へ出かけた。
この日は雨模様でいつもの年より暗くなるのが早い。古江港の先端で素っ裸になって海に浸かり宵宮祭り前の精進潔斎(潮かきという)をする当場地区の男たち。

拝殿で神事が執り行われている間、境内でアマチュアカメラマンのみなさんへ「国見の秋見つけた~フォトコンテスト」のパンフレットを配布する。
不気味な面をつけたケべスが登場してきた。笛太鼓に合わせて練樂がはじまる。ほとんど雨も止んでいる。

ケべスが燃える火をめがけて突っ込んでくるとトウバがこれを防ぐ。

3×3=9回ほど繰り返すと最後にケべスが火に飛び込んで掻き回す。

この後トウバは燃えるシダをサスマタに刺して一斉に参拝者に火を撥ねてまわる。境内では逃げ惑う参拝者の声が響き渡る。
(昔はトンネルを抜けて隣の村まで火を打ちに出て行ったらしい)
また少し雨脚が強くなってきた。
峰入り道トレッキング夷~尻付岩屋コース
(赤・夷スタート 青・尻付ゴール)
2日目の15日は峰入り道トレッキングが行われ、緊急時の待機係を担当する。
朝8時30分に香々地夷の六所神社前に集合する。今日は薄曇りで雨の心配はなさそうだ。
隣の実相院の青山映信先生(前国東六郷満山会会長)より峰入り行についてお話をしていただきました。

青鬼さん、きよさん、Sさんのサポーター3名と8名の参加者は少し上の峰入り道へと出発する。
一山越えた西方寺最上部で待機していると皆さん元気そうに後野越から下りてきた。何と4人はあの一望岩へ上がったそうだ。

一休みして阿弥陀越へと向かう。

13時ちょうどの予定時刻に千灯の尻付岩屋へ全員無事に下山。バスに乗り込んで渓泉の温泉へと向かいました。
みなさんには歴史あるこのコースを十分楽しんでいただけたようでした。
尻付岩屋近くに生っていたアケビの実。


4年ぶりにケべスを見ました。(4度目?)不思議とケべス登場時間に雨がやみます。(翌日の伊美別宮社流鏑馬は土砂降りの中で行われました)
ケべスの2枚目と3枚目の画像に同級生が3人います。
・・・さてだれでしょう?
