熊本県天草市(上天草島)
倉岳(くらだけ・682m) 九州百名山~65座目
上天草島倉岳町の山。天草島で一番高い
矢筈嶽(やはずだけ・626m)
年末からの寒波も2日にはすこし緩んできた。初登りに天草の二山なら登れるだろう。
昼前に出発する。阿蘇越えは積雪で厳しいだろうと日田へ向かうとカーラジオの道路交通情報は朝倉~湯布院間の通行止めを伝える。日田でR210からR386へ入り朝倉インター周辺の混雑や九州道鳥栖ジャンクション辺りの激しい渋滞に巻き込まれながらも19時すぎにやっと上天草島の道の駅「有明」に着き車中泊とする。
翌朝、県道282から栖本町河内へ入り倉岳登山口の標識に従って1車線の舗装路を上って行く。
栖本町河内から見上げる倉岳山頂部は雲の中。
くねくねと林道を登り標高が増してくると雪道となってくる。
登山口の広い駐車場に着く。気温は3℃。準備をして初登りのスタート。8時20分。
ここの標高≒580m (100mも登れば山頂だ)
倉岳神社の鳥居をくぐり階段を上がると右手にキャンプ場バンガローが並ぶ。
雪の残る遊歩道的登山道を上がる。
あっけなく山頂に着く。8時34分。 1等三角点にタッチ。
今年初めての山頂写真。九州100名山も65座目。
山頂にある井戸。霊感のある御方が祈祷したところここから水が出るようになったようで「倉岳霊水」といわれている。山のてっぺんにどうして水が湧く?のだろうか。(そっと蓋を開けてみた)
山頂にある倉岳神社の祠。
天草で一番高い山なのだが視界は雲ではっきりしない。このあと登る次郎丸岳か?
続いて向かう矢筈嶽。
下山は車道を下る。とちゅうでママが雪道をすべりこけたところを登って来た軽トラのおじさんに見られる。
駐車場に戻り倉岳と反対方向の矢筈嶽へと向かう。九州自然歩道に入る。ちょうど9時。
雪の車道と出会うと左へと林道へ入る。
緩やかなアップダウンを繰り返して林道を進むと陽も射してきた。
(途中、HP大分の山登山記にある4等三角点そばの最高点は何処だったのだろう?)
行き止まりとなって正面に立派な金毘羅宮の鳥居が立つ。
鳥居をくぐって進むと金毘羅宮の社が祀られている矢筈嶽山頂に着く。登ったという感じはない。標高は626m。 9時40分。
足元から天草の海に御所浦(ごしょのうら)島と周辺の小島が散らばっている。
2008年2月、ここ天草で開催された「第2回半島地域づくりフォーラム」に参加しこの御所浦島に民泊したことを思いだす。
矢筈嶽山頂写真。臼杵山岳会の山頂プレートと宮崎市の山本一春さんの木柱が。
戻る途中から見えた倉岳。
往路は途中から平行する九州自然歩道を歩いて駐車場に戻る。10時23分。