大分や九州の山歩きと国東半島のあれこれを発信します。2011年9月から家族の一員となりました。名前はフリルです。(スコティッシュホールドのメス) 生後2か月です。    


by jinashi
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ネットニュースで「周防大島で行方不明になっていた2歳の子供を大分県からボランティアで捜索に来た70歳代男性が発見保護した」・・を見た。
GWに初めて周防大島の山に登ったこともあって記事を詳しく読んだ。

パッと思いついて、「もしかしたらこの男性は尾畠さんじゃあないだろうか?」とママに話した。

その後の報道で「やはり尾畠さんだったよ!」とママが知らせてくれた。
→ 
YAHOOニュース

日出町の尾畠春夫さんとは2年前のくじゅう山の日登山会や去年の元越山登山会で出会っている。元越山では山頂写真をご一緒していただいた。
今年4月の千灯岳登山会にも参加していただき挨拶をした。

数十年続けている由布岳登山道のボランティア整備や、日本各地での災害発生時にはいち早く駆けつけて復興ボランティアに参加されている有名人だ。
前日からの大捜索隊が発見できなかったのに尾畠さんはこれまでの経験などから山へ入ってたった30分で発見保護した。
家族に約束したと言って警察には渡さず、直接自宅まで男児を抱きかかえて行ったのも尾畑さんらしい。


今日は盆の15日で終戦記念日。人の命の重さを教えてくれたグッドニュースだった。
尾畠さんも日本ボクシング連盟(前)会長もおなじ78歳。
今回の尾畠さんの発見保護は決して偶然ではない・・何かの力を感じた。



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# by jinashi | 2018-08-15 17:29 | 生きる力 | Comments(1)


8月11日は制定から3年(回)目となる「山の日」を迎えた。
日本山岳会などが進めてきた祝日で、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という目的とあわせて、盆休みを大型連休にすることもあったようだ。

ついでながら・・1週前の8月5日には久住避難小屋上の遭難慰霊碑前で「山の安全を祈る集い」が行われたようだ。日本山岳会東九州支部と法華院温泉山荘の共催で2010年の80回忌法要以来9回目となる。じなしも何度か参加している。

今が一番暑い時季だが、涼しさと季節の花々を求めてくじゅう山を登ろう。

夏休みのファミリー登山で賑わう牧ノ戸駐車場は車が溢れてかえっている。
筋湯温泉に向かう道路の肩に停める。

星生山(ほっしょうざん・1762m) ~大分百山・13回目

出発は8時36分。 
いきなりの苦しいコンクリート道を登る。
展望台まで上がってママがくるのを待つ。
早くも下山する人も多い。
ペルセウス彗星観察の朝(夜)駆け登山者もいたようだ・・
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コオニユリ越しに三俣山。
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沓掛山から望むくじゅう山
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両サイドに花を探しながらゆるり歩きで登って行く。
オトギリソウ
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ホソバシュロソウ  金色のおしべが見たかった・・
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サイヨウシャジン
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ネバリノギラン?
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キリシマヒゴタイ?
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ママコナ
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フクオウソウ
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メイゲツソウ
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シコクフウロ
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ワレモコウ
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 〃 アップ
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西千里ヶ浜から星生山尾根に取りつく。
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ひと登りで尾根に上がると山頂は近い。
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山頂は南東からの風が涼しい! 山頂標識の温度計は20℃を示している。
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昼食タイムのあと・・下山。
左下に池塘を見て下って行く。
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昼近くになっても登りの登山者は多い。
来るかな? と思った夕立にも出会わずに無事下山。
会いたかったマツムシソウは少し先のようだった。


牧ノ戸登山口出発8:36→10:03扇ケ鼻分岐→10:20星生山分岐→10:40星生山尾根→11:43星生山山頂(昼食)11:04→11:34扇ケ浜分岐→12:39牧ノ戸Pへ下山
登山口標高=1330m
沿面距離≒7.2Km
累積標高差(+)≒650m
歩行時間≒4時間01分(休憩含む)
(GPSマップ~拡大します)
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下山後は由布市のお花畑へ ~

キツネノカミソリ
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ミヤマウズラ(咲き始め)
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フシグロセンノウ
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アギナシ
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ミズオトギリ
(午後から開花するらしい・・14時11分の画像だが早かったのか・・)
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サワギキョウ
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白花ギボウシ
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サギソウ
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帰路に塚原温泉「山荘四季庵」へ立ち寄り湯。
露天風呂(
500円)の風はもう秋の気配・・・










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# by jinashi | 2018-08-14 15:27 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(4)
今年も豊後高田市田染公民館より公開講座のご案内を頂いたのでT君を誘って出かけた。
講師は西叡山高山寺船津大乗住職。演題は「釈迦仏教から大乗仏教へ」。
3年前にも大乗住職の講演を聞いた。→2015年の公開講座

2500年前にインドガンジス川流域で起こった釈迦仏教が、日本に伝わって現在に至るまでの変遷をわかりやすく解説してくれた。

聖徳太子により仏教が広まり、最澄の比叡山開山から、現在の天台や真言宗、禅宗、真宗などに様々な宗派が派生していった経緯を解説してくれた。
真宗門徒の我が家だが、ご院家さんより真宗の歴史や成り立ちなどをあまり聞いたことはない。

開基1300年を迎えた国東六郷満山寺院は天台宗だが、その修業は法華経を中心とした密教に禅や戒や念仏などを融合したもののようだ。
天台宗も真言宗も同じようなものと思っていた・・・
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船津住職は元カメラマン。2010年春に六郷満山峯入行を満願、翌年晋山式を終えて高山寺(こうざんじ)住職に就任した。
日本に伝わった大乗仏教だが、船津住職のその大乗という名前は無動寺の中嶋浩伝住職(故人)から授かったようです。



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# by jinashi | 2018-08-11 16:41 | 国東半島あれこれ | Comments(0)
  

山友・熊毛の住人さんお気に入りの安蔵寺山を歩いた。
安蔵寺山は島根県吉賀町・津和野町・益田市の境にあり、県境を接しない山では島根県最高峰となる。(県境の山では恐羅漢山(1346.4m)が最高峰)

早朝に家を出て・・東九州道~九州道~中国自動車道・六日市インターを下りたところで熊毛さん&亀女さん、(今日はソロの)puniさんと合流。
R187を津和野方向へ向かい、吉賀町向津バス停を右折して木部谷を登っていく。曲がりくねった舗装路を延々進んでいくと安蔵寺トンネルが見えてきた。
トンネルの向こうは益田市匹見町。手前両側に駐車スペースがある。
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 安蔵寺山(あぞうじさん・1263.2m) ~中国百名山

準備をして出発。9時11分。トンネル登山口の標高≒1010m。
山頂まで2.9km。
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ひと登りで尾根に上がる。トンネルができるまでは2kmほど向こうの七村峠から歩いて来たようだ。
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すぐにミズナラの御神木が迎えてくれる。
幹周り4.4m、樹高約20m、樹齢推定600年以上。島根県一の大きさだ。
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林床にヤマジノ?ホトトギスが咲いている。
鳥のホトトギスの胸にある模様と似ていることからこの名前がつけられたらしい。
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雰囲気の良いブナ天然林の尾根道。
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王様の椅子?
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小ピーク(標高=1191m)に着いた。
標識が上下にあるのは雪の深さを物語る。
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少し下って最低鞍部辺り。
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緩やかに登り返して・・北峰(1257m)で一休み。
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アップダウンのあと、山頂が見えてきた。
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山頂手前鞍部には安蔵寺があったようで、山崩れで寺と共に流れた仏さまが今でも麓の寺に安置されているという。
鞍部寺跡にオオカメノキの実。
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山体をトラバースすると山頂も近い。
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木漏れ日の自然林をひと登りで山頂に到着。
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山頂からは東の展望が良い。正面は小五郎山?
大分の豊後大野市にも「炭焼小五郎伝説」が残っているが・・・
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コオニユリが一輪。
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2等三角点前で山頂写真。
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山頂直下にある観音様へ登頂御礼参り。
屋久島の山もこんな雰囲気で祀られていた。
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もっと見晴らしが良いという南の展望所へ向かう。
少し下って先端部の展望所に着いた。
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東から西に180℃の大展望だ。
東に吉和冠山~カタクリの寂地山方向。
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南に~大将陣、白旗山あたり・・
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西に~青野山、十種ヶ峰・・・
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広い縁台(テント用?)に腰かけて、大展望を前に昼食タイム。
アザミにキアゲハ。
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下山は小石谷へ下りる・・
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途中の露岩へ上がる。香仙原~弥十郎山方向・・
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ヤブコウジの花(ピンボケ^^;)
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夏エビネ(花芽はこれから?)
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クマザサの自然林を下る。
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オオキツネノカミソリ群を通る。
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急坂をぐんぐん下って小石谷へ下りた。
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じなしデポ車でトンネル登山口の熊毛さん車回収に戻る。走るとけっこう距離があった。
ナビゲートしてくれた熊毛さん&亀女さん、puniさんとお別れした。

西中国山地国定公園にある大きな山塊の安蔵寺山だった。
南北に続く尾根道にはブナやミズナラの自然林が残り、静かで雰囲気の良いコースは熊毛さんが何度も通い詰めるほどのお山だと納得した。
この日は3組の同年代?夫婦連れと出会った。

帰路は津和野の町へ。
道の駅津和野温泉ですっきり。
出来立ての新道からR9~小郡IC~中国道~東九州道~椎田南ICを通って22時に我が家へ帰着。山歩きよりドライブ時間が長い一日だった^^


安蔵寺トンネル登山口出発9:11→9:28ミズナラ御神木→10:10鞍部で休憩(芦原分岐)→11:11北峰→11:54山頂→12:07展望所(昼食)12:48→13:24展望岩→14:31小石谷へ下山
登山口標高=1010m
沿面距離≒6Km
累積標高差(-)≒730m
歩行時間≒5時間35分(休憩含む)
(GPSマップ~拡大します)
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# by jinashi | 2018-08-07 14:24 | 中国地方の山 | Comments(10)


台風12号は記録に無い経路で進んでいる。
我が町にはいつもは去っていく方向から向かって来ていて、夕刻には最接近しそうだ。
上空にある「寒冷低気圧」などの仕業らしい。

嵐の前の静けさか・・平穏な朝を迎えた朝寝フリル。7歳になりました^^
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蛭兒大神宮

午前中は天気が持ちそうなので、夷谷・中山仙境周辺の歴史遺産の探訪に出かけた。
向かったのは夷谷温泉手前(中山仙境下山口から夷谷温泉へ向かってすぐ)の上坊中にある神社。
以前通った時にこんなところに何の神社だろう?と思っていた。
(マップ)

階段の上にある鳥居。
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額束には「蛭兒大神宮」とある。
柱を見ると享保三年の建立となっている。
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上を目指して大岩の間のコンクリ石段を登って行く。
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平らな広場のようなところ(今は杉林)があって、その上の岩屋に社が見えた。
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わりと新しい杉板の床の奥に社殿がある。
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社殿の後ろは大岩が取り囲んでいる。
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豊後高田市文化財課HPの「中山仙境(夷耶馬)名勝報告書」には~
【蛭子社 】
霊仙寺旧墓地より数百メートル東へ行った所に見える「蛭子大神宮」の扁額のある鳥居から石段を登った先にある岩屋内の小社。東夷では六所神社の根源と伝えられており、六所神社の神事の際には、必ず蛭子社から祝詞を奏上する。
字「今夷」に位置し、『六郷山巡礼百八十三ヶ所霊場記』に記載のある六郷山の峯入りのルートにも「第百三十四番 三重村夷今夷」と登場する。


かなりの歴史を感じさせる空間だった。
蛭子=夷。ここの地名「夷」の大元になる神社なのだろう。



焼尾塔ノ本国東塔・庚申塔


近くにある焼尾阿弥陀堂下の国東塔・庚申塔を訪ねた。2度目かな?

総高2m34㎝。基礎、台座、塔身、笠、相輪がきれいにそろった国東塔。
南北朝時代の作と言われる。県指定文化財。
(国東塔後の杉林に先の蛭子社がある)
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国東塔の一段上に三基の庚申塔がある。
庚申塔とは~国東半島の庚申塔
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下段の右にある青面金剛庚申塔は国見地区にあるものと同じ作者のものか? 作風の似た庚申塔を5~6か所で見かける。
一説には隠れキリシタン庚申塔ともいわれている。
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下段左は「猿田彦大神」と刻まれた神道系庚申塔。
香々地地区には神道系庚申も多い。
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上段にある青面金剛庚申塔。
下部に三猿(見ざる、云わざる、聞かざる)が彫られている。
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猿田彦庚申塔の後ろには3年(18回)ごとに請願成就のために建てられた供養塔(板)が並んでいる。
数からしてかなり長い間信仰されていたことがわかる。
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三基の庚申塔のすぐ上には弥陀如来立像など多くの仏像が安置される「焼尾阿弥陀堂」がある。


蛭子社入口近くの県道沿いにある猿田彦庚申塔。
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下坊中にある三猿二鶏が彫られた磨崖庚申塔。
標識には「坊中荒神」とあるが・・荒神にそぐわぬ穏やかな笑顔の庚申さまだ。
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夷地区には庚申塔をはじめ、様々な石造文化財の宝庫となっている。
この地区には仏師・板井一門から派生した法橋板井利三郎など多くの石工が活躍したことにもよるのだろう。




中山仙境のイワタバコ

時間もあったのでイワタバコ群生地へ行ってみた。
2年前は7月16日が花盛りだったが・・・
先の7月11日に福岡県宗像市のK柳さんご一行11名をご案内した時には少し早かった。
半月以上経ったが・・まだ咲いてるかな? 
たどり着いた大群落地。
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やはり・・ほとんど終わっていた。
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本年6月15日には中山仙境は(国東市文殊耶馬とともに)国指定名勝に登録されることが決まった。
一路一景公園展望台より望む中山仙境尾根
(拡大します)
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 〃 高岩・一望岩尾根
(拡大します)
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かつて「大魔所(悪魔や魔物の棲む場所)」と呼ばれた夷谷。人跡未踏の地であった奇岩の風景は、岩林と呼ぶにふさわしい規模で展開しています。平安時代以降、六郷満山の僧侶達によって夷谷は徐々に開拓され、谷全体が「夷石屋」という寺院へと成長していきました。 江戸時代には歌人・国学者の高井八穂らが夷谷を訪れて和歌を詠み「夷谷八景」を定めました。谷を彩る折々の自然を愛でる文化は今の夷谷にも息づいています。 今回の意見具申にあたっての調査において、東西の夷谷を分かつように聳える「中山仙境」は、実は2つの谷の文化の淵源として、むしろ2つの谷を束ねている存在として再評価されました。(豊後高田市HP)


大分県の国指定名勝は6件となる~ 
①別府の地獄
②耶馬渓
③旧久留島氏庭園
④天念寺耶馬・無動寺耶馬
⑤中山仙境
⑥文殊耶馬





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# by jinashi | 2018-07-30 16:31 | 国東半島あれこれ | Comments(4)