いよいよ今日は高野山参詣道「町石道」を歩く。
駅からホテルまで距離があったので、前日にタクシーを予約した。今日は1日長い歩きとなるので体力を温存したかった。
早朝4時30分にホテルを発って橋本駅に向かう。途中のコンビニで食料や水など買い込んだのでザックもかなりの重さになった。

 2日目~九度山から奥の院御廟まで歩く

南海橋本駅5時14分発高野下行の始発電車に乗る。乗客はじなし一人だけ・・・
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13分ほどで九度山駅に着く。
真田家家紋の六文銭が装飾された駅前をスタート。今日は一日晴天の予報だ。
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慈尊院へ向かって歩き始める。
九度山商店街「真田のみち」へ入って(慌てて)ナビをセットする^^;
家々には吊るし飾りや六文銭提灯が提げられている。
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九度山は幸村が蟄居させられて苦難の日々をすごした真田家ゆかりの地。
真田庵は真田幸村父子が隠れ住んでいた屋敷跡に建てられたお寺。
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道の駅「柿の郷くどやま」を右に見て旧道を歩けば慈尊院へ着く。
いよいよここから世界遺産「町石道」がはじまる。ちょうど6時。
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境内に上がると本堂から朝の読経が聞こえてきた。
慈尊院は女人禁制の高野山へ入れなかった空海の母が亡くなったところで「女人高野」と呼ばれる。有吉佐和子さんの小説「紀ノ川」の舞台となったことで「乳がん平癒守(へいゆもり)」を求める人が多く訪れているようだ。
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丹生(官省符)神社へ石段を登っていく。
その途中に最初の町石塔「180町石」がある。
高さ3mほどの五輪卒塔婆で、ここから1町ごとに180基が高野山の根本大塔まで続く。また、36町ごとに里石が5基建てられている。
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慈尊院と茅の輪の置かれた丹生神社へ完歩祈願をして参詣道へ入る。
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この先一町(109m)ごとに次々と町石が現れてくる。
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「クマ出没注意」にはドキリとさせられる。
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九度山は柿の産地で山腹に柿畑が広がる。
摘果をしていた男性に聞くと柿は渋柿の一種でJAで渋抜きをして出荷するようだ。
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展望台に上がって橋本市方向を見る。紀の川がながれる。ここの標高360mほど。
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柿畑が終わると杉林に入り道の勾配が増してくる。雨引山分岐あたりを歩く。
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フラットな杉林を歩くと144町石と共に初めての1里石(右)がある。慈尊院から約4km地点。
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えぐれて荒れた参詣道となる。
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六本杉に着く。標高520mあたり。
真っすぐ進めば丹生都比売神社だが、パスして左へ鋭角気味に進み町石道を歩くことにした。
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古峠を過ぎると二つ鳥居手前に展望休憩所があっておやつタイム。
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天野集落を見下ろす。
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弘法大師が建立した丹生明神と高野明神の二ツ鳥居。
丹生都比売神社からはここで周回合流する。
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大蛇が棲みついているという「白蛇の岩」を過ぎる。
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前が開けたと思ったらゴルフ場だった。
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神田地蔵堂へ着いた。平安鎌倉時代の高野参詣の人々の休憩場だった。
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手入れがされた杉林を進む。こんな急勾配によく植えたものだ。
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百町石でセルフタイマー記念写真。
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笠木峠を過ぎたあたりの丸木に座って昼食。
この辺りがほぼ中間点か?
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3里石を通過。
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みまもり地蔵を過ぎて雑木林を緩やかに下って行くと下に道路が見えてきて、矢立に着く。
やきもちが美味しいという茶店にやきもちは無かった。
ここで初めて休憩中の2人の女性トレッカーに出会った。
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矢立の六地蔵を過ぎるとしばらく急坂が続く。
大師が袈裟を掛けたという袈裟掛石。ここから高野山の清浄結界となる。
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押上げ石を過ぎると大杉が目に付くようになる。
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R480を横切ると左上の国道に車の音を聞きながら谷を進む。
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鏡石を過ぎて沢沿いを進む。
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杉林の急登となって来た。
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ジグザグに登りあがると8町石があって・・・前に大門が現れた!
2か月前にバスで通ったところだ。
九度山から7時間45分ほどかかった。
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高野山の総門で両脇の金剛力士は江戸時代に作られた。
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あと6基ある町石を辿って町中を歩く。
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最後の町石1番石は金堂の森の中にあった。
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壇上伽藍の中門へ着く
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潜った正面に金堂。
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慈尊院側町石ゴールとなる根本大塔に到着!
慈尊院からの所要時間は7時間40分。
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境内を回ったら街道に出て奥の院御廟へ向かう。
今度は根本大塔から奥の院まで36町石が続く。
慈尊院から壇上伽藍までの180町を胎蔵界に、壇上伽藍から奥の院まで36町を金剛界に準えている。

途中、食堂で天ぷらうどんをいただいた。隣席の外人さんからすする様子をチラチラ見られた。
今夜の宿坊を確認して奥の院へ歩いて行く。足腰にだいぶダメージを感じる。

一の橋観光案内所で墓所パンフレット(高野山奥の院の墓碑をたずねて~100円)をもらう。
一の橋を渡ったところが18町石であと半分だ。
ここからは4月のトラピックスツアーでは歩かなかったゾーンだ。
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石田三成墓所
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明智光秀墓所
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豊後岡藩中川家墓所
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前回遠くから見た・・豊臣家太閤秀吉の墓
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織田信長・・
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弥勒石に触れたらその先に御廟橋。ここを渡ると撮影禁止、そして脱帽。
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聖地となる大師御廟(灯篭堂)で本日の参詣道を歩き終える。
2か月前にはたくさんの参拝者でしたが、この時は一人きり。
五鈷杵とお数珠に触れて・・「南無大師遍照金剛」

歩くのももう目いっぱい・・
中の橋からバスに乗って今夜の宿坊へ着いた。
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初めての宿坊体験ですこし不安・・
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明治時代の古い建物だったが風呂も(共同)トイレも新しくきれいでした。
早速貸し切りの風呂で疲れを癒す。
部屋でひとりしみじみと精進情理をいただいた。
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歴史ある参詣道だったが・・九度山慈尊院から矢立までは誰にも会わずに独り歩きを楽しんだ。
(山歩きをするようになって)長い距離を歩けるようになった幸せを感じながら歩いた。
季節の花々にもたくさん出会ったが・・割愛しました。
目を閉じるとフルコースを歩き終えた喜びが湧いてきた。

夜は少し肌寒く、疲れたはずなのに眠りは浅かった・・・


九度山駅スタート5:28→5:43真田庵→6:00慈尊院→6:46展望台→7:20雨引山分岐→7:59六本杉→(丹生都比売神社へは行かなかった)→8:23古峠→8:29展望所(休憩)→8:36二ツ鳥居→8:58神田地蔵堂→9:22百町石→9:55笠木峠(ほぼ中間点・昼食)→11:01矢立茶屋→11:15袈裟掛石→12:01展望台→13:11大門→13:35町石一番石→13:41根本大塔→(丸万うどん)→14:58一の橋→15:54御廟橋(奥の院)ゴール

歩行時間≒10時間30分(休憩や食事、見学時間含む)
沿面距離≒26km
九度山標高≒80m
奥の院御廟標高≒800m
累積標高差(+)≒1500m


 (GPSマップ ~クリックで拡大します)

  前半~    
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  後半~ 
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③に続く~~~


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# by jinashi | 2017-06-10 18:17 | 高野山町石道歩き | Comments(8)

4月にトラピックスツアーで初めて高野山を訪れた。
空海により開かれた真言密教の聖地、高野山奥の院御廟へ続く道では独特の雰囲気に圧倒された。

紀伊半島では「熊野三山」、「高野山」、「吉野・大峯」の三つの霊場とそこに至る「参詣道」が世界遺産に登録されている。
古代より多くの人々が訪れた高野山へは7本の参詣道が通じていたようだ。その中心的な参詣道の「町石道(ちょういしみち)」へは、熊野古道とともにいつかは歩いてみたいと思っていた。
4月のツアーですこしだけ町石道の雰囲気を感じたのだが、帰っていろいろと調べているとさらに歩きたい思いが強くなってきた。

梅雨入り前の天気予報を見ながら、若いころ務めた会社の同期入社仲間との再会日程を調整して、4日の早朝に出発することにした。

 初日~大阪ぶらぶら 

この日は夕方までに橋本市のホテルへ入ればいい。
せっかくなので早朝に出かけて大阪の町をぶらつくことにした。
小倉で新幹線「さくら」に乗りかえて10時前に新大阪に着いた。

最初に向かったのは中央区道修町。京阪本線北浜駅を降りて亡き父が丁稚奉公から働いた薬種商乾卯商店(現イヌイ(株))のある場所へ向かう。
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大正元年生まれの父は主に生薬など薬品原料を製薬会社へ卸していたようで、貴重な生薬「牛黄」を腹巻に入れて出張したなどと話していた。大戦前には満州工場長として渡ったのだが、敗戦でロシア兵に追われながら母と姉二人を連れて舞鶴港へやっとの思いで帰国したようだ。

すぐにその会社を見つけた。
国東半島の田舎から出てきてこの場所で薬の知識や大阪商売を叩きこまれたのだろう・・・と感慨深く立ち止まった。
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近くの神農さんを祀る小彦名(すくなひこな)神社へ参拝した。
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電車を乗り継いで天王寺へ向かう。
天王寺駅から15分ほど歩いて四天王寺へ着く。
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拝観料300円を払って中心伽藍へ入る。
四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。今から1400年以上も前のことです。『日本書紀』の伝えるところでは、物部守屋と蘇我馬子の合戦の折り、崇仏派の蘇我氏についた聖徳太子が形勢の不利を打開するために、自ら四天王像を彫りもし、この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立しこの世の全ての人々を救済する」と誓願され、勝利の後その誓いを果すために、建立されました。(四天王寺HP)
去年訪れた奈良法隆寺の伽藍配置に似る?
五重塔の最上階へ上がって仏舎利を拝観した。2-3階にはたくさんの小さな位牌が並ぶ。
(金堂は耐震改修工事中)
左下の向こうは地上300m、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」・・2016年4月に奈良を訪れた際、最上階展望所からここ四天王寺を見下ろした。
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四天王寺を出て新世界へと歩いて行く。
初めて見る通天閣。こてこての大阪。
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TVで見たことがある串揚げ店に長い行列。
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小腹がすいたのでたこ焼きを買って立ち食いした^^
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通天閣を出て難波まで歩いた。
途中の日本橋あたり~大阪の秋葉原といわれる電気のまちだが、アニメやゲーム、コスプレ衣装やフィギアなど関西オタク御用達の店が並ぶ。
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やっと南海難波駅へたどり着く。良く歩いた。
橋本行の快急に乗る。
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50分ほどで橋本駅(JRに隣接している)に着いた。ここは和歌山県。
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駅前から歩いて予約したホテルへ向かう。
橋本は「前畑がんばれ!」で有名な日本人女性初の金メダリスト前畑秀子さんの出身地のようだ。
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地図を見てそんなに遠くはないだろうと思っていたが、かなり歩いた。
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明日の本番を前にしてこの日はすこし歩き過ぎたようだ。
近くの店で早い夕食を済ませて早めの就寝・・・

 その②に続く~~~

# by jinashi | 2017-06-09 18:51 | 高野山町石道歩き | Comments(2)



国見町西方寺に住むI永さんから「近くの山中で崖に穴が開いたすばらしいビューポイントを見つけた!」と教えてくれた。
早速、半島中心部の山々に詳しいH島さんと2人で探検に出かけた。I永さんから聞いた情報を頼りに山へ入ったが・・それらしき場所を探し出せなかった。(5月27日のこと)
その後、I永さんより画像やマップで聞き取りをして場所をほぼ確定したのでH島さんと一緒に再度探検に入った。

西方寺の京来下(きょうらげ)バス停に車を停めてスタート。
この地区の小野さん、山口さんの御先祖は京から下ってきたという言い伝えもあり、今でも一族で先祖供養をしているようだ。
バス停の東には(ロングトレイルK1コースの)大不動岩屋にあった不動明王を祀る中谷不動堂もある。
(5月27日の画像)
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2週続きで上西方寺集落を通って山へ向かう。
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最後の人家を過ぎて昔の峠道をゆるやかに登ると左に手入れがされたクヌギ林が広がる。
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左に椎茸榾木の伏せ場があるところの右手に古い道標がある。
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「左えびすみち、右やまのかみみち」と彫られているようだ。江戸時代のものだろうか?
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やまのかみ(山の神=香々地見目の最奥の集落)方向へ入る。
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すぐの右に炭焼釜跡あり。この先左手にも2か所ほどある。
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杉林を通る。谷に沿って道らしき雰囲気もあるが・・倒木などで荒れている。
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クヌギ林となる。
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シュロの木が1本あるところから再び杉林となる。
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右手に(前回行ってみた)倒木で露出した崖が見える。
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少し急な登りを上がると尾根(峠)にあがる。(京来下から)歩き始めて23分ほど。
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尾根から前方(山の神方向?)はクヌギ林で緩やかに下っている。
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右の盛り上がった方へ進む。ここまでは前回と同じコース。
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一旦小ピークに上がったら左へ下りて行く。(前回は真っすぐ尾根を進んだ)
前に大きなヌタ場(猪の風呂)が見えてきた。
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そのヌタ場から右を見ると・・・「わぁー・・あったぁぁ~~~」
これが地元の人が「窓の迫」というところかぁ~
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これはすごい! 
ブリッジの長さは15m、幅は5mほどか・・真下からブリッジまでの高さは20mほどありそうだ。
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樹木で見えないが窓の先(東)は鷲巣岳方向だろう。
窓の向こう側の両脇は岩屋となっている。
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ブリッジ下から入って来た(ヌタ場のある)方向を見る。
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下からブリッジを見上げる。
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ブリッジになっているところは、前回、下にこんな窓があるとは気が付かないで歩いている。そのとき(5月27日)の画像。
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崖沿いを進んで見る。
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回り込むと(前回も上がってみた)倒木で露出した崖へ出た。予想通り・・・
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先の「やまのかみみち」へ戻って往路を下る。
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田の神様か? 田植えの真っ最中・・
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京来下バス停に戻るとこの地区のYさんがおられたので・・道標のことを聞くと、やはり「右やまのかみみち」と彫られているようだ。

少年の気分になって2週続きでドキドキ楽しい探検でした。
突然前に現れた絶景の窓岩を見つけ出して感動した。
来年春のミツマタが咲くころにはトレッキングツアーのコースに組み入れたら面白そうだ。

国東半島中心部は、100万年以上前の両子山噴火により生成した溶結凝灰岩~凝灰角礫岩が浸食された岩峰群が聳え立っている。
まだまだ知らない絶景ゾーンがありそうだ。

(GPSマップ)
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# by jinashi | 2017-06-03 15:26 | 国東半島あれこれ | Comments(8)




先の日曜日(28日)の早朝、田原山駐車場でうすきさん車を見たとき、もうイワギリソウが咲いているんだ・・と知らされた。
行けるのは今日の午前中だなと思っていたら、前日に信ちゃんからお誘い℡をいただいた。サッと登ればいいものの、国東へ入って来られる時にはいつも声かけをしてくれるのがうれしいです。

 田原山(鋸山・542m)  ~九州百名山・9回目

8時前に信ちゃん&俊ちゃん、higeさん&higeママさんと合流して・・しゅぱ~つ! 半月前に雨乞牧場で出会った俊ちゃん以外は3月のトンテンカン以来です^^

前が開けて主稜線が見えてきた。
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ナワシロイチゴ?がいい色で熟れている。
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ヤブムラサキ
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雫石の上から登山口方向。向こうは「勢場ケ原の合戦」があった大村山。
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ひと登りで南尾根に上がるとヤマツツジが迎えてくれる。
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大観峰から山香方向。由布鶴見は雲の中。
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一旦下って登り返せば八方岳。ここが田原山(のこぎり山)山頂。
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今日は・・山頂の景色よりお花探し。
タテバイのステップを登ったところに第1号発見。
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国東半島のシンボル石を望む。
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痩せ尾根歩きが続く。
岩場の北側斜面に群生している。
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朝日を浴びて・・
一雨欲しいと言っています・・・
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マメヅタラン(の花)群落はお初にお目にかかります。
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地味な色の花だが・・日が射すともっと開くようです・・
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近くのチャボツメレンゲも成長中。秋には小さな白い花をつける。
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一番の群生地に咲くイワギリソウ。
レッドデータブックおおいた(絶滅危惧)IA 
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見返り岩へ向かう。
ウツボクサ
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急な岩場を下る。
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青空に映える卯の花。 ♪卯の花の匂う垣根に♪・・・
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今年も可憐なイワギリソウに出会えた。
九州では国東半島と薩摩の磯間岳あたりにだけ自生しているという貴重な花だ。
来週には梅雨入りしそうなので・・一雨浴びればフレッシュな開花がしばらくは楽しめそうだ。

信ちゃん&俊ちゃん、higeさん&ママさんお世話になりました!


登山口駐車場8:02→8:29雫石→8:42大観峰→8:56八方岳→9:13股覗き岩→10:26見返り岩
→10:42下山

登山口標高≒300m
沿面距離≒2.8Km
累積標高(+)≒410m
所要時間(休憩込み)≒2時間50分
(GPSマップ)
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# by jinashi | 2017-06-02 18:07 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(2)

来週4日はいよいよくじゅう山開き。
今年は久住山山頂で神事が行われるようだ。

先週は万年山お花畑で5~6分咲きのミヤマキリシマを観賞した。蕾をいっぱいつけていたので今頃は素晴らしい咲きっぷりを披露していることだろう。

万年山より標高差500~600mほど高い九重連山のミヤマキリシマも、虫害もなくびっしりと蕾を付けているようで、昨年同様すばらしい開花ショーが期待される。

指山(1449m)や立中山(1464.5m)あたりで咲き始めたようなので・・今日は標高も近い岩井川岳から扇ケ鼻を登ってみよう。
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 岩井川岳(いわいごだけ・1522m)  ~大分かくれ名山・3回目
 扇ケ鼻(1698m)  ~九州百名山・12回目

すこし朝寝をして家を出る。
6時50分ごろ田原山登山口を通過すると駐車場に見たような車(ナンバー大分1515)をチラリ発見。もうイワギリソウが咲いているのだな・・と教えてくれる。

車で溢れる長者原、大曲、牧ノ戸駐車場を横目に熊本県境に近い岩井川岳瀬ノ本登山口へ着く。ちょうど団体さんバスも到着してきた。
団体さんの後から出発。8時41分。ここの標高≒1050m。
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団体さんの後姿を見ながら・・しばらくは緩やかな勾配の林道を登っていく。
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ホウチャクソウ
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35分ほど歩いて・・急登に取りつく。
馬酔木やナラの林へ入る。
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スポットライトを浴びた初咲のミヤマ
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ミズナラ?の若葉
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右が開けて阿蘇涅槃が・・
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瀬ノ本高原と右は猟師岳。
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木漏れ日の森を歩く。
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登山道から分かれて・・草原を歩いて岩井川岳へ到着。
3等三角点あり。
西側先端部は少しピンクに染まっている。
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一休みして・・正面に盛り上がった扇ケ鼻へ向かう。
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びっしりと付いた蕾。しゃっ君は全く見ない。
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ジグザグに森を登っていく。
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ほぼ終りの石楠花。
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山頂直下に群生するドウダンはまだ蕾。
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マイズルソウ
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山頂部に群れ咲くイワカガミ
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お久しぶりに白ヘルおじさんと出会う。2014年7月の由布岳以来・・
「まだだいぶ先ですねえ・・・」などと挨拶して別れる。
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山頂は涼しいが紫外線は強そう・・
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沢山の登山者と一緒にゆったりと昼食タイム。カップメンのとなりに咲くミヤマ・・
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山頂から星生山への途中の花畑にピンク色は見えない。
来週、いや再来週あたりが見ごろだろう・・・?
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星生山あたりまでとも思ったが、花は未だ早そうなので往路を下山する。

ケキョケキョ~と鳴く鶯を何とか捉えた!(ピンボケですが^^;)
コイツはなかなか姿を見せてくれません。
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登り体重ブレーキも下りはスイスイで瀬ノ本へ下山。
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 瀬ノ本登山口8:41→10:35岩井川岳10:58→
  →11:40扇ケ鼻(昼食休憩)12:25→13:50瀬ノ本下山

 登山口標高≒1050m
 沿面距離≒8.2Km
 累積標高(+)≒730m
 所要時間(休憩込み)≒5時間10分
(GPSマップ)
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帰路に阿蘇高原へ足を延ばす。
目的のイチヤクソウはまだ蕾。
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シライトソウ
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イブキトラノオ
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久しぶりに筋湯「うたせ湯」でリラックスして帰路についた。



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# by jinashi | 2017-05-29 15:42 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(10)