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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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宇佐のマチュピチュを登る! 2016.7.10(日)

梅雨前線が九州南部に停滞して今日も天気は微妙?
早朝からの神社清掃奉仕を終え・・さて、どちらのお山へ。
 
合同新聞「大分のかくれた名山たち」で見た宇佐市院内のマチュピチュへ登ってみよう。
(調べてみたら5月19日(木)の夕刊に載っていた)
ママはクラス会で福岡行きのため一人登山です。

 秋葉様の山(あきばさまのやま・460m) 大分かくれ名山

新聞を見るまで宇佐のマチュピチュが秋葉様の山と呼ばれ、登れるとは思はなかった。
(下山後に展望台から望む)
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本物のマチュピチュ(ネットより借用)
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朝9時を過ぎてR387の展望台へ着くと、ガスでマチュピチュは見えない。
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マチュピチュ登山は後回しにして、(草原の山で季節の花々に出会えそうな・・)日出生台の黒岳へ向かう。
R387の日出生台ダムを過ぎた上石飛から入り、県道409の堤へ出て西へ向かう。
このあたり一帯は西日本最大の陸上自衛隊日出生台演習場だ。
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高台から見る日出生台高原。向こうは福万山。時にドーンと大砲?の音も聞こえる。
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よっちゃんさんHPで見た黒岳登山口の「鼻牟礼峠」への入口が(茂る夏草のため?)わからず右往左往する。
アンテナが立つ当たりが黒岳山頂なのか?
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麓の草も最近刈り取られたようで、よく見ると牛さんご一行が放牧されている。(ズーム)
黒岳登山は牧場主への承諾を得たほうがよさそうだ。
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黒岳登山はあきらめて日出生台周辺をしばしドライブしたら・・マチュピチュ山へ戻る。
R387の和田平バス停前から山道へ入る。(その先宇佐市寄りは和田平トンネル)
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600mほど先のY字を左折して未舗装の荒れた作業道を300mほど進むと広場に着く。ここが登山口。
駐車場所から北に電波塔への舗装路が続く。電波塔の奥に三角点「南畑台・532.8m」があった。

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南に向かって山へ入る。12時2分。ここの標高≒530m。
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クヌギ林をすぎて小ピークを左へ向かう。
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ゆるやかに下ってまた登る。
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赤テープもしっかり付いていて進路もわかりやすい。
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下ったところからさらに大きく下り始める。右下から川の水音が聞こえる。
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大岩が現れてくる。
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下り終えた鞍部から登り返しにあるヌタ場(猪の水浴び場)。
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ここから前峰への急登が始まる。
すぐにウリ坊2~3匹に遭遇。カメラを構えると逃げられた。
前峰ピークあたり。
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一旦下って登り返すと山頂部が見えてくる。
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火伏の神様と言われる秋葉宮石殿(文化14(1817)年8月13日建立)の前で山頂写真。12時30分。
山頂の標高は460mなので登山口から70mほど下ってきた。
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S.Yさんの山名木札(H28.5.20)が下がっていた。5.20ということはS.Yさんは新聞にでた翌日に登っている。なんという行動力!
じなしもS.Yですが・・・
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山頂からはほぼ展望は無し。僅かに院内町来鉢あたり?の圃場が見えた。
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往路を戻る。登りが続いて汗が流れ落ちる。
途中の大岩から対岸の断崖を見る。
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復路の赤テープはクロスしている。
大分アウトランド山岳部の方による下山のコースマークという意味でしょうか?
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往復1時間足らずで無事下山。
「登りは下り、下りは登る」~宇佐マチュピチュの山でした。
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下山後に新しくなったマチュピチュ展望台へ。
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展望台からの画像で・・大体のコースです。
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登山口スタート12:02→12:23ヌタ場→12:28秋葉様の山(山頂)→12:57下山
 距離=1.46Km  累積標高≒180m
(GPSマップ)
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帰路に宇佐神宮菱形池を散策した。
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池傍にある境内末社・木匠祖神社(もくしょうそじんじゃ)。宮大工・寺大工・桧皮師・塗師の職人達と、近郷近住の職人の守護神。
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古代ハスも見ごろ。
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コウホネにとまる蝶。
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境内末社・水分(みくまり)神社。水を司る五神を祀る神社。
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静止中の赤トンボ。ショウジョウトンボか?
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欽明天皇の29(569)年、宇佐神宮境内の菱形(ひしがた)池のほとりの泉のわくところに、ひとつの身体に八つの頭という奇異な姿の鍛冶をする翁があらわれて、この姿を見た者はたちまち病気になったり死んだりしました。大神比義(おおがのひぎ)が見に行くと老人の姿なく、かわりに金色の鷹(たか)が見えました。比義が『誰かによって鷹に変えられたのか、自分の意志で鷹になったのか』と問うと、鷹は金色の鳩(はと)となって比義の袂の上にとまりました。神が人を救済されようとして自ら変身されたことを知った比義が、3年あまり断食をして祈り続けたところ、ついに欽明天皇32(571)年2月初卯の日に、この泉のかたわらの笹の上に光かがやく3才の童子があらわれ『われは誉田の天皇広幡八幡麿(ほんだのすめらみことひろはたのやはたまろ)なり。わが名は護国霊験威力神通大自在王菩薩(ごこくれいげんいりょくじんつうだいじざいおうぼさつ)で、 神道として垂迹せし者なり』と告げられました。そしてたちまち黄金の鷹になって駅館川(やっかんがわ)の東岸の松の上にとどまったといわれます。 そこに和銅元年(708)鷹居社をつくり八幡さまを祀り、のち霊亀2年(716)小山田の林に移られ、ここに小山田社を造営。神亀2年(725)年に現在の社地、亀山(かめやま)(菱形(ひしがた)山とも小椋(おぐら)山ともいう)に移されて八幡大神様が鎮座されたのが宇佐神宮の創立です。(宇佐神宮HPより)
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7月29日(金)~31日(日)には御神幸祭(夏越祭)が行われる。
4年前の宇佐神宮夏越祭り
# by jinashi | 2016-07-11 17:10 | 宇佐百山 | Comments(12)

岐部祭&国東半島世界農業遺産ウオーク 2016.7.3(日)

今、日本人のカトリック信徒史で一番聖人に近いといわれるペトロ・カスイ岐部神父の殉教祭が生誕地の国東市国見町で行われた。没377年になる。
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この日は国東市観光協会による1日周遊バスツアー「さ吉くんバス」も到着する。大分別府から参加した21名はペトロ岐部殉教祭を見学した。
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殉教祭では毎年きれいなハーモニーを聞かせてくれる地元ふれあいコーラスの皆さん。
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講演は大分県立先哲史料館長大津祐司先生による「大友宗麟とキリシタン文化」について。
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さ吉くんバスツアーご一行さまは昼食後、世界農業遺産やキリシタン史跡?を歩いた。実はこのコースは「おどろき歴史遺産!!ウオーキング」としてこの秋にお披露目が予定されている。
下後野池の土手を歩く。
この日の最高気温は35.2℃ここ国見町が県内一番の猛暑だった。
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今でも地元の人々に守られている不動堂。密かな信仰の話も聞かれる・・
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昭和14年2月に竣工した長さ150mのトンネル水路。日照りに困った伊美郷は協議を重ね、櫛来郷須川(すご)地区より(下後野池へ)水を分けてもらっている。
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否定キリシタン遺跡と騒がれた櫛来西浜石造物についてこれまでの経過を聞く。隠れキリシタンたちは神仏を依代として密かに祈ったのかもしれない・・。否定と断定するのもロマンがない。
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合鴨が泳ぐ水田。稲とカモ肉の両方を育てる?
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猛暑の中、コースの一部に荒れた山道歩きもあって熱中症も心配されましたが皆さん無事バスへ乗り込みました。
この後、ペトロ・カスイ岐部神父記念公園、城山の芸術祭作品「説教壇」でガイドの話を聞いたあと帰路についた。

皆さま、お疲れさまでした。また、秋(9月24日)のお披露目ウオーキングにもぜひご参加ください。
# by jinashi | 2016-07-06 14:16 | ペトロ岐部とキリシタン史 | Comments(1)

祭りのあとの九重山~バイカツツジとホオジロとカシュガルくん  2016.6.26(日)

5週ぶりに晴れの日曜日となる(^^)!
こんな日を五月晴れ(俳句季語)というらしい。
静かになった?くじゅうへ初夏の花たちに出会いに行こう。

往路の塚原から見る由布岳の崩壊地。
マタエより上は東峰西峰どちらも亀裂や崩壊が起きていて、とても危険な状態だという。
山頂部では今ごろヤマオダマキが開花しているはずだ。
由布岳にはしばらく、いやもしかしてもう登れないかもしれない。
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やまなみハイウエイは朝日が射して久々に心地よいドライブとなる。
ところが・・牧ノ戸に着くとガスっていて少し肌寒い。
それでも久しぶりの晴れの日曜日で登山者も多い。

 中岳(1791m) ~ 15回目
  天狗ケ城(1780m)~ 10回目

出発は7時24分。これから天気も良くなってくるはずだ。
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ブロッコリー丘近くでは10mほど前で小鳥がしばし美声を聞かせてくれた。調べてみるとホオジロのようだ。
さえずりの節回しは独特で「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」などと聞こえる。この鳴き声の聞きなしとして「一筆啓上仕候」(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)「源平つつじ白つつじ」などが知られている。(wikipedia)
 →その鳴き声
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扇ケ鼻分岐の手前で5月15日にタデ原で出会ったカシュガルくんが追い付いてきた。
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すぐあとに、(赤毛日記の)なおさん、(くじゅうを山歩の)sanpoさん、(ららら山びより♪の)yumiさんたち下山途中の朝駆けご一行様と1年ぶりに出会う。
このガスで「撃沈」かと思ったのだが、強風の天狗山頂で夜明けのショータイムを楽しまれたようです。

扇ケ鼻分岐。
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晴れてくれそうもない西千里浜(やや不安)・・・気温は14度。
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星生崎下でH田さんと出会う。ガスが晴れそうもないので下山するそうだ。
避難小屋前でしばしのカフェ&おやつ休止も晴れそうにない(だいぶ不安)。

去年9月以来の中岳へ向かう。久住分かれあたり。(もうほぼあきらめ・・)
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空池手前ですこし明るくなったような・・
間もなくノリウツギの白い花が一面を埋めつくすだろう。
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水を溜めた空池を初めて見る。時々ガスも晴れるようになる。(もしかして・・・)
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水位が上がって満タン?の御池へ上がると背中(久住山方向)から強風が吹きぬける。
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突然、ガスが晴れてきて中岳が顔をだす! How amazing!
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天狗方向。
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中岳を登る。
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強風の山頂から大船山方向。
一面ピンク色に染まっていた山肌も深緑に代わっている。
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稲星山方向。
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大船山を向いた風裏で・・夏空にお似合いのソーメンランチ。
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天狗ケ城へ向かう。久住山方向。
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天狗ケ城山頂。
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これがエメラルド色?
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真っすぐに下山。
扇ケ鼻分岐から下山ラッシュに巻き込まれて?・・無事に牧ノ戸へゴール。
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お祭りのようなミヤマキリシマ登山からわずか3週で九重山も深緑の夏山に変身していた。
この先、夏の花々も次々と登場してきていよいよ賑やかになってくるだろう。


牧ノ戸登山口スタート7:24→8:56扇ケ鼻分岐→9:45避難小屋前(休憩)10:14→11:03中岳(昼食)11:42→11:57天狗ケ城→13:51牧ノ戸へ下山
 距離=10.4Km

(GPSマップ)
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バイカツツジ
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シモツケ
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アセビの実
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シライトソウ5兄弟
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# by jinashi | 2016-06-27 16:43 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(12)

宇佐光岡城址の泰山木と響山公園の紫陽花 2016.6.19(日)

今日は長崎のblog友お宮さん&ノムさんと猪群山を登る予定だったが・・早朝の激しい雷雨で中止することになった。

昼前になって、辻本さんHPで見た宇佐光岡城址のタイサンボクの花を見に出かけた。

宇佐市赤尾あたりから見る(宇佐七山)連山。今が田植の真っ最中。
(拡大します)
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宇佐市長峰の光岡城址へ着く。
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宇佐市長峰には、16世紀に赤尾氏が戦の際に立てこもったとされる光岡城跡が今もなお史跡公園として残されています。
 光岡城跡は、高さ130mの山の上につくられた城跡で、その面積は南北140m、東西80mあり、発掘調査によると山の斜面を切り開いて平らな部分をつくり、見晴らしの良い北側に物見やぐらを含む6棟の建物が建てられていたとされています。また、当時この建物の周囲には柵などにより迷路のように入り組んだ通路がつくられており、外側は敵が攻めてくるのを防ぐため、高さ2m以上の土塁と深さ6mの堀があったことが分かっています。さらに、その外側にも土塁や石垣がつくられており、当時の戦いの激しさが想像されます。
 さて、赤尾氏とはどんな人物だったのでしょう。
 赤尾氏は、大内氏が宇佐地方を支配していた戦国時代頃に重要な仕事を任されていた人物であり、また豊前国が大友氏の支配となった1557年頃からは、四日市の渡辺氏や高家の中島氏などと共に有力な大友方だったと伝えられています。しかし、天正6年(1578)、大友氏が日向遠征で大敗した後、豊前国は大友方と反大友方に分裂し大友方であった赤尾統秀は、反大友方の軍勢から攻められ、「宅所(館)※1や切寄(光岡城)が攻撃された」という記録(佐田文書)も今に残されています。(宇佐市HPより)
公園となっている広場。
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アザミやニワゼキショウ、ネジバナなどが群れ咲いている。
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周囲を土塁や濠に囲まれている。
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舞台から見る宇佐市街地と周防灘。
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タイサンボクの木を見つける。
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花はほぼ終わり・・
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開花時期は、6/1~7/10頃。なんとなく梅雨空に似合う花♪北アメリカの東南部原産。明治初期に日本へ渡来。大きい白い「おわん」形の花。芳香あり。街路樹、公園樹としてときどき見かける。
背丈がかなり高くならないと花が咲かない。花、葉、樹形などが大きくて立派なことから賞賛してこう名づけられた。また、花の形を、大きな盃(さかずき)に見立てて「大盃木」、それがしだいに「泰山木」になった、とも。「大山木」とも書く。似ている花にコブシ、朴の木、大山蓮華など。(HP季節の花→http://www.hana300.com/より)



四日市の高台にある響山公園へ。
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3千本の紫陽花が植えられている。
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稲荷社のある高台広場。桜の季節にも市民でにぎわうようだ。
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帰路では青空も出てきた・・猪群山、登れたかな?
# by jinashi | 2016-06-20 13:37 | 宇佐百山 | Comments(4)

矢筈岳登山&姫島ジオパーク巡り 2016.6.16(木)

名古屋のM観光社国東トレッキングツアーに参加された15名のみなさんを姫島矢筈岳登山へ案内した。
天気予報は曇り時々雨。

(姫島村マップ)


凪の海峡をフェリーで20分ほどで南浦港へ着く。
まずはアサギマダラの飛来地へ。
5月中~下旬には多いときで数千匹が集まる日本一の飛来地だ。
秋には島のあちこちに群生するフジバカマに飛来する。姫島小学校の生徒が羽にマーキングをしているが・・アサギマダラは東北から台湾の間を世代交代しながら移動するようだ。
残念ながらこの時季に、みつけ海岸スナビキソウ畑にアサギマダラはいない。
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これから登る矢筈岳。雨は上がったが山頂部はガスっている。
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夏草に覆われた矢筈岳山頂。ガスで視界はゼロ。天気なら国東半島が絶景。
標高266.4m。1等三角点あり。大分百山。
三角点横に全国48箇所(九州に6か所)に設置されたコンクリート製の八角天測柱がある。
※天測点とは星を観測して経度緯度を決める測量に使用されたもので昭和26~33年にかけて点設置された。
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姫島村は2013年日本ジオパーク(地質遺産)に指定されている。 
島は7つの火山の集合体といわれている。

そのひとつの観音崎へ。
黒曜石と火口跡は国天然記念物。
乳白色~乳灰色の姫島黒曜石は旧石器時代以降に西日本一帯で石器の材料として使用された。
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火口となる斗尺岩には毎年ミサゴが飛来し子育てをするようだ。
ちょうど斗尺岩の木の上に止まっていたミサゴのアップ。
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姫島の発展に貢献した庄屋古庄氏の旧家。
鎌倉時代に豊後へ入ってきた初代大友能直(よしなお)の家臣・古庄四郎重吉を祖とする。
3年の歳月をかけて1842年建築(築170年)。敷地550坪、延建坪110坪。
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5時間ほど島中を歩き回って・・17時に伊美港へ戻る。
お疲れ様でした。
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皆さん山慣れした方ばかりで、4~5人は日本百名山を踏破されていた。九州への登山ツアーもなんども参加されているようで、花、鳥、木などもよく知っている・・。
明日は国東半島峰道ロングトレイルT1コース、明後日はK6コースを歩かれるようだ。
良い山旅を楽しんでください!
# by jinashi | 2016-06-18 10:34 | 国東半島山ガイド60座 | Comments(2)