人気ブログランキング | 話題のタグを見る

じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

jinashi.exblog.jp
ブログトップ

祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)

4年に一度、山口県上関町祝島で行われる神舞(山口県指定無形民俗文化財)の見学に出かけた。
2008年以来2度目となる。

2011年に山口県から国東半島に移住した北原慎二さんカレンダー「神舞」の絵。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16355332.jpg

16日の出御祭(祝島では入船神事)から5日間にわたって行われた神舞も20日の出船神事でファイナルを迎える。
別宮社がチャーターした姫島フェリーに見学参加者200名?が乗船する。
(往復フェリー券は2000円。数か月前から別宮社総代に申し込んで購入する。)
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16364563.jpg

7時に出港。伊美港から祝島まで約50Km、2時間ほどの船旅となる。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16371224.jpg

姫島灯台沖を通過。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16374356.jpg

川崎汽船の自動車運搬船「HAWIIAN HIGHWAY」が近くを通過する。
調べてみたら・・2015年7月竣工。総トン数:75,126トン、全長:約200m、7500台積。(川崎汽船HPより)
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1638754.jpg

祝島が近づく。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16384171.jpg

平さん高石垣の棚田(家)が見える。(ズーム)
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_17231946.jpg

祝島の面積は7.67㎢、海岸延長は12km、かつては5000人いたという人口もいまは400人ほど。
島の真正面に建設予定の中国電力原発建設に対して、農水産物の放射能汚染や、貴重生物の生息保全などを主張した長い反対運動が続いたため、1980年代に神舞は2度中止されている。
祝島は万葉集では「伊波比島」(いはひしま)と表記されている。位置から見ても、祝島と上関港は、奈良時代から近畿と九州の国東半島を結ぶ最短の航路上にあたり、海上交通の要衝となる寄港地であったとされている。
先の7月27日、北海道からの帰路、伊丹~大分線ANA便で上空より撮った祝島。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1640151.jpg

港のある本浦地区(祝島中心地)が近づく。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16405428.jpg

小屋掛けされた仮神殿前の防潮堤に特別係留される。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16413558.jpg

下船すると早速子供神楽の奉納が始まる。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16421743.jpg

仮神殿を飾る「切飾り」。
祝島に祀られている15の神々と宮戸八幡宮の16神の字柄を400枚ほど切り抜いている。東西南北の四方神の絵柄96枚も下がっている。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1813867.jpg

島民80人ほどで約15メートル四方の仮神殿の組み立てをする。かつては1日で終えたが、住民の減少や高齢化などで3日かかって完成したようだ。
仮神殿には切ったカヤを干して編まれた苫(とま)が使われる。かつては1軒2枚の供出で余るほどだったようだが、今は大変な作業のようだ。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16425495.jpg

港から神殿までに2か所ある仮設鳥居。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16435778.jpg

鳥居の大歳祭は「五穀の額」。大豆、小豆、ヤイナリ(緑豆)、黒ささげ、黍(きび)の5種(色)の小さな豆を並べて飾られて(作られて)いる。根気のいる作業だろう。
伊美別宮社から授かった種子が実ったことへの感謝を表している。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16443095.jpg

祈願神楽では赤鬼に抱かれて泣き出す子供。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16453669.jpg

この日一緒に参加した福岡県みやこ町豊津のOさんと一緒に集落巡りをした。
上関からも臨時便が着いた。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1646229.jpg

びわ茶は島の特産品。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16471525.jpg

地元の男性が練屏について説明をしてくれた。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1648918.jpg

遊び心も・・
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16492081.jpg

シャギリ隊のおばさん? 笛太鼓三味線の賑わい行列隊も引き継がれている。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1650084.jpg

仮神殿に戻るとほどなくして還幸出御祭が始まる。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16504432.jpg

フェリーは13時に離岸。港外で行われる出船神事を見学する。
波止から見送る祝島の人たち。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16513614.jpg

3艘の御座船に乗り移った神職と里楽師ら。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16525226.jpg

海上神事を彩る2艘の櫂(かい)伝馬船が勇壮な舞を見せながら先導する。若者も少ないので町が派遣した職員もこぎ手に加わっているようだ。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1654418.jpg

祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1655399.jpg

祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16553769.jpg

祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1656548.jpg

祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1715592.jpg

港外を3回廻る。
大漁旗をたなびかせてパレードに参加するお伴船。かつては100隻以上の漁船がお見送りしたという・・
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16563934.jpg

御座船の舳先に座した神職。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16572351.jpg

お伴船は三浦湾ちかくまでお見送りする。
フェリーも祝島とお別れ。お互いに手を振って感謝の気持ち表し、4年後の再会を願う・・・
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_1658984.jpg

国東半島が近づく。
16時を過ぎて伊美港へ入港、下船。
祝島神舞(かんまい)~出船神事を見学  2016.8.20(土)_a0166196_16593474.jpg

猛暑の一日ではあったが、千年続く感動的な歴史絵巻を楽しむことが出来た。

島の人口減少はこの先神舞神事継続の厳しさに直面している。地域では原発問題も抱えているが・・・大切なものは何か、県境を越えて皆で考えていかなければならないだろう。
# by jinashi | 2016-08-22 17:02 | 国東半島あれこれ | Comments(4)

神舞出御祭2016  2016.8.16(火)

4年に一度のオリンピックイヤーには、国東半島伊美の別宮社と山口県上関町祝島で1100年続く「神舞(かんまい)」神事がとり行われる。

祝島神舞 ~ 平安時代、京都から海路で帰る途中だった豊後国伊美郷(大分県国東市)の人々が祝島に漂着し、もてなしを受けた返礼にと穀物の種を渡したのが起源とされる。以後、約50キロ離れた大分県国東市の伊美別宮社から4年に1度、神職らが祝島を訪れ神楽を奉納している。また、祝島からは神舞のない年の夏に「お種戻し」と称して伊美別宮社に参拝者が訪れている。

詳細は→4年前の「神舞出御祭」で・・

朝7時過ぎに音花火が打ち上げられて、祝島から3艘の御座船が伊美港に到着したことを知らせる。

祝島の神舞神事の役員は別宮社神殿に参拝し、出御祭がとり行われる。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_1233859.jpg

祝島の皆さんを先導に別宮社裏の伊美港まで御神幸する。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_12111560.jpg

神職、里楽師が続く。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_12115539.jpg

伊美港桟橋から御座船へ乗船する。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_12123141.jpg

この日から5日間、祝島で奉仕する。戻ってくるのは20日。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_1212595.jpg

出港。港外で大きく3回廻って祝島へ向かう。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_12132965.jpg

このあと海上50Kmを2時間ほどで祝島へ到着したら「入船神事」が行われる。
櫂伝馬を先頭に御座船やお伴船の船団は本浦沖で 大きく3回廻り、陸上では太鼓、三味線の鳴物のシャギリ隊がお迎えする。
御座船から神様が祝島に上陸し、シャギリ隊を先導に仮神殿に向い神幸着御祭がとり行われる。

20日は「出船神事」が行われ、伊美港から祝島へ祭り見学フェリーが出港する。じなしも参加の予定です。

国東半島の歴史や文化財を研究されている豊後高田市田染の綾部先生も見学に来られた。
神舞出御祭2016  2016.8.16(火)_a0166196_1214286.jpg

# by jinashi | 2016-08-17 12:17 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)

豊後富士ともいわれる恰好良い由布岳も、4月16日未明に発生した震度7の大地震で山頂部が大きく崩壊した(らしい)。
このまましばらくは登れないのではと思っていたが、11日の「山の日」を前に、由布岳と鶴見岳で実施していた登山道(の一部)通行規制が6日に解除された。
由布鶴見は家から1時間ちょっとで行ける距離で、四季折々に楽しめる山群なのだ。

 由布岳(1583m)東峰 12回目

6時すぎに正面(南)登山口へ着く。
あれ、見た車が・・・

登山開始は6時40分。標高≒780m。去年5月以来久々の由布岳だ。
今日は一人登山。登山口に掲示された注意書きを読んで歩き始める。
薄もやがかかった感じで視界は良くない。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17322396.jpg

草刈りされた登山路を緩やかに登って森へ入る。下山は右手、日向自然観察路からの予定。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_1733865.jpg

しばらく歩いて気が付き・・ナビの電源を入れる(-_-;) 
(最近下山時の保存操作も忘れることがある・・・)
合野越に着いて一休み。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17334391.jpg

ジグザグ登山路に朝日がさしてファンタスティック・・
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17342617.jpg

樹林帯を抜けると・・飯盛ケ城とその向こうに雨乞三山。涼しくなるようにとつい夕立祈願をする。(国東半島では七浦の潮を汲んで湯布院まで雨乞い祈願へ来た記録もある)
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17345696.jpg

同場所から仰ぐ山頂部。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_173530100.jpg

湯布院の町も霞む。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17355343.jpg

急登を頑張るとマタエに着く。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17371037.jpg

マタエから見る西峰の崩壊地。ウバコウジと言われる火口跡まで落ちている。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17375669.jpg

東峰へ向かう。急登を少し登っては一休み。
西峰への難所、障子戸は健在?のようだ。(ズームで)
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17382628.jpg

東峰へ到着。山頂東側はロープが張られて立ち入り禁止。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_1739474.jpg

西峰方向。二筋の崩壊地が痛々しい。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_1739354.jpg

今日は遠望は利かない。山頂の気温は22℃。
おやつタイムで一休みしたら・・東登山道コースへ下山開始。
少し下ったところから東峰を見上げる。左側崩壊地ちかくの岩で休んでいたようだ(>_<)
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17401262.jpg

お鉢巡りコースには何人かが取りついているのが見える。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17405327.jpg

分岐から下って行く。
直下の鎖場あたりの難所は以前と変わっていない感じ。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17421823.jpg

お久しぶりの「熱愛の木」
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_1743617.jpg

日向越に着いて一休み。日向自然観察路を歩いて正面登山道へ合流。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17434677.jpg

由布岳を振り返る。朝よりだいぶクリアになっている。
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17442088.jpg

無事に下山。あちこちに崩壊したところはあるものの、登山道自体は思ったほど危険な所はないようで一安心。(お鉢巡りはしなかったので不明)

15分ほど前に下山していた国東のH田さんと3日ぶりに合流。考えることは似ていた^^
朝駆けしてペルセウス座流星群は見えたのか?聞き忘れた。


正面(南)登山口スタート6:40→6:51分岐→7:15合野越→8:31マタエ→8:52東峰9:05→9:17東登山道分岐→10:12日向越→10:58合流→11:08登山口へ下山
(GPSマップ)
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17495931.jpg


ホソバノヤマハハコ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17453994.jpg

ホソバシュロソウ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_1746459.jpg

イヨフウロ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17463069.jpg

キオン
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_1747323.jpg

ホタルブクロ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17473069.jpg

カワラナデシコ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17475691.jpg

シモツケ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17482839.jpg

最後の?イワタバコ
登山規制解除の由布岳を登る 2016.8.14(日)_a0166196_17485754.jpg

# by jinashi | 2016-08-15 17:57 | 大分県の山歩き~由布・鶴見系 | Comments(10)

山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)

山を登るようになって13年ほどになる。国東半島の山、大分百山、九州百名山などをせっせと?登ってきた。
なので・・今日の「山の日」は特別な祝日となる。

日本山岳会による要望を受けて2013年4月に国会で超党派の議員連盟「山の日制定議員連盟」が発足し、2014年5月に国民の祝日として「山の日」を制定することが可決された。

初めての国民の祝日「山の日」を記念して「山の日記念in大分・くじゅう登山大会」が行われたので国東のH田さん、G藤さんと参加した。

  星生山(1762m) 11回目
  久住山(1787m) 19回目

牧ノ戸駐車場には車が溢れ、初めての山の日には多くの登山者が押し寄せている。 バス停近くの路肩に何とか駐車することができた。
牧ノ戸峠レストハウス横では登山会の受付が始まる。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_959254.jpg

受付を済ませて登山開始。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_9594320.jpg

リオの熱戦も伝わってきて・・下界では今日もさらに猛暑となるだろう。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1005313.jpg

逆光で上手く撮れなかったが・・ホオジロだろう。6月にもこの近くで歌声を聞かせてくれた。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_101278.jpg

星生山への登り。この稜線から避難小屋広場へ向かおう。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_102824.jpg

山頂へのスロープ。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1032833.jpg

山頂から硫黄山。静かに噴煙があがる。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1041268.jpg

怪獣の背のような岩場を星生崎へ向かう。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1045841.jpg

大槍と小槍?
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1061360.jpg

避難小屋前の「山の日記念集会」会場で3ショット。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_107444.jpg

11時よりセレモニーが始まる。
実行委員長の加藤英彦さん(東九州山岳会会長)よりご挨拶。
「山の日の目的は山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するということ。安全に楽しく登山をしよう・・」
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_108033.jpg

参加者全員で「坊がつる賛歌」を合唱する。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1085294.jpg

国東のMさんによるほら貝の吹奏。いい音を出していました。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10103791.jpg

集会を終えて集合写真。(大分合同新聞11日夕刊より)
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10165022.jpg

久住山を登る。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10114663.jpg

毎日新聞社ヘリも飛んできた。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10121698.jpg

山頂で昼ご飯を食べていたらH田さんの腕にセミが飛んできて汁?を吸おうとした^^  
調べてみたらコハルゼミのようだ。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10125132.jpg

時折気持ち良い冷風も吹いてくる。
天狗ケ城、三俣山方向。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10133650.jpg

下山の西千里ケ浜。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10142159.jpg

今日は大分市の女性組と由布岳登山路をボランティアで整備されている日出町の男性(O.Hさん)組と同じようなコースを歩いた。
O.Hさん=尾畠春夫さん。
この時は一部の登山者が知る地元のボランティアだったが、2年後の2018年8月に山口県周防大島で行方不明となっていた2歳児を発見して時の人(=スーパーボランティア)となった。(後日追記)
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1015933.jpg

まだ車が多い牧ノ戸へ下山。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1016716.jpg


1700mの標高でも暑い「山の日」でしたが、記念の日に登れたことは思い出に残るだろう。
山登りは人生の縮図・・と言われる。辛いけれどもうれしい山登りをこれからも健康が許す限り続けて行きたいと思う。  山を愛し、自然を愛し、人を愛し・・・

参加記念品のドリンクボトルとピンバッチ。
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1264985.jpg



牧ノ戸スタート7:21→8:36扇ケ鼻分岐→9:33星生山→10:34避難小屋前広場(集会会場)11:36→12:05久住山(昼食)12:33→14:50牧ノ戸へ下山

(GPSマップ)
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1019835.jpg


イヨフウロ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10195063.jpg

ママコナ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10203087.jpg

モウセンゴケ(食中植物)花の後?
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1021714.jpg

フクオウソウ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10213356.jpg

ワレモコウ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10215955.jpg

山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10223662.jpg

ホクチアザミ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10231024.jpg

ヤクシマホツツジ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_10233878.jpg

マツムシソウ
山の日記念in大分・くじゅう登山大会 2016.8.11(木)_a0166196_1024215.jpg

# by jinashi | 2016-08-13 10:25 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(4)

ハーバード大学の皆さん、ようこそ国東半島へ 2016.8.9(火)




一般社団法人Summer in JAPANが主催する国際交流事業でハーバード大学生が国東半島を訪れた。
英語がまったくダメなじなしに旧千灯寺ガイドのお声がかかった(-_-;)

でも大丈夫。
通訳は大分市出身の廣津留すみれさん
大分上野丘高校からハーバード大学(2016世界大学ランキング1位)に進み、現在はなんと、世界のバイオリニストを目指している。聡明な頭脳と語学力そしてバイオリンは高校生の時には国際コンクールで優勝するほどの実力派なのだ。

ここは旧千灯寺の「西行戻し」というところ。
西行法師と寺の小僧との問答はきっと難しい英訳だったでしょう。
すみれさん(左)の通訳を皆さん真剣に聞いてくれた。
ハーバード大学の皆さん、ようこそ国東半島へ 2016.8.9(火)_a0166196_2014421.jpg


今年で2年目となるハーバード大学生の国東滞在。いろいろと交流メニューがつくられているようだ。
この日は長崎原爆忌。
世界平和をリードしてくれる国際人になってほしいものだ。
# by jinashi | 2016-08-11 20:18 | 国東半島あれこれ | Comments(2)