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じなしの山歩記と国東半島ミュージアム

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山友と国東半島トレッキング 高岩~一望岩~大不動岩屋  2017.3.4(土)

筑豊のさんぽさんの呼びかけで国東に多くの山友が集合した。
集合時間の9時少し前に千灯尻付岩屋へ着くとすでに全員集合。地元の自分が一番遅かった^^;
分乗して香々地夷の前田(高岩登山口)に移動する。
はじめて出会う人もいるので自己紹介をしあって・・出発。今日はいい天気・・

梅の花にメジロが群れて蜜を吸っている。
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四つ足岩場登り
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高岩山頂へ。逆光写真もまたおかし・・
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痩せ尾根を縦走して一望岩へ。
夷谷の向こうには・・ほとんどの皆さんは歩き済みの中山仙境が横たわる。
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西方寺のミツマタももう少し先が見ごろ・・・」
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稲荷社で昼ご飯を済ませて・・出発前の円陣?
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大不動岩屋からの絶景を楽しむ。
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尻付岩屋へゴール。
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全員で夜の部へ突入!
持ち寄りグルメにマイアルコールでのん兵衛山ブロガーどもの夜は更けていく・・
乾杯前のB級グルメ田川ホルモン鍋が食べごろになって来た。
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登山口標高≒60m
沿面距離≒6.7km 累積標高(+)≒720m 
所要時間=5時間30分(休憩含む)
(GPSマップ)
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# by jinashi | 2017-03-07 17:41 | 国東半島山ガイド60座 | Comments(14)

由布岳麓の中山を登る 2017.2.26(日)

合同新聞夕刊に随時(月一程度?)掲載される「大分のかくれた名山たち」が楽しみだ。
先日、由布岳南西山麓の「中山」が出ていたので国東のH田さんを誘って出かけた。
(今日はママは孫とデート?)
由布岳には南登山道や東登山道から登っているが、岳本からの西登山道ルートは歩いたことがない。

 中山(929m)
 飯盛ケ城(1067m)


由布岳南(正面)登山口から湯布院の町へと数キロ下って「七色の風」入口を過ぎた左に駐車場所がある。大分川砂防堰堤工事のプレハブが建っている。
辻本さんHPではここは「牧野道登山口」となっている。

完成して間もない?堰堤から入山。8時3分。ここの標高≒560m。
由布岳麓の中山を登る 2017.2.26(日)_a0166196_11494159.jpg

新旧の牧野道を緩やかに登っていく。
由布岳山頂部は樹氷(霧氷?)の白いベールを纏っている。
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左へ大きくカーブする急勾配を登るとフラットな新しいコンクリート道となる。
由布岳麓の中山を登る 2017.2.26(日)_a0166196_11502364.jpg

右に由布岳の雄姿を仰ぎながら進むと岳本からの西登山道に出合う。
ここの標高は780mほどで正面登山口とほぼ同じだ。
ここから急坂の防火帯を登る。
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急勾配を喘ぎ登って・・返り見る湯布院の町。
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登り切った左手の「観音岩入口」から植林帯へ入る。
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山腹の獣道?をトラバースぎみに進む。すこし上がり過ぎたようだ。
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テープを見つけて修正・・誘導される。
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広い尾根に上がる。ここから南西方向に緩やかに下る。
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掘割状の鞍部から登り返すと山頂部が見える。
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「中山」山頂へ到着。標高は929m。三角点無し。
S.Yさんカマボコ板あり。院内の「秋葉様の山(宇佐マチュピチュ)」にもあったので・・S.Yさんはアウトランド山岳部の方なのだろうか?
由布岳麓の中山を登る 2017.2.26(日)_a0166196_1155596.jpg

樹間から飛岳や立石山。由布岳西峰が見える。いつも通る塚原~由布院の県617号に車も見える。

しっかり付けられたテープを辿って防火帯近くまで戻ったら「観音岩」へ行ってみる。
赤い矢印や標識を見て急勾配を登っていく。
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標高1000mあたりで前方に大岩が現れてきた。
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中には観音様が祀られている。由布岳が山岳修験の地であったことがしのばれる。
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防火帯へ出て・・飯盛ケ城へ向かう。
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由布岳唯一の?水場へ着く。ここは大分川源流の地。
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由布岳山頂まで3000m地点の防火帯を登る。右が飯盛ケ城。
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合野越入口から飯盛ケ城山頂まで標高差70mを頑張る。
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フラットな山頂は全方位が見渡せて・・何度来ても気持ちよい。
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猪の瀬戸湿原では野焼きが行われているようだ。
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ほとんど風もない穏やかな山頂で昼ごはん。
往路を戻る。
途中、防火帯から西登山道へ入る。
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牧野道登山口から登って来たあたりが見える。
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前方の岩場ピークへ行ってみる。
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標高840m岩場ピークから由布を仰ぐ。雰囲気のいいところだ。
由布岳西峰左下のピークが観音岩だろう・・
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近道して牧野道へ下りる。
朝から左ひざ上の太ももに痛みを感じて不安だったが・・無事に下山。
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帰路に末黒野となった猪の瀬戸へ立ち寄る。
まもなくピンクのサクラソウ大群落がみられることだろう・・
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H田さんお付き合いいただきありがとうございました。
探検気分の楽しいコースで、由布岳の新たな一面を見ることができました。


 登山口標高≒560m
 沿面距離≒7.8km 累積標高(+)≒930m 
 所要時間=5時間15分(休憩含む)
(GPSマップ)
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# by jinashi | 2017-02-27 12:09 | 大分県の山歩き~由布・鶴見系 | Comments(4)

彦岳登山と四浦半島の河津桜  2017.2.19(日)

新聞で〈今が見ごろ〉と出ていたので津久見市四浦半島の河津桜観賞に出かけた。

桜見物の前に津久見と臼杵市上浦の間にそびえる彦岳を登ろう。
大分百山完登を目指して2007年3月に登った時は、上浦浅海井→彦岳林道7合目からの楽ちん登山だったので・・少し後ろめたさを感じていた<(_ _)>
(下山後に四浦半島先端部から望む彦岳)
彦岳登山と四浦半島の河津桜  2017.2.19(日)_a0166196_17433353.jpg

津久見市街地から県36で佐伯方向へ進み、彦岳トンネル手前左の広い駐車場に着く。ここは彦岳彦ノ内登山口。先客は4台。

 彦岳(639.4m)  ~ 大分百山・2回目

彦嶽神社鳥居から山へ入る。
彦岳登山と四浦半島の河津桜  2017.2.19(日)_a0166196_1744366.jpg

いきなりの急斜面に取りつく。
砂礫や落葉で滑りやすい坂道をジグザグに折り返して標高を上げる。
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林道へ出たら左に進んですぐの林道登山口から再び山へ入る。
彦岳登山と四浦半島の河津桜  2017.2.19(日)_a0166196_17462695.jpg

地理院マップにある標高267mの水準点横を通る。
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支尾根に沿って緩やかに登っていく。
途中に何か所もある標識。
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左が開けて山頂部が少し見える。
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石灯篭?を過ぎて急坂を上ると床木登山口分岐へ着く。「山頂まで1350m」の標識もある。
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分岐から彦岳西尾根はしばらく急登となる。登山路から左へ少し入ると津久見市街地を見下ろす展望所に出る。
古い丸木のベンチもあって休憩ポイント。
(ズームアップした画像・・)
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展望所から登山道へ戻ってひと登りしたら南西に尺間山が見えた。
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フラットな尾根稜線を快適に歩いていく。
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前方に山頂部が見えてきた。
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少し下って登り返すと木の鳥居が現れた。
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鳥居から150mほどを直線的に登ると山頂へ到着。
穏やかな春陽を浴びて数組が休憩中。読書中のお一人様男性も・・・
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彦嶽神社へ2度目のご挨拶。
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山頂から日豊海岸が絶景です!
大入島や鶴見崎半島、佐伯湾を見下ろす。
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このあと桜見物に向かう四浦半島。先端は保戸島。
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2等三角点前で山頂写真。
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大分から登りに来た若いペアの近くでコンビニ弁当タイム。
豊後水道を眺めながらゆったりとひと時を過ごす。

往路を戻って下山。砂礫と落ち葉の下りで滑らないよう気を付けて・・無事に下山。
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特に危ないところもなく(取りつきのジグザグは要注意!)、登山道も整備されていてファミリー登山に良い。
天気が良ければ佐伯の元越山と同じように山頂からすばらしい日豊海岸の景色が楽しめる。
前回登ったときに山頂で見た「オキナグサ保護地」の標識が見当たらなかったのが気になる。


彦ノ内登山口駐車場9:27→9:40林道→10:13床木分岐→10:19展望所(休憩)→11:01鳥居→
11:06彦岳山頂11:40→12:43下山
   
 沿面距離≒5.9Km 
 登山口標高≒150m 
 累積標高(+)≒660m
 所要時間(休憩含む)≒3時間15分
 
 
(GPSマップ)
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 四浦半島は河津桜が満開!


彦岳を下りて四浦半島を先端までドライブ。
狭い海峡の向こうは保戸島。
津久見港から北東約14kmに位置し、周囲約4km、面積0.86km2、最高地点は標高179mの遠見山である。人口は978人(2010年国勢調査)で、マグロの遠洋漁業の基地として知られている・・・
平地がほとんどないため、海岸に迫る急な斜面に3階建てのコンクリート造の建物がひしめくように建ち並んでおり、その風景は地中海の漁港を連想させる。保戸島集落は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選」に選定されている。
(wikipedia)
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向こうは無垢島(沖無垢島と地無垢島)。近くの堤防には多くの釣り人が竿を出す。
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 半島周遊桜巡りへ・・
四浦地区には、現在河津桜が約4600本あり、大分県内では最大の河津桜の名所となっています。例年、2月の上旬に開花の便りが聞こえてきて、中旬ぐらいには見頃を迎えます。2月中は河津桜の花を楽しむことができることと思います。四浦半島の住民の方々が中心となり、2005年1月より地域内の沿道などに植栽してきました。地区の方の粘り強い活動や、善意の苗木が贈られるなどにより、年々本数が増えてきています。(津久見市観光協会)
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帰路に津久見港の物産館「うみえーるつくみんち」へ立ち寄る。
以前ママは、ここで買ったばかりの「干物」を置いて帰ったことがある(>_<)

レジへ並んでいた女性から「じなしさん」と言われてびっくり!
なんと、なおさんではないですか!
私たちと同じ発想?で、パパさんと一緒に河津桜見物でした。
山で会えばすぐわかるのに・・まさかので出会うとは・・・

 このところ思わぬ出会いが続いています^^



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# by jinashi | 2017-02-20 18:11 | 大分県の山歩き~その他の山 | Comments(8)

ぼっこり雪のくじゅう中岳ピストン  2017.2.12(日)

土曜日は明けて降り出した雪で家のまわりは久々に積雪5㎝ほどの雪景色となった。海岸部の方が積雪したようで、こういう天気現象を国東半島では「沖時化」という。
この冬一番の寒気は数日続きそうだ。

くじゅうライブカメラを見るとかなりの積雪があり、おいでおいでと手招きしている。
このところ、寒い朝に起きて出かけるのは大きな決断が必要になってきた(-_-;)
そこで・・湯たんぽ持参で夕方から出かけて道の駅「童話の里くす」で車中泊することにした。
(R387玖珠町日出生あたりも雪道となっていた)


タイヤチェーンを付けて小雪降る夜明けの道の駅を出発する。
雪道となった四季彩ロードを登っていく。
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長者原からやまなみを牧ノ戸へ向かう。
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 くじゅう中岳(1791m)・御池  ~ 17回目

満車の牧ノ戸駐車場へ着く。車外温度計は-6度。
登山靴にスパッツ、アイゼンと準備をしながらふと隣の車を見ると、見たようなお顔の方たちが・・・
あっ、佐賀のムツゴロウさんご夫妻だ!
2013年秋の大船山以来、くじゅうでは2度目かな?
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先行するムツゴローさんを追いかけるように牧ノ戸を出発。8時25分。
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コンクリート道も雪道となって歩きやすい。
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沓掛山を越える。いつもの難所も雪道で歩きやすい。
前後に多くの登山者が続く。遠くはガスって霞む。
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移植されたブロッコリーだろうか?・・復活を祈る!
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扇ケ鼻分岐手前の樹氷。
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星生崎手前の西千里ケ浜。
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避難小屋広場に到着。防寒対策をしてきたが・・寒い!
多くの登山者が休む小屋へ入って・・お湯を沸かして〈早弁〉。
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中岳へ向かう。
薄日が射した空池の淵に多くの登山者が続く。
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御池も完全氷結。
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干潟のような模様は自然の造形美。
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中岳直下にきてすこしガスが晴れた。
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東千里ケ浜に一瞬薄日が射した。
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山頂下で下山するムツゴローさんと出会う。
ムツゴローさんはじなしと同じ時期(2013年の秋)に同じ対馬の洲藻白岳で九州百名山を完登している。
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中岳山頂には男性が一人。その男性に撮ってもらった。
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男性と話していると・・・何と、2015年6月に九重山を周回した時に雨ケ池で出会った九重連山を歩くのY先生だった。
Y先生は生徒の名前や性格を覚えるのが忙しくて?私たちと出会ったのを思い出せないようだ。今日もスペシャルメニューの昼食は済ませたらしい(^^)
次々と登山者が到着してきたのでY先生とお別れして下山開始。

天狗ケ城との分岐でテレビのロケらしきが行われていた。
調べると、「マサル」さん(白ヘルの人)は福岡よしもとの芸人さんらしい。寒い中、ご苦労様。
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まさに氷の世界の御池。
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星生崎に「人」?「ピエロ」?「ヒツジ」? 何かに見える・・・
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カシュガルくんとも2か月ぶりに再会!
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ガスが晴れてきて、星生山が現れた。
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今日は内山・伽藍岳の予定を変更してくじゅう入りした国東のH田さんとも再会!
足腰も復活して今が絶好調の古希入り。
この後晴れてきて・・絵になるアーベントロートが見られたでしょうか?
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青空も出てきてすばらしい白銀の世界が現れた。
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ナベ谷に白一色の樹氷群。
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沓掛山から振り返って見る扇ケ鼻方向。
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長者原方向。
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無事に下山。まだ駐車場や道路脇に停めた車もいっぱい。
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ぼっこり積もったくじゅうの雪山をアイゼンで気持ち良く歩いた。
この日を待っていたかのように多くの登山者で溢れたくじゅう山だったが・・久しぶりのうれしい出会いがあった。

牧ノ戸駐車場8:25→9:55扇ケ鼻分岐→10:25星生崎下避難小屋(休憩)10:53→11:15御池→11:44中岳→14:18牧ノ戸駐車場へ戻る
   
  沿面距離≒10.7Km
  登山口標高≒1330m  累積標高(+)≒890m
  所要時間(休憩含む)≒5時間50分  
(GPSマップ)
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# by jinashi | 2017-02-13 17:07 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(4)

北原人形芝居「万年願」見物記  2017.2.5(日)


夜中から降り出した雨は明けて小降りになったようだが・・今日は山はお休み。
新聞を見て、中津市北原(きたばる)の原田神社で奉納される人形芝居「万年願」(大分県無形民俗文化財)の見物に出かけた。 
今度で3回目。

「万年願」とは~
伝説では、鎌倉時代最明寺入道時頼が、諸国巡礼の途次、中津市大字湯屋に於いて、大熱の病にかかり生死が危ぶまれた時に、大貞薦神社の陰陽師で、北原に住む阿部大内蔵が加持祈祷に努め、北原の村人達もあれこれと心を傾けて看護に尽くしたため、時頼も程なく全快を見るに至った。そのお礼参りと祝賀の行事が、北原の大師堂でとり行われ、その余興に人形芝居が演じられた。時よりは、その演技を厚く賞賛し「北原は海にも添わず、山にもつかぬ土地柄故に、踊を業として渡世せよ」と云ったと伝えられている。これが、北原人形芝居の始まりとされている。遠く鎌倉時代に創始された芸能は。その後、歌舞伎と人形繰りに発展した。
 ・・・・・
万年願は、毎年旧正月(新暦二月)四日に、北原のお伊勢堂で行われた。昔、この村に疫病が流行した時、村人が永久にアヤツリを奉納することを誓って悪疫退散を祈願した、という故事にのっとって中絶することなく奉納されてきた。
 ・・・   (保存会資料)


時折小雨がぱらつく中、宇佐から中津市へ入りR213三保入口から案内板に従って原田神社へ着く。駐車場は一杯。
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主催者の挨拶などがあって・・開演は13時前。
最初の演目は「 翁渡」(おきなわたし)。
特別の目出度い時に演ぜられる三番叟の一形式。単なる演技ではなく、祈りをこめた精神的なもので、万年願には欠くことのできない開演の出し物。
(保存会資料)
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第二幕は「傾城阿波の鳴門巡礼歌の段」
地元の美保小学校「人形劇クラブ」の生徒により毎年奉納されている。昭和44年の結成だから・・もう半世紀ほど地元の子供たちによって継承されている。
毎年、翌朝の地元紙に写真入りで報じられる。
有名な~ 「シテその親達の名は何と云ふぞいの」「アイ父様の名は十郎兵衛・・・ 」
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第三幕「伊達娘恋緋鹿子八百屋お七」
火の見櫓に登り太鼓を叩いて、うその火災を報じた場面。
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第四幕「日高川安珍清姫道行の段」
人形は一体を三人で操る「三人遣い」がほとんどだが、この芸題では、一体の人形を一人で操る「はさみ遣い」(一人遣い)で演じる。(保存会資料)
足の指で人形のかかとを挟んでいる。
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ストーリーと役のセリフを切々と語るのが浄瑠璃。三味線の伴奏とあわせて人形に物語を演じさせる。
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「人形浄瑠璃」とは~
人形浄瑠璃とは浄瑠璃という節まわしの語りにあわせて演じる人形芝居のことです。古くは一つの人形を1人の人形遣いが操っていましたが、1734年に『芦屋道満大内鑑』で三人遣いが考案され、現在では3人で操るのが普通です。(今でも一人遣いの人形浄瑠璃が伝えられている地域があります)

「文楽」とは~
文楽は人形浄瑠璃の一派です。正確には大阪で発展した人形浄瑠璃の名前として用いらます。現在では人形浄瑠璃の代名詞的存在となっています。文楽は太夫の浄瑠璃(義太夫節)と三味線弾きが弾く三味線にあわせて演じられる三人遣いの人形芝居ですが、文楽の名前は明治末期に唯一の人形浄瑠璃専門の劇場だった「文楽座」がもとです。
 (wikipedia)



第五幕「日高川入相花王渡し場の段」
清姫は恋い慕う安珍の後を追って日高川まで来ますが、船頭が舟を出してくれません。どんなに頼んでも言うことを聞いてくれないので、清姫はとうとう泳いで行こうとします。嫉妬の気持ちが清姫を蛇の体に変え、日高川を渡るのです。(保存会資料)
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最後に第六幕「絵本太功記十段目尼ケ崎の段」
明智光秀の謀反から敗死までの物語。
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前回からほぼ10年ぶりの見物でしたが、同じ演題が同じように奉納されている。
伝統芸能は代々に伝えられて昔と変わらないのが良いのだろう。
近くの古要神社に伝わる
「傀儡舞」とともにいつまでも残ってほしい中津の歴史遺産だ。
毎年二月の第一日曜日に奉納される。

 (原田神社の場所)


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# by jinashi | 2017-02-06 16:07 | 国東半島あれこれ | Comments(2)