合同新聞夕刊に随時(月一程度?)掲載される「大分のかくれた名山たち」が楽しみだ。
先日、由布岳南西山麓の「中山」が出ていたので国東のH田さんを誘って出かけた。
(今日はママは孫とデート?)
由布岳には南登山道や東登山道から登っているが、岳本からの西登山道ルートは歩いたことがない。
中山(929m)
飯盛ケ城(1067m)由布岳南(正面)登山口から湯布院の町へと数キロ下って「七色の風」入口を過ぎた左に駐車場所がある。大分川砂防堰堤工事のプレハブが建っている。
辻本さんHPではここは「牧野道登山口」となっている。
完成して間もない?堰堤から入山。8時3分。ここの標高≒560m。
新旧の牧野道を緩やかに登っていく。
由布岳山頂部は樹氷(霧氷?)の白いベールを纏っている。
左へ大きくカーブする急勾配を登るとフラットな新しいコンクリート道となる。
右に由布岳の雄姿を仰ぎながら進むと岳本からの西登山道に出合う。
ここの標高は780mほどで正面登山口とほぼ同じだ。
ここから急坂の防火帯を登る。
急勾配を喘ぎ登って・・返り見る湯布院の町。
登り切った左手の「観音岩入口」から植林帯へ入る。
山腹の獣道?をトラバースぎみに進む。すこし上がり過ぎたようだ。
テープを見つけて修正・・誘導される。
広い尾根に上がる。ここから南西方向に緩やかに下る。
掘割状の鞍部から登り返すと山頂部が見える。
「中山」山頂へ到着。標高は929m。三角点無し。
S.Yさんカマボコ板あり。院内の「秋葉様の山(宇佐マチュピチュ)」にもあったので・・S.Yさんはアウトランド山岳部の方なのだろうか?
樹間から飛岳や立石山。由布岳西峰が見える。いつも通る塚原~由布院の県617号に車も見える。
しっかり付けられたテープを辿って防火帯近くまで戻ったら「観音岩」へ行ってみる。
赤い矢印や標識を見て急勾配を登っていく。
標高1000mあたりで前方に大岩が現れてきた。
中には観音様が祀られている。由布岳が山岳修験の地であったことがしのばれる。
防火帯へ出て・・飯盛ケ城へ向かう。
由布岳唯一の?水場へ着く。ここは大分川源流の地。
由布岳山頂まで3000m地点の防火帯を登る。右が飯盛ケ城。
合野越入口から飯盛ケ城山頂まで標高差70mを頑張る。
フラットな山頂は全方位が見渡せて・・何度来ても気持ちよい。
猪の瀬戸湿原では野焼きが行われているようだ。
ほとんど風もない穏やかな山頂で昼ごはん。
往路を戻る。
途中、防火帯から西登山道へ入る。
牧野道登山口から登って来たあたりが見える。
前方の岩場ピークへ行ってみる。
標高840m岩場ピークから由布を仰ぐ。雰囲気のいいところだ。
由布岳西峰左下のピークが観音岩だろう・・
近道して牧野道へ下りる。
朝から左ひざ上の太ももに痛みを感じて不安だったが・・無事に下山。
帰路に末黒野となった猪の瀬戸へ立ち寄る。
まもなくピンクのサクラソウ大群落がみられることだろう・・
H田さんお付き合いいただきありがとうございました。
探検気分の楽しいコースで、由布岳の新たな一面を見ることができました。
登山口標高≒560m
沿面距離≒7.8km 累積標高(+)≒930m
所要時間=5時間15分(休憩含む)
(GPSマップ)
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