深い渓谷と森、稜線からの景観が魅力的な祖母傾大崩山系だが、2018年8月にユネスコエコパークの国内候補地としてユネスコに推薦することが決った。
ユネスコエコパークとは~地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みで、日本では「志賀高原」、「白山」、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」、「屋久島・口永良部島」、「綾」、「只見」及び「南アルプス」の7か所がユネスコエコパークに登録されている。

久しぶりに祖母系の山を歩きたくなった。
紅葉も終盤となったがまだ楽しめるかもしれない。

 古祖母山(ふるそぼさん・1633.1m)  ~ 大分百山・3回目

早朝に出発して尾平越トンネルを出て高千穂側の駐車場に着くと夜も明けてきた。
先客は1台だけ。
準備をして出発しようとしたら高千穂側から1台が到着。
スタートは6時20分。 気温は9℃、今秋初めて感じる肌寒さ。
ここから登るのも5年ぶり。
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標高1100mあたりでガスってきた。
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40分ほどで尾平越へ着く。ここは祖母傾縦走路。時おりポツリポツリと雨も落ちてくる。
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古祖母へと大分宮崎県境を西へ向かう。ガスで縦走路も不明瞭・・
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後方より日がさしてきてブロッケンもどき?
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ガスが晴れてきて色づいた木々も現れる。
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樹間から祖母や天狗も見えてくる。
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1426m展望岩から雲に隠れた大障子、前障子あたり。稜線の向こうにくじゅう連山も・・
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紅葉した木々が迎えてくれる。
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今ごろは花よりキノコ
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スズタケの尾根を登っていく。
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ハシゴ場を登る。
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山頂手前の展望所(北峰?)から~祖母、天狗、烏帽子、障子の峰々(右より)
山腹に枯れ木も多く、全体的には紅葉も不燃だったか?
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歩いてきた尾根筋と向こうに傾山。
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古祖母山頂(南峰)へ到着。
神武天皇の祖母である豊玉姫がこの山に降臨した後に祖母山へと移ったとされ、それが山名の由来となっている。
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南に広々と九州山地の山々が青色のグラデーションを見せている。
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5月に登った二ツ岳や上岩戸大橋も見える。
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3等三角点前で山頂写真
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早い昼食を食べていると次々と登山者が到着してきた。
障子岳までとも思ったが・・往路を戻って下山する。

爽やかな秋空の下、縦走路下って行く。
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下山時に出会ったリンドウ
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尾平越トンネルPへ下山すると10台ほどが停まっていた。
秋晴れとなった10月最後の日曜日、登録待ちのユネスコエコパーク紅葉登山を楽しんだ。

長湯の御前湯につかってリフレッシュ。入院中のTちゃんをお見舞して早めのご帰還となる。



尾平越トンネル高千穂側登山口(駐車場)6:20→7:00稜線縦走路(尾平越)→8:06展望岩(1426m)→9:07ハシゴ場→9:23古祖母山頂(南峰)昼食10:16→11:48尾平越→12:17下山
  登山口標高≒970m  延面距離≒6.6km  累積標高(+)≒830m
 
(GPSマップ)
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by jinashi | 2016-10-31 15:30 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(12)

   

防府の右田ケ岳を知って何年になるだろう・・・
今日はこれまで何度か新幹線の中から、ほんの短時間だけ拝んできた右田ケ岳に登る。

右田ケ岳は標高426mの低山だが、切り立つ岩峰群が露出した山容で登りごたえもあり、地元のみならず多くの登山者に人気の山で中国百名山に入っている。

 右田ケ岳(426m)  ~ 中国百名山

今日の天気はくもりで、雨はなさそうだ。
のんびり夫婦さん宅を出て10分足らずで右田ケ岳登山口の右田小学校へ着く。
駐車場は登山者にも開放されている。

この山をホームグラウンドにするナマコさんが待っていてくれた。ナマコさんはこれまで数えきれないほど右田に登っており、なんと!1日に最高8回登ったことがあるのだ。
前夜は御前様だったが今朝はすっきりとした感じだ^^ 
登山コースは6コースほどあるようだが、今日はナマコさん選定の天徳寺コース(中級?)を登る。 ここの標高≒15m? 7時58分。
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毛利氏家老菩提寺の天徳寺。後ろにこれから登る石船山。
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寺の裏から入り墓地を過ぎて石段を上がると観音堂へ着く。
いよいよここから岩場コースが始まる。
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磨崖観音が次々と現れる。三十三観音巡礼コースがあるようだ。
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岩場をよじ登って石船山(194m)へ上がる。ぐっと景色が良くなる。
周防灘の向こうにうっすらと国東半島が見える。透明度の良い日には由布、鶴見も望めるようだ。
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博多~新大阪間を走る紫色の新幹線エヴァンゲリオン号を待つ。
30分ほど待っていたが、登って来た登山者から「ダイヤが変わったのでもう通過したよ」・・・(新山口7時27分発のようだ)
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後ろにそびえる主峰。真ん中が山頂。
切り立った花崗岩の岩峰が連続する。
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石船山からもったいない下り。鞍部あたりから左手に見る西目山。
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山頂に向かって(足の長さも求められる)苦しい岩場登りが続く。
あまり写真を撮る余裕もない。
右上に山頂(中の峯)の日の丸が見えてきた。
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西の峯との鞍部で一休み。
ひと登りすると山頂だ。
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防府の街並み。
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山口市方向。後ろの連山は鳳翩山・・
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次々と登ってくる登山者にはのんびり夫婦さんナマコさんとも顔なじみの方ばかり。
常連の女性の方から栗渋皮煮やパンを振舞ってもらいました。(おいしかった^^)
山頂写真
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頂上部は戦国時代の大内氏一族の右田氏が築城、後に毛利氏の拠点となった右田ヶ岳城の本丸部分といわれる。
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しばらく山頂からの景色を楽しんだら、下山開始。
山頂(中の峯)から北東に尾根を進んで塔の岡コースから下る。
塔の岡コースへ入るとセンブリが見ごろだ。
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地元の人たちの右田を愛する想いが伝わる。
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山頂(中の峯)を振り返る。
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見晴らしの良い岩場にある権現石祠。扉の中は蔵王権現が祀られている。
ここも修験者が修行した山なのだ。
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下山した田んぼに咲くコスモス畑。
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登って来た右田ケ岳を仰ぎ見る。
いい山でした。
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右田小学校駐車場でみなさんとお別れした。

のんびり夫婦さん、ナマコさん、2日間お世話になりました。
ひよこ隊3号さん、オリーブさん、ご一緒していただきありがとうございました。
天気はいまいちでしたが、九州にはない?特徴ある2座を楽しむことができました。


右田小学校駐車場7:57→8:01天徳寺→8:36石船山(休憩)→9:58山頂→10:41塔の岡分岐→11:21権現石殿→11:47にしむら丸太橋→11:50塔の岡登山口→11:57塚原コース登山口→12:09小学校駐車場へ戻る
  登山口標高≒15m  延面距離≒5.5km  累積標高(+)≒590m 

(GPSマップ)
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by jinashi | 2016-10-26 21:36 | 中国地方の山 | Comments(2)

今日は同級会ご一行様から離脱して(勝手してすみません<(_ _)>)のんびり夫婦さんの案内でベニマンサクで有名な(らしい)大野権現山に登る。
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広島のホテルを早朝に出発するとポツポツと雨が落ちてきた。
前日までの天気予報はくもりだったが・・・

 大野権現山(699.1m)  ~広島県廿日市市の山

山陽道竹原インターを出てすぐのセブンで合流。今年3月の国東登山以来ののんびり夫婦さんと、初めてお会いするひよこ隊3号Eさんにごあいさつ。
小雨の中、県42号をのんびりさん車の後ろについて行くと「おおの自然観察の森」駐車場へ着く。
するとびっくり、翌日右田ケ岳に同行してもらうはずのナマコさんがいた!雨のためくじゅう登山から急遽こちらに変更したようだ。そして今日の山妻?オリーブさんをお連れしている^^

雨も降り続いているが・・雨具をつけて出発。8時50分。
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さっそくの紅葉がベニマンサクだと教えてくれる。
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おおの自然観察の森・自然観察センターに立ち寄る。植物、昆虫、野鳥などを学習し触れ合うことができる。
管理人の方から望遠鏡で湖面を泳ぐカイツブリ(鳥)を見させていただいた。
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センター隣はベニマンサク湖。
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権現山へ向かってしばらく遊歩道を進むとベニマンサク群に出会う。
ベニマンサクは別名マルバノキと呼ばれる落葉低木で紅葉と花、種子が同時に見られる。長野県など本州、高知、広島県など限られたところに分布する。
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ハートの葉っぱ。
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花と種子
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森へ入って緩やかに登り尾根へ上がる。
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大岩が多い登りとなってくる。
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ゆるやかに下って登り返す。ひと登りで権現山へ到着。3等三角点あり。
展望岩へ上がると・・今日は何にも見えない。
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一休みしたら・・往路を戻っておむすび岩へ向かう。
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何度かアップダウンを繰り返しておむすび岩に着く。
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どうして山頂の大岩の上にこの「おむすび岩」があるのでしょう? 不思議な光景・・
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天気が良ければ向こうに宮島や広島市街地も見えるらしい。
セルフタイマーで・・・
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学習広場まで下りて東屋で昼食タイム。ナマコさん組とここでお別れする。

別のベニマンサク群落地を探索・・
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マンサクのような・・星形の花・・
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実は1年かけて成熟したらはじけて小さな黒い種を弾き飛ばすという。
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駐車場へ戻る途中に・・
リンドウ
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ヤマラッキョウ
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駐車場8:50→10:27大野権現山山頂→11:28おむすび岩→(東屋・昼食)
→13:36駐車場下山
  登山口標高≒450m  延面距離≒8km  累積標高(+)≒560m 
(GPSマップ)
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雨登山となったのですこし体も冷えてきた。1年前、宮島弥山下山後に利用した「べにまんさくの湯」にゆったりと温まる。

夜はのんびり夫婦さん宅でなまこさんと本物の美人妻さまも一緒になっての宴会となる。のんびりママさんの手料理にお酒もすすみ、楽しい山話は尽きず、夜は更けていく・・・ 
のんびりパパさん&ママさん、一宿一飯のお世話になりました。ありがとうございました。




by jinashi | 2016-10-25 12:55 | 中国地方の山 | Comments(10)

平成26年8月以来2年ぶりとなる中学校同級会が広島で行われた。
富さん、さとっさん、じなしの3人は車で出発。
東九州道~九州道~山陽道~宮島SAで昼食をとって会場のKKRホテル広島には1時過ぎに到着。

近くの広島城へ見学に出かけた。
裏御門跡より入城。
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異邦人ツアー団体の中を縫って天守閣へ向かう。
広島城の元は戦国大名毛利輝元が太田川河口のデルタ地帯に築いた平城。
米軍の原子爆弾投下によって壊滅し、現在見られる城内の天守以下城郭建築はすべて戦後に再建されたもの。
天守閣は昭和33年広島復興大博覧会に際して五層の鉄筋コンクリート造りにより建てられた。
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シルバー割引^^(180円)で天守閣へ入る。
最上階から見る広島の街並み。
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周回して下りようとしていた時に突如・・携帯から「緊急地震警報」が鳴り響く。
身構えてすぐ、揺れ出した!「わぁ~~~~」 
少し落ち着いたので慌てて下へ降りる。
鳥取県中部の震源地は震度6強。広島は震度4でしたが天守閣最上階はそれ以上の体感でかなりの揺れでした。(これも貴重な体験)

関ケ原合戦後に毛利家が退去したあと入城した福島正則により修復された石垣跡をみる。
徳川幕府に無断で修復したことにより正則も改易されている。
(右が毛利による築城石垣、左が福島正則により修復された・・)
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ホテルに戻って受付を済ませる。
6時に開会。今回は25名が参加した。
まずは広島大会実行委員長荒巻くんの歓迎あいさつ。
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最も遠い千葉から参加したまりちゃんの乾杯!で宴に入る。
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それぞれが現況報告などをする。
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同級会恒例?毎度のてるちゃん踊り。
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最後に「炭坑節」の輪ができてお開きとなる。
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2次会は広島のナイトスポット流川へ・・・

2年ぶりに懐かしい顔がそろった楽しいひと時でした。
この1年間、あれこれ入念に準備してくれた荒巻くんのおかげです。
お世話になりました。
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by jinashi | 2016-10-24 15:57 | ドライブ&トリップ etc | Comments(4)

国東市ではこの秋、体験プログラムイベント「国東おだやか博」が開催されている。 今年で4年目となる。

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14~15日にはおだやか博メニューの「秋だ!祭りだ!国見だ!~ケべス祭&流鏑馬見学ツアー」がおこなわれた。

ケべス祭見学ツアーではケべス祭保存会の岐部修一会長より祭りの歴史などについて解説があった。
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夕刻黄昏時になって精進潔斎の「潮かき」がおこなわれた。宵宮祭りを前に、当場の男衆全員が裸になって海に入り体を清める。(右上は姫島)
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本年ケべス役を務めるFくん(前列手前)も神妙な面持ち・・・
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境内で錬楽がはじまる。
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サスマタに扇子で調子をとりながら行列する。
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火に向かうケべス・・・
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当場衆が燃えるシダをサスマタにさして火の粉を浴びせかける。
逃げ惑う参拝客。
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宮司よりケべスの背に「優」の文字をなぞられ、ケべス面を外されると神から人に戻る。
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今年も多くの参拝客でにぎわった国選択無形民俗文化財「ケべス祭り」でした。


翌日は午後から六郷満山旧千灯寺ミニトレッキング。
国東半島エコツアーガイドの松本さんによる奥の院磨崖仏の解説。
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五辻不動尊では千灯寺今熊住職による護摩供がおこなわれた。
護摩木に願い事を書いて奉納。
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大般若経による加持を受ける。
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伊美の別宮社に移動して流鏑馬神事の見学。
本年の射手役Kくんと父親。前にあるのは渋柿。射手殿は笑ってはいけない。
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6本の矢を射ると2本に命中。上出来だ!
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無事に大役を終えて観客から大きな拍手が上がった。
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ことしもおだやか博「ケべス&流鏑馬ツアー」には東京、京都、福岡福津市や延岡市など遠路よりたくさんの皆様に参加していただきました。

 天気に恵まれた大祭デーでした。
 参加していただいたみなさま、ありがとうございました。
 楽しんでいただけましたでしょうか?



by jinashi | 2016-10-17 18:31 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

前夜は北寄りの強風を避けて「ホテル蘭風」下の千里ケ浜海水浴場Pで車中泊。
トイレや休憩所も整備されている。

今日は昨日登った安満岳の近くの鯛の鼻まで行ってみよう。(昨日行っておけば良かった) 
安満岳登山口を通り過ぎて道なりに進むと公園のようなところへ着く。
ここは鯛の鼻自然公園となっている。
「分県長崎県の山」にも掲載されている「山」だが・・・車で山頂まで着いた^^ 
標高は447m。
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展望所からは昨日の安満岳と同じようなすばらしい景色だ。
まずはこれから渡る生月島方向。
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昨日登った佐志岳方向。右に屏風岳、志々伎山・・・
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生月島へ向かう。
県道19号を進むとスカイブルーの生月大橋が近づく。
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辰の瀬戸を跨いで連絡する道路橋(トラス橋)。橋長960m(前後の高架橋を含めると1,332m)、最大支間長 400m。総工費46億円。1991年完成(普通車200円)、 2010年4月より無料化となる。

なぜか左に傾く・・
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道の駅の観光案内所でキリシタン遺跡のことを尋ねたら生月町博物館「島の館」を紹介された。
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捕鯨の歴史や生月島キリシタン文化などの展示は見ごたえがある。
天井に吊るされたクジラの骨格(本物)。大きい!
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かくれキリシタン歴史展示室。ビデオ放映もあり。
「島の館」職員の方も親切丁寧でした。
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島の南にある「だんじく様」を訪ねる。
3台ほどが駐車できるところから海岸へ下って行く。
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足場のよろしくない急坂を10分ほど下ると海岸へ出る。
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ここが「だんじく様」。すこし荒れている。
だんじく=暖竹に隠れていた親子3人のキリシタンが沖の舟から役人に見つかり処刑殉教したという。今でも信者が年に一度ここでオラショを唱え祈りをささげている。(説明板)
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平戸地方の潜伏キリシタンの聖なる山、安満岳。左に生月大橋。
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次に向かったのはクルスの丘公園。
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十字架の裏にある史跡「ガスパル様」。
「永禄6年(1563年)この地に十字架を立て、千人を超す人たちが聖歌を唱し大行進を行った。人々はこの地をクルスの辻と称した。今では黒瀬の辻と呼ばれている・・・・生月領総奉行ガスパル西玄可が弾圧により妻長男と共にここ黒瀬の辻で処刑され殉教した・・・・」(説明板)
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公園から東の海に「中江ノ島」が見える。
中江ノ島(なかえのしま)は、長崎県の平戸島と生月島双方から約2キロの沖合にある長さ400m、幅50mの無人島で、キリスト教が禁止された17世紀前半に平戸藩によってキリシタンの処刑が行われたことから、いわゆる隠れキリシタンの聖地となった。住所区分は平戸市下中野町に属すが、上陸は不可。文化財保護法による重要文化的景観「平戸島の文化的景観」に選定されており、2016年に世界遺産登録審査予定であった長崎の教会群とキリスト教関連遺産の構成資産「平戸島の聖地と集落」の対象でもあったが世界遺産の推薦は一時取り下げられ、改めて2018年の登録審査対象となった。(wikipedia)
信者の人がこの島で聖水を採るところを少し前にTVで見たような・・
世界遺産登録候補12箇所のひとつ
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カトリック山田教会を訪ねる。
生月島は、1558年のガスパル・ヴィレラ神父による宣教以来隠れキリシタンの多い島で、1865年の「信徒発見」の後に黒島(佐世保市)から信徒が島を訪れてカトリックに戻るよう働きかけた。当初はなかなか応じなかったが、1878年(明治11年)に平戸に来たアルベール・ペルー神父によってカトリックの洗礼を受けた人々が山田教会の信徒の祖先である。
1880年(明治13年)には仮聖堂があったらしいが、マタラ神父により1909年(明治42年)に教会建設に着工、1912年(大正元年)に完成、献堂された。その後1970年(昭和45年)に改築・一部増築が行われて、現在の形となった。
なお、生月島では明治初期のカトリックの再宣教時にこれに応じず、潜伏時代の信仰組織・様式を守り続ける「カクレキリシタン」の信徒も多く、いまも維持されている。(wikipedia)
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キリシタン遺跡はこのくらいにして島の最北端にある大バエ灯台へ向かう。
途中の塩俵展望広場から見る柱状節理の断崖。
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大バエ灯台に着く。
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灯台の展望台に上がる。80mほどの崖の上に立っているらしい。
向こうは的山(あずち)大島。平戸市に属する。手前の離れ瀬は鯨島。
今日は風が強い!
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長距離となるので・・早めの帰路につく。
帰路の生月大橋から中江ノ島が見えた。
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生月島にはキリシタン遺跡や景観地などまだまだ見所は多いようだ。
また、次回に平戸島の宿題とともに訪れてみたいところだ。




by jinashi | 2016-10-12 18:26 | ペトロ岐部とキリシタン史 | Comments(4)

連休日月は天気も回復しそうだ。
山友が教えてくれた花と出会いに平戸島の山を登ろう。久しぶりの遠征です。

車中泊した某道の駅を出て6年ぶりの平戸大橋を渡る。
R383へ入り平戸島を南下していくと前方に見えてきた佐志岳。左は屏風岳。
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 佐志岳(さしだけ・347m)  平戸島南部の山

大野集落の少し広くなった道路脇に停める。
右手にキリシタン墓地を見て左のコンクリート道へ入る。
林を抜けると前方に佐志岳の草原があらわれる。
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草原に踏みあとを探しながら登っていく。
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標高が上がるとぐんと景色が良くなってくる。
津吉集落と向こうに九十九島?
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さて、お目当ての花はどこだ?
ダンギクを見つける。
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イワギク?チョウセンノギク?
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これがイトラッキョウのようだ?
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アップ画像
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イトラッキョウ開花画像→Sanpoさんブログ。これを見たかったのだ。

これはヒナヒゴタイの蕾? 平尾台で信ちゃんに教えてもらったヒメヒゴタイよりもっと小さいのだろうか?
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トラバース気味に折り返し、岩場をやり過ごして山頂に立つ。
北に生月島も見えている。右の山は鯛ノ鼻か・・・
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南には屏風岳とその向こうに(前)新版九州百名山の志々伎山(しじきさん)が顔を見せている。どちらも2010年1月に登った。
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晴天の山頂は気持ち良い秋風が吹きわたっている。
一休みしたら下山。
途中に水槽などがあり、この草原の山は牧場地のようだ。

イトラッキョウ、ヒナヒゴタイはまだ蕾で1~2週?早かったようだ。
ネット情報ですこし早いかな?とも思ったが案の定でした。連休を利用しての遠征では仕方ないか。
センブリ、ムラサキセンブリは見つからなかった。

大野集落登山口9:40→(お花詣で)→10:36山頂10:45→11:07下山
 登山口標高≒130m  延面距離≒2.1km  累積標高(+)≒260m 
(GPSマップ)
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 上段ノ野(じょうだんのの)

佐志岳から南に見えていた上段ノ野を散策する。
路肩崩落で通行止めのところから歩き始める。
草原が見えてきた。
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東屋で昼食。
標識を見て上部へ登ってみる。
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草原をやや強風が吹き抜ける。
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さらに上を目指す。
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分岐をひと登りで展望台へ上がる。標高190m地点。
伸びた草むらに朽ちたベンチがある。
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九十九島方向。
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平戸島のマッターホルンともいわれる志々伎山。
スリリングな山でした。
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先ほど登った佐志岳。
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期待した花は見つからなかった。
これは~オケラ。 
アザミに似た花だ。調べると・・根茎は生薬「白朮(びゃくじゅつ)」といい健胃を目的とした漢方薬に使われている。
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案内板では、秋にはヒナヒゴタイやムラサキセンブリなどたくさんの花が咲くようだ。
今年は秋になっても気温が高いので遅れているのだろう。
秋冷になってくれれば慌てて咲くのがこの季節の花なのだろうか?

(GPSマップ)
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R388を平戸口へ戻るように北上する。紐差町手前から大越峠へ上がり左折して鯛の鼻方向へしばらく走れば安満岳登山口へ着く。
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 安満岳(やすまんだけ・530m)  ~平戸島最高峰

整備された遊歩道を歩いていくと鳥居に着く。
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鳥居の先から大小の石が並んだ参拝道となる。
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白山神社が祀られている。
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社殿横から入る。
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岩場の展望所へ出る。麓を覗くと足がすくむ。
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海に流れる雲の影・・・
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明日は渡ろう・・生月大橋を見下ろす。(ズーム)
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江戸時代に入りキリスト教が日本国内で禁教政策により地下潜伏(隠れキリシタン)する中、安満岳の山頂にある石塔(「薩摩塔」)と自然石による石祠が「安満岳の奥の院様」と呼ばれて隠れキリシタンの信仰対象とされた。2007年に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストに掲載された(wikipedia)
(今年7月に再選定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(名称変更)の候補地12か所には入らなかった)

ここが山頂なのだろう。 中央に立つのがその「薩摩塔」のようだ。
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山頂ちかくのキノコ。
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直径20cmはあっただろう。
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登って下って1時間足らず・・・
これで本日3山制覇!?

安満岳最高点(530m)は神社裏の「薩摩塔」があるところのようだが、遊歩道から少し入れば1等三角点(天狗岩・標高514m)へ行けるようだ。(イトラッキョウとあわせて次回の宿題・・)

(GPSマップ)
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明日は生月島へ渡ろう。
by jinashi | 2016-10-11 18:01 | 長崎県の山歩き | Comments(12)

龍王山へ登ったついでに安心院のまちを散策した。

 三女(さんみょう)神社

深見川よこの広場に車を停める。
これが一の鳥居か? 額には「三女神社」
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県道42号を越えた先の鳥居。
二の鳥居か? 額にはなぜか「二女神社」
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ゆるやかに階段を登っていく。
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三の鳥居? 額には「三女神」・・・「女」の字がすこし変形?  
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その先のもう一つの鳥居を過ぎると神社が見えてくる。
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300mほど参道を歩いて三女神社へ着く。
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本殿。祭神は宇佐島へ降臨した田心姫命(たごころひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)、市来島姫命(いちきしまひめのみこと)他10柱。
宗像神社三女神や宇佐八幡比売大神(ひめおおかみ)との関係など・・我々素人にはややこしい?
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境内に山柱石、皮籠石の説明板があるが・・荒れていてわかりにくい。
これが皮籠石(左)か?仁門菩薩や神武天皇の籠が置かれたという。(時代がずいぶん離れているが・・・)
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元宮は近くの湧水地のようだ。いつかまた訪ねてみよう。
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古事記では、神武天皇一行は足一騰宮(あしひとつあがりみや)で菟狭津彦、菟狭津媛から歓待を受けた際、三女神社前の深見川の岸に船を着けたと記されている。

三女神社へは松本清張も何度か訪れている。
昭和37年、魏志倭人伝による卑弥呼の邪馬台国説をストーリーにした「陸行水行」を出版。三女神降臨の古伝説を軸に、邪馬台国九州説を唱えたことから多くの読者を邪馬台国論争へ巻き込んだ。

古の歴史あるミステリアスな神社なのだろうが・・すこし荒れているのが残念だ。

ネットで三女神社を調べていたら、綾戸農園・綾戸義弘さまのHP「安心院は縁結びの里」は地元人の発想で面白かった。


 安心院の鏝絵(こてえ) 

安心院町では、明治始め頃からから盛んに「鏝絵」が描かれるようになり、民家の壁など約80~100ヶ所に存在しているという。(全国には3000か所、大分県に1000か所あるらしい)
鏝絵とは=漆喰(しっくい)を使って(今では貴重な)左官職人が鏝で壁に浮き彫りにした絵のこと。 家の繁栄を願った左官職人の心意気を示しているようだ。

安心院町の中心部の下毛地区を歩いてみた。

恵比寿、大黒、鯛の目出度い鏝絵。明治28年作。
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唐獅子と竹。明治20年代。
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重松家三階家の壁一面に描かれた富士山。明治17年作。
繁栄を願って描かれている。
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一富士、二鷹、三茄子。明治23年の作。
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魔よけの虎が描かれている。明治20年代の作。
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同じ「虎」の題材で・・こちらは現代版鏝絵アート?平成14年作。
作者の江藤智子さんは今年2月の第7回全国漆喰鏝絵コンクール(長野県)で最優秀賞を受賞された。
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すっぽん料理で有名な「やまさ旅館」の横を通る。半世紀ほど前に姉夫婦が結婚式&披露宴をしたところだ。
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鏝絵通り交流館(観光案内所?)前の水槽におよぐすっぽん。
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三女神社、妻垣神社の神武東征や卑弥呼伝説も奥が深そうだ。もう少し歴史を掘り下げて学べば面白くなってくるのだろう。
鏝絵も安心院のすばらしい遺産だが・・・やまさ旅館のすっぽん料理も食べてみたいものだ^^
by jinashi | 2016-10-05 17:17 | 国東半島あれこれ | Comments(6)

このところ雨の日が続き、すっきりしない。
今日も予報は「くもり」で雨もあるかもしれない。
様子を見てゆっくり目に家を出る。近場でしばらく登っていない雲ケ岳へ登ろうと・・山香町芋恵良登山口へ着くが、霧雨交じりのガスで視界が悪いので清く?撤退。

安心院町へ入ると少し天気も持ち直してきた。
数年前に足一騰宮(あしひとつあがりのみや)の探索で妻垣山へ登ったが・・・その近くの龍王山へ登ってみよう。

 龍王山(315.3m) 中世の山城跡がある宇佐市安心院町の山。

2年前に下関の竜王山へ登ったが、各地に竜(龍)と名の付く山は多い。
竜王は水を司る水神で雨乞、豊作や豊漁を祈願したのだろう。

龍王公民館よこから龍王山への道を登ると龍王城跡へ着く。中世~近世には山城があったようだ。石垣はその名残か?
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さらに上へ進むと行き止まりとなって・・海神社の広場に着く。
電球の鳥居がある。
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広場の横の登山口から登り始める。
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石段の登山路をジグザグに登る。
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尾根にあがる。
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右上方の山頂へ登山路が伸びている。
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アッという間に山頂へ。
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NHKや民放の中継アンテナが立つ。
「神楽城址」の石碑あり・・
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三角点を探したが・・不明でした。
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由布岳も見えるのではと思ったが、周りは樹木で何も見えない。
蒸し暑いのですぐに下山。
東の展望所へ立ち寄る。
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ジグザグ石段を下って海神社へ参拝。
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登って下って30分ほどのミニ登山でした。

海神社登山口11:42→11:51尾根→11:56山頂→12:13下山
 登山口標高≒220m 延面距離≒760m 累積標高(+)≒110m
 
(GPSマップ)
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下山後に・・とある溜池へ~

ワレモコウ(ナガボノアカ?)
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キキョウ
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タヌキマメ
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ヒヨドリバナ(ヒヨドリが鳴くころに開花するらしい・・)
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by jinashi | 2016-10-03 16:57 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(2)