2週続いて日曜日の天気はすっきりしない。
こんな天気の日には、宿題となっている別府オルレを歩いてみよう。
傘と長靴も車に積んで・・・。


九州オルレは2014年12月に別府、八女の2コースが、今年2月には天草・苓北コースが新たにオープンして現在15コースとなっている。
 →九州旅ネットHP

これまで奥豊後コース九重やまなみコース宗像大島コースを歩いてきた。

志高湖駐車場に着くとけっこう車も多い。
売店でオルレの受付(氏名住所を記入~協力者のみ?)をして案内マップをもらう。
九州オルレは韓国人も多く歩いているようだが、受付の女性に聞くと別府コースは「韓国人より近郊のひとが多く歩いている」ようだ。

売店前にあるカンセ(済州島の野生馬)からスタート。10時31分。ここの標高≒590m。
曇り空だが天気は持ちそうだ。
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駐車場横からコースへ入る。
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分岐にある木製矢印(青は順コース)を目印にして進む。
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東山小中学校裏から山桜の森を過ぎて出会ったギンリョウソウ。
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メタセコイアの並木を歩く。韓国南怡島(ナミソム)のメタセコイア並木道は冬のソナタで有名になった。
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廃屋先から車道を横切り、竹林と杉林の間の自然道を進む。
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ゲンノショウコ
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クズ
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大規模なシイタケのホダ場横を通る。作業中でした。
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携帯電波塔?に着く。仮設トイレも設置されている。
休憩ベンチで早めの昼食。11時22分。
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すこしずつ下って行って送電線鉄柱下の展望所へ。
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雲をかぶった由布岳や城島遊園地が見晴らせる。
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キツネノカミソリ
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ギボウシ
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曲がり杉。
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お地蔵様
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民家の庭先に咲く芙蓉。
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クサノオウ
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椿大橋そばの県道52号に出る。いつも庄内へ向かう時に通っている。
合棚(あわせたな)バス停がある。
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彼岸花も咲きはじめている。
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もずが谷の丸木橋を渡る。このあたりが標高最低点。
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咲き残りのイワタバコ。
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ふくろう岩展望所から見る椿大橋と由布岳。棚田稲の曲線がいい感じ・・・。
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ふくろう岩。どこがふくろう・・・?
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ホタルブクロ
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コマツナギ
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つらい登りがはじまる。
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愛宕社に着く。
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樹齢500年の大杉が立ち並ぶ。
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休憩ポイントの枝郷公民館へ・・。トイレ、テーブル&椅子あり。
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枝郷集落人家の間から裏の棚田へ。
これが稲の花・・・
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登りは苦手です。
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展望所で一休み。今日は由布鶴見も雲がかかっていて残念。
そばにカスミザクラの木が1本・・・。
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急坂を下って神楽女湖の広い駐車場へ出る。
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神楽女湖へ。ハナショウブの季節は人で溢れる。
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ツチアケビ発見!
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エゾミソハギ?
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神楽女湖から苦しい舗装路の登り。最後の登り?
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タマゴ茸? 食べられる?
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志高湖へ出る。
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家族連れなど沢山の人が夏休み最後の水辺を楽しんでいた。
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駐車場売店にゴールイン。
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前半はほぼ下り、後半登りのけっこう厳しいコースでしたが、見所も多く沢山の季節の花とも出会えた。
天気がよければ由布鶴見の絶景も楽しめそうだ。 自然道(土の道)が多いのも良い。

これで九州オルレ大分県版を終了!

志高湖売店スタート10:31→11:22鉄塔下見晴休憩所→12:22丸木橋(標高最低点)→13:06愛宕社→13:58神楽女湖→14:42志高湖売店へ周回
●周回時間=4時間11分  距離≒11Km  標高差≒530m

(GPSマップ)
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by jinashi | 2015-08-31 18:02 | 九州オルレ | Comments(6)

土曜日の朝、新聞を手に取ると、1面に「祖母傾ユネスコエコパークへ」という記事が目に入った。

大分、宮崎両県の6市町にまたがる約25万ヘクタールを領域とし、祖母、傾、大崩の3山の山頂周辺を自然保護の「核心地域」とする・・申請書を日本ユネスコ国内委員会に提出する。(8月22日大分合同朝刊)

ユネスコエコパークとは ~
ユネスコが制定する「生物圏保存地域」の日本での正式呼称。1976年、ユネスコの自然科学セクターで実施される「ユネスコ人間と生物圏」(MAB)の1事業として開始された。同じくユネスコが制定する世界遺産が保護・保全を目的としているのに対し、ユネスコエコパークは保護・保全に加え自然と人間社会の共生に重点が置かれている。
現在、ユネスコエコパークの登録件数は、119か国631件。(2014年6月現在)
そのうち日本のユネスコエコパークは、1980年(昭和55年)に登録された、志賀高原(長野県、群馬県)、 白山(石川県、岐阜県、富山県、福井県)、大台ケ原・大峯山(奈良県、三重県)、屋久島(鹿児島県) 及び2012(平成24)年に登録された綾(宮崎県)、2014年6月12日に正式登録承認された福島県只見地域、南アルプスユネスコエコパークを加え現在7カ所。 その核心地域や緩衝地域は、国立・国定公園や国有林の保護林として保全されている。

久しぶりに祖母山を登ろう。
標高もあって涼しいだろう。祖母固有種のウバタケニンジンにも出会ってみたい。

 祖母山(1756.4m)風穴コース  日本百名山~8回目

(下山後帰路に林道から見る祖母山)
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高千穂町五ケ所小学校を左折して里道へ入る。途中から轍で段差が出来た未舗装林道となり車を揺らしながら進む。車高の低いクルマは腹をこすりそうだ。早朝5時すぎに北谷登山口へ着く。先客はキャンピングカー1台。

うっすらと夜も明けてきたので出発。5時46分。ここの標高≒1100m。
今日は風穴コースを登る。2009年6月以来、6年ぶり3度目。
(ママは地区のお接待行事で)今日も一人登山。
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林道をすこし先へ進むと風穴コースの入口。祖母山最短コース、たぶん・・・
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薄暗い登山路をすすむと最初の沢渡り。
祖母~障子尾根の西を流れる北谷川?は東の竹田市緒方町尾平の奥嶽川と同じ大野川源流となっているのが面白い。
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3度目の渡渉。束ねた木の足場を越える。
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やや荒れた登山路となる。
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沢筋へ入るとすぐに大岩のロープ場が。
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ケルンに導かれてまもなく涸れ沢筋も終点。
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深い森へ入る。 
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「サルキタイ カウンター」?
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ハシゴを登って風穴へ。6時53分。
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中はひんやりした感じ。フラッシュ撮影。
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朝日が射す位置まで登って来た。
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スズタケの間を進む。
これもタコブナ?
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樹間から見る天狗岩。
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ハシゴ場
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ロープ場・・・と、けっこうハード。
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山頂部が見えてきた。
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山頂直下の厳しい登りとなる。
振り返って見る阿蘇山。
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右に障子岳からの縦走コース、左より神原コースと出会って山頂へ到着。
2年ぶりの山頂だ。8時21分。
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シンボルの天狗岩、烏帽子岩、障子岳、古祖母山方向。
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傾山方向
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大障子、前障子方向
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くじゅう連山、右に由布岳。
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お一人様山頂写真
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貸切りの山頂でゆったりしていると久留米の男性が登って来た。9合目小屋下でテン泊したようだ。しばし雑談をしてお別れする。黒金尾根から尾平へ下りるようだ。
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おにぎり1個パクついたら下山開始。
一人登山なので緊張しながら下山。
途中の標識にある数字は標高(m)のようだ。
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3組ほどの登山者とスライドして無事に下山。10時52分。
エコパーク登録にふさわしい深い自然の森が残るゾーンでした。

北谷登山口はほぼ満車となっていた。
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熊本のAさんと出会う。これから千間平から筒ケ岳へ登るという。
日本百名山が済んで、現在熊本百名山と九州百名山を征服中のようでした。
その筒ヶ岳を帰路に五カ所高原から望む~じなしも未登です。 「登っておいで!」と呼んでいます
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北谷登山口5:46→6:25沢筋取り付き→6:53風穴→7:50ハシゴ場→8:21山頂8:58→
9:56風穴→10:52登山口 
●登り≒2時間30分  下り≒2時間

(GPSマップ)
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ヤマジオウ
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ケイビラン
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クロクモソウ?
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シコクママコナ
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ヒヨドリバナのつぼみ?
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オトギリソウ
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ウバタケニンジンはまだ早かったのか?見つけられなかったのか?
薄暗くてピンボケ画像が多かった・・・。

帰路に、時間も早かったので・・・うすきさんブログで見た竹田市・緩木山のお花を探索・・・
シノノメソウ
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by jinashi | 2015-08-26 11:54 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(8)

四国遍路では、遍路へ施すことをお接待といい、弘法大師(空海)への供養、報謝と同意義ととらえて今でも当たり前のように行われている。

国東半島は天台宗(最澄)の六郷満山仏教文化が花開いた地だが、家々の屋敷や仏間にはお大師様が祀られ、村々には八十八箇所巡礼地もひらかれるなど・・お大師信仰によるお接待は伝統行事として長く続けられている。
弘法大師の命日が旧暦3月21日ということから毎年春には(新暦の)4月20日か21日(または直近の日曜日)に、夏は8月20日か21日(または直近の日曜日)に地区公民館や個人宅で五穀豊穣や家内安全を祈願する供養祭として受け継がれている。
特に半島先端の香々地、国見地区では春は山菜ごはん、夏はうどんを出(接待)していたが最近では簡素化してスナック菓子などを出すところも多くなった。

香々地夷(えびす)に住む同級生のてるちゃんから「お接待に参りに出ちょいで!」といわれたので同級生男組3人で出かけた。
ここ西夷道園地区は今でも春の山菜ごはんと夏のうどんを続けている。
お接待場の西夷公民館へ・・。
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祭壇にお大師様(左)と観音様(右)が祀られている。
左隣りに鉦叩き係りのおばさんもいる。
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賽銭箱の下に敷かれたお米は御銭米というらしい。かつては経文を書いた赤いお札も奉納されたようだ。
100円を投げ入れて参拝する。
1円玉も見られるが最低10円、うどんやごはんを頂くときには(長く続けてほしいので)大人100円のお賽銭はマナーと思うのだが・・・
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今、正午前。11時30分ごろから始めたようだ。
運ばれてきたお接待うどん。
素朴でなつかしい味で・・ほんとに美味しい(^^)
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今夏ここ夷地区では6か所でお接待を出しているというので順に廻る。
赤い幟旗のお接待場。
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こちらもお大師様と観音様。
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スナック菓子をお接待頂きました。どれでもひとつどうぞ!
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こちらはお大師様のみ。隣に同じようなスナック菓子。
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お稲荷様でもお接待。
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こちらのお宅も立派なお大師様と観音様。
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霊場~六郷満山末山本寺・霊仙寺でもお接待が・・。
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霊仙寺山門横の蔵王権現。
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同じく毘沙門天。どちらもいい雰囲気の素晴らしい石造文化財。
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普段はあまり人影も見ないような山里だが、今日はお接待巡りの善人をたくさん見かけた。
最近はかなり遠方からも車でお参りに来ているようだ。

企業における得意先への接待もここからの語源なのだろう・・・。
by jinashi | 2015-08-21 18:42 | 国東半島あれこれ | Comments(4)

今日はくもりで雨もありそうな予報だ。
短いお山を登って、後は花散策へ・・・。
いつもやまなみハイウエイ(県11号)で山裾を走っている湯布院の蛇越岳を登ろう。

左に山下の池、小田の池入口を見て、やまなみハイウエイを2キロほど進み、「野上滝上」への卜字分岐を右折する。
緩やかに登って左カーブから下っていくと右下に立石池が見えてくる。
大分県では数少ない天然湖沼だ。
蛇越という名は昔、女性に化身した大蛇が山を越えてこの池から山下の池に移ったという伝説から生まれたようだ。麓の山下の池には大蛇を祀る竜神様(雨乞の神様)も残っているという。
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その先の突き当たったところが蛇越岳の登山口。ちょうど由布市(湯布院)と九重町の境界あたり。

 蛇越岳(じゃごしだけ・1024m) ~大分かくれ名山

登山口は蛇越岳林道入り口にある。
スタートは9時12分。ここの標高≒870m。
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古びた穴井さんオレンジプレートから入る。
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テ-プを確認しながら植林帯との境界を登る。
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ロープも現れて急登となる。
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ジグザグに登ると勾配が緩んでくる。
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尾根状となった山頂部を進む。
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コバギボウシが一輪。
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山頂が見えてきた。9時40分。
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安武さん、SHC別府とともに十二支会の山頂標識がある。
平成25年(2013年)の巳年正月には全国から集まった会員で登ったようだ。
樹木に囲まれて展望はなし。
なぜか・・アロ~ハで山頂写真。
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山頂から北へ続く尾根は野稲岳(大分百山)へ行けそうだ。
すぐに下山開始。
大蛇に出会わないように下れば・・・あっという間に登山口。
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登山口の南には立石池へ下りる道が続いているようだが背丈ほどの夏草が茂っていて今回パス。
近くの立石山(1024.5m)もまた次回に登ろう。

下山後の草原から見る蛇越岳
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登山口9:12→9:40蛇越岳山頂9:45→10:02下山(行動時間55分)
往復≒1km・標高差≒140m

(GPSマップ)
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 蛇越岳山麓花めぐり

オミナエシ
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マルバハギ
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アギナシ? オモダカ?
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サワギキョウ
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ヒメシロネ
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ミズオトギリ
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シラヒゲソウ
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サギソウ
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雨も降らずに・・・思いがけない花々と出会えた。
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by jinashi | 2015-08-17 12:17 | 大分県の山歩き~その他の山 | Comments(4)

ゆっくりママの遠征(計画中)訓練も兼ねて九州中央山地のほぼ真ん中を南北に繋ぐ古道・霧立越を往復する。
距離はあるが標高1400から1600mほどの平坦コースで木陰の多い樹林帯を通るので涼しい。
今回で2度目。前回は4年前の春に歩いた。

霧立越は、九州脊梁山地を南北に続く向坂山(1684m)から扇山(1661m)にかけての尾根伝いを辿る古道です。その昔、熊本県の馬見原(まみはら)から宮崎県の椎葉まで馬の背で物資を運んだ「駄賃付け」の道でありました。大分県の豊後から熊本県の人吉へと通じる古(いにしえ)の交易道の一部ですが、昭和8年に椎葉村に自動車道が開通してから霧立越を通行する駄賃付けはしだいに途絶え昭和12年(1937)ごろから廃道となりました。
霧立越の古道には多くの歴史が秘められています。寿永4年(1185)には、壇ノ浦の合戦に敗れた平家一門が鞍岡から霧立越を越えて椎葉に逃れました。正保2年(1645)には人吉の剣豪丸目蔵人のタイ捨流が鞍岡に伝承されました。今日では、その演武が祇園神社のお祭りとなって伝えられています。明治10年1877)4月には、日本最後の内戦「西南の役」で田原坂の合戦に敗れた薩摩軍が西郷隆盛と共に人吉に逃れた道として知られています。
こうした歴史を秘める霧立越の古道は、平成7年(1995)に「霧立越の歴史と自然を考える会」によって向坂山(1684m)から南の扇山(1661m)にかけて尾根伝い12kmをトレッキングコースとして伐開し歩道の整備が行われました。(HP・kiritachi.netより)

前日の夕方家を出て、宮崎県五ヶ瀬町本屋敷の霧立越ゲートを通ったのは夜の10時。
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ぐんぐん登って標高≒1600mの五ヶ瀬スキー場で車中泊。
満天の星空の下、気温は19℃・・・涼しい!(同じ作戦?の車が1台あり)

 白岩山・岩峰(1620m)   九州百名山・2回目
 扇山(1662m)   九州百名山・2回目

ご来光ショータイム。5時37分。
昨年9月三方山の時よりやや北寄りの鬼の目山あたり?からの日の出。
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日田のUさん情報では今が旬というキレンゲショウマの花園へ向かう。
4年ぶりのご対面。パステルイエローの肉厚な花弁が朝日に輝く。
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ごぼう畑登山口へ移動して出発は6時43分。ここの標高≒1400m。
扇山山小屋まで8.9Km。
同時に長崎ナンバー男女4人組もスキー場方向へ出発。
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20分ほどで白岩峠(峰越)へ着く。入山ノートに記帳。
那須大八郎宗久が平家残党追捕で椎葉へ向かった・・・鎌倉時代の話。
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二重の防獣ネットから白岩山岩峰へ入る。
石灰岩が露岩した白岩山岩峰は「花の名峰」とも言われている。
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ソバナ (濃淡あって群生している。今が盛り・・)
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ヤハズハハコ
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ホタルサイコ (同属のミシマサイコは葉の幅が狭く、茎を抱かない=ネットより)
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キリンソウの花後果実?
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シギンカラマツ
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ヤクシマホツツジ
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シオガマギク
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シコクママコナ
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ツクシクサボタン(筑紫草牡丹)
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白岩山(岩峰・1620m)山頂写真
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山頂から見る向霧立の(右から)国見岳~五勇岳・烏帽子岳あたり・・。
2011年11月に白鳥~銚子笠とともに縦走した。
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(右から)天主山~三方山~高岳方向・・  三方山へは去年9月に往復した。
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急坂を下って縦走路へ・・。
水呑の頭分岐を通過。前回は山頂(1646.7m・三等三角点)へ登ったが今回はパス。
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樹林帯の気持ち良い山道。
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ヤマホトトギス
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「小屋場古道分岐」や「灰木の頭」を進む。
遠くに見えるは市房山、石堂山あたりか?・・・。
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ママの「わあぁ~」という声で前を見る。ガサガサと音がしたが正体は見ていない。黒くて大きなイノシシくんが横切ったようだ。
ごぼう畑から5kmほど歩いて「馬つなぎ場」へ着く。ほぼ中間地点。休憩タイム。
このあたりが標高の一番低いところ。
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「木浦古道分岐」を過ぎて木陰の小道。
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ブナの大木に出会うと嬉しくなる。
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右に「二本ブナ」の大木。
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「平家ぶな」を通過。ここからひとりで先行。
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右がパッと開けて椎葉の谷は深い。
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扇山小屋が見えてきた。一安心。
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ザックを小屋先に置いて一人で扇山を目指す。ここから600m。
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ひと登りしたら右へと勾配も緩やかになる。
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大岩の横を通る。
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山頂かなとおもったらその先に「あと5分」の標識がある。
すこし下って登り返すと・・・山頂へとーちゃこ! 遠かった~
10時51分。ごぼう畑から4時間と少し。
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トンボが沢山飛び回っている。
展望も素晴らしいが・・どれがどの山?
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すぐに下山。
扇山小屋へ戻るとママも待っていた。小屋は現在立入禁止となっている。
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往路を戻る。見晴らしの良い道端で昼ごはん。
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今の走り高跳びは「背面飛び」だがむかし「ベリーロール」という飛び方があった。
 記録は1m・・・?^^
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水呑の頭へと緩やかに登り返す。このあたりが一番苦しいところ。
アサギマダラ
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ヤマシャクヤクの実
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白岩峠へ戻って入山ノートに下山の記帳。
ごぼう畑へ無事に戻り着く。
山中ではだれにも会わない静かな霧立越でした。

往復≒20Kmを8時間ほどでピストン。疲労困憊でやっと戻り着いた4年前に比べて少し余裕のある往復でした。(距離は3Kmほど短かい)
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〈往路〉
ごぼう畑登山口6:43→7:01白岩峠(杉越)→7:25白岩山(岩峰)7:45→8:07水呑の頭(白岩山三角点)分岐→9:09馬つなぎ場→10:10平家ブナ→10:31扇山小屋→10:51扇山 
〈復路〉
扇山10:56→11:10扇山小屋→11:50平家ブナ→12:39馬つなぎ場→14:02水呑の頭分岐→
14:35白岩峠→14:52ごぼう畑
 
●往路=4時間08分 復路=3時間56分 行動時間≒8時間10分
●往復≒20Km


(GPSマップ)
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by jinashi | 2015-08-11 11:37 | 宮崎県の山歩き | Comments(14)

豊後高田市田染公民館文化財教室の綾部先生から今年も講演会のご案内をいただいたのでエコツアーガイドの仲間6名で出席した。

講師は六郷満山天台宗・西叡山高山寺住職の船津大乗師
プロのカメラマンでしたが無動寺の故中島浩伝住職に見込まれて出家し12年になる。
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本日の演題は「日本仏教の歴史」。
仏教の始まりから日本に伝来してからの歴史や般若心経の謎について面白い解説をされました。
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内容については門外不出、口封じのお達しがありましたので載せませんが、高山寺へ伺えばおもしろい説法を聞かせてくれそうです。
その際、お布施は出来ればお願いしたい・・・。 
ほぼ毎日カレーを食べているのでカレールーが嬉しいようで・・・仏教発祥の地のインドカレーかと思ったら(イスラム教の多い)ハウスジャワカレーがお好みのようです003.gif
by jinashi | 2015-08-08 11:04 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

1日には岐阜県多治見市で39.9℃の最高気温を記録した。
29日に九州北部地方が梅雨明けしてから連日の猛暑が続いている。

日本山岳会東九州支部と法華院温泉が主催する「山の安全を祈る集い」に参加がてらに涼を求めて九重山へ登る。

 久住山(1787m) ~17回目
 天狗ヶ城(1780m) ~8回目
 中 岳(1791m) ~13回目

赤川登山口駐車場へ着いたのは5時。先客は1台。まだ早いので一眠り・・。

5時56分に出発。ここの標高≒1050m。 
今日は独り登山。
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硫黄臭のする赤川温泉を過ぎて沢を渉る。上部に久住山を望む。
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源泉のクサレ湯?を過ぎると沢沿いの自然林は清々しい。
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舗装林道を数度横切り山道へ入ると久住山への尾根へ上がる。
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赤川コースはかつて大分大学工学部が浸食防止実験をおこなった登山道で今でも保全機能を果たしている。
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朝露に濡れた草むらをかき分けて登ると後に久住高原が広がる。
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台地へ上がり着いてひと休み。標高1350mあたりか。7時2分。
前に久住山が立ち塞がるようにそびえている。
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左手に柱状節理の肥前ヶ城。久住山の影が被る。
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今年初めてのフクオウソウ。
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ママコナ
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ここから気合を入れて急登へ取り付く。
岩角や雑木に掴りながら体を引き上げれば、流れる汗に何度もチョイ休みしながら水分補給。
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登山路が右にトラバース気味になるとノリウツギの向うに南登山道尾根を望む。麓の久住高原は霞んでいる。
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山腹の巨岩が迫る。
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岩場の急登から左に扇ヶ鼻を望むと山頂は近い。下山はあの稜線を下る予定だ。
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上部から声が聞こえて・・山頂直下だ。
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山頂に到着。8時13分。 先月20日に登ったばかり・・
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風もなく暑い。岩陰で一休み。
これから登る天狗、中岳方向。
中岳の右裾野に小さく慰霊碑が。今日の「山の安全を祈る集い」の会場となるところ。
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天狗ヶ城へ向かう。
空池よこのメイゲツソウ。
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天狗ヶ城の急登へ取り付く。
右に御池を見ながらジグザグにゆっくり登っていくと久しぶりの山頂だ。
さっきまで人がいたようでしたが・・貸切の山頂写真。9時6分。
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国東のH田さんに℡すると「今、三俣山西峰・・そちらへ向かう」という。
見下ろす御池。むこうの丘の上に遭難慰霊碑が小さい。
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中岳へ向かう。少しガスって来た。
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ガスの涌く山裾をひと登りで中岳山頂だ。9時30分。
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時折雲の影になるとヒンヤリとした風が流れて気持ち良い。
うとうとと大休止・・・。
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11時開式「山の安全を祈る集い」へと中岳を下りる。
池の小屋から慰霊碑の丘を登る。すでに山岳会のみなさん等20数名が集まっている。
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慰霊碑でH田さんと合流。集いに参加する。

昭和5年8月11日、沢水(そうみ)本道登山口より登った当時21歳の若者2名が猛烈な嵐に出会い寒さと飢えで遭難死した。1年後に旧友や縁者たちによりその場所に慰霊碑が建立される。遭難したのは筑前木屋瀬(現北九州市八幡西区)の九大医学部学生だった廣崎秀雄氏と友人渡邊邦彦氏。九州で初の山岳遭難死、それも真夏とあって当時話題になった。

2010年8月8日の第1回(80回忌法要)、第3回、そして今回(第6回)と3度目の参加となる。過去5年間(ふしぎと?)悪天候が続いたようだが、今回初めて晴天に恵まれ慰霊碑前での開催となる。
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天台寺院法華院26代院主弘蔵岳久さんの読経からはじまる。
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焼香の列に入れてもらう。
最後に主催者で日本山岳会東九州支部長の加藤英彦さんよりごあいさつ。
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慰霊の集いに参加したことで安らかな気持ちになって下山する。
これからも健康に恵まれれば自然の山々に畏敬の念を抱きつつ安全な山登りを続けて行きたいと思う。
来年から新たに国民の祝日となる「山の日」制定を記念して、来る8月11日(火)には九重町にて「山の日」制定記念祭in大分・くじゅうが開催されるようだ。

久住分れに向かえば今が盛りのノリウツギ。緑と白のコントラストが良い。
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星生崎まで下って昼ごはん。雷雲も近づいてきそうだ。

H田さんもいっしょに扇ヶ鼻経由で赤川へ下りる。
開き始めたマツムシソウ。今年初めて・・
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シモツケソウ
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キリシマヒゴタイ? でしょう・・・
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ノギラン
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イヨフウロ
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ノハナショウブ
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扇ヶ鼻から荒れた急坂を下ると台地へ出て一安心。
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久しぶりにこのコースを下ると、とても長く感じた。
左から沢音が聞こえてきて朝の赤川温泉上の分岐へ周回する。
ほぼ満車となっていた駐車場に無事下山。14時8分。
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赤川登山口駐車場5:56→8:13久住山8:32→9:06天狗ヶ城→9:30中岳10:34→10:55遭難慰霊碑(集い会場)11:15→11:43避難小屋前(昼食)→12:32扇ヶ鼻分岐→12:48扇ヶ鼻赤川分岐→14:08赤川登山口駐車場
●行動(周回)時間=約8時間 

(GPSマップ)
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by jinashi | 2015-08-04 15:32 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(12)