宝満山下山後に宗像市新湊へ向かう。途中で宮地嶽、宗像大社の初詣大渋滞に巻き込まれ、まさに一寸ずり(道路が渋滞して車がなかなか進まないこと=大分弁?)を強いられる。
「道の駅むなかた」で車中泊。ここは4日まで休業のようだ。

今日は宗像市の「大島オルレコース」を歩く。
「オルレ」は韓国・済州島から始まったもので、もともとは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味。自然豊かな済州島で、トレッキングする人が徐々に増え、「オルレ」はトレッキングコースの総称として呼ばれるようになり、今では韓国トレッキングの中心的コースになっています。オルレの魅力は、海岸や山などを五感で感じ、自分のペースでゆっくりとコースを楽しむところにあります。(九州旅ネットHPより)
九州オルレは2012年3月よりスタート。
第1次コース~大分県・奥豊後コース、佐賀県・武雄コース、熊本県・天草維和島コース、鹿児島県・指宿開聞コースの4コース。
第2次コース~長崎県・平戸コース、熊本県・天草松島コース、宮崎県・高千穂コース、鹿児島県・霧島妙見コースの4コース。
第3次コース~佐賀県・唐津コース、福岡県・宗像大島コース、佐賀県・嬉野コース、大分県・九重やまなみコースの4コース。
第4次コース~福岡県・八女コース、大分県・別府コース、熊本県・天草・苓北コースの3コース。
2014年12月現在、全15コースが九州各地にオープンしている。 → 九州旅ネットHPで‥

コンビニで弁当を買って神湊港フェリーターミナルへ。港の有料駐車場は1日300円。
雨は上がったようだ・・。
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9時25分発のフェリー「おおしま」に乗船する。
釣り客が多く、山歩きルックはやや浮いた感じ・・・。
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新湊から直線距離で6.5km、凪の玄界灘をまっすぐ25分で大島に着く。
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宗像大島(筑前大島とも)は福岡県で一番大きな離島で面積は7.4平方キロメートル、島の周囲約15km、人口782人(平成21年3月末)の漁業の島だ。2005年に宗像市に合併編入されるまでは宗像郡大島村。
歓迎の横幕も。
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大島フェリーターミナル前にあるカンセ前からスタート。9時55分。
カンセとは、韓国済州島に生息する野生馬で、ゆっくり歩く九州オルレ の象徴となっている。
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島のメイン道路を左折してすぐに宗像大社中津宮に着く。
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神殿は宗像大社を向いて建ち、宗像三女神のうち湍津姫神(たぎつひめのかみ)が祀られている。
辺津宮といわれる宗像大社には市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が、沖津宮といわれる沖ノ島には田心姫神(たごりひめのかみ)がそれぞれ祀られている。
境内には牽牛社(けんぎゅうしゃ)、織女社(しょくじょしゃ)があり七夕伝説発祥の地ともいわれている。
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神殿裏から一旦車道に出ると右手に木の鳥居があり御嶽登り口となっている。山頂にある御嶽宮への参道でもある。
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山頂まで800mの標識があり、整備された丸木階段が上に続く。ここで娘さんと父親らしき?2人に先行される。
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途中のオルレリボン。
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木の鳥居から登ること30分ほどで山頂展望台へ着く。御嶽三角点の標高は214.3m。
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下方にフェリーターミナルのある大島港が。左に地島、右に神湊港。
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山頂にある宗像大社の摂社である御嶽神社へ参拝。
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展望台横から林道?を緩やかに下っていく。
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右手の向うにこれから向かう風車が見える。(ズーム)
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くねくね曲がった林道を30分ほど歩くと舗装路に出会う。少しすすんだ所に設置された木製オルレ標識に従って進むと再び山へ入る。
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荒れた竹林を進み、山道を抜けると草原の丘が見えてくる。
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里から正午を告げるメロディーが聞こえると高台の東屋へ着く。ここで昼食タイム。
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昼食も済んで・・・すこし冷えてきたので出発。散策路に落ちた牛の〈爆弾〉に注意しながら歩く。
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太陽光で回転する風車から玄界灘を見下ろす。冬に荒れる玄海灘も今日は凪いでいる。
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風車からすぐ先にある砲台跡。
昭和11年に完成。昭和20年には砲兵部隊が緊急配備され、大砲(15センチキャノン砲)が4門備えられていた。
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丘の高台にある日本海海戦慰霊碑。日露戦争当時に玄界灘で戦死したロシア兵4830名と日本側117名を慰霊する。日露友好のため2013年3月に建立されている。
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丘を下っていく途中にある「ヤギ豚舎」。
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旧軍道を下った集落の海辺にある「沖津宮遥拝所」。
ここから沖ノ島の沖津宮を遥拝する社だ。天気が良い日にはここから沖ノ島が見えるらしい。
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玄界灘のほぼ真ん中に浮かぶ絶海の孤島沖ノ島は沖津宮が鎮座する御神体島として島全体が宗像大社の境内地となっている。住人はなく、辺津宮より 神職が10日交代のたった一人で奉仕している。女人禁制で上陸時の海中での禊、一木一草一石たりとも持ち出すことは禁ずるなどの掟が、いまでも厳重に守られている神聖な島だ。島の古代祭祀遺跡から約8万点の奉献品が発見され、全てが国宝となっている。(宗像大社HP)
福岡県と宗像市、福津市は共同で沖ノ島の世界遺産登録に向けて取り組んでいる。平成21年1月には「宗像・沖ノ島と関連遺産群」がユネスコの世界遺産暫定リストに記載されている。
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公民館「さざなみ館」の横を歩く。
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大島小・中学校横を通る。
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海に出て砂浜の向うにある「夢の小夜島」へ。
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鳥居の先に松の緑が美しい。ちょうど干潮時で渡れる。ロープが下がっていて登れるようだ。
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メインストリートを歩いてフェリーターミナルへ戻る。13時55分。
ちょうど4時間で周回することができた。(一部ショートカットあり)
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帰り便の旅客船「しおかぜ」は大島を14時40分に離岸。15分ほどで神湊港に戻る。
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朝鮮半島に近いこの島は古代より外国交易の重要な場所でさまざまな歴史や文化がいち早く入って来たことを偲ばせてくれる。風車・砲台の丘はすばらしい景色を楽しめました。
新鮮な海の幸などの昼食ができる店がないのは残念でした。(正月休みだったのかも・・・)
 離島のオルレも旅情をそそられる良いものでした。

     シマカンギク
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     藪椿
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(本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2015-01-08 09:45 | 九州オルレ | Comments(8)

元旦から寒波が入り家の周りの田畑もうっすらと雪化粧した。
初登りは大宰府天満宮近くの宝満山を登ろう。この寒波で難所ケ滝の氷結も楽しみだ。
山名も正月初登りにふさわしく縁起が良い。

 宝満山(ほうまんざん・829m) 九州百名山~2回目

宝満山には2009年4月に大宰府の竈門神社から登って以来2度目となる。
ナビをセットして宇美町の昭和の森へ向かう。
ゲート手前の駐車場はほぼ満車。奥に何とか駐車場所を確保。
出発は9時28分。ここの標高≒200m。
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一本松池の上から河原谷へ向かう。
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分岐は右へ。
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歩き始めて35分で林道も終点。ここから登山道。
雪が多くなってきた。
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石の多い登山路となる。
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宝満山登山口(うさぎ道経由)分岐に到着。帰りはここへ下りてくる予定だ。
ここでアイゼンを装着する。
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すこし上に登った右手奥に「小つらら」が見える。
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さらに登ると難所ケ滝分岐に出会う。左へロープ伝いに急登を行く。
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難所ケ滝(大つらら)が見えてきた。
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大つららは横へ上へと広がる。出会った男性の話では氷瀑度はイマイチのようだ・・・ それでも素晴らしい自然の芸術作品です。
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その男性も宝満山へ向かうというので後について行く。滝からショートカットぎみに登山路へ進む。
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滝から標高差100mほど河原谷を登りつめると三郡山と宝満山縦走路へ出合う。
11時45分。標高は≒800m。 
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モミ林が続く雪の尾根道を気持ちよく歩く。ここは九州自然歩道。
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祠のある仏頂山(869m)へ着く。寒暖計は氷点下1度。
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急な下りを過ぎると枯木立の向うにカラフルな登山者のいる宝満山山頂部が見えてくる。
山頂直下の鎖の岩場を慎重に登る。
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多くの登山者で賑わう山頂へ到着。12時23分。
滝で出会い山頂まで先導していただいた男性は大野城市の天野さん。山歩きはベテランの風格がありました。
天野さんを真ん中に竈門神社上宮前で山頂写真。
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山頂から360度の大展望です。遠くはPM2.5?で少し霞んでいるがまずまずの景観です。
東に古処山、馬見山が。その左先には英彦山が・・。
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仏頂山と右下はキャンプ場。
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福岡市街地方向。
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上手にできた雪球。
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カップメンで暖まったら下山開始。13時10分。
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帰路は仏頂山を過ぎた先からうさぎ道へ入る。(仏頂山手前からコースへ入れたのに大回りしてしまった)
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分岐からうさぎ道を歩くこと50分ほどで朝アイゼンを着けた河原谷登山路に周回合流。
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途中でアイゼンを外し、林道へ出て駐車場へ戻り下山。15時15分。
下山後、麓の宇美町から三郡山~宝満山を仰ぎ見る。
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初登りは天気に恵まれ、アイゼンを踏みしめながら気持ち良い雪山登山が出来ました。

(本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2015-01-05 23:01 | 福岡県の山歩き | Comments(6)

謹賀新年

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あけましておめでとうございます
じなしブログも6年目となりました。
今年もあちこちの山日記とあわせて国東半島のあれこれを発信したいと思います。
山歩きやエコツアーガイドでの一期一会、そしてこのブログを訪れてくれる皆さまとの交流が何よりの喜びです。
今年も… 隅から隅まで~(ポン!)づづづい~とお願い奉りまする~

by jinashi | 2015-01-01 11:55 | フリルです | Comments(12)