3連休は気持ち良い晴天が続いている。
夕方には来客があるのでわりと近場の由布岳に登る。7月以来、今年2回目です。

 由布岳(東峰・1580m)   11回目~日本二百名山
  登り~東コース・下り~正面コース

ほぼ満車の正面登山口の奥まった場所に何とか駐車スペースを見つける。その後も続々と車が到着する。今日は他県ナンバーが多い。

出発前にトイレを済ませる。
正面登山口にあるトイレは何とか清掃はされているものの、大分県民として恥ずかしいほど貧弱だ。1年を通して登山者が押しかける人気の山で、大分を代表する別府・湯布院の一大観光地にあるのだから一般のドライバーも立ち寄れるような快適なトイレをぜひ設置してほしいものだ。

スタートは8時6分。ここの標高≒780m。
登山者の列に入る。
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枯れた草原を緩やかに登り樹林へ入る。8時20分。
今日は右へと日向越へ向かう。
ここにあるトイレも最悪です。一緒に何とかしてください。(ついでに東登山口のトイレもお願いです)
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枯木立となった静かな自然観察路を行く。
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最後?の紅葉・・
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馬酔木の間を抜けて日向越で東登山路に合流。9時19分。
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「別れても好きな木」発見!
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ジグザグに登りが続くとロープ場があらわれる。ここから厳しい岩場の急登となる。
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高度をあげると視界が広がる。エコーライン越に(右から)鶴見~鞍ケ戸~内山の連山。
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天空展望所下に日向岳が。
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岩壁の鎖場を慎重に越える。
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お鉢縁直下から東峰を仰ぎ見る。
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お鉢周回コースへ出合う。
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東峰直下から大岩をすり抜けて山頂へ。
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火口越しに見る塚原高原に陽が射している。
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位置が変わった山頂標識で山頂写真。11時44分。
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多くの登山者で賑わう山頂でランチを済ませたらすぐに下山。12時8分。
ガスが上がってきた。
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マタエの向うに陽が降り注ぐ湯布院盆地。
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この時間は下山者も多いが登山者もまだまだいる。
新しい標識が立てられていた。
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休憩ポイントの合野越に着く。一休みの仲間にはいる。
以前くじゅうで出会った訓練犬のシェパードを連れた外人さん夫婦もいる。
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朝の日向越散策路に出会って周回。
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錦の装いを脱いで晩秋の豊後富士・由布岳は凛と聳えていました。
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13時54分に無事下山。
大分の自慢の由布ですが…東コースには鍛われました (>_<) 

(本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2014-11-26 17:19 | 大分県の山歩き~由布・鶴見系 | Comments(12)

はるばる北海道から国東半島峯道ロングトレイルを歩くツアーの皆さんのガイドを務めた。
札幌市の山岳ガイドGAO御一行様で、皆さんアルプスや九州の日本百名山などを歩かれているベテランの方ばかりだ。

前日のT4コースに引き続いて今日はK1コースを歩く。
夷農村公園をスタート。後野越から一望岩に上がる。
前日歩いた中山仙境の絶景を見下ろす。
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どんなお願いをしたのでしょう?西方寺割石を通りぬける。
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稲荷社の出べそ手水鉢を鑑賞。
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阿弥陀越展望所からゴールの五辻不動を望む。ここで昼食。
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修験者が修行した大不動岩屋からそそり立つ岩峰群を仰ぐ。
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K1コース定番フォトポイント~旧千灯寺仁王像前で。
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旧千灯寺五輪塔群に圧倒・・・。
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不動茶屋では焼き芋のお接待もありました。
五辻不動尊岩場で国東半島芸術祭作品を鑑賞。この日も多くの見学者が訪れていた。
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本日はここがゴール。まだまだ余裕の皆様とここでお別れする。
今日の宿は、湯の里渓泉。

リーダーのIさんより「日本中見てもこれほど見どころがあり、歩き甲斐のある場所もそう多くない」といっていただきました。
今回で2度目となる国東半島ツアー、来年もお待ちしております!

国東半島の自然や歴史に感動していただいき、一期一会の嬉しいガイドデーでした。

by jinashi | 2014-11-22 13:51 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(6)

二郷山友会では初夏のミヤマ登山と秋の紅葉登山を年間行事としている。
今年はくじゅう紅葉時に日程がとれず、今がピーク?の鹿嵐山を登る。
急な声掛けにもかかわらず9名が参加してくれました。

 鹿嵐山(かならせやま・758.1m) 九州百名山~2回目

鹿嵐山は本耶馬渓町と院内町の境界に聳える双耳の山で雄岳(本峰)と雌岳からなる。山頂部斜面にはツクシシャクナゲの群落があり、毎年4月29日(昭和の日)にはシャクナゲ探勝登山会が行われている。雄岳を下ったあたりは「地蔵峠の景」といわれ、山水画を思わせる奇岩奇峰がそそり立ち、紅葉時にはその岩峰とのコントラストが素晴らしい。
2008年以来、8年ぶり2度目の登山です。

宇佐市院内町円座から県664へ入り小野河内集落の第一登山口駐車場へ着く。
先客の男性ひとりが準備中。
出発前の軽いストッレッチをしているとマイクロバスも到着。今日は賑やかになりそうだ。
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スタートは8時30分。ここの標高≒280m。
O隊長を先頭に山へ入る。
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すぐに桧林の急登となる。
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標高差450mほどのキツイ急登が続くと雌岳山頂部が近づく。
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雌岳の肩から気持ち良い尾根歩き。
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雌岳山頂へ到着。10時4分。
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山頂から南にくじゅう連山を望む。
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ここで突然カメラが故障・・・。ここからスマホ画像です。
雄岳へ80mほど下って鞍部辺りで肉桂の葉をかじるold boys&girls
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100mほど登り返して雄岳山頂へ。10時56分。
先客の女性パーティーが1組。後から次々と…。
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今回初参加のすえみさんも一緒に山頂写真。(O隊長提供画像)
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雄岳山頂から北方向が絶景だ。
牛岳や乙村岳方向。左上は八面山。
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手前に仙岩山耶馬と奥には宇佐6山。
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ひと休みしたら先へ・・。一気の急降下となる。
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標高差200mほどを下ったところから雄岳を振り返る。お日様も照ってきた。
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ブゼンノギク
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見晴らしの良い岩場でのランチタイムを終えてそろそろ出発・・・。
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小ピークを越えて岩場を登ると「わぁ~」っという歓声が。
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そこは「地蔵峠の景」。「万里の長城」とも・・・。紅葉はイマイチか…。
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景色を楽しんだら分岐をまっすぐ進んで地蔵峠へ。
江戸末期作のお地蔵さんに無事登山の御礼参り。
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まもなく第2登山口。
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県道を戻って第1登山口駐車場へ無事周回する。13時49分。
たくさんの車となっていた。
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 夕方からじなし家で反省会兼忘年会打ち合わせ会!?

 (本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2014-11-19 18:13 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(5)

じなしはまだヤッコソウを見たことがない。
2年前の今頃、水俣市と出水市境界(鹿児島熊本県境)の矢筈岳から下山したときに出会ったおじさんから、山頂近くに今が見ごろのヤッコソウの群生地があることを聞いた。
まだ見たことがなかったのだが予定していた次の山(矢岳)へ向かったのだ。

宮崎市西部にある高房山ではこの時季にヤッコソウが見られるらしい。
日本列島を気圧の谷が通過するため天気は不安定のようだが、まだ見ぬヤッコソウに出会いに日向路を南下した。
辻本さんHP・大分の山登山記を参考にする。

 高房山(337.3m) 遊々の森~宮崎市西部の里山 

ナビにセットした宮崎市西部の高岡温泉「やすらぎの郷」を右に見て先に進むと爪田ダムへ着く。
ダムの周回道を進むと案内マップを見つける。ヤッコソウ群生地の表記もあり、周遊路コースはここがスタート地点のようだ。
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すぐ先の道路脇スペースに駐車してスタート。7時29分。ここの標高≒50m。
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階段を登って自然林を行くと送電線鉄塔下へ出る。横の木箱に入った周遊マップを頂く。
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鉄塔真下から見る幾何学模様。
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ここは「遊々の森」の遊歩道。
※「遊々の森」~ 国有林と学校等が協定を締結することで、児童や生徒が森林環境教育を実.践できるフィールドを国有林内に設定する制度。
地塁状になった尾根を行く。
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何度か「ゆるい&急」分岐が現われるがどちらを行っても同じようなもの。
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緩やかな登りもあるが登山路というより散策路という感じ?
これはムベ?
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アッ! 早くもヤッコソウ発見! まだ群生地のだいぶ手前なのに・・・。
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高さは2~3㎝ほど。淡桃色のかわいい森の小人。
ばんざ~い!っという感じ。
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葉緑素を持たない全寄生植物で、森林のシイノキなどの根に寄生する。・・・短い地上茎に数枚の小さい葉が対生し、先に花が単生する。ヤッコソウとは大名行列の奴に見立てての命名(wikipedia)
ここからはおのずと下向き歩きとなる。

これはツチトリモチ。以前宮崎南部の双石山(ぼろいしやま)でたくさん見た。
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この山塊ではヤッコソウはイタジイの木の根に寄生するという。
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1時間ほどで分岐へ到着。
まっすぐに反射板の方向へ向かうと「ヤッコソウ群生地」の看板があるところへ着く。辺りにヤッコソウは見当たらない。
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「群生地看板」あたりを少し過ぎたところに群生地があった!
ママは携帯で激写。
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ヤッコソウは沖縄や九州、四国の一部でしか見ることが出来ないようだ。受粉を終えると茶褐色になるらしい。見頃は10月末~11月中旬ごろ。
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分岐の先にある反射板。
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反射板をぐるり廻って林道へ出る。
しばらく行った先の木の枝に下がるテープから踏み跡を森へ入る。
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すぐに高房山(3等三角点・337.3m)へ到着。9時9分。
ここまで山へ登ったという感じではない。
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その先の林道からうっすらと宮崎シーガイヤドームが見えている。
曇り空からポツポツと小雨が落ちてきたので雨具を着ける。
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辻本さんHPにある高房山系標高最高点へ行ってみよう。
林道横にノコンギク?
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林道を進み、この辺りからかな?と一旦は藪へ入るもギブアップしてUターン。
先の散策路をベンチのある分岐へ戻り昼食タイム。10時13分。
ひと休みしたら…遊歩道を周回する感じで右へ入る。10時46分。
ぱらついた小雨も上がったようだ。
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その先にも何カ所かヤッコソウの群生地が続く。
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4連山神様へお参り。
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豊かな自然林の中にひときわ大きなメアサスギが現われる。
※メアサスギは成長が遅く根曲がりするが種や花をつけず花粉が飛ばないという特徴があるらしい。
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この先アップダウンが大きくなってきてキツイところ。
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工事中の送電鉄塔下へ。
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絶縁碍子?の大きいこと!(ストックとくらべて・・)
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一旦林道へ出て戻るように歩いて行くと左側に標識がある。
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急坂を下って分岐を右に降りて行く。
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谷の沢沿いを進む。何度か沢を越える
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ダム周回路へ出た。
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周回路を戻って朝のスタート地点へ戻る。12時23分。
遊歩道散策とはいえ、距離や累積標高差、歩行時間は予想を超えるものでした。

初めてみるヤッコソウ・・・九州でも宮崎など数か所でしか見られないようです。これからも大事に守ってもらいたいものだ。

下山後、高岡温泉「やすらぎの郷」へ。
綾町の「綾手づくりほんものセンター」に立ち寄り有機野菜など買い求めて帰路につく。
14時前に綾町を出て・・・20時前に帰着。ふぅ~

(本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2014-11-04 11:15 | 宮崎県の山歩き | Comments(12)

豊後キリシタン史の解明が期待されるマレガ神父文書群についてのシンポジウムがあることを新聞で見て臼杵市へ出かけた。
「キリシタン・南蛮文化交流協定協議会」が後援している。

会場の臼杵市民会館。
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開始時には聴講者で満席となった小ホール。
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イタリア人神父のマリオ・マレガ氏(1902-1978)は昭和4年に来日し45年間滞在した。1931(昭和6)年には29歳の若さで大分に着任し、その2年後には正式に大分教会の主任司祭に任ぜられている。大分教区在任期間中(~1950年)に蒐集した1万点余りの豊後キリシタン関係史料は「マレガ文書」といわれ、バチカン図書館に未整理のまま所蔵されていたものが2011年に発見された。

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マレガ神父はそれらの資料を基にして1942年に「豊後切支丹史料」、46年に同続編を刊行している。これまでの大分キリシタン史調査はその2編によるところが大きかったが、今回発見されたものには同史料集未収録の膨大な文書も含まれていて、今後は禁教下の豊後キリシタン史の研究解明が進むと期待されている。
マレガ神父はキリシタン史研究のほか「古事記」イタリア語訳や「忠臣蔵」研究など日本研究者の先駆けでもあったようだ。

2013年11月に人間文化研究機構とバチカン図書館との間で史料の調査・研究協力に関する協定「マレガ・プロジェクト」が結ばれ、2014年2月にスタートした。(プロジェクト期間は2014年2月18日から2020年3月31日まで)
シンポジュウムを主催した「マレガ・プロジェクト」は人間文化研究機構「国文学研究資料館・国立歴史民俗博物館」と東京大学史料編纂所、大分県立先哲史料館、バチカン図書館による共同体。
主催者の人間文化研究機構理事今西祐一郎氏のごあいさつ。
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バチカン図書館長チューザレ・バシーニ氏ごあいさつ。
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中野五郎臼杵市長さんの歓迎あいさつ。
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東京大学史料編纂所の松井洋子氏よりバチカンで発見された経緯や資料の保存状態、現地での調査手順方法や目的などについての説明があった。
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マレガ文書全部21袋の外見。
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史料の内容について大分県先哲史料館佐藤晃洋館長より詳細な説明があった。
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マレガ文書の大部分は1612年、江戸幕府による伴天連門徒禁令以降のものと想定されている。
臼杵藩による宗門改文書。
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最後に意見交換。
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マレガ文書の解明により江戸幕府のキリシタン禁教システムとあわせて藩政のしくみや武士や農民の暮らしぶりなど新たな発見が期待されるという。
今後のレポートを待ちたい。

国東半島各地にも石造文化財などに「隠れキリシタン」といわれる密かな信仰の遺産が多く見られるが、役所や個人宅にキリシタンに関わる文書などが残されているのではないだろうか。
by jinashi | 2014-11-03 15:43 | ペトロ岐部とキリシタン史 | Comments(2)