宇佐神宮で御田植祭があると知り、見学に出かけた。  ところが・・・

(境内マップ~宇佐神宮HPより)
a0166196_16363335.jpg


神橋を渡り大鳥居を過ぎると右手初沢池に古代蓮(大賀蓮)の蕾が膨らんでいた。まもなく開花するだろう。
※大賀蓮~昭和26年3月、千葉検見川東京大学グランド地下より発見された3粒の蓮の実は、蓮の権威者大賀一郎博士に依り、約2000年前のものと鑑定され、その年の5月発芽し、翌年7月18日見事に開花した。
開花する時には「ポン」と音がするというのだが…
a0166196_1638228.jpg

a0166196_16383698.jpg

a0166196_16384786.jpg

池の土手にはネジバナも。
a0166196_1640199.jpg

御田植祭会場であるはずの絵馬殿は取り壊されて再建中のようだ。
はて、どこで行われるのか?
a0166196_16403744.jpg

境内を散策してみよう。鳥居の先は頓宮。神幸祭には御旅所となる。
a0166196_16423228.jpg

菱形池に出合う。点々と黄色の河骨(こうほね)が花開いている。(葉っぱに隠れて見えにくい)
a0166196_16422263.jpg

a0166196_16432181.jpg

多年生の水草。根茎が白色で肥大してこれが白骨のように見えるので「河骨」となったようだ。根茎を使った生薬を「川骨(せんこつ)」といい、打ち身、打撲に鎮痛効果があるようだ。
a0166196_16425735.jpg

狭い石橋を渡って小島へ。
a0166196_16441178.jpg

小島の水分(みくまり)神社へ参拝したら次の石橋を渡る。こちらも古そう。
a0166196_16435774.jpg

3つの井戸がある御霊水。刀剣を鍛錬した御鍛冶場があったといわれるところ。
この近くに八幡大神が示現したという。
童子が現れて「我は誉田の天皇広幡八幡麿なり」と申され、たちまち黄金の鷹になって飛んで行ったといわれる。571年(欽明天皇31年)のこと。
a0166196_16452225.jpg

亀山神社へむかう鳥居の下に…何と、泥でつくられた小さな斉田。2m×6mほど。
絵馬殿が再建中のため、ここで御田植祭が行われる、いやすでに行われたようだ!
a0166196_16481531.jpg

翌日の新聞にでていました。3~5歳のかわいい早乙女さんにより奉納されたようです。
a0166196_18282279.jpg

階段を上がって本殿へ向かう途中にある末社の亀山神社。
本殿(上宮)のある小椋山は通称亀山といわれている。地主神として大山積命(おおやまずみのみこと)を祀る。
a0166196_1647478.jpg

本殿に参拝する。全国4万社といわれる八幡総本社ゆえ平日でも参拝者は多い。
a0166196_1649935.jpg

八子(やこ)神社といわれる楠の御神木手前にある大石の池に黄色の花が咲いていた。巫女さんに聞いたらこの水草は莕座(あさざ)というらしい。
a0166196_16483638.jpg

a0166196_16495019.jpg

祓所の下にある春宮(とうぐう)神社。
応神天皇の御子・莬道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)を祀る。勉学に励み天皇から寵愛されていたが、兄の鷦鷯命(おおささぎのみこと=仁徳天皇)に皇太子の座を譲る。学問の神として祀られている。
ちなみに鷦鷯命以下の皇子、皇女五柱は上宮下の若宮神社に合祀されている。
a0166196_16492170.jpg


御田植祭はもっとよく時間を調べてくればよかった(_ _*)
祭典の見学はできなかったが・・・梅雨の神宮境内に咲く花をグッドタイミングで楽しんむことができました。
by jinashi | 2013-06-28 16:54 | 国東半島あれこれ | Comments(8)

早くも現れた台風4号は九州西で梅雨前線を勢いづかせたあと力尽き?た。その後南下していた梅雨前線が少し北上してきて、今日はおおむねくもりの予報だが小雨もありそうだ。
季節の花を探しに…久々に湯布院の倉木山を登る。2009年9月以来だ。

倉木山(くらきやま・1160m)  大分百山~4回目
(赤~倉木山登山口)


小雨がぱらつくエコーラインから猪の瀬戸の県道11号へ出る。ほぼ満車状態の由布岳中央登山口Pを横目に見て湯布院方向に下り始めるところから左へと雨乞林道に入る。ゆるやかに高度を上げていくと右に湯布院の町並みを見下ろす。パラグライダーテイクオフ場を過ぎてダート道を少し行くと登山口の駐車場だ。
本日一番乗り。

小雨が落ちているので雨具を着けて出発。8時41分。ここの標高≒820m。
すぐに右折してコンクリート道を緩やかに登っていく。前方に倉木山。
a0166196_1644156.jpg

山へ入ると間もなく分岐となり、左の急登コースを見送って山麓コースへ入る。
復路は急登コースを下りてみよう。
a0166196_16444095.jpg

すこし先で右手が開けて湯布院の町や由布岳が見える。
a0166196_16445541.jpg

林床に季節の花を探しながら行くと登山路は緩やかに高度をあげていく。
a0166196_17155746.jpg

1時間ほどで前が開けてきた。左へと尾根を北東に向かって登りがはじまる。
雨もあがったようだ。
a0166196_16453084.jpg

右に雨乞岳や城ヶ岳の展望が開けてくるとひと登りで山頂部に上がりつく。
a0166196_16454066.jpg

曇り空だが遠望が効いていい景色が楽しめる。由布鶴見方向。
a0166196_16461357.jpg

城ヶ岳方向。その向こうはくじゅう連山。
a0166196_16462293.jpg

4度目の山頂写真。10時5分。
a0166196_16491463.jpg

山頂で少々早い昼食をとり、一休みしたら下山をはじめる。
分岐を右へと急坂コースに入る。
a0166196_1647172.jpg

三角点(標高1154.9m)を過ぎると笹籔は深くなり足元を確認しながら下っていく。
左(西側)が開けて福万山が見えている。その左奥には英彦山も…。
a0166196_164756.jpg

さらに笹籔は深くなる。由布岳にむかって頭だけ出して進む。雨具を着けていないと大変だ。
a0166196_16474035.jpg

笹籔を過ぎると今度は急坂下りだ。
湿った地面はとても滑りやすくなっており立木に掴りながら慎重に下っていく。
勾配が緩んで分岐まで戻る。
a0166196_16474821.jpg

だれにも会わずに駐車場所まで戻ると他に3台がとまっていた。11時44分。

(本日のGPS~拡大します)
a0166196_17131650.jpg


            ナンテンハギ
a0166196_16493791.jpg

            ウツボグサ
a0166196_1649474.jpg

            ワタナベソウ
a0166196_16495941.jpg

            ヤマアジサイ
a0166196_1650973.jpg

            キヨスミウツボ
a0166196_16504043.jpg

            ナルコユリ
a0166196_16505170.jpg

            シライトソウ
a0166196_1651218.jpg

            ヤマボウシ(ピンク)
a0166196_16511530.jpg

            スイカズラ(キンギンカ)
a0166196_16514969.jpg

            ウツギ(卯の花)
a0166196_16562110.jpg

            ネジキ
a0166196_16523051.jpg

            ヤマツツジ
a0166196_1652417.jpg

            ウリノキ(開花前)
a0166196_16531811.jpg

            ツチアケビ(花) 初秋にはソーセージのような実をぶら下げる
a0166196_16533281.jpg

            キリンソウ
a0166196_16534497.jpg

            クサフジ
a0166196_16535763.jpg

            藤の豆
a0166196_16543444.jpg

            キアゲハ(黄揚羽)  産卵中のようでした。
a0166196_1655352.jpg

by jinashi | 2013-06-24 16:57 | 大分県の山歩き~由布・鶴見系 | Comments(12)

くじゅう連山のミヤマキリシマも盛りを過ぎようとしている。
1週前の万年山登山会は雨で中止となった。
8日(金)の予報では10日は晴れマークもあって良さそうだ。
そこで…どうしてもあのお花畑を観たい7人が急遽平治岳を登ることとなったのだ。

平治岳 (ひいじだけ・1643m)   大分百山・3回目 

前日9日には突然雨マークの予報となるが…大した雨でもないだろうと自分勝手に都合の良い方に解釈する。
早朝出発して湯布院からやまなみを走ると早くも小雨がぱらつき始めてくる。
千町無田から男池へ着くと駐車場はこの雨の中にもかかわらず6~7割ほど埋まっている。あれ、見たようなジムニーが…
すでに雨具を着けて入山をはじめたグループも数組見る。

ここまで来たら行軍開始だ。雨の中をスタート。
6時ちょうど。ここの標高≒850m。
a0166196_20542463.jpg

清掃協力金100円を木箱に投入して黒岳山麓の森へ入る。
a0166196_2055333.jpg

1時間ほどでソババッケへ到着。飛び石代わりに並べられた輪切りの木道を渡る。
a0166196_2055784.jpg

見上げると平治山頂部はガスの中。
その先の分岐で一休み。
a0166196_20554694.jpg

前後に登山者を見ながら大戸越へと急坂を登っていく。
a0166196_20554830.jpg

勾配が緩やかになり上部が明るくなると大戸越のミヤマキリシマが迎えてくれる。
a0166196_20562144.jpg

一休みしたら平治岳前峰に向かって登り専用コースへ。風雨も強まり上部はガスの中。
a0166196_20565171.jpg

ロープ場を登り上がって前峰に着く。先に登った皆さんは進路不明となっている中、じなしがひとり先に山頂へ到着。9時30分。3度目の山頂だ。
a0166196_2057248.jpg

山頂から西向きに伸びる尾根のミヤマキリシマは今が盛りだ。天気が良ければ坊がつるを挟んで三俣や中岳方面が絶景のポイントなのだ。
a0166196_20573521.jpg

a0166196_2058713.jpg

a0166196_205849.jpg

a0166196_20583743.jpg

10分ほど待って皆さんが登って来た。山頂写真。 雨でひどい画像です。
a0166196_20595788.jpg

すぐに撤退。大戸越まで戻っておにぎりタイム。じっとしていると体が冷えてくる。
往路を戻り、男池湧水を経由して下山する。13時10分。
a0166196_20593649.jpg

終日降られた登山は楽しくも何もありませんでしたが…とりあえず一つの行事を終えることが出来ました。
 時がたってそのうち話に出てくるでしょう…。

飯田高原の「まきばの温泉館」にゆったり浸かって帰路につく。
 ・・・温泉場に車のキーを置いて帰った人もいたようだが・・・

(GPSマップ)
a0166196_2102593.jpg


          ベニドウダン
a0166196_2104451.jpg

          ガマズミ
a0166196_211638.jpg

          ヤマボウシ
a0166196_2112490.jpg

by jinashi | 2013-06-11 21:06 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(8)

ルンバか、 それともココロボ

春ごろからフリルの抜け毛がひどい。英国生まれ(ルーツですが^^;)で毛が密集しているので日本の夏はよほど暑いのだろう…。
その掃除も大変だ(ママが…^^;)。  15年ほど使用した掃除機も古びてきた…。

2002年に発売された米国製ロボット掃除機「ROOMBA(ルンバ)」は2012年までの10年間で800万台が発売されその4分の1は日本で売れたそうだ。
そこで?2012年には国内版ロボット掃除機「COCOROBO(ココロボ)」がシャープより発売された。

 ココロボの強み
①犬猫の抜け毛や埃を舞い上げないで吸い取ってくれる。
②音が静か。
③プラズマクラスターによって綺麗な空気を排気し、同時に除菌効果も得られる。
④畳もきれいになる。
⑤バッテリー寿命は3年。(ルンバは約1年)
⑥ぶつかり跡が着かない。(ルンバは壁に黒い後がのこることがあるらしい)
⑦話す。「行ってくるよ!」「ただいま」「おっとっと!」など…。
   どうでもよい機能だけど楽しい。(関西弁もあり)
⑧故障の時には国内製で(修理にだすのも)安心。

 ココロボの弱点
①隅っこが掃き残ることがある。(ルンバは掃き残りが少ない)
②段差に弱い。
③カーペットではルンバのほうが動きが良い。

以上のような理由により…我が家にも久々に最新鋭機器COCOROBOが登場した。
大きさは直径30㎝ほど。
a0166196_15213838.jpg

掃除のはじめは「ご機嫌いかが?はい!」っと言ってスタート。
部屋の掃除が終わると「運転終了、帰るよ!」と言って電源(充電台)へとすこしずつ戻っていく。
a0166196_15225458.jpg

a0166196_1522489.jpg

「ただいま!」と言って充電台へ合体。
a0166196_15232280.jpg

ジッと監視していたフリルが近づいて行く。
a0166196_15223329.jpg

まもなく2歳です。
a0166196_15235195.jpg

これから仲良くね!
a0166196_1523426.jpg

by jinashi | 2013-06-07 15:27 | フリルです | Comments(8)

中山仙境(無明橋)コース

千年ロマン時空博~おもてなしプラン・国東

大分県北部地域は神代~古代~中世~近世~近代と歴史遺産が数多く残っている。
国東半島では古代に神仏習合の六郷満山密教文化が花開いた。今でもその信仰と修行の場となった山岳では10年に一度峯入り行が行われている。

国東市の山を愛する人々によって始まった国東半島峯道ロングトレイル(以下LT)構想はこの春全国LT協議会(事務局~滋賀県高島LT)から九州、いや西日本初のLTコースとして(全国で9番目の)認定を受け、いよいよこの秋のオープンへ向けて動き出している。

今回、国東半島峯道LTクラブではこの時空博にエントリーし、5月18日(土)と6月1日(土)の2度、国東半島峯道LTの見どころコースを歩くおもてなしプランをつくり参加者をお迎えした。
5月18日は国東市の旧千灯寺~五辻不動にかけての初心者コースで実施済み。
そして今回は豊後高田市夷の中山仙境を歩く中級者コースに定員の10名が参加した。

夷へ入ったところから正面に見る中山仙境。低山だがスリリングなお山で2011年5月に発刊された九州百名山(地図帳)には10年ぶりに復活選出されている。
a0166196_95391.jpg

国東半島内陸部は外部の人には道路事情が分かりづらい。大分からの参加者が道迷いをしてすこし到着が遅れた。予定を20分遅れて夷耶馬農村公園駐車場で開会式。
進行はLTクラブの日浦さん。歓迎のご挨拶は山田副会長。
a0166196_963956.jpg

出発は9時30分。舗装路を歩いて15分ほどで前田登山口へ着く。
夷は江戸時代から板井一門など石工の名工が多くいた所でここにもいろいろな石造文化財が林立?している。
ここから南東に向かって派生する尾根伝いに歩いて行く。
a0166196_962658.jpg

樹林帯の整備された登山路の勾配を緩急繰り返し登っていく。
a0166196_972977.jpg

登山路から少し入ったところでサプライズ! 真玉の猪群山を愛する会会長の山田さんご夫妻によるお接待です。皆さん笑顔になりました。
a0166196_973764.jpg

この辺りから山頂へとお大師様八十八か所巡りが続きます。弘法大師や観音様、不動明王が祀られています。
a0166196_983612.jpg

6~7年前?に倒れた大木の根の穴を抜ける。
a0166196_982345.jpg

いよいよ緊張の時がきました。無明橋を渡る都留さん。ひきつる笑顔^^
無明橋は修験者が煩悩を捨て無の境地となって修業にはいるためのもので、国東半島には5~6カ所あるようだ。
a0166196_993626.jpg

さらに連続する鎖場を進むと山頂(高城)が見えてきた。
a0166196_991943.jpg

山頂直下の鎖場。
a0166196_9101648.jpg

標高317mの山頂、高城に到着。
天気男の東部振興局長さん。おかげで時にパラパラ落ちてきますがまだ雨具は要りません。
後に高岩~一望岩の素晴らしい景観がひろがっています。
a0166196_912879.jpg

下りに入ります。やせ尾根の稜線を歩く。
両サイドの下は見ない方が良い。ここは風の強い日は危険です。
a0166196_9113360.jpg

南の展望台から黒木山方向の景色を楽しんだら…ここから下りの絶壁鎖場で、過去に滑落死亡事故も起きている。
鎖を伝って無事に隠れ洞で先行組に合流。ここまで着いて一安心。
豊前の宇都宮残党が籠ったといわれるところだ。石垣原合戦へ向かう黒田官兵衛と戦い全員討ち死にしている。その忠魂碑。
a0166196_913761.jpg

全員無事に下山。雨も降るのを我慢してくれました。
a0166196_9134376.jpg

兄弟割石の説明をする地元の板井俊作さん。
a0166196_914918.jpg

六所神社の足利尊氏が戦勝祈願して植えたと伝えられた大杉6本は昭和の末に1億4千万円で佐伯の銘木店に売られたという。 
幹の部位で出来た衝立、座卓を社務所の窓越しに見学する。
a0166196_9144231.jpg


本日のお楽しみは実相院のお接待昼食。
10年に一度といわれる峰入りの2日目にはここで昼食をいただきます。今回、院主青山映信先生の特別なお計らいで峰入りの時の食事をつくっていただいた。
a0166196_915518.jpg

「略食事作法」を全員で読み上げてから…いただきます。
a0166196_9153590.jpg

どれを食べてもほんとに美味しい。
a0166196_9161140.jpg

食事の後に青山先生の説法を聴く。
先生は現在86歳。若い時にはラクビーの選手で鍛えている。国東六郷満山会会長も務め、比叡山天台宗で行われる大行事ではお得意の書を天皇陛下に献上されている。
先生はかつて大分県習字会長も務めており、半島寺院の山号額やこの地域の石造物、校歌などあらゆるものに書をしたためている。じなしもかつて赤根温泉に3基建立した山頭火句碑やNPO看板等を先生にお願いしている。
a0166196_9162861.jpg

実相院で昼食をいただくころから雨脚も強くなってきました。
スリリングな仙境歩きや実相院のおいしいお接待昼食、後藤さんの名刺入れの記念品などみなさん大満足していただけたようです。

下山後、六所神社前で記念写真。(富さん提供)
a0166196_917350.jpg


 みなさん、お疲れ様でした。 

(GPSマップ~拡大します) 歩行距離≒4.5Km 累計標高差≒±400m
a0166196_9173384.jpg


             ネジキ
a0166196_9181450.jpg

             若木に咲くヤマツツジ
a0166196_9184258.jpg

by jinashi | 2013-06-02 09:18 | 国東半島あれこれ | Comments(6)