傾山(かたむきやま・1602.2m)  日本300名山~3回目

早朝には前夜からの小雨が残るが、予報では今日は良い天気になりそうだ。
宇目の払鳥屋(西山)から傾を登ってみよう。初めてのコースだ。


宇目R326のトトロ入口を県4号へ入る。西山から県613へと川沿いの狭い道を進む。払鳥屋から林道をくねくね登っていくと未舗装となり、先の台風のためか?木が垂れ、路面も荒れているので手前三差路に車を停める。県4の西山から9Kmほどの所。
準備をしてスタート。7時45分。ここの標高≒600m。
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林道を900mほど歩くと登山口だ。手前に車が1台。Uターン場所にテントが張られている。
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やや増水ぎみの沢を渉った先に登山口の看板が立つ。
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2度目の沢。飛び石を渡る。
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植林帯から林道へ出る。
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植林帯から一旦下って吐合となった沢を渉る。
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左右に沢音を聞きながらジグザグの登山路は次第に急坂となってくる。
自然林となった尾根筋に上がると朝日が射してくる。
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最初のロープ場。
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2番目のロープ場。
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その上露岩から南に大崩山系の山々が広がる。
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ブナやツガなどの大木が現われ深い森に入る。急坂が続くが足元はふわふわと気持ち良い。
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3度目のロープ場からも急登が続く。いつもの超スローペースのママとなる。
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やっとソデ尾に着くと右から冷水コースと合流。1392m。露岩からの展望が良い。10時58分。
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一旦急坂を下ってホトクリ原といわれる盛り上がりを目指す。
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北に見えるはずのくじゅう連山も雲の中。
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ホトクリ原への登りは緩やかだが疲れた足腰に来る。
男性2人が下山してきた。一晩中雨で登山口のテント泊りは難儀をしたそうだ。
左が断崖となった登山路から見る杉ケ越コース尾根から新百姓山方向。周りを登ったことがある山々が連なる。
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後傾からのメインコースに出合う。間に見えるはずの本谷山方向はガスの中。
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三ツ尾コースを分けるとすぐに山頂だ。ママも疲れ切ってゴール。12時32分。
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貸切りの山頂写真。
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ガスが晴れて先端部から見えた三つ坊主方向。
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昼食を頂いて一休み。対岸は後傾。
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往路を戻って下山とする。13時15分。
振り返れば見えた後傾と本傾の鞍部。
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ソデ尾からの急坂を慎重に下って無事に下山。16時20分に車に戻る。
久しぶりに高低差(1100mほど?)があり、登りごたえのある山でした。
すこし遠回りして木浦名水館へ。疲れた体を名水の湯でほぐして帰路につく。

   シコクママコナ
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   クチベニタケ
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   アキノキリンソウ
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   山頂のリンドウ蕾
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    ?茸
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   山頂にいい色の五葉松
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   山頂で早くも紅葉を始めたドウダンツツジ
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by jinashi | 2012-09-26 14:52 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(5)

今年から3年間にわたって開催されるという「国東半島アートプロジェクト2012」についてワークショップ(地元説明会)が行われた。

 「国東半島アートプロジェクト2012」 とは…
文化庁、大分県、国東市・豊後高田市の事業で、空き家などにアーチストが滞在してワークショップや公演、現代アートイベントなどを開催することで国東半島を活性化しようというものだ。

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事務局の嶋立さんに誘われたので地元の浜中公民館で行われた説明会に出かけた。
最初に嶋立さんより事業の目的や経過、そして計画や予定などについて説明がある。
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10月から伊美地区で空き家となっていた旧岐部歯科邸に滞在してアート創作活動をする(=アートインレジデンスというらしい…)ことになった茂木綾子さんとヴェルナー・ペンツェルさん(ドイツ人)のお二人が紹介される。
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お二人は淡路島で廃校となった校舎でアーティストコミュニティ「ノマド村」を立ち上げてさまざまな活動をされている。
(ここからはプロジェクター画像です)
竹を使ったアート。
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校庭に設営された(ペンツェルさんお気に入りの)ゲル(モンゴルの遊牧民が住む家)の中では履物の絵を踏むと人間の声やいろいろな音が出てきます。
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田舎に当たり前のようにある「山と水」や「自然、歴史遺産、産業、伝統文化」など。地元住民と一緒に歩きながらそれらと出会い、魅力を体験することがまずはアートの第一歩。
それを「ウオーキングミュージアム」というようだ。
 歩く~ 景色が変わり 時間が変わり 内面が変わる
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山頭火の話も出て…すこし分かったような気分になりました。

11月の土日祝には大分・別府から国東半島(国見町伊美まで)へバスが出るようです。
  (おひとりさま 4,000円(予価)バス乗車料・ガイド料・食事代含む)
六郷満山寺院では現代アートのパフォーマンスもあるようです。(場所など未定)

   詳細は→ 国東半島アートプロジェクト2012

 この秋にはぜひ国東半島へお出かけください!  
by jinashi | 2012-09-24 14:03 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

NHK文化センターの第6回八幡文化を訪ねる旅に参加した。
今回は中津市の薦神社で行われる仲秋祭の見学だ。
14時40分にJR宇佐駅に着き青鬼さんと合流。同時に到着したバスに乗り込む。
途中、宇佐の県立歴史博物館で企画展「宇佐海軍航空隊と大分の戦争」を見学したあと、左右に飛行機を格納した掩体壕を見て航空隊の滑走路となっていた所をバスで走る。(現在宇佐市辛島から乙女海岸部へ向かう市道?となっている)大戦末期には150人以上の若者が「神風特別攻撃隊」として飛び立ったという。
当時中学生だった講師の後藤正二先生も勤労動員によりここで働いたこと、B29に逃げ惑ったことなどをお聞きする。
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中津市大貞の薦神社(大貞八幡宮)に到着。祭りで交通規制中。

歴史的には宇佐神宮の祖宮ともいわれている。
祭神は応神天皇(=八幡大神)、比咩大神、息長帯比売命(おきながたらしひめ=神功皇后)
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境内で説明する後藤先生。
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夕刻の三角(御澄)池を見学。
薦神社では霊地であるこの三角池を内宮、社殿を外宮としている。
この池に自生する薦で造った薦枕は養老4年(720年)薩摩隼人の乱鎮圧に向かった八幡神の神輿に乗せられた。天平勝宝元年(749年)より6年毎に行われた宇佐八幡行幸会に薦枕は御験(みしるし)として八ケ社を巡った後に宇佐宮本殿に納められ、古い御験は杵築の奈多宮から海に流されたという。
元和2年(1616年)に小倉藩主細川忠興により150年ぶりに行幸会が復興された際、薦神社の社殿が再建されている。行幸会はその後現代まで400年ほど中絶している。(昭和46年車により略式に行われている)
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後藤先生と親しい薦神社宮司池永孝生氏によるお計らいにより、17時から行われた「御神幸行列仮宮出発報告祭」へ参加者全員が特別に参列させていただきました。
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宮司以下神職3名により執り行われる出発奉告祭はてきぱきと進行して気持ち良い。
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全員で「大祓詞(おおはらえのことば)」を奏上する。(参列者へ配布される)
文字を続けて追えない、息が続かない…祝詞もお経も訓練が要ります。
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代表して後藤先生による玉串奉奠。
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池永宮司による祭典協力の御礼と継続のお願い。
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境内で写真家の藤田晴一先生と出会いました。 
藤田先生によるとこの神社の見どころは細川忠興により元和再興により竣功された神門。
他に類をみない形式の三間一戸二重門で、細部の絵様や彫刻も優れ、江戸時代初期の門として九州地方を代表する建築物であることから、昭和63年に国の重要文化財に指定されている。
平成7年の大修理では柱礎石を残して解体された。檜皮葺(ひわだぶき)からこけら葺に復旧され、当初の姿に復元されている。
※こけら葺とは、屋根葺手法の一つで、木材の薄板を用いて施工する。板葺(いたぶき)の代名詞にも使われる。(wikipedia)
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平成の大修理の際の保存修理記録「写真集薦神社神門篇」(2000円)。写真家藤田晴一氏による。
社務所の授与所で買い求めるといっしょに祓串(はらえぐし)も授かりました。
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社紋は一つ巴。
元来、巴紋は水に由来する紋で、宝器の勾玉、魂、命に関連する。宇佐神宮の三つ巴に対して、一つ巴であることから、宇佐の祖宮の一つと考えられている薦神社は、本来は宗像三比売大神ではなく、別の、あるいはその中の一人の比売大神(たとえば中津宮の湍津姫神)を祀っていたのではないかという説もある。(wikipedia)
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藤田先生から仲秋祭の見どころは勇壮な神輿の「練り」と教えていただいた。
お立は19時30分から。
最初に子供たちによる笛や鐘にのせて笠鉾が出て行く。子供たちは夏休み中に練習してこの日を迎えるようだ。
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3基の神輿が繰り出す。担ぎ手は皆若い青年たち。今日は三角池の向こうにある頓宮の御旅所まで行幸する。
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江戸時代に小倉藩主細川忠興が寄進した神輿。
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先輩リーダーの号令に合わせていろいろな所作(動作)を見せる。
一斉に横向きとなって持ち上げる。
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走って練り上げる?。
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持ち上げた神輿の下を子供たちが走り抜ける。その子供たちが十数年たって今度は神輿を担ぐ番が来るのだ。
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立ち並ぶ夜店に老いも若きも多くの氏子が祭りを楽しんでいるようだ。
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祭の幟も夜店の明かりに浮かんでいる。
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翌日16日は午後8時に御旅所を出て本社着御は午後10時。
今の地域社会では希薄になったといわれる人間関係だが、祭りという伝統行事を引き継ぐ中で若い人たちが先輩たちに指導を受けて成長し、絆が出来ていく様子が伝わってくる。
久しぶりににぎわいがあり、感動する祭りを見た。
by jinashi | 2012-09-17 17:42 | 国東半島あれこれ | Comments(4)

久々のエコツアーガイド学習会が開催された。今回は豊後高田市上真玉を訪れる。学習コースの策定と先達をこのあたりの徘徊を得意とする青鬼さんにお願いする。
スパランド真玉に10時集合。9名が参加。初参加の人もいて自己紹介。
ガイド人にふさわしい素敵な笑顔の皆さんです。
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まずは大岩屋地区へ向かう。應暦寺(おうれきじ)を訪ねる前にすこし先の有寺にある走水庚申塔へ。
外人のような風貌で剣はクルスにも見え、異相(キリシタン)とも言われているが、定かではない。他の庚申塔とは違って一種異様な雰囲気がある。享保4(1719)年の作。
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左手が欠けている。(聖書を持っていたのか?) 立派な唐破風の屋根なのに、この自然石の側壁は後のものなのだろう。
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庚申塔横の小道を入ると多宝院というお堂があって仏像が数体祀られている。木彫り立像の毘沙門天は鎌倉時代の秀作。幕に半分隠れている。
近くの人達はここを「毘沙門様」と呼んでいるようだ。
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境内にある石像千手観音立像。宝暦9(1759)年作。石工は夷の(法橋)板井半蔵。
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石仏の宝庫~六郷満山中山本寺の名刹應暦寺へ

国東半島には全国の石仏の80%が、石像仁王像は70%があるといわれているほどの石造文化財の宝庫だが、特にここ應暦寺には価値ある石仏が多く残されている。風化による剥離が心配される石造物は本堂に安置されている。
(前住職大嶽順公師により「くにさき文化と石仏」も刊行されている)
 以下の説明は寺の資料より抜粋しました。

左へと坂を上がっていく。
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薬医門の山門をくぐると本堂前の石畳にある曼荼羅石。通称「拝み石」と言われている。
中央の正方形の大きい石は大日如来。周りの石組みは胎蔵界の仏教の世界を意味する配列で、ここに立って合掌すれば仏と一体化できるという。
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丁度住職さんがおられ、お願いすると寺院の歴史や文化財について丁寧に解説してくださいました。後は御本尊の千手観音菩薩。
寺院の場所は何度か移転してきたようだが、江戸期に現在地に中興され末寺院坊は25カ所あったという。
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左は役行者(えんのぎょうじゃ)像と斧を持った前鬼(ぜんき)、水瓶をもつ後鬼(ごき)。
右は十一面観音。座像で十一面八臂。10種の現世利益(十種勝利)と4種の来世果報(四種功徳)をもたらしてくれる。
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 十種勝利
  病気にかからない     毒薬、虫の薬に当たらず、悪寒、発熱が軽い
  一切の仏に受入れられる   一切の凶器による害をうけない
  金銀財宝食物に不自由しない   溺死しない
  一切の怨敵から害を受けない   焼死しない
  国王が王宮で慰労してくれる   不慮の事故で死なない
 四種功徳
  臨終の際に仏に会える
  地獄、餓鬼、畜生に生まれ変わらない
  早死にしない
  極楽浄土に生まれ変わる


灯明石像。寺の不動堂前にあったもので太鼓形の火袋を二人の比丘が支えている姿がユーモラスに彫られている。中央上部から油壺を入れ灯明として点火したといわれている。大田村の田原八幡宮にも同型のものがあるようだ。
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一本歯の高下駄をはき頭巾をかぶった石像役行者。隠れキリシタンが祈りを捧げたマリア観音ともいわれる。
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妙見菩薩石像。北斗七星を神格化した僧形の仏はめずらしい。天を翔る龍の背に座っている。
国東半島では海上安全、豊漁祈念の神として信仰されてきた。
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仁聞菩薩による?榧の木の一木造りといわれる木造不動明王座像。平安後期の作で県指定。
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ここからは本堂の外へ…
観音堂前に立つ半肉彫りの仁王像。素朴な作風が魅力的。夷の霊仙寺山門の仁王に似る。
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隠れキリシタン五輪塔。塔身(胴)に十字が陰刻されている。(画像ではわかりにくい?)
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聖徳太子石像。石室半肉彫りで「太子孝養の御影」という。
太子は仏教を推奨するとともに美術工芸の振興にも力を注いだ。この土地の大工、石工たちは自らの技能練達を祈念して太子像を建立し、盛んに信仰したという。奥ノ院にも太子像がある。
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六所大権現から奥ノ院への石段の途中にある「堂の迫磨崖仏」。六地蔵、六観音、閻魔大王、発願者夫婦像、俱生神(くしょうじん=人の善悪を記録し死後に閻魔大王に報告 するという2人の神のこと)が彫られており発願者が極楽浄土を祈願している。 県指定の史跡。
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途中の墓地で思惟する如意輪観音(たぶん)
財宝を富ませ、福徳智慧(ちえ)の資糧を増加させて、苦悩する衆生を救うという。近くの堀切峠にも美人の如意輪観音様がいらっしゃるらしい…。
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さらに上ると奥ノ院。ここは「姥ケ懐」ともいわれ峰入りの際には入浴、美食を許された行者の休憩場所であったと伝えられている。
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昼食はスパランド真玉の「カメリア」で鴨セイロそば(950円)を。
午後からも青鬼さんの先達で弥勒寺や福真堂磨崖仏、身濯神社などを廻ったが、タイムアップとなり、残ったところは次回の学習とする。
上真玉地区には歴史遺産が沢山あってこれからまたじっくりと見て回りたいゾーンです。

おまけの1枚
身濯神社にあった太鼓橋。(両子寺無明橋、天念寺無明橋も太鼓橋) 中山仙境とおなじ拝み合わせ?で長さは1mとちょっと。5番目の無明橋か? 無明とは「迷い」のこと。
(1番天念寺耶馬、2番中山仙境、3番両子寺参道、4番津波戸山十番霊場…)
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by jinashi | 2012-09-14 12:44 | 国東半島あれこれ | Comments(6)

星生山(ほっしょうざん・1762m) 大分百山~6回目
扇ケ鼻(おうぎがはな・1698m)  ~7回目


9が重なる日はとにかくくじゅうへ…と早朝に出発する。
速見広域農道の「ポケットパーク日出」から見る別府湾の夜明け。
前夜の予報では大分県西部地方は午後から高い降水確率となっているのだが…
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湯布院から清々しい早朝のやまなみハイウエイを走る。思った以上に良い天気となりそうだ。星生山から扇ケ鼻を周回してみよう。
牧ノ戸登山口では数組が準備中だが、まだ静かな感じ。
登山開始は7時6分。
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いつもいきなりきついコンクリート階段だが…展望所まで9分で上がりついた。前回(8月12日)より体調は良さそう。
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沓掛山西よりみる阿蘇涅槃。盆地は雲海に沈む。
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沓掛山の東先端から長者原やタデ原湿原、飯田高原を見下ろす。腰掛岩もある見晴らしの良い場所です。
沢山のツバメがスピーディーに大きく飛び回っている。そろそろ集合して南へ旅立つ訓練かも?
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扇ケ鼻分岐で一休みして星生山へむかう。
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這うようにして群生するミヤマビャクシン(深山柏真=大分県レッドデータブック掲載)を横目に肩に上がりつくと左より星生新道(現在利用禁止)と出会う。その先で今年初めてのリンドウを見つける。
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山頂写真。9時15分。吹きわたる秋風に半袖では少し寒いぐらいです。
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三俣山を向いて早いお昼(朝食?)。硫黄山も静かです。
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星生崎の向こうは久住山や中岳方向。
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西千里浜へ下る途中から見る池塘。向こうは扇ケ鼻。
麓の池塘へ下りてみる。
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初めて歩く池塘。初秋の草花がたくさん咲いていました。
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池面から星生山を見る。
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主(ぬし)が居ました。
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扇ケ鼻へ向かう。
もうすぐ山頂。このあたりは花の楽園です。
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6月ミヤマキリシマ登山会以来の扇ケ鼻。山頂にはご夫婦が一組だけ。10時45分。
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山頂写真のすぐ後、岩井川岳(いわいごだけ)方向から上がってきたお二人のシルエットに見覚えが…
何と!HP大分の山・登山記の辻本さんご夫妻でした。
辻本さんご夫妻とは2010年1月に小国ハゲの湯から登った涌蓋山山頂で初めてお会いして以来、2度目となる運命的?な嬉しい再会となりました。
 その時のじなしブログ ~ ハゲの湯から涌蓋山
   
HP「大分の山・登山記」は間もなくアクセス者数1000000(百万)を達成する大分、いや九州一番人気(日本屈指?)の山登りHPです。(9月10日午後には約993800アクセスあり)じなしも開設間もないころからのファンで、一番信頼できる山ガイドHPです。あちこちの山で辻本さんHPのコピーを持った人を見かけています。
辻本さんには山登りについていろいろと教えていただいており、これまで何かと目標にしてきました。
さっそく2組一緒の山頂写真。
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辻本さんご夫妻とお別れする。岩井川岳へと下っていくお二人。
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雲が広がってきて空模様がすこし心配になってきた。下山としよう。
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昼前なのに下山路では次々と登山者と出会う。くじゅうに若い人が多くなっていることはとても嬉しいことです。
無事に牧ノ戸へ下山。12時22分。
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9が重なる日のくじゅうは辻本さんと出会えた嬉しい1日でした。
これからもお二人ともにお元気で山歩きを続けてください。そしてまたどこかの山で「3度目の再会」をしましょうね。


今年はじめてのリンドウ
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 この季節の主役はマツムシソウ
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 ワレモコウ群生
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   ヤマラッキョ(つぼみ)
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   アキノキリンソウ
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   ママコナ
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   イヨフウロ
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   フクオウソウ
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   ホクチアザミ
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   マツムシソウ(つぼみ)
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by jinashi | 2012-09-10 17:32 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(3)

  ケべス、流鏑馬、名所ぐるり   国見町の〝秋〟を満喫
くにさきの旅~秋だ!祭りだ!国見だ! 
 

 (昨年10月14日のケべス祭り~岩倉社)
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(以下、9月3日の大分合同新聞記事より)
NPO法人「国東半島くにみ粋群(すいぐん)」(山本純夫理事長)は1日から、国東市国見町内の観光名所や伝統行事を見学するツアー「くにさきの旅 秋だ!祭りだ!国見だ!」(10月14、15の両日開催)の参加者受け付けを始めた。今月30日まで募る。
 ツアーは地域を代表する伝統行事「ケベス祭り」(10月14日・国選択無形民俗文化財)と「流鏑馬(やぶさめ)」(同15日・県指定無形民俗文化財)に合わせ、地域の魅力を多くの人に伝えよう―と昨年から始めた。
 二つの行事に加え、ペトロカスイ岐部神父記念公園、アートギャラリー&工房巡り、峯道トレッキング、寺での護摩説法など国見町を満喫できるコースを設定。ガイドが案内する。
 日帰り、2日とも参加の両コースが選べる。参加料は1200円から3千円まで。定員50人。問い合わせは同法人事務局(℡0978-82-0770)へ。

  

   詳細はこちらまで
       ↓
NPO法人国東半島くにみ粋群

    締め切りは10月10日です。
    多くの皆様のご参加をお待ちしています! 
by jinashi | 2012-09-07 10:08 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

「阿蘇山」は通称名で、構成する根子岳、高岳、中岳、烏帽子岳、杵島岳を阿蘇五岳といい、くじゅうや大観峰から見ると釈迦涅槃像に喩えられている。
初めての阿蘇山は仙酔峡からあのバカ尾根を登り高岳、中岳を周回した。その後、根子岳には2度ほど登っている。
五岳で未登の烏帽子岳と杵島岳を登ってみよう。初秋の花々も楽しみだ。

烏帽子岳(えぼしだけ・1337m)
杵島岳(きしまだけ・1326m)

赤~烏帽子岳  青~杵島岳

R57から道の駅阿蘇の前を県111号(阿蘇パノラマライン)へ入る。
登っていくにつれ7月の豪雨災害により路肩が流出したところもあり数か所で片側通行となっている。
草千里展望所の駐車場に着く。中岳や烏帽子岳の山頂部は雲に隠れているが雨の心配はなさそうだ。
準備をしてスタート。9時ちょうど。ここの標高≒1150m。
県道ヘアピンカーブの外から左に草千里を見て登山路へ入る。
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草千里の縁となって盛り上がった地塁を進む。ゲンノショウコやクサフジなどの花々が迎えてくれる。
垂玉温泉分岐あたり。草千里真ん中にある1157mピーク展望所(駒立山というらしい)からの道も合流する。
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すこしずつ勾配が増してきて登山路も滑りやすいところもある。
少し続く急坂を頑張れば山頂部が見えてくる。
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草むらの山頂へ着く。1等三角点にタッチ。10時2分。
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山頂から見る御竈門山の山肌や麓にはあちこちに崩壊地が見え7月豪雨の凄まじさを見せつけられる。
中岳噴火口方向。
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このあと登る杵島岳。(右は往生岳)
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後から追いついてきた若いグループに山頂を譲るようにして下山する。
往路へ戻らず、分岐を右へ向かう。尾根道の急坂を下り分岐を左へと草千里へ向かう。
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滑りやすい急坂は灌木につかまりながら草千里へ下りる。
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乗馬を楽しむ様子を横目にしてレストハウス横から杵島岳へ向かう。11時9分。
これから登る杵島岳。雲もとれてきた。
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県111を戻るように進み舗装路の杵島岳登山道へ入る。
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分岐から荒れたアスファルト道へ、さらに長い階段が続く。サイヨウシャジンやワレモコウが揺れている。
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山頂部へ着くと団体さんが昼食中。ちょうど12時。
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右下に杵島岳の火口跡を見ながらお鉢を周回する。この先少し下って登り返す。
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西からガスが湧きあがってくる。
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往生岳分岐を過ぎた所でお昼とする。火口跡にむこうに中岳噴火口を望む。
ここからは噴火活動は静かで弱い感じに見える。
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ずっと向こうに見えている荻岳と下荻岳。
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一休みしたら標識の立つ山頂部へ周回する。山頂写真。
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先ほど登った烏帽子岳や草千里を見ながら下山する。
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駐車場へ戻る。13時13分。パラパラっと雨が落ちてきた。
両山ともゆっくり登って1時間。下って1時間。

本日のGPS(拡大します)。
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          ゲンノショウコ
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          クサフジ
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          シモツケ
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          シラヤマギク
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          ワレモコウ
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          ホソバシュロソウ
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          サイヨウシャジン
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          ネジバナ
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          キリシマヒゴタイ
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          マルバハギ
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          ホソバノヤマハハコ
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市ノ川駅にある人気のお店「あそ路」
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メインは「たかなめし定食」1260円。ホルモンみそ煮込みがうまい!
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by jinashi | 2012-09-04 19:15 | 熊本県の山歩き | Comments(8)