大分県国東市国見町伊美


涛音寮15周年
国東市国見町のギャラリー涛音寮はオープンから15周年を迎えた。
涛音寮は向田の大庄屋橋本屋の別れで、造り酒屋として明治の中ごろに伊美の本町に建てられた木造3階の歴史ある建物だ。じなしが小学生のときには、この家を「さんがいや(三階屋)」と呼んでいた。同級生のよしくに君がいて遊びに行ったときに天守閣のような3階から二人で外を眺めた記憶がある。よしくに君のおじさんが高校教員をしていて中学生時代に数学を習いに行ったこともあった。
20年ほど前にはじなしの所属する「じゃあねえ会」が落語家をよんでこのさんがいやで「たこべ寄席」なるイベントを数度開催したこともあった。
その後は福岡県の学校法人福田学園研修施設「涛音寮」として立派に修復され、この家で生まれた和田木乃実さんが館長に就任する。当時より和田さんはご主人のお父様から屏風などの表装技術を習得し、若くして亡くなったお母様の和服などを生かしたアート屏風の創作に取り組んでいる。
以来、自身の作品展示とあわせて国東半島を中心としたアート作家の展示場として解放し、ローカルアートの作品や活動の情報発信基地となっている。
その間、和田さんの活動にひきつけられるようにして木工家具、画家、イラストレイター、陶芸、彫金などさまざまな創作作家が次々とこの地(国見町)へと移住してくるようになった。

15周年のセレモニーと記念イベントのコンサートがあり、じなしもご案内をいただいたので出席させていただいた。
最初に国見アートの会の代表でもある館長、和田木乃実さんのご挨拶。
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三河国東市長のご祝辞。
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ゲスト作家をはじめ国見町やその近郊で活動する創作作家の皆さんたちの自己紹介が続く。
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そして流水バンドによる記念コンサート。出演は(伯父となる流水先生(故人)がこの地に住んでいた)~ギターと歌の流水さんと、のこぎり演奏家ノコギリナツコさんで、二人して地元の四国で活躍しているそうだ。
へー、こんなコラボがあるんだ…とうならせるコンサートでした。
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途中からあやつり人形師が登場。犬やピエロが音楽に合わせて体を上手に動かす。
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コンサート終了後は軽食付きの懇親会があり出席者のみなさんと交流を楽しみました。

第5回おおいた国見町工房ギャラリーめぐり
国東市の国見アートの会では4月28日(土)から5月6日(日)まで「第5回おおいた国見町工房ギャラリーめぐり」を開催しています。
国見町の18の会場で作品の展示や創作体験(食事・宿泊も)、スタンプラリー抽選会などを実施しています。
   

    涛音寮
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    ラ・パロマ
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    くにさき六郷舎クライネハウゼン
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    国見郷愛記念館
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    このGWにはぜひギャラリーめぐりへお出かけください。

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by jinashi | 2012-04-30 20:44 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

御許山(おもとさん・647m) 大分百山~3回目


大元(おおもと)神社例大祭見学 
青鬼さんのお誘いでNHK文化センターが主催する「八幡文化を訪ねる旅」に参加する。
第1回学習会は宇佐神宮奥宮・大元神社例大祭を見学し、縁の場所を訪ねる。

大元神社は別名「御許神社」とも表し、宇佐神宮の南東6.5kmの御許山(おもとさん)山頂部に鎮座している。神殿の裏は信仰の対象となる禁足地(有刺鉄線が張り巡らされている)で、比賣(ひめ)大神が降臨された3体のご神体となる巨石が起立しているという。
御祭神は「比売大神(ひめおおかみ)」。
毎年4月29日は年に一度の例大祭で山を登ってきた多くの参拝客で賑わう。

受講生一行のバスは大分市を8時にスタート。じなしは山香町のAコープ前でバスを待つ。15分ほど遅れてバスが来る。本日の参加者は15名。
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バスの中で今日の行程について事務局の安東さんより説明がある。そのあと今回の講座で講師を務める後藤正二先生(元宇佐歴史民俗資料館長)より大元神社の概要についてお話を聞く。
バスはR10北宇佐から県658へ入り宇佐市正覚寺のポカラカレー横から山を登って御許山登山口に着く。例大祭参拝者の車でいっぱいだ。
2006年11月にここから御許山へ登っている。
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雲ケ岳分岐のお地蔵様。
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登山口から40分ほどで大元神社に着く。
古来より「宇佐に参るなら御許(おもと)に参れ、御許もと宮もと社(やしろ)」と唄われている信仰の聖地だ。
台風で倒れた御神木の銀杏から蘖(ひこばえ)の若葉が伸びる。
参拝は二礼四拍手一礼。四拍手は宇佐神宮と出雲大社だけとも。
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社殿前の広場には多くの参拝者で溢れてきた。
11時より例大祭が始まる。そのあと昭和祭(昭和天皇祭)もあわせて執り行われた。祭典を執り仕切る宇佐神宮の穴井伸久宮司。
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7台の御神饌。奥の鳥居の額は「奥宮」。
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例大祭終了後に餅まきが行われた。じなしも10個をゲット!
(コツはいつも地面を見ていることです)
神殿よこで昼食タイム。大分市「花大根」のお弁当。
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神殿の南に湧く御神水「三鉢の水」へ。水が枯れることがないという。
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後藤先生のご案内で今は荒れた正参道を下る。80歳?になられるそうですが…いたってお元気で石段を登り降りします。
距離を表す「丁石」。1丁=109m。
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六つあったという坊跡。石垣や石段が残る。
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さらに下ったところにある首無地蔵。
後藤先生によると、ばくちの縁起稼ぎに持って帰ったという説もあるそうだ。…運(首)がつく?
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Uターンして坊跡近くの荒れた正参道を旧社務所方向へ戻る。
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旧社務所裏にある延命水。上に出張った岩が獅子に似ている。上にも子獅子が。
前は後藤先生。
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陰陽石の陽石。陰石はすぐ下の竹藪に落ちているという。
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梵字板碑。
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役行者の前鬼か?持っているのは斧ではなさそうだが…。
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竜の駒。
馬の胴体の形をした岩。八幡大神がこの石をけって天へ飛び翔けた時の足跡が残っているというが…?
中津薦神社の三角池(みすみいけ)のほとりには「3歳の八幡神が童の姿で降臨された時の足跡」がある石があったが・・・。
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参道上部に出て正覚寺登山口まで下山する。バスに乗って本日の講座は終了です。
次回の予定などをお話しする講師の後藤正二先生。
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初参加のじなしでしたが大元神社周辺のいろいろな遺跡や歴史を知ることができました。
みなさん、お疲れ様でした。
本日参加の皆さん。
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ああ、そうでした。今日の昭和天皇誕生日は青鬼さんの6ジュウん歳の誕生日でもありました。2年前のこの日も一緒に国東半島徘徊をしましたが…あれからさらにお互いの老人力がついてきたことを実感します。ねえ青鬼さん。

          シャガの花 ~宇佐国東の寺社に多い。
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by jinashi | 2012-04-30 15:31 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

大村山(おおむれやま・418.6m) 杵築市山香町の山~大分かくれ名山


昨日から台風並みの爆弾低気圧?が九州を通過し、南寄りの強風が一晩中吹き荒れた。
明けて午前中は雨、風ともまだ残っていたが、午後になって収まってきた。このあと晴れてきそうなので、水の口湧水へ水汲みがてらに山香の大村山(おおむれやま)に登ってみることとした。

5月13日(日)に行われる「第9回み仏の里くにさきウオーキング」についてはY下事務局長、地元のY見さんと3月26日に武蔵町コースの下見をしてきた。
(3月26日のじなしブログ) ~ 武蔵町へウオーキングの下見に
戦国武将吉弘氏の歴史にまつわる史跡や六郷満山峰入り道など約15kmを歩くコースを決める。

下見の際に訪れた吉弘氏家臣末裔の室利則さん宅で、吉弘氏にまつわる槍や鎧姿画像などをお見せしていただいた。その際お話に出てきた大友義鑑(よしあき・宗麟の父~二階崩れの変で横死)の家臣吉弘(源)氏直(よしひろ(みなもとの)うじなお)による勢場ケ原の合戦(天文3年・1534年4月)の話をお聞きした。その合戦で氏直が1000騎の本陣を構えたところが杵築市山香町の大村山だ。前陣の立石峠に1000騎、地蔵峠に800騎、後陣の鹿鳴越に350騎が構えたという。(敵方大内義隆は3400騎を送っている) 

山香町のAコープから日豊線を越えて山香中学校先を県道42号へ入る。上貫井から山道へ入り道なりに進むと「大村山登山口」の標柱があらわれる。
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夜来の大風で散乱した枯れ木などを撤去しながら狭い道を進む。ぬかるんだところも数か所あって車は泥だらけとなる。
駐車スペースのある登山口へ着くと陽も射してきた。
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チェーンゲートからの舗装路を歩き始める。中央は階段となっていて人と車が両方登れるようにしているようだ。登っていくと日指ダムと農業公園方向が見えてくる。南方には由布岳が雲間から覗いている。
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ゆっくり歩いて12分ほどで山頂部に登りついた。
草が刈られて整備がされている。
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大きな木の下に供養塔が並んでいる。
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真ん中にある氏直の墓(供養塔)。
敵に背後をとられたことで血気盛んな19歳の大将は家臣の進言を却下、敵陣へ突撃する。雁行の陣となった大友軍氏直は待ち受ける大内軍陶興房(すえおきふさ)の「鶴翼の陣」の餌食となる。
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隣にあるのが氏直の家臣合同供養塔。
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これをもとにした供養の位牌?は家臣末裔の室さんが仏壇で祀っている。
(3月26日武蔵町室利則さん宅にて)
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地蔵菩薩が彫られた供養のための板碑。杵築市指定文化財。
寒田三河守寒応智大居士(そうだみかわのかみかんおうちおんだいこじ)氏直とともに戦った大将、三河守寒田親将の石塔に寄り添って建てられている。
三河守寒田親将は現国東市長三河明史氏の祖先とも?
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先にある2等三角点。
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山頂は氏直が陣を構えるにふさわしく全方位が見晴らせる位置と高さがある。
北方には華岳と西叡山。
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北西に雲ケ岳と御許山。その右の低いところに前陣を構えた地蔵峠と立石峠がある。
大内軍陶興房は夜陰にまぎれてこの山の向こうから安心院の佐田へと廻った。
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爆弾低気圧一過の青空が広がる大村山山頂。
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階段付舗装路を下って車に戻る。往路の反対方向へ荒れた道を下っていくと人家のあるところへ出る。道なりに進むと合戦の場となった「勢場」に出る。
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勢場の善神王社近くにある大内氏武将杉長門守の供養碑。穴のところが牛の鼻輪に見えるところから「はなぐり石」と呼ばれる。周防の国から運ばれた石材で建てられたといわれ、豊後人に壊されない為に名前は刻まれていないという。
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    葉桜や兵どもが夢の跡・・・



          キランソウ
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          たんぽぽ
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           すみれ
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          やまぶき
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      帰路の真玉海岸の夕日。日本夕日百選。
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by jinashi | 2012-04-24 06:52 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(2)

清栄山(せいえいざん・1006.3m) 阿蘇高森町の山~元九州百名山

根子岳麓で見頃のオキナグサを楽しんだら次に清栄山に登ろう。
R265を高森町中心部へ向かう。村山交差点を左折してすぐ左の狭い道へ入る。カーブを繰り返して登っていくと登山口のある黒岩峠に出る。右手に駐車場所もある。

清栄山は阿蘇南外輪山で一番高い山で、1992年に山と渓谷社が発行した「九州百名山」に掲載されている。(その後2002年に新版が出て27座が入れ替わる。さらに2011年には新九州百名山地図帳として発行され12座が入れ替わる。)
高森峠から九州自然歩道を黒岩峠まで歩くコースが一般的だったようだが、黒岩峠の登山口まで道路が整備されたために百名山から外れたとも…?
登山口から階段状の急坂へ取り付く。11時57分。標高は≒870m。
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上がった先からも急坂は続く。
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前方に山頂部が望める。少し下ってその後もうひと登り。
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大岩の向こうが山頂。団体さんがお食事中でした。むこうは阿蘇高岳(東峰)。
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大岩となりの山の神様にご挨拶。
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山頂写真。12時19分。
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南阿蘇方向。ママが福岡の長男の嫁さんに℡すると、なんと昨日ファミリーでここ高森を訪れたようだ。
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先ほど登った根子岳。
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阿蘇大自然のすばらしい景色を十分楽しんでから下山する。12時55分。
GPSマップ。(拡大します)
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高森殿の杉
下山後に麓の高森殿杉へ立ち寄る。
片方の大杉は3本に大きく枝分かれしており横幅は10mほどあるだろうか?樹齢400年以上といわれる大杉が2本天に向かってそびえ立ち、その大きさに圧倒される。
高森城主高森伊予守惟直がここで自刃した場所に由来して「高森殿の杉」といわれている.
なんとなく不思議な雰囲気がするところだ。
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帰路に「月廻り公園」に立ち寄る。
ふるさとのすぐれた景観を未来に残す「新くまもと百景」県民投票で1位になったところだ。花見の観光客で駐車場は満車でした。
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レストランの裏にある月廻り温泉館でリフレッシュ。露天風呂から根子岳を望む温泉も大賑わいでした。
 ~ 糸永さんありがとうございましたm(_ _)m!
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          キスミレ
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          ハルリンドウ
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       ジロボウエンゴサク?(ヤマエンゴサク?)
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          ヒゴスミレ
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          キブシ
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          モミジイチゴ(初夏においしい黄いちごになる)
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荻町の道路沿いのチューリップ畑。
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by jinashi | 2012-04-18 13:31 | 熊本県の山歩き | Comments(5)

根子岳東峰(1408.1m) 九州百名山~2回目

木々の芽吹きが始まりいよいよ野山の花が次々と開く季節となった。
阿蘇ではオキナグサが開花している頃だろう。
大戸ノ口峠から根子岳東峰に登ってみよう。

早朝に出掛けるとこの時季ずいぶん夜明けが早くなってきたことを実感する。
R212で外輪山を下りる途中の見晴らし台から阿蘇五岳が涅槃像となって横たわる。根子岳はそのお顔の部分で東峰は額(ひたい)あたりか。
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阿蘇市坂梨からR265を高森町へ向かう。くねくねと登りあがって高森町に入った辺りが大戸ノ口峠だ。右手の舗装路へ入ると前に根子岳が横たわる。
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放牧地の狭い舗装路を進むと広い駐車場がある登山口へ着く。
根子岳東峰には3年前に大戸尾根コースを登っている。(その日は鹿納山へ登ろうとして悪路の日隠林道を走りお化粧山登山口に着いたところ、なんとママの登山靴を積み忘れていて撤退したのだ。そのあと高森のホームセンターでズック靴を買って根子岳に登ったのです。)
ここは標高差350mほどを直登する厳しいコースのようだ。
準備をしてスタート。8時02分。ここの標高≒1050m。
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登山口からいきなりの急登となる。一昨日の雨で阿蘇の黒土の急坂はまだ滑りやすい。連続して取り付けられた虎ロープやベルトに掴って登っていく。ウグイスが完成まであと一歩の鳴き声を繰り返している。
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高度があがってくると後ろに波野高原が広がってくる。くじゅう連山や祖母山も良く見えだした。
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連続する急坂を一歩一歩登っていく。「危険」の看板がある崩壊地の上部を緊張ぎみに通過する。
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さらに急登は続きママはいつものスローダウン。クマザサの急坂を登っていくと左に高森町方向が良く見えてくる。このあと登る清栄山方向。
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前方に大岩が現われて見覚えのある大戸尾根コースと合流する。ここまで登り一辺倒でフラットなところはほとんどありません。
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右へと山頂部へ向かう。少し上ると左のカヤ越しにあの天狗峰が見えてくる。これを見るとなぜかドキッとします。天狗峰は阿蘇涅槃の鼻にあたる所です。
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左から天狗峰からの登山路が合流すると2等三角点のある東峰の山頂へ到着する。
2度目の山頂写真。9時12分。
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全方位が見渡せ、高度感のある山頂だ。西に天狗峰(1433m)と後方に阿蘇高岳(1584m)。
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分岐を天狗峰の方向へ行ってみる。左へ行き止まりの展望所?からロッククライミングで天狗峰へ登る人達が見える。(アップ画像)
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高いところに登ってみたいのは人間の本能なのでしょうが…過去に何度も滑落による死亡事故が発生しているところだ。縦走するにもザイルが必要で一般の人はこの辺りまでにしましょう。
振り返って東峰の崖を見ると…こちらも要注意!上にいるとわからないが、頂上直下の崖はえぐれているようだ。
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ホットコーヒーをいただいて一休みしたら往路を下山する。
転げるようにしてぐんぐん下りれば30分ちょっとで無事下山。10時12分。
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今日のGPSマップ。(拡大します)
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大戸ノ口近くの牧場。肥後の赤牛、豊後の黒牛(と聞いていたが)が仲良く草を食んでいる。
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本日のハイライト~オキナグサに出会いに根子岳の麓へ。今が見頃!
オキナグサ=翁草は花が終わると白く長い綿毛となり翁の白髪のようになることから…。有毒植物で牛などは食べない。
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大戸尾根登山口の駐車場はマイクロバスも2台あり登山者の車でいっぱいでした。
写真を撮りに来ていた方から「以前に比べて随分株が少なくなった…盗掘が原因なのでは?」と言われていました。   ~とっていいのは写真だけです!

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by jinashi | 2012-04-17 22:08 | 熊本県の山歩き | Comments(2)

同級生のてるちゃんからご案内?があって富さんと豊後高田市夷のお接待に出掛ける。

この日は旧暦3月21日。弘法大師(空海)の祥月命日だ。
(今月の旧暦には「閏月」があり、19年に7回(子、辰、申年に)1ヶ月分の旧暦月が挿入される)
宇佐国東半島は最澄(伝教大師)による天台密教・六郷満山仏教文化が花開いた地だが、共に唐で仏教を学んだ空海(弘法大師)との縁も深い。
代々の家々にはお弘法様(像)が祀られており、その縁日には古くからお接待行事が継承されている。
以前より地区の行事として行われるお接待とは、外から来た人を温かく迎え入れ、お茶やご飯でもてなすことにより功徳として現世や来世に幸福をもたらすことが約束されるという思想が受け継がれたものだろう。
近年ではお接待にはお菓子を出すのが一般的だが、国東半島の国見や香々地では今でもごはんやうどんを出すところが多い。この季節はちょうど筍や蕨のとれる時期でごはんやうどんに添えて出されるところもある。
4月21日の直近の日曜日に行われる地区が多くなったが、ここ豊後高田市夷では今でも旧暦により行われている。

昼前に西夷の公民館会場に着く。あいにくの雨模様だ。
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お弘法(大師)さまと一緒にまつられる不動明王(右)。さすがに六郷満山密教の歴史ある地だ。鐘も立派。お供えに採れたての筍。そしてお賽銭箱の中にお米が敷かれて?いるのも珍しい。
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お賽銭を入れ、お弘法様におまいりしたらパックに入れられたお接待ごはんをいただきます。
天気が良ければ外の長椅子でいただく人が多い。
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特別に奥の部屋にあげてもらってお接待ごはんをいただきました。
おこげ(左にチラッと見えている)やおからも特別にいただく。うん、美味しい! 
てるちゃん、地区の皆さんありがとうございました。
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近くのお接待場へと移動する。お供えの炭酸まんじゅうが美味しそうだ。ここでもパック入りのごはんをいただきました。
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もう一カ所お接待ごはんが出されていると聞いて行ったところが、以前エコツーリズム学習会でお世話になった秋光の施恩寺さん。
ここは禅宗のお寺さんだが、その昔は六郷満山天台宗のお寺だったようだ。
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本堂前に弘法大師の祭壇が設けられていて、前には数種類のごはんがパックに入れられている。じなしは豆ごはんをいただきました。
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じなしが子どもの頃、お接待の日は小学校の授業は午前中で終わりだった。学校の(粋な)計らいで先生たちの家庭訪問の日としていたように記憶している。
同級生と一緒にあちこちへお接待廻りに出掛けたことが懐かしく思い出される。
もう50何年も前のこととなる。

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by jinashi | 2012-04-16 19:35 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

高岩(353m) 一望岩(≒290m) 
豊後高田市夷と国東市国見町西方寺の境界稜線にあるピーク

青鬼さんが切り開いた?高岩への新ルートを歩く。
トンテンカンの家に滞在中のクリスさん(アメリカの大学教授)&奥様のkyokoさんも急遽参加することとなり、待ち合わせ場所の香々地夷へ向かう。
9時に全員集合。本日の参加者は青鬼さんグループがK田さん、O塚さん、N崎さん、M山さん、I丸さんが、こちらからO会長、クリス&kyokoさんとじなしの総勢10名のパーティーとなる。
挨拶を終えてスタート前の集合写真(青鬼さん提供)。
9時11分スタート。ここの標高≒70m。
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楽庭社から舗装路を上がり右の山道へと入る。前日の福智山の疲労が残っていて腰のあたりが重い。
すこし進んだ道端に六地蔵が倒れて荒れている。
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クヌギ林のむこうに見えるおっぱい岩。
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左の祇舎谷不動へと檜林の石段を登る。
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祇舎谷不動へ上がる。清厳寺跡の奥ノ院だろうか?
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扉の奥に石造不動明王が祀られていました。
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享保16年(1727年)に建てられた時の棟札が新装奉納されている。(平成7年・1995年、揮毫は実相院の青山映信先生)
霊仙寺や実相院の名があり六郷満山末寺(清厳寺)があった跡のようだ。
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祇舎谷不動の右手から岩に取り付き芽吹き始めた樹林の中を裏山へと登っていく。
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裏山ピークから一旦下って次のピークへ上がると前方に高岩の岩峰が聳えている。
周辺には山桜が咲き、ヒサカキの花が(何とも言えない)においを放っている。
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自然林の急坂を登り高岩を右に巻いて基部へ上がりつく。ここは前回西方寺側の林道から上がり着いたところ。まずは北の見晴岩(高岩の反対方向)へ向かう。
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北の先端から周防灘方向の景観を楽しんでUターン。ここからは前回と同じコース。
左に取り付いて高岩に登る。11時03分。
標高353mの高岩はこのあたりの最高峰だ。いい天気のもと何度見ても360度の絶景。
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高岩から一望岩へと稜線の岩峰を歩く。直線距離で約650m。
高岩を下ったところで昼食とする。O会長のシシ肉チャーシュー入り豚骨ラーメンにみなさん腹鼓をうつ。
次のピークがカナシキ様のある岩。地元の人の話では牛馬の神様のようだ。
青鬼さんの解説を聞きます。
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カナシキ様岩を下りて高岩越(夷から西方寺への昔の山道)を過ぎる。尾根を歩いて行くと先端が絶壁のピークに上がる。前方の一望岩が近づいてきた。
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左へ急斜面を下る。森を歩いて左手のルートから外れた岩峰へと這い上がる。
西方寺方面が絶景だ。ジュウゾウ岩というらしい。
ルートに戻り稜線を歩く。右は絶壁の狭い尾根を慎重に歩く。
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ムラノ岩から中山仙境を見下ろす。
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いよいよ一望岩に取り付く。ここがこのコース一の難所だ。足は長いほうが良い。
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全員無事に一望岩へ上がりついた。13時16分。
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高岩を振り返る。
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後野越へ下り、夷方面へと(山田跡の)杉林を下る。ここは峰入り道だ。
5月12日(土)には「み仏の里くにさきウオーキング」でここを登る。
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六所神社上に全員無事下山。満開の桜も迎えてくれました。14時ちょうど。
ゆっくり歩いて楽庭社へ戻る。お疲れ様でした。
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本日のGPS周回コース
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まだ藪椿がきれいに咲いています。
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最後にCM~オンパクのお知らせ
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六郷満山、 祈りの道をたどる
by jinashi | 2012-04-13 13:39 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(2)

福智山(900.8m) 九州百名山~2回目

桜日和の日曜日となる。福智山の虎尾桜も見ごろを迎えたようだ。
福智山には4年前に鱒淵ダムから登っているが、今回は桜見物がてらに上野峡・白糸の滝コースを登る。4月1日の山開きは本日に繰り延べされて行われるようだ。

R201を新仲哀トンネルから香春町へ入り夏吉から県22へ入る。
夏吉辺りから見た牛斬山と香春三山。筑豊のシンボル。
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宮馬場から県62へ入ると窯元の看板が目につくようになり、田川郡福智町(旧赤池町)上野(あがの)の登山口に着く。
立派なトイレからすこし下った駐車場所に停める。頭上に桜が満開だ。
白糸の滝へと舗装路を歩きはじめる。7時50分。ここの標高≒160m。
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福智中宮神社の鳥居を見て滝駐車場入り口から右手の山へ取り付く。すぐに前方に白糸の滝が現われる。落差25m。山伏の行場(水垢離)だそうだ。
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滝を見守る不動明王。
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滝の横から山腹に取り付く。ここから急登となる。
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途中の展望所で一休み。筑豊の町並みを見下ろす。
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分岐を左に入り虎尾桜へと降りて行く。
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沢の奥まで大勢の花見人が押し寄せて虎尾桜を見上げている。
少しピンクの濃いエドヒガンザクラはほぼ満開だ。
高さ17m、胸高周囲3.8m、樹齢600年。
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朝日が射して華やかな桜色が浮かび上がる。
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先の分岐へ戻り、少し登った先から源平桜を目指す。
3度沢を渉り分岐から20分ほどで源平桜に着く。
こちらもエドヒガンの1対で高さ25m、樹齢200年と言われ、緋色と淡いピンクの「紅白」の花をつけるそうだが…まだ1分咲き?
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登山路に戻り連続する急坂となるとママはスローダウン。次々に追い越されながらもゆっくりと登っていく。
振り返ると右下に鷹取山を見下ろすようになる。八丁までもうすぐだ。
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八丁から見上げる福智山山頂部。
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山頂には豊前小笠原藩と筑前黒田藩が祀る2つの石祠があり、福智山は英彦山修験道の行場と言われている。
今日は桜目当ての登山者が多い。昼食をとったりしてくつろいでいる。
新しい山頂標識前で。11時23分。
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左に貫山、右に竜ケ鼻方面。春霞がかかっている。
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皿倉山方向。
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今日はすぐ下の山小屋「荒宿荘」でぜんざいが振る舞われるらしい。風裏で昼食とする。
一休みして下山は上野越から鷹取山へ向かう。
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上野越からすこし登り返して山城跡が残る草原の鷹取山山頂へ着く。
たくさんのラッパ水仙が咲いていました。
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山頂は春風がそよいで気持ち良い。草むらに寝転んでしばらく昼寝。
2日後(10日)にblog「信ちゃんの美夜古だより」を見てビックリ!
何とじなしのその昼寝姿が載っていました。
(信ちゃんさん、画像をお借りしますm(-_-)m )

   http://nobushun.exblog.jp/
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上野越に戻り下っていく。虎尾桜分岐から下っていくとまだ次々と桜見物の皆さんが登ってきていました。
上野峡へと無事下山。14時17分。
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今日のGPSコース。(拡大します)
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          アオキの実
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           …スミレ
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by jinashi | 2012-04-10 16:53 | 福岡県の山歩き | Comments(4)

指山(ゆびやま・1449m)
GPSマップ(大きくなります)
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くじゅう連山で唯一未登の指山に登る。三俣山の山体に隠れるように丸い山が座っている。にぎりこぶしの人差し指から小指が三俣山で親指がその指山だという…(なるほど045.gif)。
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例年なら終わっているはずのタデ原や泉水山の野焼きだが、今年は天候のためか?少し遅れているようだ。
トーテムポールの長者原登山口からまっすぐな舗装路を歩き始める。8時32分。
1kmほど歩いて左の指山自然観察路へと入る。いつも横目に見ていた所だ。
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フラットなノリウツギの山路を山腹にそって進む。
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ここから右折して指山への登山路に入る。(まっすぐは雨が池方向)
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ジグザグの登山路は次第に急坂となってくる。途中で左が開けて正面に泉水山、麓に温泉群が見えている。
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霜柱の急坂を登ると傾斜が緩み、ミヤマキリシマの群生する広い台地へ上がる。
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その先大岩のある一段高いところが山頂だった。9時52分。
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硫黄山方向。
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雨が池方向。先は平治岳。
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沓掛山、黒岩山、牧ノ戸峠方向。
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後ろには三俣山が間近に迫って聳えている。
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これから向かおうと思っていた三俣山北峰を仰ぐ。
ネットで見てあの崩壊地もクリア出来るのでは?と思っていたが…山頂で出会った何人かの意見は「行かない方が良い!」と言われて今日はここまで。
山頂大岩の後で昼食。
風もないいい天気のもと、ゆっくりとひなたぼっこ。
そのあとベテランらしき男性が今から北峰へ上がるという。ひなたぼっこをしながら目で追いかけることにした。樹木の少ない取り付きあたりでは小さく見えていたがその後どこを登っているのか…しばらく目で探したが不明となる。
崩壊地あたりのアップ写真。
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山頂では5組と出会う。宇佐の男性から三俣山との鞍部を右へ下ればマンサクも多く、鉱山道路へ下れると聞いて下山をはじめる。
鞍部あたり。まっすぐ行くと北峰へ取り付くようだ。
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三俣山のマンサク。
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砂防ダムから急こう配のガレ場を下る。
(ハーレムのように6~7人のおばさま達を引き連れたおじさんから「右の山腹に道があるよ」と…)
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舗装路に出る。モグラが地下の入口を探していた?
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大きく曲がって下ると鉱山道路へ出合う。
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長者原へ下りつく少し手前から指山(三俣山)を振り返る。12時21分に下山。
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          ネコヤナギ
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           マンサク
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開き始めた馬酔木の花。
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あの花園に行ってみました。
今年も咲いていました。去年は株が少なくなったようで心配でしたが…今年は11株ほど見かけて安心しました。
          フクジュソウ
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by jinashi | 2012-04-05 13:31 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(2)