金山(かなやま・967m) 
 九州百名山(地図帳)~74座目 九州百名山(旧)~80座目
  鬼ケ岩鼻(840m) 猟師岩山(893m)

椎原峠西登山口(佐賀市三瀬村)

コース ※クリックすると大きくなります
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脊振山系の九州百名山では最後となった金山へ登る。
正月にふさわしい縁起の良い名前の山だ。

東脊振インターを出てR385を北へ→県46→県305から林道金山脊振線へ入る。残雪が凍結した路面を緊張しながら進む。神埼市(脊振)から佐賀市(三瀬)へ入ると変則四差路に着く。椎原(しいば)峠へ続く舗装路を少し入ったところに駐車する。この先は残雪が多そうだ。
準備をしてスタート、というところでカメラにメモリーカードを入れ忘れていたことに気付く。007.gif前にも一度こんなことがあったような…。
(ということで今回の画像は携帯電話の画像です)

椎葉峠に向かって緩やかな勾配の雪道を歩き始める。8時35分。ここの標高≒660m。
2010年10月には福岡市早良区椎原から椎原峠を経由して脊振山へ登ったのだが、今日は反対側の佐賀市三瀬から椎原峠を目指す。脊振山系はおおむね福岡県側は急峻だが佐賀県側はなだらかなようだ。
20分ほどを歩くと椎原峠から300mほど西の縦走路へ出合う。ここを「椎原峠西」というようだ。脊振山から金山を結ぶ縦走路は4~5日前の積雪がかなり残っており安全のためにアイゼンを着ける。
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左へと縦走路に乗る。
20分ほど歩いて分岐を右へ入ればすぐに開けて鬼ケ岩鼻に出る。足元は絶壁の大岩からは前に福岡市街地が広がり、反対側にはレーダーを乗せた脊振山を望むすばらしい展望が楽しめる。
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分岐に戻り西へ向かう。九州自然歩道となっている縦走路は福岡佐賀の県境尾根上を通っているため、連続するピークは厳しいアップダウンが続く。シャクナゲが群生する尾根道を進むと猟師岩山(893.4m)山頂だ。
猟師岩山から急坂をグングン下ると小広場の小爪峠へ着く。金山まで2.3Km地点。
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脊振山方向が見晴らせる露岩で一休み。
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縦走路から金山の山頂が良く見える。
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足元にはミヤコ笹が茂りとても雰囲気の良いブナ林の縦走路を歩く。
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黒田藩との藩境として番所を置いたと言われている佐賀藩番所跡からは200mほどで山頂に着いた。11時43分。
樹木に囲まれているが南西に天山(てんざん)方向が望める。
山頂で佐賀市の保坂さんとご一緒になり、山頂写真を撮っていただきました。
保坂さんは今年も5月3日に国東半島で行われる第31回ツール・ド・国東(自転車イベント)に参加されるようです。待ってま~す!
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昼食を済ませたら往路を戻る。12時11分。
下山は小爪峠近くの縦走路から井出野分岐を下って20分ほどで林道金山脊振線へ下りる。小川でアイゼンを洗う。
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立派な舗装林道を小一時間ほど歩いて車へ戻る。14時50分。

金山~脊振山縦走路では多くの登山者と出会いました。
福岡市の背後に連なる脊振山系は四季を通じて自然を楽しめそうです。福岡佐賀の両県から取り付くコースも多く、一年中たくさんのトレッカーで賑わっているようだ。
by jinashi | 2012-01-30 21:27 | 佐賀県の山歩き | Comments(4)

涌蓋山(わいたさん・1499.5m) 日本300名山~4回目
  一目山(ひとめやま・1287.4m) 大分百山~3回目
  みそこぶし山(1299.6m)

(八丁原~一目山ルート  赤~涌蓋山・青~一目山)

コース(往路途中から記録) ※クリックすると大きくなります
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2年ぶりとなる涌蓋山へりっちゃんを誘って登る。
前回は小国町はげの湯コースから登ったが、今回は正面ルートともいえる八丁原から枯れ野をゆっくり歩いて登ろう。

四季彩ロードを上り県道40で筋湯温泉街を過ぎ、八丁原地熱発電所の湯けむりを横目に行くと道路脇にある登山口駐車場に着く。先客は佐賀ナンバーが1台。
  準備をしてスタート。7時28分。ここの標高≒1140m。
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まずは目の前に可愛く盛り上がった一目山(ひとめやま・1287.4m)へ登る。この山も大分百山の一座だ。標高差130mほどの枯れススキの草原を直線的に登っていく。
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登り上がるほどに周辺の景観が浮き上がってくる。
傾斜が増して急坂をひと登りで3等三角点のある山頂に着く。曇り空の元、低山だが360度の素晴らしい眺望だ。山名は一目で廻りが見渡せるからか?
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すぐ下の九重森林公園スキー場には車が次々と到着している。
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九州電力八丁原地熱発電所の湯煙とくじゅう連山。右上に久住山が頭を見せている。
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阿蘇(五岳)涅槃。
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これから向かうみそこぶし山と涌蓋山方向。涌蓋山は玖珠富士(または小国富士)といわれる独立峰で、裾野を広げた形の良い山だ。
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一目山山頂から北方へといったん林道へ下山する。ここからは熊本県との境界を歩くこととなる。左の丘に風力発電の風車が規則正しく回っている。牧柵を入りゆるやかにアップダウンしながら枯れた草原を進んでいく。
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みそこぶし山を登る。山名は味噌こしを伏せたように見えるからと言われる。
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標高差50mほどをひと登りで4等三角点の山頂。
ここからも素晴らしいビューポイント。涌蓋山もだいぶ近づいてきた。
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広い牧場をゆるやかに下り枯れ沢を過ぎると疥癬(ひぜん)湯からのコースと合流する。
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牧柵を出て植林帯を抜けると林道に出る。左へ少し行った涌蓋越から林へ入る。
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林を抜けると長くてきつい女坂の登りが続く。ガスが出てきて視界を遮られる。時折小雪も舞う。
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ケルンの積まれた女岳へ上がりついた。
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馬の背の尾根筋から男岳へと最後の急坂を喘いで登る。
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横長の広い山頂へ到着する。10時15分。正面に見えるはずのくじゅう連山は霧の中。風はないでいるが薄いガスが流れて少し寒い。
先に登っていた佐賀からのご夫婦と入れ違い?となる。
材木屋さんが建てた新しい山頂標柱でした。
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弁当をいただいていると、はげの湯から若い?4人づれのグループが上がってきた。
一休みしたら往路を戻る。11時。
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雪の残る道からゲートを抜け一目山麓の舗装路を歩いて13時に車へ戻る。ポツリポツリと雨が降り出した。
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くじゅう高原の山々も草原に防火帯が刈り込まれ、野焼きも近い。

          早くも膨らみ始めた馬酔木の蕾。
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by jinashi | 2012-01-25 13:12 | 大分県の山歩き~くじゅう山系 | Comments(2)

遅ればせながら宇佐神宮に初詣に出かけた。
元旦から半月経っているにもかかわらず参拝者は多い。
本殿の西大門。
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宇佐神宮は全国4万社余りある八幡社の総本社。左から一ノ御殿に応神天皇を、二ノ御殿は比売大神(ひめおおかみ)、三ノ御殿は神功皇后が祀られており八幡造りの社殿は国宝に指定されている。参拝の際には二礼四拍手一礼の拝礼方式となっている。出雲大社も同じ拝礼となっているようだ。
二ノ殿に祀られる比売大神は卑弥呼であり、本殿のある亀山は卑弥呼の墓であるという邪馬台国説もある。
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祈祷殿前にある大楠の御神木。樹齢約八百年。数年前からパワースポットといわれ手を触れると御利益があるという。表皮がツルツルしている。
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宝物館前の初沢の池。古代蓮も今は枯蓮。
 尾骶骨から折れている枯蓮(かれはちす) じなし
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今年は昭和の大横綱双葉山の生誕100年目となる。
子どもの頃右手小指の先を失い、右目を(半)失明したものの角界へ入ってからは不屈の精神で横綱へ昇進し不滅の69連勝を達成した。
昨年12月には、その大記録に迫った横綱白鵬により宇佐神宮本殿前で土俵入りが奉納された。(2010年11月場所(九州場所)2日目に稀勢の里に敗れ63連勝で止まった) 不知火型の白鵬が、双葉山と同じ雲竜型の土俵入りを披露した。宇佐神宮では昭和13年11月双葉山により奉納されて以来73年ぶりとなる。
白鵬は土俵入り奉納の前日には双葉山生家のある宇佐市天津の「双葉の里」で執り行われた「超六十連勝力士碑」除幕式にも出席した。碑には第4代横綱谷嵐(63連勝)、第39代横綱双葉山(69連勝)、第69代横綱白鵬(63連勝)の3力士が顕彰されている。
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改修された生家。
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双葉山が安藝ノ海に敗れ連勝を止められたとき知人に充てた電報は
 「われいまだ木鶏たりえず」
木で作った鶏のように無心の境地に至れなかった自分をいましめさらなる精進を誓った言葉だ。
出身地の宇佐市では生誕100年にあたる2月9日には盛大な記念行事も予定されているようだ。
by jinashi | 2012-01-18 14:33 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

正月句会
兼題~当季雑詠  講師~河野輝暉
 人の足見て歩くかな初詣       ひさえ
 昔のこと覚えてますかと賀状来る  ともゆき
 未完の句舌の上にて去年今年    きぬえ
 除夜の鐘煩悩灯るラブホテル    やっさん
 骨もろくなりたる齢春迎う       ふよこ
 もう五年楽しむつもり日記買う    ふじこ
 餅並ぶ田の字の部屋に道出来て  じなし
 歩かねば体さびつく寝正月      清和
 新玉の舞姫顔の新しく         和子

 
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by jinashi | 2012-01-17 13:11 | くにみ句会 | Comments(0)

牛斬山(うしきりやま・580m)  
(香春町五徳越峠登山口)

(今日のコース)
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ハッピーマンデー3連休も穏やかな晴天が続いている。
古代朝鮮半島から渡来した秦(はた)氏による八幡信仰の御神体といわれる香春岳(三ノ岳)と、4年前に登った福智山に連なる牛斬山に登ってみよう。
みやこ町からR201の新仲哀トンネルを抜けると石灰岩採掘のため高さは元の半分ほどとなった香春岳(一ノ岳)が正面に見えてくる。R322を北へ向かい採銅所から集落へ入り踏切を渡って道なりに進むと五徳越峠の登山口へ着く。五徳越峠は牛斬山と香春岳の鞍部でここは両山の登山口でもある。

最初に牛斬山へ登る。
いわくありげな山名だがその由来についてははっきりしていないようだ。
ネット情報によると「香春町に問い合わせたところ、ときに「薄霧山」と表記されることもあるそうで、これの訛り+当て字の可能性もあるが確証はない」とありました。

登山靴を履いていたら男性ひとりの車が着く。同じ牛斬山へ登るようだ。
登山口からは最近整備されたような自然木を利用した階段を上がっていく。
ここの標高≒260m。8時35分。
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上がりついたところからいきなり厳しい急坂の防火帯を登っていく。霜の降りた急坂を一歩また一歩と進む。
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後方に三ノ岳が見えてくる。
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何度かアップダウンを繰り返して「ロマンスが丘」分岐に登りつく。しゃれたネーミングだがどんな所だろう。
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右へ向かうと樹間から牛斬山の山頂部が見えてくる。
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急勾配の防火帯の坂を登っていく。けっこうキツイ山だ。
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牛斬峠に上がりついた。
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山頂まで防火帯の登山路は続く。
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福智山へと続く防火帯の分岐を右へ入ると荒れたカヤの山道が山頂に続いている。
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採銅所分岐を過ぎてひと登りで山頂に飛び出す。9時48分。
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冬晴れの下、全方位に雄大な眺めを楽しめる。
竜ヶ鼻から右に平尾台方向。
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福智山方向
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高さが半分ほどとなった香春岳一ノ岳。左は二ノ岳。二ノ岳のはるか向こうに英彦山と3つこぶの鷹ノ巣山。
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この後登る三ノ岳。
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山頂で地元田川のリッチーさんと一緒になりました。自宅から見える筑豊の山に登っているようで山城の研究もされているようです。遠くに見える山名を教えていただきました。
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リッチーさんから撮ってもらった山頂写真。
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一休みしたら往路を戻る。五徳越峠に無事下山。10時59分。
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香春岳・三ノ岳(かわらだけさんのだけ・511m)
筑豊のシンボルともなっている香春岳は一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と南北に連なっている。
その香春岳三山はある会社の所有物となっているようだ。
昭和の初めには採掘前の一ノ岳は492mあったようだが、現在は上半分が無くなって270mの切り株状となっている。二ノ岳も採掘準備に入っているようで立ち入り禁止となっているらしい。
かつてセメント原料として採掘された石灰岩だが、現在一ノ岳で採掘された石灰石はセメント以外の用途に利用するための製品となっているようだ。(太平洋セメント香春工場は2004年に操業停止となり、昨年より工場の一部解体が始まったらしい)

民謡?「炭坑節」の二番に唄われているのは香春岳らしい。
♪一山 二山 三山 超え
  奥に咲いたる 八重つばき
  何ぼ色よく咲いたとて サマチャンが通わにゃ 仇の花♪ 

ちなみにサマチャン=様ちゃん=だんなまたは彼氏のことらしい。
(閑話休題)
その三ノ岳へは牛斬山から下りた五徳越峠の反対側が登山口となる。
一休みして登山口から階段を上がっていく。11時5分。
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上がりつくとこちらも広い防火帯に登山道の踏み跡がゆるやかに先へと登っている。
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「ファミリーコース」と「岩登りコース」の分岐に出会う。先のリッチーさんのお勧めで登りに「岩登りコース」を選択する。
一呼吸入れていると後ろから登ってきた福岡市からのご夫婦と合流する。
お先に失礼していよいよ山へ取り付く。
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赤い矢印に沿って進む。
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石灰岩の岩角や立木を捕まえて三点確保でグングン高度を上げていく。下は見ない。
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足の長さが決め手となる岩登りも山頂部までもう少しだ。
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山頂部肩から振り返ると先ほど登った牛斬山がすぐ目の前に。
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山頂部に上がると石灰岩の大岩が乱雑に並んでおり、慎重に越えたり間を縫ったりして進んでいく。このあたりが最高点のようだ。
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石灰石の大岩群を越えると丸い広場の山頂に到着する。12時8分
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山頂から南に見る二ノ岳。一ノ岳が少しだけ見える。
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麓の採銅所から左へ金辺(きべ)峠あたりを見下ろす。地名も何か歴史を感じる。じなしの町にも岐部(きべ)という地名(姓も)があり紀氏(宇佐・辛島氏)のながれと言われている。竜ヶ鼻の先は小倉市街地。
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昼食をとっていると福岡からのSさんご夫婦も登りつきました。多生の縁とばかりに山頂写真に入ってもらいました。
Sさんはじなしと同じ国見町のご出身。といってもサッカーで有名な長崎県の国見町(現在雲仙市)ですが…。奥様は竹田市のご出身で故郷のくじゅう山が大好きだそうです。何と!持参したこの山のネット情報資料も私たちと同じで、辻本さんの「大分の山・登山記~2007年2月24日」をお互いプリントしてきていました。
登山歴も私たちとほぼ同じくらいの素敵なご夫婦でした。
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下山はファミリーコースを下りる。二ノ岳へも行けるようだが今回はパス。
林道へ下りてから数度大曲がりして下り植林帯へ入る。
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登山時のコース分岐点まで戻る。
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無事下山。13時19分。
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香春(かわる)は「カル」と読まれそれは古い朝鮮語では金属、とくに銅のことをいうらしい。
かつてこの三ノ岳周辺には銅鉱が産出されており、新羅からの渡来人が銅を精製していたという。当時その高度な技術は神として崇められたことだろう。ここで鋳造された御神鏡は中津の薦神社三角池に自生するマコモの枕とともに1723年まで宇佐八幡宮放生会の御神体として奉納された。
奈良東大寺の大仏造営でも、ここから搬出された銅が相当量使われたという。
下山路に立ち寄ったズリネ鉱山跡。ここでも銅を掘ったようだ。
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登山口から少し下ったところにある清祀殿(せいしでん)。ここに鍛冶床が設けられ、銅鉱石は銅に精錬され、銅鏡に鋳造されたという。
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帰路に立ち寄った宇佐八幡宮のルーツともいわれる古宮八幡神社。
香春岳三ノ岳の豊比咩命を祀る。豊比咩命は新羅の王子ツヌガアラシトから追われて朝鮮半島から逃げてきたという。すぐこの近くにはツヌガアラシトを祀る現人神社があるようだ。
古宮八幡神社の拝殿。
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牛斬山登山路の山帰来の実
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採銅所小学校近くの民家に咲く蝋梅。
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by jinashi | 2012-01-10 10:29 | 福岡県の山歩き | Comments(2)

釈迦ヶ岳(しゃかがだけ・830.6m)
  九州百名山(地図帳)~73座目 九州百名山(新版)~79座目
(国富町法華嶽薬師寺登山口)

釈迦ヶ岳は九州山地最南部にある山で山腹にある法華嶽薬師寺建立の際、山頂に釈迦尊像を安置したという言い伝えに由来する。養老2年の創建で日本3薬師のひとつ。
平安時代の女流歌人和泉式部が法華嶽薬師に参籠した後、都へ帰る途中で病となり、43才の生涯を終わったという伝説の地でもある。 (西都市の鹿野田神社に墓がある)
早朝ナビで薬師寺へ向かう。茶畑の向こうにどっしりとした山容の釈迦ヶ岳を望む。
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朝日が昇る川面に靄が立ち上る。
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薬師寺前のロータリー横に広い駐車場がある。 6~7台が駐車している。
薄曇りのもと、4人の子供を連れた男性(パパ)2人とほぼ同時のスタートとなる。
8時5分。
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ゲート横から法華嶽公園に入る。モミジの植林の廻りを鹿に新芽を食べられないように電柵が囲んでいる横を通る。
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次のゲートから公園を出て林道へ入る。ここの標高280m・山頂まで3,600mの標識あり。
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ゆっくりと2合目の舗装路を登って行く。
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右に尾根を登る山道があるようだがまっすぐ林道を緩やかに登る。
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その先林道は右急カーブの坂道となり、上がりついた4合目には先の子供たちが先回りしている。尾根道はショートカットとなっているようだ。
この先山頂まで子供たちのにぎやかな声を聞きながら登っていく。
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未舗装となった道を緩やかに登っていく。合目の他にも所々に標高や山頂までの距離表示があって今の位置が分かりやすい。元気な2人は5年生。
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林道が終点となり小広場にベンチが置かれている。休憩ポイントの6合目。
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6合目を過ぎるといよいよ山道の急坂となるが要所にはロープ場や擬木階段が整備されている。明るく朝日も射してきた。
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登山路脇のところどころに山神様の祠も。
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7合目を過ぎて急坂をひと登りで展望所に着く。日向灘や宮崎市街地などが望めるようだがすこし霞んでわかりにくい。ベンチもあってここも休憩ポイント。
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南西方向からドーンという音がして一瞬日出生台演習?と思わせる。子連れのパパから桜島の噴火音だと教えてもらう。昨年は噴火回数が最も多かったと聞いてはいたが今も活発な活動をしているようだ。それにしてもここまで聞こえるとは…。
8合目で一旦鞍部に降りる。前の樹間に山頂部らしきピークも見えてくる。
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登り返しは岩登りのロープ場となる。
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9合目から最後のきつい登りが続く。この先に2度目の展望所が現われる。
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右に木造の小屋が見えてくる。壁はないが避難小屋のようだ。
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頂上直下の登り。
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釈迦堂のある山頂に飛び出す。10時4分。
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釈迦堂の一段上に2等三角点があり、さらに5分ほど先へ進むと展望所に着く。木製の朽ちた方位板があるがはっきりわからない。米良三山方向か?風があって寒い。
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山頂部に戻って昼食とする。パパたちはベンチで子どもたちにカップメンを作っている。
円型方位板を前に山頂写真。
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次々と登山者が上がってきて山頂部も狭くなった。追い出されるように下山とする。下山では登りで使わなかった巻き道を下る。
2合目林道に降りついたショートカット道。
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無事下山する。11時50分。
初登りの多くの登山者と出会いました。特に危険なところもなくファミリーで楽しめる宮崎(近郊)市民人気の山という感じでした。

コショウの木(花)
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マンリョウ(万両)
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ミヤマシキミ(の実)
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帰路に見た千切り大根干し。トラクターが満載した大根をカットする機械を引っ張る。宮崎県は切り干し大根日本一。(全国の90%以上を生産)霧島おろしの冷たい西風にさらす冬の風物詩。~国富町にて。
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お昼は西都市の超有名店「うなぎの入船」へ。本日より営業。
覚悟はしていたがこれほど多いとは…。受付番号は84番。受付時にスピーカーで呼び出されたのは52番。1時間ほど待つようだ。店の手前には待合所もある。
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スーパーのように広い駐車場も車がいっぱい。
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店の前にある南方神社へお参りして時間をつぶす。祭神は「素戔鳴尊(すさのうのみこと)」。
境内にある宮崎巨樹百選の大楠(くすのき)。幹回11.5m、樹高42m。デカい!
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やっとうなぎとご対面したのは1時間30分後。「うなぎ定食」(並)2300円也。
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味は?待たされておなかもすいたので、それなりに美味しい…。
天気に恵まれて2日間、宮崎の九州百名山の2山を楽しむことができた。帰路に日向の「お舟出の湯」で疲れをとって大分へ戻る。
by jinashi | 2012-01-06 18:12 | 宮崎県の山歩き | Comments(4)

地蔵岳(じぞうだけ・1089m)
九州百名山(地図帳)~72座目 九州百名山(新版)~78座目
(宮崎県西都市尾八重登山口)  

予報では2日3日と晴天が続くようだ。昨年の正月は天草の山を登った。今年は宮崎に遠征し九州山地の2山を登ろう。
2日早朝に出発する。R326で宮崎県に入り長いR10 を南下する。ナビにより(去年7月に登った尾鈴山へのルートと同じ)都農町三日月原から県道40へ入る。尾鈴サンロードからR219の米良街道を進む。
米良街道より里山の上に顔を見せる地蔵岳遠景。
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初詣で賑わう伊吹戸主神社を過ぎ、次のトンネルを出た先の十五番バス停を右折して尾八重川沿いの狭い道に入る。登山口手前の尾八重川沿いから見えた地蔵岳。今日は晴天の一日となりそうだ。
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川沿いにカーブの多い舗装路を11Kmほど安全運転で進むと左に橋が現われる。まっすぐ進んだすぐ先が登山口。橋を渡った左に2~3台が駐車できる。
準備をして歩き始める。尾八重川橋を渡る。10時25分。ここの標高≒400m。
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左へすぐの所が登山口。いきなり川原へ降りる。
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石を飛んで浅瀬の川を渉る。水量が多い時には靴を脱いでわたるらしい。
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植林帯にある石垣の横を登る。
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よく手入れされた植林帯斜面のジグザグの坂を登っていく。
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支尾根に上がると急坂が続く。
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左が開けて下の集落や学校(跡)がみえる。
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4合目の標識が現われ、さらに急坂が続く。素手で掴む木が冷たい。
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5合目を過ぎるとコウヤマキ(高野槇)が現われてくる。コウヤマキは世界でも日本と済州島にだけ残存しているらしい。和歌山県高野山に多いことからこの名が付いたようだ
はじめてみるコウヤマキ。青空に長い葉を広げる。
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コウヤマキの落葉は急坂ではすべりやすいがフラットになったところではふわふわして気持ち良い。
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コウヤマキの落葉。庭木や防風林に使われるイヌマキの葉より細く厚みがある。
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松ぼっくりのような槇ぼっくり。
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「高野槇の背」を過ぎるとやせ尾根の急登となり木や根っこを捕まえて慎重に登る。
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高野槇の肩へ上がる。7合目からもさらに急登は続く。
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打越分岐で一旦フラットな道となり、一息つけるところだ。
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「あと10分」の標識からまたも急登となる。やっと勾配が緩んできて山頂に着いた。2体のお地蔵さんがお迎えしてくれる。12時48分。
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山頂写真。
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東に見える尾鈴山。
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先の展望台から見る(米良三山の)石堂山。じなしの未登の山だ。
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下山は往路を戻る。連続する急坂を慎重に下る。最後の尾八重川を渉らずに山腹をトラバースして戻る。
14時50分。
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はじめてみる高野槇と標高差700mほどの連続する急登は登り応えのある九州百名山でした。
そして加藤昌隆さん著「カミさんと登る九州百名山」によるとこの地蔵岳は山ヒルの名所?でもあるようです。夏場(特に雨降りには)は要注意です。

        マンリョウ(万両)? …正月から縁起が良い
 
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      立ち寄り湯は高鍋町「めいりんの湯」へ
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by jinashi | 2012-01-05 16:05 | 宮崎県の山歩き | Comments(0)

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豊後高田市の屋山です。長安寺のある山です。横から見ると台形で横長の山ですがここ(豊後高田市三畑)から見るとめでたい富士のようです。

小門山(おどむれやま・535m)
(国東町成仏金湧登山口)  

成仏寺の裏にそびえる小門山(おどむれやま)は「雄渡牟礼山」とも書かれ、おどや牟礼は「山」の意味をあらわす半島(新羅)言葉のようだ。
大友宗麟の家臣で国東地方をおさめた豪族田原氏の山城跡がのこっている。戦国時代の歴史舞台となったところだ。

元日はくもり空の年明けとなった。午後から近くの小門山へ孫と初登りに出かける。
成仏寺下の集落から林道を入った山麓が2度目となる登山口だ。
はるなとここなのママも一緒にスタートです。
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ロープ場もなんのその。
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休憩ポイント。
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山頂は近い。
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50分ほどでテレビ局アンテナが林立する山頂に到着。よく頑張りました。
山頂写真
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曇り空で見晴はよくなかったが…大きな声で「ヤッホー」
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無事に下山したあとは…車の中ですぐにお昼寝となりました。014.gif
by jinashi | 2012-01-04 11:51 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)