岩戸寺県道~三十仏~(千灯岳林道)~旧千灯寺・五辻不動~岩戸寺越~岩戸寺 周回コース≒15Km

国東市岩戸寺(赤~スタート&ゴール・青~旧千灯寺)
 

初冬の穏やかな晴天の下、第8回み仏の里くにさきウオーキングが開催された。じなしもBコースのサポーター(兼ガイド)として60名の参加者とともにこのコースを歩いた。
前日のAコース(≒15km)には61名が参加。両子寺から成仏寺、神宮寺、行入寺を周回するコースで国東半島の自然と歴史遺産に触れ親しんだ。 ※両日とも参加した者=13名
両日とも一部に険しい峰入りのコースもあったが全員無事に通過し完歩することができました。

事前申し込みをしていない当日参加者も多く、混雑する受付。
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出発式。道路を挟んで実行委員のあいさつ。
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準備体操。
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最初に訪れたのは山口池近くの上溝(うわみぞ)さん宅。
ここは峰入り一行が休息に立ち寄る唯一の民家だ。上溝さんの家には昔から武士や行者を湯茶で接待してきており、古い時代のことはよくわからないが戦後に始まった峰入りには必ず行者の一行を温かくお迎えしているという。
関係する古い書き物を見せてくれた上溝さん。手前は息子さん。
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山口池上を文殊仙寺方向へ向かいすぐに右へと山腹の舗装路を100mほど入る。峰入りでは遥拝(離れた所から参拝する)する三十仏というところだ。
立派な仁王様が睨みを利かせている。
ここでも上溝さんから説明をしていただきました。
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県道544のキツイ勾配の登りを両子のハチマキ道路に向かって歩く。何か所目かのカーブから千灯岳ふもとを通る林道へと入る。隊列が長くなってきたので全員が揃うのを待つ。
熊が岳(来浦富士)登山口前には10台程車が止まっていて、本日は登山会が行われているようだ。
旧千灯寺へ向かって最後のひと登り。
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旧千灯寺では国見観光ボランティアガイドの4人で4グループをそれぞれガイドする。五辻岩屋下の広場にはちょうど予定していた12時に着く。
昼食も済んで…午後のスタート前。
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五辻不動尊に登り、お参りしたら岩屋を周回していよいよ厳しい峰入り道へと入る。
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先頭グループはすでに岩戸寺越に上がって待機していたが、最後尾グループが林道に出たところで道迷いしたようだ。先導を安岐の小林会長にお願いして、じなしは後尾グループの居る場所へと戻る。
後尾グループもコースに戻り最後の登り坂を岩戸寺越へと向かう。
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岩戸寺ではこのたび解体作業を終えた国指定重文・国東塔の解説を小林会長さんにしていただきました。
全員無事に出発点にゴール。お別れの会であいさつをする実行委員の平野さん。
みなさんお疲れ様でした。次回もぜひご参加ください!
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   ゆるり歩き聞かんと分からん国東路
by jinashi | 2011-11-29 15:10 | 国東半島あれこれ | Comments(6)

烏帽子岳(えぼしだけ・1692.2m) 
 九州百名山(地図帳)~70座目 旧九州百名山~76座目
国見岳(くにみだけ・1738.8m)
 九州百名山(地図帳)~71座目 旧九州百名山~77座目
五勇山(ごゆうざん・1662m) 熊本百名山

(八代市泉町樅木 峰越(新椎葉越)登山口)

当初は樅木林道五勇谷橋ゲート→(国見岳新道)→国見岳→五勇山→烏帽子岳→ゲートへの周回を計画していたのだが…直前のネット情報で、烏帽子岳から樅木林道の間は大型重機による伐採作業により登山道が4か所で分断され、進路が不明となっていることを知る。
前夜、山女魚荘ご主人にコースを相談すると峰越から車を五勇谷橋ゲートまで回送していただけることとなった。(感謝) これで安心して縦走を楽しむことが出来る。
さらに…朝出発の際には登山靴を忘れてきたFさんにご主人の登山靴を貸していただいた。(サイズもぴったし!)ありがとうございました!001.gif

山女魚荘ご主人の運転で昨日の峰越(新椎葉越)へ着く。(回送をしていただくご主人にお礼を言ってお別れする)
今日も無風快晴の素晴らしい登山日和となる。前日よりすこし温かい。
昨日と反対の北側にある烏帽子岳登山口から県境稜線に入る。7時48分。
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昨日と反対で右宮崎、左熊本の県境尾根を歩く。
25分ほど歩いて泉村登山口分岐へ着く。ここは旧椎葉越というところ。takakoさんは以前烏帽子岳からこのコースへと周回下山したそうだ。
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ブナの大木が枝を広げる登山路は何度もアップダウンを繰り返していく。左右に展望の良いところも現われて五家荘越しには遠く雲仙普賢岳も見えている。
倒木や大岩を越え、前方尾根筋に向かって歩く。
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向かう先の北側は連山がクリアに見えているが南の山々は薄雲がかかりすこし霞んできたようだ。(南方向~右の稜線は時雨山)
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スズタケの多くなった登山路脇にザラ雪が残っているところもある。数日前の寒波が置いていったのだろう。
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烏帽子岳分岐へたどり着いた。(標識にあるような時間では着きませんでした)
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左へとシャクナゲの稜線を行く。山頂と思ったピークからもひとつ先が烏帽子岳山頂だった。10時13分。
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狭い山頂部からは南側の展望がすばらしい。昨日登った白鳥山の平らな山頂からここまで続く稜線を目で辿ってみる。よく歩いてきたなあと実感する。
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山頂写真。
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まだまだ先は長い。五勇谷橋ゲート(樅木林道)と本谷へ下山するコースを確認したら五勇山へ向かう。分岐へ戻ると登山路はそのま(ん)ま東向きとなってくる。烏帽子山頂からこのあたりにかけての登山路はシャクナゲの群生地となっている。花の季節は見事だろう。
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ピークを一つ越えると展望岩「ここからの眺めも最高ばい」と書かれた標識が現われる。後で後悔しないようにと右手へ上がると露岩からすばらしい展望が得られる。
これから向かう五勇山方向。
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北の稜線の向うには祖母山も鋭い山頂を見せている。
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「ここからの眺めも最高ばい」を大分弁では何と言うか?
「こっから見ちみいちゃすげえでえ」かな?…などと話しながらさらにスズタケの道のアップダウンを繰り返して歩けば、左へ90度折れる国見岳分岐へ着く。まっすぐ10mほど行くと左の足元に小さく「五勇山」の標識があった。(二人が立っているところ)上の木から安武標識もぶら下がっている。11時30分。
山頂らしくない山頂。ここで昼食タイムとする。
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分岐でおよその距離と時間を確認して国見岳へと歩きはじめる。
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ブナの倒木が目につく。
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小国見岳(こぐにみだけ)山腹の右を巻く登山路の分岐を左上の山頂に向かう。
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先ほど登った烏帽子岳が良く見える山頂です。小国見岳は1709m。
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小国見岳の尾根をまっすぐ北へ向かう。枯木立を通して稜線を見せる国見岳。山頂の祠も見えている。
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鞍部を登り返す。山頂まであと少し。
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九州中央山地最高峰の山頂に着いた! 1等三角点にタッチ。13時25分。
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歩いてきた稜線を振り返る。左手前が小国見岳(こくるみだけ)、右手向こうが烏帽子岳。
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向うの稜線が今年4月に縦走往復した霧立越。
左から小川岳、黒峰、向坂山、白岩山、水呑み頭と続き、…右手に扇山。
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天主山方向先に阿蘇山がうっすらと。
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立派な祠の前で山頂写真。
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20分ほど360度の絶景を楽しんだら下山を始める。
樅木方向へ下山する。すこし下ると茨城県の男性が登ってきた。日本三百名山を登っているという。
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分岐を新登山口方向へ下りる。ここからは連続する尾根の急斜面を下る。
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山頂から標高差750mを一気に下れば1時間30分ほどで樅木林道へ降りつく。
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林道を歩いて五勇谷橋を渡り、ゲートを抜けて回送してもらった車へ戻る。
みなさんお疲れ様でした。
ここから長い帰路に就きます。フーム…002.gif
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by jinashi | 2011-11-26 19:12 | 熊本県の山歩き | Comments(0)

白鳥山(しらとりやま・1639.2m) 
 九州百名山(地図帳)~69座目 旧九州百名山~75座目


 銚子笠(ちょうしがさ・1489.2m) 熊本百名山

八代市泉町樅木 峰越(新椎葉越)登山口

天気の良い日に国見岳に登ろう!…と数日前に週間天気予報を見て急遽O隊長以下4名のパーティーが組まれる。
早朝4時に出発。大分でtakakoさんを拾って野津原、竹田からR57を阿蘇へ向かうと夜が明けてきた。今日明日は晴天の予報だ。
高森から山都町のR218に入り美里町三和から狭いR445を対向の大型ダンプにひやひやしながら二本杉へ登り上がる。梅の木轟吊橋を過ぎて樅木へと左折、県159の狭い道をくねくね進んで今日の宿泊先である山女魚荘と書かれた屋根を見つける。
さらにここから林道・椎葉五家荘線を11km先の(新)椎葉越へ向かう。「御池入口」の標識がある上の内谷コース登山口に2台の車を横目に見て、凍りついたところもある狭い舗装道を緊張しながら進む。
上部の稜線に霧氷が見えている。今年初めての冬景色。
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峰越(新椎葉越)に着く。ここは熊本、宮崎の県境であり白鳥山の登山口。広い駐車場とトイレがある。(反対の北側が烏帽子岳登山口で翌日のコース)
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天気は快晴。気温は0度で風はないが少し寒い。
準備をして歩きはじめる。10時14分。ここの標高は≒1480m。
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すぐに稜線へ上がる。九州脊梁山地・霧立越の稜線がクリアに見えている。
五ヶ瀬スキー場のある向坂山あたりも霧氷がついているようだ。
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気持ち良い県境の稜線歩き。左宮崎(椎葉)、右熊本(五家荘)。
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この冬初めて見る霜柱。
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先に見える盛り上がりが白鳥山の山頂部。
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2~3のピークをやり過ごすと苔むした石灰岩が目につくようになり、右手にドリーネ(カルスト独特の陥没地形)が現われた。屏風岩といわれる石灰岩でできた自然のオブジェ。
この先の御池辺りまでは平家の残党が陣を置いた場所といわれ、山の神や木霊の住む聖地として村人達から崇められているようだ。(その夜の山女魚荘ご主人談)
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残党の頭である平清経住居跡。清経は重盛の嫡子(清盛の孫)。
「平重盛所有の白鳥之鎗を、三男の平清経が受継ぎこの地に持参したところから白鳥山の名がついた」といわれる。
平清経はWikipediaでは
「寿永2年(1183年)に平家一門が都落ちした後は、次第に悲観的な考えに取り付かれ、大宰府を元家人である緒方惟義に追い落とされたことをきっかけとして、豊前国柳浦にて入水自殺した。享年21。『平家物語』「六道之沙汰」の段で建礼門院による述懐に、清経の死が平家一門の「心憂きことのはじめ」として語られている。
清経が入水したのは現在の大分県宇佐市柳ヶ浦地区・駅館川沖合といわれており、これにちなんで駅館川河口付近に小松塚と呼ばれる五輪塔および慰霊碑が建てられている(「小松」の名は清経の父・重盛が小松殿と通称されたことに由来する)。また、小松塚のたもとにある橋(駅館川河口に最も近い)も小松橋と名付けられている。」

とあり、「入水と見せかけて実は九州山地の秘境に72年間隠れ住んでいた」という説はすこし無理があるという説も…。
 
みなさんカメラを取り出そうとしているのです。
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800年前の落人伝説ロマンに浸りながらも枯谷コース分岐をすぎると間もなく2等三角点のある山頂へ着く。11時31分。
周りを雑木に囲まれた平な山頂で展望はない。
鹿児島からのご夫婦と北九州からの男性も一緒に山頂写真。
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お昼を済ませ一休みしたら銚子笠へ向かう。まずは時雨山方向へ。
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右手が開けて露出する石灰岩の上から南に素晴らしい眺望が広がる。
うっすらと高千穂峰(左)~韓国岳(右)方面。真ん中(韓国岳寄り)に新燃岳の噴煙が見えますか?
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市房山山頂部(右)から二ツ岩(左)方向。去年の9月、下山途中に足の痙攣で苦しんだことを思い出す。
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時雨山コースを分けてこれから向かう銚子笠を望む。(真ん中の笠山)
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ここから標高差で150mほどいっきに下る。
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鞍部から登り返した1468mピークで一休み。ケルンが積まれている。
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その後数度のアップダウンも緩やかで気持ちの良い県境尾根歩きとなる。
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広い尾根をゆるやかに登って小春日和の銚子笠山頂へ着く。13時27分。
山頂写真。
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一休みして往路を戻る。
150mの辛い登り返しを上がりカルストの露岩帯を歩く。この周辺は5月中旬ごろには見事なヤマシャクヤクが群生するらしい。その中にピンクのヤマシャクも咲くという。
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一旦白鳥山へ戻り、こんどはウケドノ谷方向へ下っていくと風格あるイチイの大木が。
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洞穴脇にある風穴から生あたたかい空気が出ている。
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分岐を御池へ向かう。
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御池・一の池。ミズゴケを踏み込めば足が埋まる湿地帯が続いている。
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平清経住居跡へ戻り峰越へ向かって下山する。
明日歩く予定の向霧立縦走路を望む。右のピークが五勇山?
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峰越(新椎葉越)へ無事下山。16時31分。
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日没前に親子の吊り橋を訪れる。1988年竣工の樅木吊り橋「あやとりばし」、全長59m。下には「しゃくなげばし」、全長17mが平行に架かっている。
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おせわになった民宿「山女魚荘」。
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山域一帯の山歩きルートや樅木地区の諸問題点、そして振興策について想いを話していただいたご主人。
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五家荘の山峡ならではの料理に舌鼓をうちました006.gif
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by jinashi | 2011-11-24 17:51 | 熊本県の山歩き | Comments(0)

10月句会 10月18日(火)
兼題~「当季雑詠」   講師~河野輝暉

 母恋し墓のぬくもり秋茜        清和
 ガガンボが休む肛門断面図      じなし
 秋深し山路の人生老いて知る     和子
 梅干して生きる執着まだありぬ    きぬこ
 お神楽の鬼に追われて逃げ回る   タツ
 空青し初栗飯に長生きし        きよ
 鈴虫やよくぞ大和に生まれけり    ふよこ
 一晩に一郷色づく稲穂波       ふじこ
 彼の地より帰ってくるよ彼岸花    ひさえ
 不揃いのりんごうごめく国の市    やっさん



11月句会  11月15日(火)
兼題~「やや寒、肌寒(し)」  講師~河野輝暉

 言霊の力は強し芒原          ひさえ
 バスの中黄菊の光見返りぬ      ふよこ
 着せかえのマネキン人形肌寒し   ふじこ
 山川よドライブに酔う初紅葉     和子
 人の世は朝寒に似て昼ぬくし     清和
 オランウータン見てきて葬の列寒し  じなし
 木犀の香りコップにひじ枕       やっさん


今年の紅葉は少し遅い?もう終わり?鮮やかさがない・・・。11月20日、赤根一の瀬ダムにて。
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by jinashi | 2011-11-19 18:11 | くにみ句会 | Comments(0)

(国東市国見町大熊毛~向田あたり)

以前行ったことがあるといういっちゃんとイシガトウを訪ねる。
国見町大熊毛のR213から大熊毛公民館横の市道を南へ入る。
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500mほど入ったところを左折する。ここは昔の杵築藩往還道と言われるところだ。ここから北へと熊毛小学校跡あたりから小熊毛のYショップ泉屋横、常光寺前から小江のなぎの浦へと続いていたようだ。
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緩やかに登ってR213から2Kmほどで峠となる。戦後まもなくから向田(むかた)の生徒等はこの道を歩いて熊毛中学校(昭和41年?廃校~国見中学校へ統合)へ通っていたようだ。
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峠を下り始めてすぐの右手に祠が見える。ここが「イシガトウ」といわれるところだ。
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前を旧道のような道の跡か?
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正面から見たお堂。
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隣に山桜の大木があり、下に手水鉢が置かれている。
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お堂内部の木には「一心堂 薬師様」と書かれている。
続く「春主知外信士堂」はこの石碑に刻まれた文のようだ。
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お堂は平成3年に建てられている。建てた人は黒津(国東町)の財前光さん。信仰したおかげで商売がうまくいって財を成したようだ。
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イシガトウを5~600mほど下ると向田の池の近くに出る。ここはじなしの父の生まれたところだ。(この先来浦方面へのルートは調査不足で定かでない)
いっちゃんの知り合いの柗本薫さん宅にお邪魔する。朝顔の種の選別作業中にもかかわらず座敷へ上げていただき、お茶を出してくれた。そしていろいろと昔の話をしていただいた。いっちゃん(左)と柗本薫さん。
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戦前まではこの地区の住人は皆信仰心が厚く、その対象の一つとしてこのイシガトウにも信仰組織(新興宗教)のようなものがあったようだ。当時は熊毛地区への生活道路でもあり、イシガトウの前には小さな茶店のようなものもあったらしい。イシガトウの祠の前には小さな小屋があってお参りの後はそこで一休みしたようだ。
じなしの祖父亀松が寝枕に話してくれた~祝言帰りに峠でキツネに騙された話~はきっとここでのことなのだろう。
四国の宇和島地方では峠のことを「トウ」と呼ぶようで、このイシガトウ=石ケ峠かもしれない。
(日田のyokobabaさんから、blog「愛編むばあばあin宇和島」のみねばあ様がそう言っていると教えていただきました。)
向田の下には「ばくど石」なるカエル信仰の神様もあって「イシガトウ」と同じように信仰の対象となっていたのだろう。
柗本薫さんはじなしの父や曾祖父の石工・池本寛作のことについてもいろいろと話していただいた。
池の横の多賀社鳥居は池本寛作の秀作で各地の石工が見学に来たという。
その多賀社鳥居。明治31年作。
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柗本薫さんはこの御歳にあってまだまだ学習意欲は旺盛です。今、中野幡能氏の「八幡神と六郷満山」を読んでいます。いろいろ知ってくると楽しいそうです。
朝顔の種の選別作業は根気のいる仕事です。
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イシガトウのある峠から大熊毛方向へ下ったところにあるオリーブ畑。地元の建設業者が新規事業として栽培している。4年目となりオイルも採れるようになったようだ。
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柗本さんの話ではイシガトウの上の高いところに立派な風神様(たぶん雨乞いの神様か?)が御座っているという。そのうち調査をしてみましょう!
池から向田の海側を望む。
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by jinashi | 2011-11-16 21:47 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

中摩殿畑山(なかまどんのはたけやま・911.2m)
 大分百山~2回目
 (岩伏登山口)

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久々に好天の日曜日となりそうだ。この時期、くじゅうからふもとの山へとグングン紅葉が下りてくる頃だが…聞くところではこのところ高めの気温が続き各地の装いもイマイチのようだ。

山国の中摩殿畑山へ登ってみよう。5年前の10月には登頂直後に団体さんが上ってきて狭い山頂から追い出されるようにして下山したのだ。あの素晴らしい展望をもう一度楽しんでみたい。色づきも少しは楽しめるかもしれない。

道の駅「山国」のとなりの蕎麦(うどん・らーめん)屋さんから北へと県道646に入る。日本棚田百選の「羽高棚田」を横目に最奥の岩伏へ向かう。狭いところは拡幅工事中のようだが日曜日はお休みで通行可。ほぼ同時に福岡からのマイクロバスの団体と一緒に登山口に着いた。5年前も何だかこんな状況だったような?ほかに先客も1台あり。

団体さんが準備体操をはじめる。福岡のグループで月2回の山登りを楽しんでいるそうだ。
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お先に失礼して歩きはじめる。3週ぶりの山歩き、そしてこのところちょっぴり体調が思わしくなかったこともあって少し不安だ。
 9時17分。ここの標高≒500m。けっこう温かい。
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最奥の人家の横から新しい舗装林道が奥まで続いている。(前回はここから山道だった)
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舗装路は緩やかに登っていき左に立派な砂防ダムが現われてくる。
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右岸へと移り、次々と新しい砂防ダムを見ながら新しい舗装路を登っていく。
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一旦植林帯へ入る。(このあたりまで車で来られるようだ)
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短い植林帯を越えてすぐに舗装林道へ出会う。
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林道を横切ったところから右に最上部の砂防ダムを見ながら山へと入る。
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大岩を過ぎたあたりから植林帯の急坂となってくる。この山で一番厳しいところ。
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傾斜が緩やかとなり倒木を潜ると上の林道へ出る。左へと落ち葉の林道をすすむ。このあたりが色づいた木々が見られ初冬の趣を感じるところだ。
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10分ほど行くと右手に頂上への取り付きの標識が見える。夫婦連れが下りてきた。
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少しの急坂を登り上がる。左へ大きく回るようにすすんで尾根に上がるとブナやシャクナゲの木が目につくようになる。
曇り空ですこし霞んでいるが右に犬ケ岳方面の稜線がうっすら見えている。
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すぐに山頂の祠が見えてきた。10時57分。
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この山は別名竜王山とも言われ、雨乞いの神様である八大竜王が祀られている。後に3等三角点も。
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山頂写真。
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北西に英彦山、鷹巣山、岳滅鬼山、苅又山などがうっすらと並んでいる。クリアに見えないのが残念だ。
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先端部の切り開かれたところでお昼とする。風が渡ると少し寒さを感じる。
福岡グループもにぎやかに登ってきた。昼食を済ませてお先に下山。
山頂からは釣鐘山へと縦走コースもあるようだ。
下山時に樹間から見えたその釣鐘山?(もっと先かも…)。
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下の林道で北九州からの団体さんが休憩中。福岡の団体が下山する頃合いを見計らっているようだ。
芒の道を下る。
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少し下れば登山口。
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12時30分に下山。体調に少し不安を感じていたが気持ちよい登山ができて一安心。健康に感謝。



紅葉も間近?
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登山口に鈴生りの山梨?
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ムラサキシキブ
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ふもとの雪舟庭から見た京岩の景。手前が鷲岩。奥の高いのが京岩。
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民家に鏝絵。ちょうど今の季節の絵。
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道の駅山国周辺で開催されていた「山国案山子ワールド」。今年で5年目を迎えるようだが町内各地で1000体を越える案山子が表情豊かに迎えてくれる。年々盛り上がってきていることを感じる。
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「いらっしゃいませ!」
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大根を洗う。
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「かあちゃん、これ」
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川を覗きこむ。一人は人間か?…。
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帰路に立ち寄った耶馬溪町の雲八幡宮。千年杉の根くぐりをしてパワーを頂きました。
宮司の秋永勝彦さんには安産祈願の祭事中にもかかわらず親しくお話をしてくださいました。
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by jinashi | 2011-11-15 21:13 | 大分県の山歩き~その他の山 | Comments(0)

週末毎の雨模様で山歩きはしばらくお休みしています。
テレビを見ていると横でフリルの運動タイムが始まりました。
ネズミくん(おもちゃ)が一番のお相手です。
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4か月となりました。体長(頭からおしりまで)は30cmほど、体重も1.7Kgとなりました。
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疲れたら…
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もっと疲れたら…
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by jinashi | 2011-11-09 22:14 | フリルです | Comments(0)