連休日月は天気も回復しそうだ。
山友が教えてくれた花と出会いに平戸島の山を登ろう。久しぶりの遠征です。

車中泊した某道の駅を出て6年ぶりの平戸大橋を渡る。
R383へ入り平戸島を南下していくと前方に見えてきた佐志岳。左は屏風岳。
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 佐志岳(さしだけ・347m)  平戸島南部の山

大野集落の少し広くなった道路脇に停める。
右手にキリシタン墓地を見て左のコンクリート道へ入る。
林を抜けると前方に佐志岳の草原があらわれる。
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草原に踏みあとを探しながら登っていく。
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標高が上がるとぐんと景色が良くなってくる。
津吉集落と向こうに九十九島?
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さて、お目当ての花はどこだ?
ダンギクを見つける。
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イワギク?チョウセンノギク?
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これがイトラッキョウのようだ?
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アップ画像
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イトラッキョウ開花画像→Sanpoさんブログ。これを見たかったのだ。

これはヒナヒゴタイの蕾? 平尾台で信ちゃんに教えてもらったヒメヒゴタイよりもっと小さいのだろうか?
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トラバース気味に折り返し、岩場をやり過ごして山頂に立つ。
北に生月島も見えている。右の山は鯛ノ鼻か・・・
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南には屏風岳とその向こうに(前)新版九州百名山の志々伎山(しじきさん)が顔を見せている。どちらも2010年1月に登った。
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晴天の山頂は気持ち良い秋風が吹きわたっている。
一休みしたら下山。
途中に水槽などがあり、この草原の山は牧場地のようだ。

イトラッキョウ、ヒナヒゴタイはまだ蕾で1~2週?早かったようだ。
ネット情報ですこし早いかな?とも思ったが案の定でした。連休を利用しての遠征では仕方ないか。
センブリ、ムラサキセンブリは見つからなかった。

大野集落登山口9:40→(お花詣で)→10:36山頂10:45→11:07下山
 登山口標高≒130m  延面距離≒2.1km  累積標高(+)≒260m 
(GPSマップ)
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 上段ノ野(じょうだんのの)

佐志岳から南に見えていた上段ノ野を散策する。
路肩崩落で通行止めのところから歩き始める。
草原が見えてきた。
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東屋で昼食。
標識を見て上部へ登ってみる。
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草原をやや強風が吹き抜ける。
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さらに上を目指す。
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分岐をひと登りで展望台へ上がる。標高190m地点。
伸びた草むらに朽ちたベンチがある。
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九十九島方向。
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平戸島のマッターホルンともいわれる志々伎山。
スリリングな山でした。
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先ほど登った佐志岳。
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期待した花は見つからなかった。
これは~オケラ。 
アザミに似た花だ。調べると・・根茎は生薬「白朮(びゃくじゅつ)」といい健胃を目的とした漢方薬に使われている。
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案内板では、秋にはヒナヒゴタイやムラサキセンブリなどたくさんの花が咲くようだ。
今年は秋になっても気温が高いので遅れているのだろう。
秋冷になってくれれば慌てて咲くのがこの季節の花なのだろうか?

(GPSマップ)
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R388を平戸口へ戻るように北上する。紐差町手前から大越峠へ上がり左折して鯛の鼻方向へしばらく走れば安満岳登山口へ着く。
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 安満岳(やすまんだけ・530m)  ~平戸島最高峰

整備された遊歩道を歩いていくと鳥居に着く。
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鳥居の先から大小の石が並んだ参拝道となる。
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白山神社が祀られている。
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社殿横から入る。
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岩場の展望所へ出る。麓を覗くと足がすくむ。
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海に流れる雲の影・・・
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明日は渡ろう・・生月大橋を見下ろす。(ズーム)
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江戸時代に入りキリスト教が日本国内で禁教政策により地下潜伏(隠れキリシタン)する中、安満岳の山頂にある石塔(「薩摩塔」)と自然石による石祠が「安満岳の奥の院様」と呼ばれて隠れキリシタンの信仰対象とされた。2007年に「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストに掲載された(wikipedia)
(今年7月に再選定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(名称変更)の候補地12か所には入らなかった)

ここが山頂なのだろう。 中央に立つのがその「薩摩塔」のようだ。
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山頂ちかくのキノコ。
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直径20cmはあっただろう。
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登って下って1時間足らず・・・
これで本日3山制覇!?

安満岳最高点(530m)は神社裏の「薩摩塔」があるところのようだが、遊歩道から少し入れば1等三角点(天狗岩・標高514m)へ行けるようだ。(イトラッキョウとあわせて次回の宿題・・)

(GPSマップ)
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明日は生月島へ渡ろう。
by jinashi | 2016-10-11 18:01 | 長崎県の山歩き | Comments(12)

長崎に住む高齢の叔父に出会いがてらに・・いや、雲仙普賢岳を登りがてらに・・まあどっちでも良いですが・・とにかく行ってきました(^^)

諫早~千々石から県128~雲仙温泉~R57を通って仁田峠循環道路(協力金100円)へ入る。一方通行の観光道路だ。
第2展望所から見る普賢岳と平成新山。頂上部は雲の中だが予報はこのあと良くなりそうだ。
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 雲仙普賢岳(1359.3m)  ~九州百名山・2回目

仁田峠駐車場から出発。8時45分。ここの標高≒1060m
けっこう寒い!
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緩やかに歩道を登るとロープウエイ仁田峠駅へ着く。
今日は正月なので^^ロープウエイで登る。片道630円。
三瓶山の楽ちんリフトを思い出す。
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妙見岳駅までの標高差約174m、距離約500mを約3分で結ぶ。昭和32年当時から運行されている機械は日本最古のロープウエイらしい。
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上(妙見岳)駅展望所手すりにエビの尻尾。気温は氷点下1度。
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アイゼンを装着して出発。
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樹氷に囲まれた妙見岳展望所。ここまでは一般の観光客も来ている。
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雲仙にできる霧氷のことを花ぼうろと言うらしい。(川中美幸の歌で有名になった?)
霧氷と樹氷はすこし違うようだが・・これも花ぼうろでいいのだろう。
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妙見神社(神社裏が山頂・1333m)へ参拝したら国見岳方向へ樹氷の中を緩やかに下って行く。
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第2吹越(現在通行止め)分岐を過ぎて右下に鬼人谷方向。右は妙見岳。
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国見岳分岐を過ぎて急坂下りとなる。
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先週のこともあり、慎重に下る。
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鬼人谷口(鳩穴別れ)から一旦紅葉茶屋へ。
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紅葉茶屋ベンチで早い昼食とする。栄養バランスもまずまず・・・
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周りが明るくなってきて妙見岳山頂部も見えてきた。
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食事をすませて鬼人谷口から普賢岳新登山道を歩こうと思っていたら、2人連れの地元の?女性から「斜面崩壊で通行止めになっているらしい」と聞く。

紅葉茶屋へ戻って普賢岳への急坂に取りつく。
山頂が近づくとガスも晴れてきて青空が見えてきた。
下山してきた男性から「今日は最高バイ!よか時に来たバイ・・」(と長崎弁)
左手の開けた展望所から見る国見岳。
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花ぼうろの向こうに平成新山。
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普賢神社へお参りしたらまっすぐ霧氷沢へ向かう。
うわ~すごい! 花ぼうろの海原の向こうに平成新山(1483m)。
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樹氷の中を緩やかに下って霧氷沢分岐へ着く。途中で出会った男性から新登山道は昨年11月1日から通行できるようになったと聞く。(もっと調べて来るべきでした)
鬼人谷口からここまでは(安全のため)一方通行となっているようだ。
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まっすぐ進むと霧氷沢へ着く(先の普賢神社から300mほど)。この先進入禁止となっているが、かつては登山道が先へ繋がっていたようだ。
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平成新山を間近に仰ぐことが出来る。山腹からわずかに噴煙(蒸気)も見られる。
平成3年の大火砕流からもう25年目になる。
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ヒカゲツツジも寒さに耐える・・
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往路を戻って普賢神社からひとのぼりで普賢岳山頂へ到着。
平成新山方向。
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国見岳方向。
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妙見岳方向。
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山頂写真
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山頂の花ぼうろ・・・青空がお似合いです。
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絶景を楽しんだら下山開始。
紅葉茶屋でアイゼンを外してあざみ谷へと石段を下りていく。傾斜が緩やかになってベンチや鳥居のあるあざみ谷休憩所へ着く。
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さらにアップダウンを繰り返しながら進むとモミの木群生地へ入る。
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前方に鳥居が見えてきた。
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ロープウエイ下の第1展望所へと周回する。
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駐車場へ戻ると多くの車とバスツアーの団体さんで溢れていた。

今年は暖冬で・・今日は道路積雪の心配もなく登山口まで来ることが出来た。風もなく穏やかな日和だったが、標高のある山頂部はそれなりの寒がとどまっているようだ。
ガスが晴れた青空のもとでは予想以上に素晴らしい樹氷を楽しむことが出来た。
「ほんと!よか日に来たバイ!」


仁田峠駐車場8:45→ロープウエイ仁田峠駅8:57→(ロープウエイ)→9:01妙見岳駅→9:28妙見神社→9:55国見岳分岐→10:07鬼人谷口→10:10紅葉茶屋(昼食)10:49→11:13普賢神社→11:30霧氷沢→11:55普賢岳山頂12:06→12:29紅葉茶屋→12:54あざみ谷休憩所→13:15仁田峠第1展望所
(GPSマップ)
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※登り724m-174m(ロープウエイ標高差)=550m、下り=677m


雲仙に来たらやっぱ温泉ば入らんば(長崎弁~これでよいのでしょうか?)
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by jinashi | 2016-01-12 16:48 | 長崎県の山歩き | Comments(6)

前夜のホテルでは同じフロアの韓国人団体が手拍子の大合唱で大いに盛り上がってくれました (-"- )    対馬の経済は韓国人旅行者で支えられているともいうが…

今日は金田城(かなたのき)のある城山(じょうやま)を登り、残った時間はミニ観光とする。
8時前にホテルを出る。昨日の洲藻集落を通りすぎて美津島町箕形集落へ入る手前に「金田城址」看板を見て右折。せまい舗装路を進むと行き止まりとなりそこが登山口。

城山(じょうやま・276m)   金田城(かなたのき)城址の山

城山(じょうやま)は、対馬の中央に広がる浅茅湾に突き出した岩山だ。今から1350年前、白村江の戦い(663年)に敗れた大和朝廷は、大陸からの侵攻に備えて対馬に古代山城・金田城(かなたのき)を築いた。城山は日露戦争時にも要塞化され、古代と近代の「国防の最前線・対馬」を体感できるトレッキングコースだ。城山は標高276m、金田城跡は国指定特別史跡。(対馬観光物産協会HP)

案内板のあるところが登山口。8時52分。ここの標高≒10m?
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日露戦争時に山頂部に砲台を建設するためつくられた軍道が登山道となっている。
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右に黒瀬湾が見えてくる。一見、湖のような静かな入り江だ。…真珠の養殖か?
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城壁の石垣が海に向かって連なる。
金田城は667年に築かれた朝鮮式山城で3つの城門と延長2.8Kmの石垣が残っているようだ。
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東屋に着く。
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何度か折り返しながら緩やかに登っていく。先の石塁は山頂部へ続いている。
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日露戦争時に作られた砲台跡や爆薬庫跡のある金田城跡に着く。
新羅、唐の連合軍に大敗した天智天皇軍は新羅の襲来に備えて翌年対馬・壱岐・筑紫などに防人(さきもり)を配置し、全国6か所に築いた城の一つ。
663年の白村江(はくすきのえ、はくそんこう)の戦い以降日露戦争(1904~5年)時にも日本の防衛最前線の役割を果たしてきたところだ。
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砲台は3門あったようだ。
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砲台跡から城山山頂へ登っていく。
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急坂をひと登りで山頂へ飛び出す。10時1分。
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眼下に小島が点在した浅茅(あそう)湾が広がる。すばらしい景観です。
日が差してくると小島の周辺が青白く浮き上がってきます。
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南には昨日の洲藻白岳が顔をのぞかせている。
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山頂写真
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城址から北へと周回するコースもあるようだが、往路を戻る。
山頂から40分ほどで登山口の車へ戻る。10時53分。
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(GPSマップ~拡大します)
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 対馬ミニ観光

 万関橋(まんぜきばし)
対馬の上島と下島を結んでいるのが万関橋。旧日本海軍が艦船を通すために1900年(明治33年)に開削 した人工の水道に架かる橋で現在の橋は3代目となる。
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橋上から速い潮流を見下ろすと足がすくむ。
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 和多都美(わたつみ)神社
豊玉町の和多都美神社を訪ねる。 和多都美=綿津見=海の神だ。
平安時代の延喜式神名帳にもある古い社だ。
祭神は彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめ)。
豊玉姫は初代天皇である神武天皇の祖母にあたる。「古事記」の海幸山幸伝承に登場する…航海守護・安産・豊漁などの庶民にも身近な女神。
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本殿に向かって海上に3つの鳥居が続く。
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社殿手前にある磯良恵比須の墓(御神体石)。三柱鳥居(みはしらとりい)の下の海中にある。
神功皇后が新羅征伐で海を渡るとき、海の道を熟知する海人・安曇の磯良を呼び出すと、磯良は長く海中にいたため牡蠣殻がこびりついた顔を恥じて白布で顔を隠してあらわれたという。中津市古要神社で3年毎におこなわれる傀儡舞神事ではその故事にちなんで「細男舞(せいのおまい、さいのおまい)」として奉納される。
安曇磯良は豊玉姫の御子(=鵜草葺不合命・うがやふきあえずのみこと)とも言われている。
※正三角形の三柱鳥居は大陸系秦氏により伝えられたらしい。
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社殿横にも三柱鳥居がある。海神の豊玉彦命を祀る墓?のようだ。
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本殿に参拝したら時間も下がってきた。 この辺でミニ観光も終了とする。

戻る途中の食堂で昼食。
対馬郷土料理のろくべえ汁
さつま芋(さと芋?)を原料にした麺?で国東半島の姫島にも今でもあり…「芋切り」という?
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ガソリン満タンにしてレンタカーを返したが…リッター@188円にビックリ!
フェリー「きずな」が入港してきた。 往路の「ちくし」よりきれいな新造船?でした^^
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15時25分に厳原を出港。
さようなら~対馬、いい思い出が出来ました…
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by jinashi | 2013-09-27 17:04 | 長崎県の山歩き | Comments(8)

九州百名山完登を達成した洲藻白岳を下山し、先の県道からR382を右折し南へ向かう。
厳原トンネルを出てすぐの桟原交差点を右折し県44へ入る。峠の上見坂公園から左へ林道?に入る。大きなアンテナの横をすすむとチェーンゲートがあってここが有明山への取り付きとなる。

有明山(ありあけやま・519m) (旧)九州百名山 

(翌日、帰路の船上から見る有明山)
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山名は、有明(夜明け)の月が明け方、この山に懸かるのを国府(厳原)から望むことができたことに由来するようだ。
万葉集の防人歌に
「対馬の嶺は下雲あらなふ上の嶺にたなびく雲を見つつ偲はも」
~神の嶺の上方はるかたなびく雲の彼方に恋しい故郷は見えるだろうか。あのたなびく雲に乗って望郷の念を晴らそう…と言う意味のようだ。


チェーンゲートからダート林道を下り気味に歩き始める。13時3分。
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20分ほど歩くと今度はゆるやかに登り始める。
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さらに柳ノ壇山横の長い坂道を登りピークからすこし下ると登山口に着く。
ここまで50分ほど。長い林道歩きは疲れます。
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自然林の気持ち良い山道へ入る。
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急坂の所も長くは続かず尾根すじを左にして切り開かれた山道を緩やかに登る。
登山口から30分ほど歩くと上部が明るくなって草原へ出る。
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右手に対馬最高峰の矢立山を見ながら先へすすむ。
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振り返った北方にさきほど登って来た洲藻白岳が。
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間もなく山頂。
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1等三角点のある広々と見晴らしの良い山頂です。14時27分。
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本日2座目の山頂写真。
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すこし濃い雲が広がって来たのですぐに下山開始。
来た道をチェーンゲートの車まで戻る。15時42分。
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厳原中心部から清水山経由で戦国時代の歴史を楽しみながら登るコースもあるようだが…時間もかかりそうなので今回は上見坂コースを往復した。

(GPSマップ~拡大します)
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          シラヤマギク
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豆酘(つつ)崎へドライブ
ホテルチェックインまで少し時間もありそうだ。
対馬最南端の豆酘崎まで行ってみよう。
(マップ)


本日宿泊地の厳原を通り越して県24から内山坂トンネルで県192に入り西海岸へ出てさらに南へ向かう。狭い道を岬へ向かうと前に豆酘湾が広がる。
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岬の尾崎山にある豆酘崎灯台。昭和62年に建替えられた。
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旧陸軍砲台跡。
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岬の先にはかつて海難が多く発生したミョー瀬といわれる浅瀬。
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          岬に群れ咲く対馬固有のダンギク。
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          メハジキ?
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by jinashi | 2013-09-27 11:29 | 長崎県の山歩き | Comments(2)

12日の五島・七ツ岳、16日の熊本矢部・天主山と登った勢いでいよいよ最後の一座となった対馬の洲藻白岳を登る。

(対馬マップ 洲藻白岳~赤 有明山~青 城山(金田城)~緑)


洲藻白岳(すもしらたけ・519m)
 九州百名山地図帳・(前)新版九州百名山 ~ 100座目emoticon-0102-bigsmile.gif

博多埠頭から24時10分発対馬行フェリーちくしに乗船。3連休で魚釣りのグループなど乗船客も多い。
確保した場所がエンジン音と振動のため…半睡(うとうと)するうちに4時40分に厳原港へ入港。船室を移動して7時までひと眠り。
フェリーターミナル前でレンタカー会社の係員を待つ。雲り空を見上げる…
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空港近くで軽四レンタカーを借りてR382から県24に入る。洲藻集落を左へ入り里道から林道へと登山口へ向かう。
白い岩肌を見せた特異な山容はすぐ目につく。
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終点の登山口からスタート。8時23分。ここの標高≒50m。
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登山口にある案内板。ここから山頂まで≒2.2㎞。
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小滝の横から入り小川に沿って登山路をすすむ。
要所には案内板があって距離や標高を教えてくれる。
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雨宿りできそうな大岩を過ぎる。
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白嶽三角点への分岐にある白嶽神社鳥居を潜ってジグザグに登っていく。時に日も射してくる。
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次第に傾斜が厳しくなってきて上部へとロープの急坂が続く。
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水天宮を過ぎる。
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さらに急登となってくる。
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ケルンのあるフラットな広場へ上がる。ここまで1時間30分ほどのスローペース。
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すぐ上の祠が白嶽神社か?
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そこからほぼ垂直な岩場をロープにしがみつく。
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登り上がったところが右東峰、左に西峰の鞍部となる。
向う側には信仰の山らしく石祠が三つ並ぶ。
不動明王祠から西峰を目指す。
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岩場を上がるとその先は断崖絶壁。ママの足元には対馬固有種のママコナやシマトウヒレンが咲いている。
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シマトウヒレン(島唐飛廉)
ここの山頂部にのみ咲いているらしい。ホクチアザミにすこし似る?
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直下の割れ目となったところを四足で這い上がると絶壁に道があり、西峰山体を巻いて山頂へ上がる。
10時9分。   百山目は何ともすごい高度感ある山頂だ! 

対岸の東峰。地元では雌岩というらしい。(こちらの西峰は雄岩という)
そのむこうは浅茅(あそう)湾。東峰の上は金田城の城山?
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515m白嶽三角点や黒土山方向。鳥居分岐から行けるようだ。
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南に有明山や対馬最高峰の矢立山方向。
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東は空港方向。
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足元前方に前嶽。その手前の谷は先ほど登って来たあたり。左の岩は東峰下のテラス。
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そして…百山目登頂の感激に浸る山頂写真。(夜なべして作りました^^;)
(前に余計なママのポーチが…)。
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すこし風もあったので、西峰山頂滞在は恐る恐るの短時間でした。

ケルンのある広場まで降りてひと休み。
姉夫婦が送ってくれた安心院ぶどう巨砲?ピオーネ?が美味しい。
灯篭先からテラスや東峰ピークへも行けたようですが…ここは自重して下山開始。11時3分。
(後でテラスまでは行けばよかったと後悔…)
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往路を戻って、12時ちょうどに下山。
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九州百名山最後となった洲藻白岳はフィナーレにふさわしい名山でした。

(本日のGPSマップ~拡大します)
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2008年7月、宇目の桑原山で(社)日本山岳会東九州支部選定「大分百山(改訂版)」を完登したとき、次の目標として山と渓谷社の「新版九州百名山」を登ることを決めた。そしてその期限を(高齢者となる)65歳までとした。
このとき大分県内や県境の(新版)九州百名山はすでに24座登っていたので、計算上では毎年15座を5年で登れば達成できることとなっていた。ところが…2011年5月には「九州百名山地図帳」として改定され新たに14座が登場する。
そこで…14座も余計に登れる!\(^o^)/ と思い直して残った新版&地図帳の全てを登頂することとした。

仕事やボランティア等行事の合間を縫っての九州百名山登りは二人の元気の源となっていました。目標をクリアする達成感や心身の健康づくり、下山後の温泉や地元のおいしい食事も楽しみでした。
そして何よりも…山登りを通じて多くの人たちと知り合いになれたことは最大の喜びです。

10月10日に65歳を迎えますが、タイムリミット寸前で全山完登することが出来た嬉しさはひとしおです!

夜は厳原のホテル近くの居酒屋にて二人で乾杯!・‥
完登出来たのもママと山仲間などの友人、このブログを開いてくれる皆様の励ましのおかげです(感謝)。

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by jinashi | 2013-09-25 12:07 | 長崎県の山歩き | Comments(20)

九州百名山制覇のタイムリミット(前期高齢者となる日までにと自分で決めている)が近づいてきた。
残る3座のうち2座が離島となっている。天気予報とも相談し、有給?をもらって五島へひとり登山に出かける。
目指すは福江島の七ツ岳。(地元では「ななんだけ」というようだ・・)

(五島福江島マップ)


 七ツ岳(ななつだけ・431.5m) 
   九州百名山地図帳・(前)新版九州百名山 ~ 98座目

長﨑港大波止ターミナルから7時40分発のジェットフォイル「ぺがさす2」に乗船。ほぼ満席。
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女神大橋をくぐるとグングン加速して時速80Kmで穏やかな五島灘を一直線に突っ走る。
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もうすぐ福江港。85分で到着する。
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福江港ターミナル前からタクシーに乗る。
途中、県道27の直線道から見えた七ツ岳山容。
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下山予定の七岳口を通り過ぎて荒川集落まで下り七嶽神社へ向かう。
仰ぐ山容に7つのピークが連なる。一番右のピークが山頂。(前画像のほぼ反対方向から)
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七嶽神社前でタクシーを降りる。ここからスタート。
9時45分。ここの標高≒29m。
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本殿に安全祈願。平教経(のりつね=平清盛の伯父、一の谷で討死した)に付き従って自刃した七士を祀る。山名由来はここからも?
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社殿横から舗装林道をゆっくりと登っていく。
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900mほどで行き止まりとなって七ツ岳登山口。というより奥宮の参道入り口だ。
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参道石段を登っていく。
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途中にあるバクチの大木。成長すると次々と樹皮がはがれることから~博打に負けて身ぐるみはがされた人に似る…。
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奥宮の祠。ここから右へと健脚コースを行く。
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普通の人でも大丈夫そうな「健脚コース」を登り上がると縦走路(寺脇分岐)に出る。10時21分。
左は五島最高峰の父ケ岳(ててがだけ・460.8m)方向。右へと七ツ岳へ向かう。
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自然林の気持ち良い縦走尾根歩き。
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最初のピークへ上がる。樹間から次のピーク(328mピークか?)が見える。
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後方が開けて父ヶ岳を望む。
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328mピークから少し下って登った小ピークから山頂に向かって次々と連なるピークを望む。
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2つ目?の見晴の良いピークに上がる。前方にはさらに大小のピークが続く。
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登り下りに厳しい岩場が多くなる。単独行ゆえに足場を確認しながら慎重に進む。
右に大岩が現われて這い上がったその上が第3ピークか?大岩横から荒川(温泉)集落方向を見下ろす。
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前方に聳え立つ第4?ピーク。
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第3ピーク?を下って登り返し途中から進路は右へとる。急坂を登り上がると第4?ピークだ。
今来た順路を振り返る。素晴らしい景色だ。
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さらに前方に3つのピークが続く。左のピークが七ツ岳山頂。
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次のピークから…後二つ。
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最後の鞍部から岩場を登り返して7つ目?山頂ピークを目指す。尾根筋へ上がると右が切れ落ちて足がすくむ。山頂直下。
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やっと七ツ岳山頂に到着!11時52分。
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狭い山頂は三方が切れ落ちてとても高度感がある。
3等三角点にタッチ&山頂写真。
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荒川方向。
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先ほど通過して来たピーク。後は父ヶ岳。
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岐宿町方向。正午を告げるメロディが聞こえてくる。
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日陰もない。そして風もなく蒸し暑い。ここまでピークごとに十分景観を楽しんできたのですぐに撤退。
こちらが下山路方向。
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直下は岩場の急坂が続き慎重に下っていく。緩やかになった木陰でお昼タイムの一休み。

七岳口へ近づいたあたりで登ってくる人たちが…。
地元のいでぐちさん親子でした。息子さんの帰省を機に一緒に登ろうということになったようです。息子さん(真ん中)が大分大学で学んでいることやお父さんが国東半島の熊野磨崖仏へ行ってきた話などに縁を感じました。仲の良いご家族と出合い嬉しくなりました。
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七岳口へ無事に下山。12時48分。ここの標高≒280m。
湧水があったので汗まみれの体を拭いてすっきりする。
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(GPSマップ~拡大します)
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電話で朝のタクシーを呼んで福江港へ戻る。途中、余力と時間があれば登ってみたかった草原の山、鬼岳も見えた。
福江港に着くと、何と13時40分発のジェットフォイル便に間に合いそうだ。
乗船券を変更してもらい、県営駐車場割引手続きをして「ぺがさす2」に乗り込む。
長崎港に着くまでほぼ熟睡。
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福江島滞在時間は(9時5分から13時40分まで)わずか4時間35分でした。もっとゆっくりして観光も楽しみたかったのですが…
ジェットフォイル往復11,590円、タクシー代往復約9,000円、自動車道往復約5,500円+駐車料・ガソリン代と九州百名山では最も高い一座となりました^^;


ながさき出島道路から長崎道、大分道と往路を戻って19時40分に無事帰着。
by jinashi | 2013-09-13 18:03 | 長崎県の山歩き | Comments(11)

昨日は南風が吹いていきなり初夏を思わす気温となった。さらに大陸から黄砂と微小粒子状物質PM2.5がダブル飛来しているようですっきりしない。
前夜遅くに雲仙市千々石町の田代原トレイルセンター駐車場に到着し車中泊。
早朝、車を叩く雨音で目が覚める。今日の午前中はぐずついた天気のようだ。


九千部岳(くせんぶだけ・1062.4m) 
 九州百名山地図帳~90座目・前九州百名山~90座目

(赤~吹越コース登山口)


トレイルセンターからR389に出て吹越トンネル手前の道路脇に駐車。
かすかな霧雨模様なので雨具を着けて出発。8時28分。視界も50mほど。
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100mほど戻ったところが登山口。ここの標高≒850m。
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荒れた石段を登っていく。ここは九州自然歩道。
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峠に上がりついた。正面から霧雨交じりの強風が吹きつける。
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峠からもったいないくだりが続く。標高差で60mほど下るとあとは緩やかに登るピクニック道となる。
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歩き始めて40分ほどで田代原牧場からのコースと出会う。ここには木の鳥居が建っていたようだ。
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ロープ場も現われて急登となってくる。
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岩場を這い上がる。
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肩に上がりつくと横殴りの強風にさらされる。
天気が良ければ左に展望が開け、前方には山頂部が望めるところだろう。
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右に展望岩を見て、さらに連続する岩場を進むと山頂へ到着する。9時44分。
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天気が良ければ南東に普賢岳(平成新山)をはじめ360度の素晴らしい眺望が楽しめるはずだ。
ガスの中で山頂写真。
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谷あいがヤマボウシの白で埋めつくされるという6月にもう一度登ってみたいものだ。山頂にある方位盤。
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すぐに往路を戻る。1時間足らずで無事に下山。10時42分。
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州百名山も千部岳で90番目のサンキュウ登山となりました。
~このあと南島原にペトロカスイ岐部が学んだ有馬セミナリヨ(神学校)跡を訪ねてみよう。

(GPSマップ~拡大します)
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         ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)
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         ネコヤナギ
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         ヒカゲツツジ(蕾)
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by jinashi | 2013-03-11 16:37 | 長崎県の山歩き | Comments(10)

3連休の最終日も天気は良さそうだ。
長崎へ遠征して八郎岳と新たに九州百名山となった郡(こおり)岳の2山を登ろう。
土曜日の夕方自宅を出て日田インターから大分道→長崎道に乗る。土日1000円が廃止となって長崎インターまでの通行料は2100円(ETC土日割引で)。でじま道路から出て出島町の長崎税関裏の市営駐車場で車中泊。

 長崎市平山登山口(赤)  

八郎岳(はちろうだけ・590m)  九州百名山地図帳・64座目 (九州百名山・72座目)

山名は鎮西八郎(源為朝)伝説の由来や山容が八の形をして美しいからなどといわれる。

早朝に長崎市中心部から女神大橋を潜ってR499を南へ向かう。平山バス停先を左折し細い道を200mほど進むと墓地の下に八郎岳登山口の案内板が目に入る。登山口には駐車場がなく、さらに400mほど行って左の市民農園駐車場にとめさせてもらう。

昨日の予報では「晴れ」だったのだが…今朝は曇り気味の天気で小雨もあるかもしれない。準備をしてスタート。6時43分。
登山口まで舗装林道?をゆるやかに下る(戻る)。下山は反対方向から下りてくるはずだ。
左に小さく区画割された市民貸農園が広がっている。早朝から菜園の手入れをされている方もチラホラと。
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登山口へ着く。ここの標高は56.6m。左へ向かう舗装路はサイクリングロードで、登山道は階段を上の墓地に上がり脇道を行く。(少しわかりにくい)
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U字に浸食された自然林の登山道を進むとさっそく2頭の鹿がお迎えしてくれる。
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千枚岩と言われる銀色に光る岩があらわれる。細かい白雲母の粒子でできているらしい。山頂付近まで目につく。
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右手がひらけてむこうは松尾岳?
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中間点近くの気持ち良い照葉樹林の尾根道。
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緩急やジグザグを繰り返して高度を上げていく。
右に草住神社・小八郎への分岐を過ぎると少し傾斜が増してきた。まもなく天が明るくなってきて山頂は近い。
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自然林から抜け出すと丸く盛り上がった広い山頂部に出る。まさに飛び出すという表現がぴったりの山頂だ。8時20分。
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長崎半島最高峰の山頂写真。
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1等三角点そばには今まで何度か見たコンクリート製の八角天測柱が立つ。大切な歴史遺産だ。
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パラパラっと小雨が落ちてきたが視界はまずは良好だ。山頂からはほぼ全方位の絶景が楽しめる。
眼下には香焼(こうやぎ)の三菱重工ドック。その左へはるかむこうにはうっすらと五島列島もみえている。
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北には女神大橋(ヴィーナス ウイング)と長崎市中心部。
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北東にはうっすらと多良山系の山々が。三角のピークは経ケ岳か?
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南西には軍艦島(端島)も見える。産業遺産として訪れるツアーも人気のようだ。
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一休みして小八郎岳へむかう。先を少し下ったところの指示板をぐんぐんと下っていく。
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標高差≒100mを下りると林道に出る。
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林道を離れてひと登りで小八郎岳に上がりつく。「先ほど登った八郎岳はこちらです」
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ここは雲仙普賢岳のビューポイントだ。すこし霞んでいる。
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小八郎から標高差≒150mを下ると乙女峠につく。まっすぐ行くと佐敷岳から松尾岳を周回することもできる。
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昔の峠道のようだが舗装された林道が千々町方面からつながっている。対岸は天草方面。
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山頂で一緒になった地元のご夫婦と山野草の話などしてお先に失礼する。木に括られた平山への指導標を見つけて下っていく。
少し下ったところで親子の鹿とお見合い。この山で鹿にあったのも4度目?(猪さん親子にも出会った)
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小さな滝が落ちている沢を渡り、平らな石を積み上げた塀の横を通ると舗装路となる。先の御夫婦の奥様が追い付いてきて歩きながら話していると、自宅はすぐ近くという。
無事に駐車場へ下山する。10時22分。
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  ロクオンソウ(鹿苑草)~小八郎岳山頂に咲いていた
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八郎岳を下山してナビで大村市の野岳湖へ向かう。大村インターを降りて長崎道に沿うように北へ進み県道6号に出会って右折、まもなく野岳湖キャンプ場先を右へと湖畔の狭い道に入ると郡岳の穏やかな山容が近づいてくる。
 郡岳南登山口

郡岳(こおりだけ・826m) 九州百名山地図帳・65座目
2002年8月発刊の「新版九州百名山」は今年4月には「九州百名山地図帳」(山と渓谷社)として発刊され新たに14座が登場した。 郡岳もその1座。

《新しく選定された山~14座》
中山仙境(大分)郡岳(長崎)親父山(宮崎)花切山(宮崎)矢岳(宮崎)
龍ヶ岳(熊本)保口岳(熊本)雁俣山(熊本)山犬切(熊本)積岩山(熊本)
栗野岳(鹿児島)御岳(鹿児島)磯間岳(鹿児島)太忠岳(鹿児島)

※宮之浦岳+永田岳(新)がセットになる
《外れた山~13座》
立花山(福岡)作礼山(佐賀)志々伎山(長崎)津波戸山(大分)諸塚山(宮崎)祇園山(宮崎)牛ノ峠(宮崎)白鳥山(宮崎)二ノ岳(熊本)白髪岳(熊本)倉岳(熊本)矢筈岳(熊本・鹿児島)金峰山(鹿児島)
※数が合わないのは古祖母山・障子岳(大分・宮崎)がセットになったため
 ~ じなしは外れた山には9座を登っている。なんか悔しいような…。
 

南登山口に着くと車も5~6台あって登山者で賑わっている。10人ほどの団体さんがスタートしていった。同時に親子らしい二人連れが下りてきた。やはり九州百名山地図帳に新登場したからだろうか?
準備をしてトイレ横から登山道を入る。11時36分。
ここの標高≒360m。山頂まで2.6Km。
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すぐに階段状の急坂となりジグザグに登る。送電線鉄塔を過ぎるとヒノキの植林帯となり緩やかに登っていく。
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林道に出会い右へ折り返すようにすすむ。
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林道は山道となり枯れ沢のゴロ石を越えると広葉樹の自然林が気持ち良い登山道となる。
古い標識があらわれる。「山頂まで2km」 この後の指導標も皆古い。
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下山してきた福岡からのご夫婦と話すとやはり百名山になったので登りに来たそうだ。「坊岩の展望は素晴らしかった」という。
はっきりとした登山道をU字のターンを繰り返してゆるやかに登っていくと坊岩への分岐。このときには下山時にここから寄道してみようと思っていた。
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山頂まで0.2Kmの標識をすぎると石が多くなってきて急坂を登り上がるとススキの山頂へ着く。
12時57分。   お二人が休憩中。空には薄雲が広がっている。
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山頂写真
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西に大村湾が広がっている。海上空港の長崎空港を望む。
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北西に九州のマッターホルンといわれる虚空蔵山が特異な山容を見せている。(中央の山)
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反対側からススキをかき分けておじさんが登ってきた。坊岩へ続いているという。一休みしてそちらへとススキを下りていく。
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途中の小さな見晴岩が坊岩と思っていた。「ここが坊岩?」…けっこう見晴らしも良い。
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先へと下っていくとここは西登山道だと知る。どこかで南登山道へ繋がる道もあるだろうとさらに下ると絶壁の露岩が現われた。ここがほんとの坊岩(太郎岩)なのだ。恐る恐る下界を覗きこむ。13時41分。
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先端は足元から切れ落ちている。高度恐怖症のじなしがカメラを差し出して撮ったこの画像。
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大村湾CCや野岳湖の素晴らしい景色がひろがる。
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分岐に戻り南登山道へ向かう。10分ほど歩いて南登山道に合流し一安心。
14時40分、無事に下山。
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1組の団体さんと7~8組のペアーと出会う。新百名山は多くの登山者で賑わっていました。南登山道は登り一辺倒だが急登はなく緩やかではっきりしておりファミリーハイキングには最適な山という感じです。気持ちの良い自然林と坊岩の絶景が新百名山に選定された要因でしょう。

最後に出会った若い夫婦から「これから山頂までどのくらい?」と聞かれる。ザックから顔を出すワン子ちゃん~チワワ犬?
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帰路に立ち寄った「裏見の滝」
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「のだけ・ひがん花まつり」が行われているようで一帯のギャラリーやレストランなどには多くの人が詰めかけていた。
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  空も風も秋を感じる山歩きでした。
by jinashi | 2011-09-26 21:21 | 長崎県の山歩き | Comments(2)

雲仙市仁田峠登山口

普賢岳(1359m) 妙見岳(1333m) 国見岳(1347m) 
九州百名山~62座目  長崎県雲仙市の雲仙岳三峰(日本二百名山)

日曜日は九州全域で晴天になりそうだ。九州100名山未登の雲仙岳に紅葉見物がてらに出かけよう。
雲仙は昭和9年に日本で最初に指定された国立公園だ。その中心となる雲仙普賢岳の噴火は丁度20年前の1990年11月17日にはじまる。翌年2月12日に再噴火。5月~6月には活発な噴火活動により大火砕流が発生し、死者不明者43人の大きな災害をもたらした。
1999年5月より登山が可能となっており近々には平成新山の近くまで登山道が伸びるようだ。
前日の夕方に出発して長崎道の木場PAで車中泊。翌朝諫早インターからR57、県道126で雲仙に向かう。
  早朝愛野展望台より望む雲仙岳。
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仁田峠登山道路入口に着く。8時開門、料金770円と聞いていたが7時30分にはすでに開門されており料金も100円(協力金)となっている。emoticon-0102-bigsmile.gif 
一方通行の1車線道を進むと周辺の山や谷に盛りの紅葉がきれいだ。途中にある展望台に上がると平成新山の全容が立ち上がってくる霧の上に現れる。朝日に照らされて迫力があり感動的だ。
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広い仁田峠Pに着くと次々と車が上がってくる。準備をして雲仙ロープウエイ仁田峠駅(下駅)へと上がっていく。8時6分。
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この日一番のゴンドラも登り始める。
広場下の4等三角点(仁田峠・1078.9m)を確認して下駅横から登山道へと合流する。
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多くの登山者が前後しており丁度この頃から一斉に登り始めたようだ。ミヤマキリシマの群生する丸木や石段の坂道を登っていくと駐車場が見る間に小さくなってくる。
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ロープウエイが交差するのを見下ろすところまで来た。
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ひと登りでロープウエイ妙見岳駅(上駅)に着く。  ※ロープウエイの料金は往復で1,220円。
南東の有明海方向からガスが湧き上がっているものの上空は青空が広がり今日は小春日和となりそうだ。
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少し行った先の分岐を展望台へと向かう。ロープウエイで上がってきた人達が狭い展望台にひしめいており間じかに見える平成新山に向かってカメラを構えている。
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戻って少し先の妙見神社に着く。ここが事実上妙見岳山頂となる。ここまではロープウエイで登って来た普段着の人も多い。
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ここから平坦な道となり第2吹越分岐からすこしくだり気味にすすみ分岐を国見岳へと左に入る。鞍部から見上げると丸い山頂の国見岳山腹がドーンと聳え立っている。
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ロープや鎖場もある岩場を緊張しながらよじ登る。
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急坂を登りきると国見岳山頂だ。9時35分。後に聳える異様な平成新山を従えた普賢岳がほぼ同じ高さで見通せる。時折ガスが涌いてきて姿を隠す。
  アトムの頭のような三角の溶岩峰の平成新山。右のピークが普賢岳山頂部。
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みかんを食べて一休み。ここで高知から来たご夫婦と出会いこの先前後する。
登り着く多くの登山者に押し出されるようにして下山する。交互通行で譲り合いながら下り周回コースに戻り普賢岳へと向かう。
  紅葉茶屋方向へと大きく下っていくと鬼人谷方面の紅葉が見事だ。
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鞍部の紅葉茶屋から左へと普賢岳山頂に向かって登り返す。
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潅木帯に石積みの急坂が続く。一歩一歩我慢しながら少しずつ高度を上げていく。
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勾配も緩み上部が明るくなって正面に平成新山をバックにした普賢神社が現れる。
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右にひと登りで普賢岳の山頂だ。10時47分。1等三角点にタッチ。たくさんの登山者が一休みしている。このあとどんどん増えてくる。
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平成新山を背景にして山頂写真。
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正面に仰ぐ平成新山(1486m)。
鉛色した溶岩ドームの大迫力ある山頂部の数箇所から噴気が上がっている。
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霧もだいぶ晴れてきて穏やかに晴れ渡っている。高知のご夫婦の隣りでお昼とする。
今日は質素に日の丸弁当+コロッケ+カップめん。
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山頂標柱の近くで小一時間ほどくつろいで下山とする。
  下山前に山頂部最高点の岩上でへっぴり腰の万歳!
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下山路では相変わらず次々と登山者が上がってきており、相互通行のため団体さんにしばらくの待機を余儀なくされて少しいらいらする。
紅葉茶屋から整備された石段の登山路をぐんぐん下っていく。フラット気味となり薊谷休憩所で一休み。
ここは「日本100選森林浴の森」だそうでバードウオッチングのオジサンが望遠カメラを向けている。
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ゆるやかに石段を登り下りしながら山腹を巻いて進む。左にモミの木の大木群を見やると間もなくロープウエイ仁田峠の広場へと戻り、周回する。
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駐車場へ戻れば無事の下山となる。12時35分。駐車場の空きを待つ車が長く行列している。
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紅葉は「もう終り」「まだ早い」「寒さが来ないとだめ」などいろいろ聞いたがまずまずのベストタイムに登れたと思う。晴天にも恵まれて雲仙岳の山歩きを十分に楽しむことができた。

妙見神社前でたわわに実を付けたマユミ。
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by jinashi | 2010-11-08 21:46 | 長崎県の山歩き | Comments(0)

平戸市野子町登山口

志々伎山(しじきさん・347M) 九州百名山~48座目
先週の多良岳につづいて長崎県へ遠征。道の駅たびらに車中泊して平戸島南端の志々岐山に登る。早朝、近くの田んぼで〈どんと)の竹がはじける音で目が覚める。平戸大橋を渡りR383 から県道19を50分ほど走って野子町阿弥陀寺の登山口に着く。駐車場から平戸のマッターホルンといわれる志々伎山を仰ぐ。んー・・・これを登るのかぁ。emoticon-0104-surprised.gif 
7時50分スタート。
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舗装路から志々岐神社の中宮跡へ石段をすすむと先は山道となってくる。
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やぶ椿の咲く暗い森を行く。
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賊の流れ矢が当たり、抜き取る時にかけた岩。鮮血が流れて苔となったという。
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「ここからは一旦下るけれども山頂へ向かう道だから大丈夫・・・ 明治33年・・・」というようなことを書いているようだ。
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この辺りに群生しているシノランの実。
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かつては女人禁制といわれた。草履置場から最後の急坂となる。
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岩尾根に上がる。志々岐湾奥の地峡部を望む。
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ぐるり海に囲まれた景色が一気にひろがる。下方を漁船が動いて高度感で足元がすくむ。先の祠のある山頂へ着く。8時38分。
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曇り空で見通しは良くないがこの方向には五島列島も見えるはずだ。
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志々岐湾の向こうにはこのあと登る屏風岳を見る。
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下山途中で山頂部を振り返る。あんなところに登ってきたんだ。emoticon-0104-surprised.gif
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登山路脇の犬槇の大木。 9時25分に下山。
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屏風岳(びょうぶだけ・394M)
志々岐山を下りて30分ほどで屏風岳の登山口へ着く。10:06より登り始めて20分ほどで「小峯神社」と額にある鳥居を潜る。
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山頂には不動明王や役の行者など多くの石仏が安置されている。右は八大竜王。
先の志々岐山もそうだが大陸に近いことで早くより仏教文化が入ってきたことを偲ばせる。
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第2次大戦の見晴場らしき遺構から先ほど登った志々岐山を望む。
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11:13に下山。平戸市内をミニ観光。フランシスコザビエル教会を見学。
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平戸大橋を渡って帰路に着く。
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by jinashi | 2010-01-11 13:16 | 長崎県の山歩き | Comments(0)