カテゴリ:国東半島あれこれ( 132 )

平成26年新春


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 明けましておめでとうございます。
 じなしのブログも5年目となりました。
 ことしは国東半島峯道ロングトレイル全コースオープンが予定されています。
 トレイルコースやあちこちの山歩きのことなどを発信していきたいと思います。

 ご意見、ご感想をコメントいただければ嬉しいです。

by jinashi | 2014-01-04 10:01 | 国東半島あれこれ | Comments(10)

昨年5月より国東市雇用創出セミナーを機に取り組んできた「国東半島峯道ロングトレイル」がいよいよオープンを迎えた。
今年2月に日本ロングトレイル協議会より九州(西日本)初の認定を受けてよりルート作りやコース整備、イベント準備などを進めてきたのだ。

ロングトレイルとは登山道や里道、林道、古道などをつなぎ合わせた距離の長い自然歩道で、宿泊をしながらその土地の自然、歴史・文化、食や人とのふれあいを楽しむ「歩く旅」だ。

整備を終えたT4(真玉温泉~夷六所神社)、K1(六所神社~岩戸寺)コースで2日間にわたって実施したトレイルと記念ウオークには多くの参加者が紅葉に染まる国東半島の峯道を歩いた。

30日には豊後高田市のスパランド真玉で出発式が行われた。この日はトレイルとウオークに160名ほどが参加した。
トレイルクラブ林会長のご挨拶。
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岬太鼓による安全祈願。鬼役はトレイルクラブ役員のIさん。
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紅葉の猪群山登山口で一休みするウオーク参加者。
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山頂ストーンサークルから国東半島の山々が絶景。
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午後はOBSテレビ「旬感3ch」の取材で旧千灯寺へ。
銀杏の黄落にもみじの紅葉が…。
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夜は国東市のホテルベイグランド国東でオープン記念講演会&交流会がおこなわれた。
講演をしていただいた滋賀県高島トイレルの前川会長(日本ロングトレイル協議会常任委員・事務局長)と1年ぶりに再会。1年前の講演会前には国東トレイルコースの一部へ案内したのだ。
今回の講演でも同理事の村田さんと共に国東トレイルにさまざまなご指導ご提案をいただいた。
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交流会はトレイルクラブ会員、山岳や観光関係者、議会、行政、報道など100人をこえるにぎやかなパーティでした。


翌1日は場所を国東市千灯寺に移して記念ウオークの開会式がおこなわれた。110人ほどの参加者が狭い境内に集合。
トレイルクラブ林会長に続いて・・三河市長のご挨拶。
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国東市マスコットキャラクターの「さ吉くん」の登場。
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英彦山ガイドボランティアの井上辰彦さんによる法螺貝吹鳴で3つのグループが出発。
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旧千灯寺鳥居で六郷満山神仏習合のお勉強。
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仁王像前に赤組が全員集合。
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不動茶屋でお昼。弁当屋「ぴーひょろろ」のトレッキング弁当と地元女性によるだんご汁のお接待が。
弁当にはしいたけ、太刀魚、ひじきなど国東特産品が使われている。
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仁聞菩薩が不動の秘法や五体投地を修行した五辻の岩屋に井上さんの法螺貝の音が鳴り渡る。
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五辻不動から千灯岳登山口までミニトレッキングをして千燈寺へゴール。
さ吉くんがお迎えしてくれました。
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後半には少し小雨も落ちてきましたが…参加していただいたみなさん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

準備から当日までと…スタッフの皆さんもお疲れ様でした。
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(トレイルクラブ高橋事務局長&NPO国東半島くにみ粋群池田事務局長より画像をお借りしました)
by jinashi | 2013-12-03 11:37 | 国東半島あれこれ | Comments(10)

10月に実施した「くにさきの旅、秋だ!祭りだ!国見だ!」の関連イベント~「ケべス・流鏑馬フォトコンテスト」審査会が行われた。

毎年10月14日に国東市国見町櫛来の岩倉社(櫛来社)で行われる火祭り~ケべス祭り(国重文)と15日の伊美別宮社~流鏑馬(県重文)を楽しんでもらおうとNPO国東半島くにみ粋群ではツアーを実施している。
今年は40名ほどの参加者が祭とあわせて峯道トレッキングやアート巡りを楽しんでいただいた。

この2つの祭のフォトコンテストには50点ほどの応募があった。
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審査をしていただくのは写真家の藤田晴一先生。デジタル、パソコン無用の徹底したフイルム(銀塩)写真人間です。
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だいぶ絞り込まれてきました。
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入賞者の作品展示は~
12月3日から27日まで国見町伊美の「みんなんかんホール」にて。



国東半島宇佐地域は今年5月には世界農業遺産に認定されている。六郷満山文化や歴史的伝統的行事などを継承しながら、クヌギ林やため池を活用した椎茸栽培や七島イ栽培といった循環型農業のありかたが認められたのだ。

審査会の後、藤田先生とそのような景観を求めて半島を廻りました。
来浦地区の山口池にて。
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じなしが山登りをはじめた頃、藤田先生により執筆された「分県登山ガイド・大分の山」や「新版九州百名山」などで未登の山を想像し憧れたものだ。
by jinashi | 2013-11-25 10:08 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

宇佐市と杵築市の境界にある馬城峰(まきのみね~今では御許山(おもとさん)または大元山といわれている)は宇佐神宮(八幡宮)発祥の地としてその9合目には大元神社が建てられている。標高は647m。拝殿奥には三女神が御降臨されたといわれる3つの巨石が天に向かって聳えており、山頂部そのものがご神体となっている。(立ち入り禁止です)

御許山山頂から北に向かって伸びる尾根先端部の麓辺りは今でも馬城(まき)といわれる地区で、古代より宇佐から国東半島への要所で宇佐八幡宮の奈多行幸会道でもあったようだ。

午後から愛車の6カ月点検で宇佐市岩崎のトヨペットへ車を持ち込んだ。1時間ほどかかるので馬城地区の旧道を散策してみることとした。

(マップ) 赤~トヨペット


R10を渡って大分日産の裏から岩崎へ向かう。
むこうに両戒山(後山)から右に松尾山、津波戸山、華岳へと山々が連なる。
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R10岩崎交差点方向を見る。まっすぐむこうへはR213で豊後高田市から国東半島へ。
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その反対方向が馬城地区方向。
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すこし歩くと左高台に神社があるようだ。ツワブキ咲く坂道を登っていく。
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「戸崎神社」があったところのようだ。
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現在は岩崎神社の境内神社となっており、ここは御神幸の御旅所となっているようだ。
荒れて天井の落ちそうな神楽殿。
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寄藻川に出合う。むこうに赤い欄干の寄藻橋。
宇佐市にある橋は皆宇佐神宮鳥居と同じ朱色に塗られている。朱に塗られているのは防腐のほか生命の躍動や災いを防ぐためでもあるようだ。
この橋からはかつての豊前街道となり、右は宇佐神宮へ、左へは地蔵峠を越えて豊後立石(杵築市)へと続く。
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寄藻橋を宇佐神宮方向へ歩く。橋のたもとにある宇佐ランタン。
祭やイベントで使われるビニール提灯シェアは日本一。多くの障害者を雇用されている。
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この辺りは馬城の中心部だったのだろう。かつて宇佐神宮への参拝客で賑わったことだろう…古い家や店も残っている。
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自転車屋の戸上にある看板。ここは「宇佐の寄藻」ということか?
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昔を偲ばせる古い家がぽつぽつと…。
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リフレッシュ?した古民家。
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造り酒屋だった?大きく立派な家。
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玻璃(はり~昔のガラス)戸の立派な玄関。
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鋳物製の庇飾り受け?
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大雄禅寺前の庚申塔。
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同じく「葷酒(ニンニクや酒臭い息をして)山門に入るを許さず」
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禅寺近くにある橋津神社へ。
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鳥居には「貴船宮」や「大明神」とあるが…
由緒書には祭神は天之御中主尊(あめのなかぬしのみこと)、八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)、甕速・樋速日命(みかはや・ひはやひのみこと)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)。ほかに近くにあった?貴船社、天神社、稲荷社などを合祀しているようだ。
天之御中主尊は宇宙の根源の神?八重事代主命は大国主命の息子?…など古い歴史がありそうな社だ。宇佐神宮にも近い。
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拝殿回廊に新藁が置かれている。祭典の注連縄づくりに使われるのだろう。
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参道よこにある旧欄干。今の朱色橋の前のものだろう。
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寄藻川から汲み上げられた水路の用途は? 生活のため?田畑のため?
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たわわになった柿。
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菊作り愛好家が住む?
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今、あちこちの庭に高く咲いている皇帝ダリア。
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ホームセンターセブンからR10へ戻る。
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 1時間ほどの豊前街道散策でした。
by jinashi | 2013-11-15 18:09 | 国東半島あれこれ | Comments(4)

5月の連休には屋久島登山へ出かけた。最終日に観光で島を周回したとき永田いなか浜の「屋久島うみがめ館」を訪れた。
NPO屋久島うみがめ館の大牟田法子さんよりウミガメの保護活動をお聞きして「子ガメPITタグ」(3000円)を購入した。
 → 屋久島の旅⑤~永田いなか浜うみがめ館

あれから4か月ほど経って…NPO屋久島うみがめ館より、永田いなか浜でPITタグを取り付けた子ガメを放流した旨のお知らせと、そのタグナンバーが記されたカードが送られてきた。
放流日は8月17日。15桁の長いコードが記されたタグは、メスの子ガメの脇腹?あたりに取り付けられるようだ。
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親ガメになる確率は5000分の1ほどという。アメリカ西海岸やメキシコ湾を回遊し、生き残って20~30年後にふるさと屋久島のいなか浜へ産卵に帰ってくることを願うものだ。

今年は大分県の各地でもウミガメの上陸産卵が聞かれた。
国東市黒津崎海岸でも、7月9日に上陸産卵されたものが、8月25日には子ガメとなって元気に海へ帰っていったようだ。

by jinashi | 2013-08-31 17:25 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

国東半島芸術祭実行委員会(大分県・国東市・豊後高田市)が主催する公開講座が国東市国見町伊美の旧岐部歯科邸「集ういえ」で27日夕方より開催される。

講師・藤枝守氏の経歴~
作曲家。カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号(Ph.D.)を取得。純正調によるあらたな音律の方向を模索しながら、植物の電位変化のデータに基づく『植物文様』という作曲シリーズを展開。最新のCDに《クラヴィコードの植物文様》(MAM)や《Patterns of Plants II》(TZADIK)など。著書に『[増補]響きの考古学』(平凡社ライブラリー)、『響きの生態系』(フィルムアート社)がある。最近は、NTTインターコミュニケーション・センターや金沢21世紀美術館、アルティアム・ギャラリー(福岡)、京都芸術センターなどでサウンド・インスタレーションを行っている。2009年2月に放映されたNHK「爆笑問題のニッポンの教養」に出演。現在、九州大学大学院芸術工学研究院教授。
講演前日の夕方に藤枝先生は学生4人を連れて伊美に到着された。
実行委員会の吉田さんより依頼されて皆さんを「伊美別宮社」へご案内した。
(黄色のシャツが藤枝守先生)
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疫病退治や子授けの神として崇められている陰陽神前にて。
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翌27日は富さんの案内で旧千燈寺から五辻岩屋に登り五感を研ぎ澄まされたようだ。

植物や自然が発する音が神仏集合の国東半島でどのように響き合っているのか
…その夜の講座では学生による即興?音楽会もあるようだ。
by jinashi | 2013-08-29 15:49 | 国東半島あれこれ | Comments(0)

8月3日(土)には豊後高田市田染の歴史や文化財について学ぶ「ふるさと学級公開講座」にエコツアーガイドの仲間3人で出席した。
会場の田染公民館には50人ほどの聴講者が集まる。
演題は「黒田官兵衛を語る」。講師は中津市教育委員会文化財課の三谷紘平氏。
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官兵衛の半生や宿敵宇都宮一族についてあれこれと学んだ。
2014年 にはNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」が放映される。


今日も猛暑の一日となりそうだが、午前中に奈良原へ墓掃除に出かける。周辺の雑草に手こずり汗びっしょりとなる。
シャワーを浴びて…昼前から中津に出かける。
中津市内各所に立つ「黒田官兵衛孝高」のぼりを見て3日の講演会で聞いた「黒田官兵衛×宇都宮鎮房(しげふさ)」を思い出し、急遽中津城へ向かう。
城石垣廻りにある駐車場はほぼ満車。今や人気上昇中の官兵衛を知ろうと見学者も増えているのだろう。
昭和39年に奥平家(黒田→細川→小笠原のあと1717年丹後宮津藩より入封~幕末まで)の子孫により観光のため建てられた天守閣や二重櫓。
(現在、建造物は埼玉県の福祉会社が、土地は奥平家が所有)
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官兵衛が豊前六郡を拝領し中津へ入国した後、豊前一揆が起きて宇都宮(城井)鎮房との戦が始まる。
※鎮房は大友義鎮(宗麟)に服従し妹を嫁に迎える。その際「鎮」の一字を拝領している。
官兵衛に降伏(和睦)した鎮房は中津城に招かれ酒宴の席で後藤又兵衛により暗殺される。享年52歳?。(鎮房の嫡男朝房(ともふさ)も肥後国で加藤清正らに殺害される。享年17歳?)
鎮房の死後、中津城に鎮房の亡霊が出没し、長政(官兵衛の嫡男)はその亡霊に恐れおののいた。孝高は戦国の世とはいえ、勇将であった鎮房を謀略で殺害したことを悔い、中津城内に城井神社を創建し、その霊を祀っている。後に黒田氏の居城となった福岡城にも創建されている。(wikipedia)
天守閣の山国川寄りにある城井神社。
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鎮房の家臣も城近くの合元寺(ごうがんじ)で討ち死にする。(家臣ら45柱は城井神社横の扇城神社に祀られている)
合元寺の壁は血痕が残り、どんなに洗っても鮮血の色が落ちることがなかったため壁は現在でも赤色に塗られている。(wikipedia)
寺町にある合元寺。別名を赤壁寺。庫裏の大黒柱に刃痕が点々と残されているという。
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ここまで来たので・・・ 宇都宮(城井)氏の里、築上町城井谷まで足を延ばしてみよう。
築上町マップ 
赤~天徳寺 青~本庄大楠 緑~旧蔵内邸 紫~畑冷泉 黒~城井ノ上城跡


県240の広域農道へ入り深野交差点を左折、県237を求菩提山方向へ走る。
城井谷の要所では官兵衛とともに宇都宮一族を売り出そうとのぼりや新たな標識が立っている。
中津城から40分ほどで宇都宮氏菩提寺の天徳寺へ着く。
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宇都宮(城井)氏墓地。宝篋印塔は家臣の供養塔か。
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梵字が刻まれた3代の墓。
真ん中が鎮房の墓。左に父長甫(ながふさ)、右に嫡男朝房(ともふさ)の墓。
父長甫は黒田軍により鎮房の妻子とともに、中津城近くの広津河原で磔とされた。享年84歳。
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墓地入口にある宇都宮氏の末裔が詠んだ句碑。
「草笛や城址に残る悲話いくつ」
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勝者黒田が見た戦国史、敗者宇都宮が見た戦国史。
その差は何か? 歴史を作るのは勝者か? どちらにも正義はある…。

城井ノ上城(きいのこじょう)跡には次回にまた訪れることとし、県237を下っていく。この県道は数年前に英彦山登山の帰路に通っている。

国指定天然記念物「本庄の大楠」に立ち寄る。
樹高23m、胸高周囲21m、推定樹齢1900年という。
かつて宇佐神宮御神殿建て替えの際、用材を切り出す前にこの地で「杣始祭」が行われたようだ。
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深野交差点近くにある旧蔵内(くらうち)邸。
明治から昭和初期の炭鉱王蔵内一族によって建てられた邸宅だ。
蔵内一族は宇都宮の家臣の子孫という。
築上町によって買い取られ整備されて今年の4月より一般公開されている。
玄関には神殿のような屋根。家紋は宇佐神宮の左三つ巴に同じ。
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職員の方から細部について詳しく説明をしていただく。
庭園からみる茶室と大広間。
贅を尽くした建築物や庭園から当時の筑豊炭鉱の勢いと大工棟梁の技能の高さがうかがえる。
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豊前市の畑冷泉へ立ち寄る。
水汲みの協力金は一人100円。
夏休みで多くのファミリーが遊びに来ていました。
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by jinashi | 2013-08-14 16:56 | 国東半島あれこれ | Comments(12)

博報堂とJTBは今年から著名人・文化人と一緒に旅し、日本各地のアートやカルチャーに直に触れる体験型のツアー「cultra(カルトラ)」を企画、催行している。
第3弾となる今回は登山家で写真家の石川直樹さんと一緒に国東半島の魅力を楽しむ2泊3日のツアーだ。(第1弾は石川直樹さん、植島啓司さんと行く熊野ツアー。第2弾は写真家のハービー・山口さんと行く滋賀ツアー)
石川直樹さんは昨年度開催された国東半島アートプロジェクトで「異人(まれびと)」をテーマに国東半島にはたびたび訪れている。祭りや自然、風土、暮らしなどの写真を撮りため、2月には豊後高田市香々地で「石川直樹写真展」を行っている。
※まれびと=来訪神?

初日は大分空港に到着後、宇佐神宮から熊野磨崖仏、天念寺などを廻る。
今回じなしがナビゲーター役を仰せつかり皆様をご案内した。

11時すぎに宇佐神宮表参道駐車場で御一行の皆様と合流ご対面。
ちょうどこの日は夕刻より宇佐神宮最大の祭典「夏越(御神幸)祭」が行われる。夏越祭りは半年間に触れたであろう自らの罪穢(つみけがれ)を祓(はら)い清める行事だ。
さっそく表参道の春宮(とうぐう)神社前につくられた「茅の輪」をくぐる石川直樹さん。
作法にのっとり左、右、左と3回潜って罪穢を祓う。
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西大門を入ると御神幸の神輿が出されていた。本殿工事中のためのようだ。
鳳凰の乗る赤い布の神輿が1番神輿で八幡神が乗る。
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本殿に参拝したあと参道の「かくまさ」でお昼をいただく。
バスはR10を別府方面へ向かい、杵築市中山香から県655へ入り熊野磨崖仏へ。
鬼が一夜で築いた石段を登っていく。この日大分の最高気温は36度の猛暑日でみなさん汗びっしょりでした。
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磨崖仏のガイドは田染小崎の河野英樹さんにお願いした。河野さんは1か月ほど前にはTV番組「遠くに行きたい」取材で歌手の八代亜紀さんを小崎荘園地区に案内されている。(8月4日よみうりテレビ系放映)
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富貴寺(車窓案内)を経由して天念寺へ。
六郷満山中山本寺で山岳修行の寺。後に無明橋がかかる天念寺耶馬が聳える。
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ここで石川直樹さんにサプライズを!
今年3月2日にBS朝日で放映された「夢の食卓~写真家石川直樹の食卓」取材で石川さんが訪れた国東半島の漁師と再会してもらったのだ。
実は漁師のいっちゃんはじなしと同じ国東半島エコツアーガイドの仲間なのだ。
石川直樹さんからいっちゃんを紹介していただきました。
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ここで皆さんとお別れでした。(このあと一行は文殊仙寺に向かい、夜はホテルで石川直樹さんのトークがあるようです。)
今回の参加者の皆さんと。
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暑い中お疲れ様でした。
by jinashi | 2013-08-05 17:55 | 国東半島あれこれ | Comments(1)

この春「国東半島峯道ロングトレイル(LT)」構想が日本LT協議会から九州初の認定を受けてから国東半島が熱くなってきた。
①別府湾から国東半島にかけての「日本風景街道(シーニックバイウェイ)」の登録。
②国東市他6市町による「キリシタン南蛮文化協定」の締結。
③クヌギ林とため池群による伝統的な農業の営みが「世界農業遺産」に認定。
④ 昨年から行われている「国東半島アートプロジェクト」       
                 などなど…。

3月より福岡市からのバスツアー「仏の里くにさき峯道トレッキング」の受け入れが続いている。10年に一度行われる峯入り道や里道を通る全6コースを毎月1コースずつ6か月で完歩しようとするものだ。
7月からは第5コースの受け入れが始まるので国東半島エコツアーガイドのメンバーでコースの下見と清掃に出かけた。
今日のメンバーは、富さん、清さん、東島さんとじなしの4名。

第5コース=無動寺~天念寺~長安寺~並石ダム

(コースマップ)
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スタート地点の無動寺から天念寺へ向かう。このコースは無動寺さんの寒行コースだ。(正確には反対廻り)
むこうに見える天念寺耶馬を越える。
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天念寺耶馬にある無明橋辺りで数年前滑落死亡事故が発生している。
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道を塞いで倒れている枯れ竹を撤去する。
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天念寺耶馬の尾根に上がる。
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尾根を左手に入ったところにある三十三観音霊場。
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下りの竹林も荒れていた。
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天念寺へ到着。昨年、講堂の茅葺屋根の葺き替えが行われた。
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川中不動前で少し早い昼食とする。
真ん中に不動明王。(向かって)左に制多迦童子(せいたかどうじ)、右に矜羯羅童子(こんがらどうじ)。
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長安寺へ向かう。
新しくできた駐車場から振り返る天念寺耶馬。無明橋が見えている。
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畜舎の横を通って石仏そばから山へ入る。牛馬の守り神か?
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倒木や落枝や石を片づけながら進む。
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ヘビさんに惑わされながらも急坂を登って長安寺下の舗装路に出る。
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花の寺と言われるだけあって今はアジサイが咲き競っている。
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これは「墨田の花火」という種類のようだ。~東島さんから教えてもらいました。
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長安寺の住職様は富さんと遠縁になるようで、坊守さまよりお茶やお菓子のお接待をしていただいた。5月末のウオーキングでも美味しいらっきょう漬をいただきました。
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ちょうど別府からお客様をのせて到着したレトロタクシーと記念のショット。
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林道を通って並石ダムへ向かう。
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途中から荒れた山道となる。
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集落へ降りる手前にある三崎?社へ。何を祀っているのか?
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社殿まですこし距離があるようなので鳥居から横へ入った古い墓地へ…。
オメガ仏や棕櫚紋、天年号などが見られキリシタン墓かもしれない。出会ったおばあさんによると庄屋さんの墓地らしい。
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「新田」という集落に下りたところにある立派な石垣の家(空き家)を見学。おばあさんから聞いた庄屋さんか?
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酸漿(ほおずき)ハウス。今からが取り入れ時だろう。
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並石ダムの堰堤の鉄階段を上がっていく。途中まで数えたが…。
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ダム堰堤を歩いてコットン村へゴール! お疲れ様でした。
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帰路に立ち寄った上黒土小河内の「山神社」と「岩仲寺」。ここも歴史を感じる。
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その前に二つ並んだ庚申塔。
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この日は第4コースのツアーがあり、3名のガイドによりみなさん無事にゴールすることができました。
by jinashi | 2013-07-03 21:31 | 国東半島あれこれ | Comments(8)

宇佐神宮で御田植祭があると知り、見学に出かけた。  ところが・・・

(境内マップ~宇佐神宮HPより)
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神橋を渡り大鳥居を過ぎると右手初沢池に古代蓮(大賀蓮)の蕾が膨らんでいた。まもなく開花するだろう。
※大賀蓮~昭和26年3月、千葉検見川東京大学グランド地下より発見された3粒の蓮の実は、蓮の権威者大賀一郎博士に依り、約2000年前のものと鑑定され、その年の5月発芽し、翌年7月18日見事に開花した。
開花する時には「ポン」と音がするというのだが…
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池の土手にはネジバナも。
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御田植祭会場であるはずの絵馬殿は取り壊されて再建中のようだ。
はて、どこで行われるのか?
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境内を散策してみよう。鳥居の先は頓宮。神幸祭には御旅所となる。
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菱形池に出合う。点々と黄色の河骨(こうほね)が花開いている。(葉っぱに隠れて見えにくい)
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多年生の水草。根茎が白色で肥大してこれが白骨のように見えるので「河骨」となったようだ。根茎を使った生薬を「川骨(せんこつ)」といい、打ち身、打撲に鎮痛効果があるようだ。
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狭い石橋を渡って小島へ。
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小島の水分(みくまり)神社へ参拝したら次の石橋を渡る。こちらも古そう。
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3つの井戸がある御霊水。刀剣を鍛錬した御鍛冶場があったといわれるところ。
この近くに八幡大神が示現したという。
童子が現れて「我は誉田の天皇広幡八幡麿なり」と申され、たちまち黄金の鷹になって飛んで行ったといわれる。571年(欽明天皇31年)のこと。
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亀山神社へむかう鳥居の下に…何と、泥でつくられた小さな斉田。2m×6mほど。
絵馬殿が再建中のため、ここで御田植祭が行われる、いやすでに行われたようだ!
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翌日の新聞にでていました。3~5歳のかわいい早乙女さんにより奉納されたようです。
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階段を上がって本殿へ向かう途中にある末社の亀山神社。
本殿(上宮)のある小椋山は通称亀山といわれている。地主神として大山積命(おおやまずみのみこと)を祀る。
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本殿に参拝する。全国4万社といわれる八幡総本社ゆえ平日でも参拝者は多い。
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八子(やこ)神社といわれる楠の御神木手前にある大石の池に黄色の花が咲いていた。巫女さんに聞いたらこの水草は莕座(あさざ)というらしい。
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祓所の下にある春宮(とうぐう)神社。
応神天皇の御子・莬道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)を祀る。勉学に励み天皇から寵愛されていたが、兄の鷦鷯命(おおささぎのみこと=仁徳天皇)に皇太子の座を譲る。学問の神として祀られている。
ちなみに鷦鷯命以下の皇子、皇女五柱は上宮下の若宮神社に合祀されている。
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御田植祭はもっとよく時間を調べてくればよかった(_ _*)
祭典の見学はできなかったが・・・梅雨の神宮境内に咲く花をグッドタイミングで楽しんむことができました。
by jinashi | 2013-06-28 16:54 | 国東半島あれこれ | Comments(8)