カテゴリ:国東半島あれこれ( 138 )

2月11日に行った「伊美地区歴史遺産ウオーキングコース」調査①の残こりのコースを歩いた。

13時にB&G海洋センターに集合、出発。
午後には小雨の予報も・・・
a0166196_9491690.jpg

上後野溜池(かみうしろのためいけ)の土手を歩いて櫛来金丸(くしくかなまる)地区の裏山を目指す。
a0166196_9494342.jpg

放水路の仮橋を恐る恐る渡る。
a0166196_9502017.jpg

すぐ上の尾根へ上がる。
a0166196_950506.jpg

尾根に沿って現れたシシ垣。
櫛来地区の周囲山尾根に長さ12Kmにわたって築かれたシシ垣。古来より岩倉社(櫛来八幡社)の眷属である鹿を大切にしていたが農作物を荒らすので鹿を追い出すために築いたという。享和2年(1802年)に完成し、村人400人が山から海へと鹿を追い出したという。今でも櫛来の人は鹿を食べない。

a0166196_952834.jpg

櫛来金丸へと下って行く途中から左へ入ったところにある不動堂。
a0166196_9524080.jpg

不動明王や役行者などが祀られている。
国東版禁教キリシタン洞窟礼拝堂だったかもしれない?
a0166196_953211.jpg

不動堂から少し下ったところにある水路トンネルの入り口。櫛来地区から隣村の(下)後野溜池へと水を送っている。櫛来の古老・河野昭一さんに聞くと~昭和の初めに工事がおこなわれたそうだ。
当時は櫛来谷には水は満たされていたようだ。それでも隣村への援助は立派! 
a0166196_9535959.jpg

内部をフラッシュ撮影。何とか大人も通れる高さで、上後野溜池から東中水路トンネルに似ている。長さは300mほどか?
(出口は~前回調査①を参照ください)
a0166196_9542819.jpg

手前の水路。国東半島世界農業遺産にふさわしい遺構。
a0166196_955351.jpg

金丸地区の人家裏の墓地にあるのはオメガ仏か?
黙示録22章13節「 わたしはアルファであり、オメガである(初めであり、終わりである)」による・・禁教キリシタン信仰遺物なのかもしれない。
a0166196_956132.jpg

夫婦墓に集まる一族家臣の五輪塔か?・・・
a0166196_9564629.jpg

麓近くにある稲荷社と庚申塔。
稲荷=INRI? こちらも禁教キリシタンの礼拝場かも?
a0166196_957427.jpg

櫛来の里へ下りてきた。
a0166196_958938.jpg

調査委員会から「否定キリシタン」とされた遺跡「INRI祭壇石」。地元Yさんから「地域ん事を何も知らん人が言うことじゃ」と・・・
a0166196_959241.jpg

INRI祭壇石からほど近いところにあるオメガ仏?こちらは3連。三位一体か?
a0166196_95935100.jpg

櫛来西浜にある薬師堂。
かなり昔にこちらへ移された。Yさん達が毎年春にお接待を出している。
a0166196_10063.jpg

お堂の前にある手水石。真ん中にクルスのある聖水石か?
a0166196_1003865.jpg

お堂の中。
今回のルートには山中にこんなお堂がかなりある。オラショを唱えた所だったのかも知れない・・・。
a0166196_1012122.jpg

小雨に降られながらB&G海洋センターへ戻る。
a0166196_1014034.jpg


石造文化財や農業遺産、現代アートに隠れキリシタンと・・・本城、東中~櫛来ゾーンは 「奥に自慢」のコースとなりそうだ。

(GPSマップ)
a0166196_12154669.jpg

 B&G周回距離≒4.3Km  〃累積標高差≒200m
by jinashi | 2016-03-02 10:02 | 国東半島あれこれ | Comments(6)

国東半島峯道ロングトレイルは2013年11月オープンから2年が経過した。
トレッカーも少しずつ増えてきている中で、コースが不明で迷ったなどの声も出てきている。
順コースを前提に整備されているのだが、逆コースから歩くと確かにわかりにくい場所もある。
トレイルに入る前には国東半島峯道トレイルクラブHPでコース情報を確認したり、コースごとに用意されているマップ(200円)を利用してほしいものだ。

この日はトレイルクラブの仲間6名でK1コースの分岐個所などに指導標を整備した。
a0166196_10415980.jpg

a0166196_10423636.jpg

a0166196_1043724.jpg

a0166196_10433998.jpg

途中で見つけた岩屋を探検。かつて修験僧が籠っていたのかもしれない・・そんな岩屋が西不動一帯には多くある。
a0166196_1044555.jpg

a0166196_10443861.jpg

遠目に見えた白いのは石仏ではないようだ・・・(ズームアップ)
a0166196_10445847.jpg

岩屋上の尾根からの素晴らしい展望。
ピラミダルな鷲巣岳・・・
a0166196_10462762.jpg

阿弥陀越展望所あたり・・・
a0166196_1048646.jpg

昼食は夷谷温泉で「寒ざらしそば」をいただいた。
a0166196_10483355.jpg

トレイルクラブ理事でもある板井俊作さん達「mieデザイン会議」により3年前から始まった。
 →夷谷寒ざらしそば
本日解禁?のため多くのそばファンが詰めかけてきて大繁盛。待ち時間は50分ほど・・・
色白そばでのど越しもよく、お腹も空いていたのでおいしくいただきました。
a0166196_10485724.jpg

3月5日(土)にはクラブ主催の「ミツマタウオーキング」がおこなわれる。
この日のミツマタ開花情報は→mild web site
夷前田から高岩横の峠を越えて西方寺へ下りる古道を今回のウオーキングコースとするために下見に入る。かつての峠道の名残があるものの今は通る人も無いようで、倒れた木や竹、落石で荒れた山道をひととおり清掃する。
a0166196_10492992.jpg

西方寺の里へ下りる。
a0166196_1050568.jpg

ロングトレイル全10コースでは3月末までに指導標設置が進められる。
by jinashi | 2016-02-24 10:50 | 国東半島あれこれ | Comments(3)

NPO国東半島くにみ粋群では国見町内の魅所を歩くコース作りをしている。
①ペトロカスイ岐部神父記念公園をスタートしてキリシタンや石造文化財遺産、景色の良い海岸を歩く岐部・熊毛地区ウオーキングコース
②千灯寺をスタートして大不動岩屋、五辻不動尊を周回、現代アートも楽しむトレッキングコース
①②はどちらもすでにオープンし、ウオークイベントも実施されている。

今日は3番目のコースとなる伊美地区のコース調査で委員のみなさんと現地を歩いた。
予定コースには石造文化財や農業遺産、シシ垣や禁教キリシタン遺産など見所が多い。

午後1時にB&G海洋センターに集合、出発。
最初のポイントは本城公民館にある石造役行者。すぐ近くの山中にある行者堂が古くなったのでここへ移された。前鬼、後鬼も一緒。
a0166196_12354048.jpg

新たに建てられた本城十王堂。こちらも近くのお堂が古くなって最近ここに移された。 
a0166196_12361523.jpg

十王は地獄の裁判官。脱衣婆(だつえば=身剝婆)もいる。2段目の右から2番目。
a0166196_12363439.jpg

本城水口へ向かう。
a0166196_12365895.jpg

水路の出口へ。
山向こうの後野溜池から350mほどの素掘りトンネルで伊美の谷まで引いた用水路だ。
a0166196_12373083.jpg

手掘りで大変な作業だっただろう。それでも当時の土木技術はなかなかのもの・・・。
a0166196_12382372.jpg

東中にある「鹿嶋高一光義塔」。伊美地区は、農業用水不足のためにたびたび干害におそわれて困っていました。とくに、1872~1873年は、収穫がまったくない状態にまでなり、人々は飢餓に苦しみました。そこで、東中地区の鹿嶋高一さんは戸倉伝蔵さん、桐畑源蔵さんの2人に相談をして、ため池づくりの計画を立てました。1878年に工事は始まり、なんと26年もの歳月をかけてつくり上げたのです。その後、何度も台風に襲われましたが、1952年と1990年に2度の修復工事を行っただけで、今でもたくさんの水田がうるおされています。(「わたしたちの国東市」3.4年生副読本より)
解説する前東中区長の田中さん。
鹿嶋高一は上後野溜池(と水路)の新設や元伊美小学校(伊美浜中川原)や伊美村登記所などを建設している。
a0166196_12391655.jpg

少し上にある庚申塔。「ショケラ」と呼ばれる上半身裸の 女人像の頭髪をつかんでぶら下げている。
青面金剛庚申に注連縄がされているのが面白い。(神仏習合?)
a0166196_1239564.jpg

上後野溜池からは東中水口を出て3か所に水は流れているようだ。田中さん宅横に二番目の水路。
a0166196_12402797.jpg

一番上の水路は東中の最も上部に出て、サイホン方式でオレンジ道路を潜っている。少しでも灌漑面積を増やそうとした先人の知恵。
a0166196_12405932.jpg

東中水口へ向かう途中の阿弥陀堂。 
この近くには鬼籠の円浄寺があった辺りともいわれていて、国東塔など石造文化財も多い。
a0166196_12412923.jpg

東中水口。上後野溜池から400mほどのトンネルが掘られている。
a0166196_1242040.jpg

中をフラッシュ撮影で。
a0166196_12425187.jpg

昭和30~40年代、ミカン園の開拓パイロット事業に合わせてつくられた道を上がると峠に出る。当時は軽トラでも登られたようだが・・今は荒れている。
a0166196_12432485.jpg

峠から降りたところが秋本順子さんによるメタルアートギャラリー「アトリエジュン」。
a0166196_12435693.jpg

「アトリエジュン」の裏山を上がったところにある山神様「おひがし磐座」。一昔前には東中地区の人たちが旧正月行事「百手」の際に神事をしていたようだ。
a0166196_12442979.jpg

櫛来地区の周囲山尾根に長さ12Kmにわたって築かれたシシ垣。古来より岩倉社(櫛来八幡社)の眷属である鹿を大切にしていたが農作物を荒らすので鹿を追い出すために築いたという。享和2年(1802年)に完成し、村人400人が山から海へと鹿を追い出したという。今でも櫛来の人は鹿を食べない。
a0166196_1245167.jpg

近くから姫島の眺望が良い。
a0166196_12454948.jpg

アトリエジュンを少し下ったところの上後野溜池。
1904年(明治37)竣工、灌漑面積12町3反歩。貯水量2万8千トン。
a0166196_12461518.jpg

東中隧道水路の取水口。
毎年、田植前には水路の清掃がおこなわれる。
a0166196_12464776.jpg

後野池の上にある水路トンネル。櫛来地区の山腹からも水をもらっている。
a0166196_12472126.jpg

国見運動公園のすぐ上にある後野溜池。
1830年(文政13)起工。灌漑面積16町歩。貯水量3万2千トン。
伊美小学校時代に遠足に来たところ。
a0166196_12475256.jpg

後野溜池の本城隧道水路取水口。
a0166196_12482654.jpg

両池には隧道水路建設の石碑が建てられている。
こちらは上後野池のもの。(下の後野池石碑は風化が進んでいる)
a0166196_12492698.jpg

B&Gへ周回、予定時間もすぎたので今日はこれまで。櫛来地区の調査は次回に・・・
みなさんお疲れ様でした。
a0166196_12494860.jpg

本日の参加委員。 東中石殿前で。
a0166196_12502555.jpg


(本日のGPSマップ)
a0166196_12505584.jpg

距離≒8Km 累積標高差≒330m
by jinashi | 2016-02-15 12:51 | 国東半島あれこれ | Comments(4)

 
a0166196_8364662.jpg

                             (岐部猿田彦庚申)
  

じなしのブログも7年目となります。
今年も山歩きや国東半島のこと、そして日々のできごとなど徒然なるままに綴っていきたいと思います。
皆々様には思いつくままのご感想、ご意見など足跡を残していただければうれしいかぎりです。
今年もよろしくお願いします。 

by jinashi | 2016-01-01 08:41 | 国東半島あれこれ | Comments(10)

四国遍路では、遍路へ施すことをお接待といい、弘法大師(空海)への供養、報謝と同意義ととらえて今でも当たり前のように行われている。

国東半島は天台宗(最澄)の六郷満山仏教文化が花開いた地だが、家々の屋敷や仏間にはお大師様が祀られ、村々には八十八箇所巡礼地もひらかれるなど・・お大師信仰によるお接待は伝統行事として長く続けられている。
弘法大師の命日が旧暦3月21日ということから毎年春には(新暦の)4月20日か21日(または直近の日曜日)に、夏は8月20日か21日(または直近の日曜日)に地区公民館や個人宅で五穀豊穣や家内安全を祈願する供養祭として受け継がれている。
特に半島先端の香々地、国見地区では春は山菜ごはん、夏はうどんを出(接待)していたが最近では簡素化してスナック菓子などを出すところも多くなった。

香々地夷(えびす)に住む同級生のてるちゃんから「お接待に参りに出ちょいで!」といわれたので同級生男組3人で出かけた。
ここ西夷道園地区は今でも春の山菜ごはんと夏のうどんを続けている。
お接待場の西夷公民館へ・・。
a0166196_18291145.jpg

a0166196_18295464.jpg

祭壇にお大師様(左)と観音様(右)が祀られている。
左隣りに鉦叩き係りのおばさんもいる。
a0166196_18303116.jpg

賽銭箱の下に敷かれたお米は御銭米というらしい。かつては経文を書いた赤いお札も奉納されたようだ。
100円を投げ入れて参拝する。
1円玉も見られるが最低10円、うどんやごはんを頂くときには(長く続けてほしいので)大人100円のお賽銭はマナーと思うのだが・・・
a0166196_1831565.jpg

今、正午前。11時30分ごろから始めたようだ。
運ばれてきたお接待うどん。
素朴でなつかしい味で・・ほんとに美味しい(^^)
a0166196_1831559.jpg

a0166196_18323229.jpg

今夏ここ夷地区では6か所でお接待を出しているというので順に廻る。
赤い幟旗のお接待場。
a0166196_18325888.jpg

こちらもお大師様と観音様。
a0166196_18333514.jpg

スナック菓子をお接待頂きました。どれでもひとつどうぞ!
a0166196_1834368.jpg

こちらはお大師様のみ。隣に同じようなスナック菓子。
a0166196_18343515.jpg

お稲荷様でもお接待。
a0166196_18352139.jpg

こちらのお宅も立派なお大師様と観音様。
a0166196_18362543.jpg

霊場~六郷満山末山本寺・霊仙寺でもお接待が・・。
a0166196_18372527.jpg

霊仙寺山門横の蔵王権現。
a0166196_18381775.jpg

同じく毘沙門天。どちらもいい雰囲気の素晴らしい石造文化財。
a0166196_18385765.jpg


普段はあまり人影も見ないような山里だが、今日はお接待巡りの善人をたくさん見かけた。
最近はかなり遠方からも車でお参りに来ているようだ。

企業における得意先への接待もここからの語源なのだろう・・・。
by jinashi | 2015-08-21 18:42 | 国東半島あれこれ | Comments(4)

豊後高田市田染公民館文化財教室の綾部先生から今年も講演会のご案内をいただいたのでエコツアーガイドの仲間6名で出席した。

講師は六郷満山天台宗・西叡山高山寺住職の船津大乗師
プロのカメラマンでしたが無動寺の故中島浩伝住職に見込まれて出家し12年になる。
a0166196_10564589.jpg

a0166196_10571784.jpg

本日の演題は「日本仏教の歴史」。
仏教の始まりから日本に伝来してからの歴史や般若心経の謎について面白い解説をされました。
a0166196_1058136.jpg

内容については門外不出、口封じのお達しがありましたので載せませんが、高山寺へ伺えばおもしろい説法を聞かせてくれそうです。
その際、お布施は出来ればお願いしたい・・・。 
ほぼ毎日カレーを食べているのでカレールーが嬉しいようで・・・仏教発祥の地のインドカレーかと思ったら(イスラム教の多い)ハウスジャワカレーがお好みのようです003.gif
by jinashi | 2015-08-08 11:04 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

全国に4万社あまりある八幡社の総本宮宇佐神宮で、ご神体を本殿へ移す「遷宮祭」が行われたので参拝見学に出かけた。  実に74年ぶりだという。

2012年から始まった宇佐神宮本殿修復工事もこの3月に完工し、遷宮祭に先だって4月には国宝本殿が特別一般公開された。
2年半にわたる「平成大修理」では檜皮葺屋根の葺き替え、漆喰壁の塗り替え、柱の彩色、飾り金具の修復などが行われ、市文化財担当者や神職による説明があった。

 ※特別公開があった4月29日の本殿脇受付テント。
a0166196_1635879.jpg


遷宮祭は夜の闇の中で行われるようで、74年前には午前3時に始まっている。
今回は午後7時から神事が始まるので、18時20分ごろに駐車場へ着く。

西参道へ廻って呉橋(くれはし)へ・・・
※昭和初期までは西参道が表参道だったようだ。
10年に一度の勅使祭の際だけに使用される呉橋も今日明日2日間のみ一般参拝者も渡れる。
a0166196_1636618.jpg

藻寄川に架かる呉橋。創建不詳。鎌倉時代以前にあったとも・・呉の人が架け替えたとも伝えられる。昭和26年に大改修されている。
屋根は向唐破風造で桧皮葺(棟は銅瓦葺)。日本百名橋。県指定文化財。(wikipediaより)
a0166196_16364169.jpg

a0166196_1637116.jpg

手水舎前で通行止め。絵馬殿前にも多くの一般参拝者が。
a0166196_16375434.jpg

係員の人が「祓所前でも見学参拝できる」というのでそちらに移動。
ベストポジション確保。
篝火が点火される。
a0166196_16384185.jpg

しばらくして「遷座の儀」が始まる。
穴井宮司を先頭に神職一行が祓所へ入る。18時46分。
a0166196_16395950.jpg

ご来賓は祓所前に整列。
a0166196_16403612.jpg

静寂の中、祓所で神事。
a0166196_16411727.jpg

下宮へ向かう。玉砂利を踏む足音だけが木霊する。
a0166196_16415683.jpg

続いて勅使一行が祓所へ。
a0166196_16423817.jpg

祓所で神事。
a0166196_1643973.jpg

下宮へ。19時14分。
この後、カメラが不調に・・。
a0166196_16434946.jpg

40分ほど経ち、夜の帳もおりて、下宮での神事を終えた一行が下りて来た。 
小松明の明かりに誘導されて雅楽とともに神職の「おお~」と低く長く警蹕(けいひつ)が聞こえてくる。
(ここからスマホ画像 フラッシュ禁止です・・)
a0166196_1645551.jpg

ご神体をのせた神輿も順に下りてくる。参拝見学者より4拍手の参拝が連鎖する。
a0166196_16462035.jpg

300人ほどの行列もいよいよ最後の神輿が上宮へ上がっていく。
a0166196_16465854.jpg

一般参拝者はここまで・・  
20時10分、帰路につく。
一生一度しか見られない1時間20分ほどの遷宮祭でした。

明日(28日)は勅使が天皇からのお言葉を八幡神に伝える「奉幣の儀」が行われる。
by jinashi | 2015-05-28 16:48 | 国東半島あれこれ | Comments(6)

国東半島北部の国見町山間部あたりは岩峰そそりたつ急峻な山が多く、かつては修験者が修行した遺構もあちこちに残っている。また、そこにはすばらしい景観が楽しめるポイントも多くある。

一昨年より始まった国東半島峯道ロングトレイルにもトレッカーが多く訪れるようになってきた。
そこでトレイルコースや周辺に7つのビューポイントを選び、そこへ記念スタンプを設置し、5月の1か月間記念スタンプラリーを実施することとした。

7つのビューポイントは ~
千燈岳、五辻不動、旧千燈寺奥の院岩場、大不動岩屋、鷲巣岳、高岩、一望岩の7カ所だ。

ビューポイントラリー表面
a0166196_12105015.jpg

裏面台紙
a0166196_12112589.jpg

ラリー台紙やスタンプなどの一式をビューポイントへ設置に出かけた。
エコツアーガイドのみなさん。 ここは夷谷などの絶景が楽しめる高岩。
a0166196_10395042.jpg

コンテナーには観光パンフなども入っています。
a0166196_10423464.jpg

高岩から一望岩まで縦走路の清掃も行った。枯れた雑木を切り歩きやすくする。
a0166196_10432661.jpg

一望岩でも記念のショット。
a0166196_1044457.jpg

山々は新緑に包まれ、トレッキングにいい季節になってきました。
5月中には国東半島の自然や歴史遺産を巡りながら是非ラリーに挑戦してみてください。参加賞や抽選でお楽しみ景品も用意しています。

7ポイントは天気の良い日にゆっくり2日あれば廻れるでしょう。

by jinashi | 2015-04-25 12:14 | 国東半島あれこれ | Comments(2)

国東市くにみグリーンツーリズム研究会では、都市部の人々に田舎暮らしを楽しんでもらいながら交流を深める農村民泊の受け入れを行なっている。

研究会のT会長さんより言われて、農泊の受け入れをしている会員のおとうさんたちを国東半島峯道ロングトレイルK1コースへ案内した。

天気は快晴。やや寒いがこのくらいがトレッキングにちょうど良い。
8時50分に夷農村公園Pを出発。

霊仙寺~実相院~六所神社へ。実相院青山先生からおかしの差し入れを頂きました。(感謝)
後野越で一休みしたら一望岩へ上がる。
中山仙境など前に広がる夷谷の絶景に歓声が・・・。
a0166196_140845.jpg

西方寺割石を(いつまでも元気で酒が飲めるよう?)念じながら通る。
a0166196_141068.jpg

西方寺地区では今が盛りのミツマタがお出迎え。先の林道沿いには大群落もある。
a0166196_1414021.jpg

キジョラン(鬼女蘭)の葉に幼虫を発見。アサギマダラの幼虫か?アサギマダラは丸く穴をあけて食べるようだがこの幼虫は葉の表面を食べているようだ。さて、なんでしょう?
a0166196_143135.jpg

阿弥陀越展望所で昼食のあと、大不動岩屋へ下って行く。
今やコースの人気スポットとなった大不動岩屋からそそり立つ岩峰を見上げる。
a0166196_1434255.jpg

尻付岩屋へ出る。
a0166196_1442387.jpg

この先、会員で千燈区長Hさんに案内で「ふうてんさま」を探訪する。
旧千燈寺へ行く途中の廃屋となった(中学校同級生)Kさん家から山へはいる。この家では3年前の国東半島アートプロジェクトでは飴屋法水さん、朝吹真理子さんによるアートパフォーマンスが行われた。
a0166196_1452760.jpg

小川を渉ったところにある金毘羅社鳥居。天保2年の銘がくっきり刻まれている。
a0166196_1461187.jpg

鳥居から少し登ったところにある金毘羅社。
a0166196_1472569.jpg

その先にも祠がある。何の神様か?
a0166196_1483914.jpg

急坂の尾根を登る。
a0166196_14101364.jpg

丸い広場の頂上部へ到着。「龍田神社」の祠がある。ここが「ふうてんさま」?=「風天様」なのだろう。
龍は八大龍王で雨乞いの神様か?千燈寺前にも龍神社があるのは?
H区長さんによると、千灯、野田両地区合同で毎年9月に祭祀を執り行っているようだ。
a0166196_1411985.jpg

伊美谷を望む。
a0166196_14115023.jpg

五辻不動尊の不動山を仰ぎ見る。
a0166196_14122925.jpg

龍田神社の前で記念写真。
a0166196_14131891.jpg

千燈寺へ戻る途中に土筆坊の大行列。
a0166196_14135433.jpg

15時に千燈寺へゴールイン。
みなさんお疲れさまでした。
T会長のお話では、韓国から農泊&トレッキングツアー受け入れの話もあるようで・・・実現すると良いですね。
そうすると農泊会員、ガイドにはハングルの勉強が必要になってきますね。

(GPSマップ)
a0166196_14143321.jpg

a0166196_14145061.jpg

by jinashi | 2015-03-26 14:16 | 国東半島あれこれ | Comments(11)

台風一過の14日、国東半島国見町の櫛来社で「ケべス祭」が行われた。

櫛来社は岩倉社ともいわれ、寛平元年(889年)に宇佐神宮のご分霊を移してお祀りしたという伝承があるが、ケベスという言葉の語源や祭りの起源は一切謎に包まれているという。

夕闇が迫る頃、祭を担当するトウバ(今年は金丸地区)の男たちは神社裏手の海岸へと精進潔斎に向かう。
a0166196_16374764.jpg

参拝者や報道が見守る中、大人も子供も素っ裸で海へ入って身を清める。
a0166196_16382329.jpg

拝殿前にかがり火が焚かれ、白装束に身を包んだトウバ衆が参列して神事が行われる。境内は大勢の参拝者で身動きがとれないほどとなる。
a0166196_16385470.jpg

神殿ではケべス役の男に宮司よりケべス面が取り付けられ、背中に「勝」の指文字をなぞられると神になる。いよいよ境内に登場する。
a0166196_16392373.jpg

笛太鼓鉦の4拍子に合わせて練楽がはじまる。笛のYさんは今年で50年の皆勤だ。
a0166196_16443165.jpg

ケべスは椿の木で作られた差又(サスマタ)を扇子で叩いて調子を取りながら境内を周回する。
a0166196_16395495.jpg

何度か回ったら庭火に向かって突っ込んでいく。それをトウバ衆が阻止する
左がケべス、右にトウバの男。
a0166196_16402971.jpg

時には庭火を跳ねて戻ることもある。
a0166196_16405923.jpg

9度目の突っ込みでケべスは庭火に入り込んで差又で大きく火を跳ねると、それまで阻止していたトウバ衆は一斉にシダの束に火をつけて参拝者に火の粉を浴びせて回る。逃げ惑う参拝者の叫び声が聞こえ、祭りはクライマックスとなる。
a0166196_164243.jpg

境内はシダが燃える匂いと煙に包まれる。
a0166196_16413657.jpg

トウバの男たちは、境内中を逃げ回る人たちを追いかけて容赦なく火の粉を浴びせかける。
a0166196_16423072.jpg

火の粉を浴びた参拝者は無病息災が叶うという。
30分ほどで境内に太鼓の音が鳴り渡って祭りは終了する。

過疎と高齢化が顕著に進む櫛来地区のケべス祭だが、今年も祭りを伝承していこうという地域の熱意により無事終えることができたようだ。

この日はテレビ朝日「ナニコレ珍百景」や戦場カメラマンの渡部陽一さんの取材、それに女性指揮者の西本智美さんも見学されていました。
by jinashi | 2014-10-18 16:56 | 国東半島あれこれ | Comments(6)