カテゴリ:国東半島・宇佐の山歩き( 91 )

豊後高田市西叡山高山寺


西叡山(さいえいざん・571m)  大分かくれ名山~ 2回目

京都の比叡山、天台宗関東総本山のある東叡山、ここ国東半島の西叡山を3大叡山という。
この西叡山8合目あたりにある高山寺(たかやまでら)は国東六郷満山寺院65ヶ寺のうちで8寺ある本山本寺(もとやまほんじ)と伝えられているのだが・・謎の多い寺だ。江戸時代に焼失(尼さんの火付けによる・・・という言い伝えがある)していたのだが、昭和59年篤志家の寄付により再建された。昨年春の峰入りで満願成就を果たし、その後に晋山式(しんざんしき~お坊さんになる式)を終えた船津大乗和尚が寺を守っている。和尚は元写真家だった。
遅ればせながら大乗和尚のお祝いがてらにと孫を連れて西叡山に登る。まだミツバツツジも咲いているかもしれない。

お寺に着くと和尚は不在のようだ。まずは本堂にお参り。
はるな(7歳)に「何をお願いしたん?」と聞くと・・・ナイショだそうだ。
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庭の前から国東半島の山々を望む。先ほど来の雨で見通しはよくない。麓に小さく見える国宝富貴寺はこの寺の末寺という。

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いよいよ姉妹での初の山登りです。ここの標高≒470m。
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ふざけながらもここな(4歳)も自力で歩いて登る。
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山頂の東屋に上がりついて・・・万歳三唱! ここまでの歩行≒750m。高低差≒100m。
そのあとお菓子タイム。
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山頂標識のある下で山頂写真。
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下山はおばあちゃんの背中。
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                    咲き残りのミツバツツジ
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                      シロドウダンツツジ
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                       ミツバアケビ
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 帰路で豊後高田そば祭りに立ち寄る。
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 会場のスパランド真玉には大勢の人人人・・・。大鍋で湯掻く無料のそばには長い行列が。
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 一杯500円のかも南蛮そばに並ぶ。
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 裏の河川公園で頂きました。
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by jinashi | 2011-05-01 15:01 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

赤石キャンプ場そば登山口



 矢筈岳(やはずだけ・266.6m)   大分百山〜2回目 

国東半島の北に浮かぶ姫島は歴史とロマンの島だ。
古事記の「国産み」においてはイザナギとイザナミが最初に8つの島(大八洲)を産んだ後、続けて6島を産んだとされる。この6島のうち4番目に産んだのが女島(天一根)、すなわち現在の姫島とされる。(wikipediaより) 
昭和30年に島のス鼻というところで発見された10万年前のものといわれるナウマン象の化石や縄文時代の石器に利用された黒曜石の露出断崖などの自然遺産がある。子供達のキツネ踊りやアヤ踊りなど8月14〜15日の盆踊りには多くの観光客が訪れる。ほかにも姫島七不思議めぐりなどが楽しめる漁業と観光の村だ。現在の人口は2189人(H22国調)

午前中に地区の集会があったので、今日は近場でママの大分100山未登の姫島・矢筈岳へ登る。矢筈岳には2008年5月に香々地のFさんと登ったのだが、登山前にはスナビキソウに群がる数千匹ものアサギマダラの乱舞を楽しんだ。

伊美港から12時10分発のフェリーに乗船。お客は私達ほか5〜6名。
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フェリーより見る矢筈岳。別名姫島富士。・・・いつも対岸から見ている。
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春潮の海峡を横切ると20分ほどで到着。
フェリー乗り場前から見る矢筈岳。・・・なるほど矢筈(矢の一端で弦にかけるところ)のかたちになっている。
ここから登山開始となる。標高≒0m。
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運動公園前の海岸道路からまっすぐ細い裏道へと入る。
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魚網がかぶせられた(鳥避け)畑を見ながら500mほど進むと指導標があり山へと入る。
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畑跡らしき古い石垣が続きジグザグに登っていく。
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勾配がゆるみ草が刈られて清掃された登山路を気持ちよく進む。分岐を左へ向かう。
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擬木の階段をすこし上がると山頂部が見えてくる。13時20分。登山口から約30分。
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山頂の一等三角点傍にある天測点(柱)。
天測点とは天文測量を実施するために設けられた基準点です。天測点自体は測量機器の重量に耐えうる単なるコンクリート製の観測台で、4角柱や8角柱などさまざまな形をしています。ただし、どの点にも台上部に指標鋲、側面に銘板「第何号 天測点 地理調査所」が取り付けられています。 天文測量を実施した目的は、三角測量で求められた位置座標を規正するためでした。昭和29年から5年間、天測点を利用した天文測量が一等三角点の傍で実施されています。全国48箇所で設置・観測がなされましたが、その後は機器の軽量化により天測点を設置することはなくなりました。(〜HP一等三角点探訪より)
九州ではここ矢筈岳と佐伯市の元越山、そして宮崎県の牛の峠など6箇所にだけ有る遺産だ。
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山頂には住吉権現社(海の神である住吉三神を祀る)があり、中はきれいに清掃されてお供えも新しくお世話をする方がしのばれる。
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山頂から見る国東半島。すこし霞んでいるが・・・中央の三角が千灯岳。左に高く広がるのが両子山。
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山頂写真。 
ママの大分100山は98座目となる。(残りは宇目の夏木山と祖母系の大障子の2座)
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反対方向へ下山する。むこうに見えるのは稲積の姫島灯台。
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大海(おおみ)集落へ下りる。ここの住民のほぼ全員(の姓)が大海(だいかい)さん。
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ブルーラインを歩いてフェリー乗り場へ戻る。
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途中にある断層。近くには褶曲した地層も見える。
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きれいに整備された海水浴場よこを歩く。離島であっても施設などはどこも立派。
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フェリー乗り場へ着く。15時ちょうど。次の伊美港行きフェリーは15時20分。
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               登山道に多く咲いていたタチツボスミレ。
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                          キランソウ
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                         ヤブ椿の蕾
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           ヒサカキ〜今頃山道でにおっている・・・あまりよいニオイではない。
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                 山頂の桜のつぼみ。今年は開花が遅い。
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                海水浴場近くの岩にのる海鵜(うみう)?たぶん
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                        現代版恵比寿様
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by jinashi | 2011-03-28 19:03 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

登山口~西方寺林道大藤岩屋入口

阿弥陀越から登る鷲巣岳(わしのすだけ・437m)  大分100山~5回目
二郷山友会O会長より鷲巣岳を阿弥陀越より直登するコースへと誘われる。大分市の山女3人組のみなさんも「国東六郷満山三十三ヶ所霊場巡り」と「大日向本子さん人形展鑑賞」がてらに登るという。
あの断崖の先端部をどうして登るのか・・・少し不安もあるが大いに興味もある。
M夫婦にいっちゃん、ありさんも急遽参加となり総員9名がにぎやかに西方寺に集合する。会長より初対面の人には紹介があって登山口の大藤岩屋へと向かう。
西方寺林道を進んで峰入り道の大藤岩屋入口に着く。準備をして入山。
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阿弥陀堂のある大藤岩屋へと木の根を利用したハシゴを上がっていく。
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阿弥陀越を左へと入る。(まっすぐは大不動岩屋から尻付岩屋へ続く峰入り道、右へは太郎天岩屋方向)
すこし先の高台から要塞のような山容が見えてくる。
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自然林から植林帯へと入り急坂を上って行く。
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山頂直下へと辿り着く。直登コース(昔登ったそうだ)を探すが・・・見つからないようだ。
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山頂部の左を巻いて東へ廻ると古いテープがあってここから大岩を登るコースに出会う。
O会長は以前ここからも登ったことがあるそうで身軽に上部を目指したが・・・。今回は(ザイルの装備もなく)危険なのでと途中から降りて来た。先端部の橙の木へ上がり着くようだ。
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すこし先へ行って上がれそうな所を見つける。浮石に気をつけながら立ち木に摑まって登る。
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20mほどの高さを登ると見慣れた山頂尾根へと飛び出す。
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右へと役行者、蔵王権現、不動明王の並ぶ祠に向かう。
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2等三角点の前で山頂写真。後に離れてひとりポーズをとる人が・・・。
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そばに去年秋の地元教育委員会主催子ども会登山会「わくわく体験・・」記念プレートが
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先端部から南西方向を見る。
手前に並ぶ岩尾根は後野越の稜線。その向こうの岩尾根が中山仙境(高城316.9m)。左後方の山がハジカミ山(570m)。その後が尻付山(587m)。
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西方向。後野越から岩尾根が連なる。真ん中のピークは1週間前に夷から登った高岩(353m)。左向こうの丸い山は猪群山(458.2m)。
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下山途中で往路が不明となるが植林帯を目視で大藤岩屋方向へ進めばほぼ登山口近くの谷へと下りる。
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by jinashi | 2011-03-09 18:26 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

豊後高田市黒土三畑登山口

伊美山(いみやま・497m) ~国東市と豊後高田市境の里山
予報どおり今日は朝から小雨が落ちてきた。2月20日に大分市のうさぎ&かめの山楽校のみなさんが登った赤根の伊美山に登ろう。近くの山なのにまだ縁がなかったが・・・小一時間もあれば登れるだろう。水とキャラメルだけもって(おっとビニール傘も)赤根に向かう。
地蔵峠トンネルを出て100mほど下り右の狭い舗装路へと入る。人家が見えてきて防火用水そばの空き地に車を停める。ここにもしっかり穴井標識がある。
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3軒ほどの三畑(みはた)集落で、住んでいるのは1軒のみか?
民家の間の舗装路を歩き始める。9時5分。標高≒350m。小雨が降り続いている。
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この先は日本テレコム(株)所有の山林と表示がある。チェーンゲートを越えて進む。
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カーブの広場から並石耶馬に続くきれいなピーク(≒450m)が見える。
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崩壊地横のカーブミラーのあるところから山に取り付く。
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杉林の急坂を登る。
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尾根へと上がる。
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右へとすすむとすぐに516mの伊美山最高点につく。(反対側のすぐ西には530mピークがあるが・・・)
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その先で右に見えた黄色テープに誘われて急坂を下る。(まっすぐを下るのが正解) つい最近間伐がされたようで切り倒された幼木が散らばって進路がわからなくなる。地蔵峠トンネル方向への(下る)ルートに入ったようだ。元に戻ればよいのに、右往左往しながら強引に山頂部をめざして左の尾根へと上がると赤テープをみつけて一安心。20分ほどロスして尾根道を歩く。
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すぐに丸く切り開かれた山頂に着く。10時5分。
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標高497.6m。先のピークより低いものの3等三角点がある。新しい山頂プレートは山楽校のみなさんが取り付けたようだ。
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山頂から見える屋山。長安寺のある山。
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雨足も少し強くなったようでまっすぐに往路をもどって下山。10時33分。
ゆっくり登って40分、下りで30分というところか。
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山頂の松の木から出ている松脂。
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by jinashi | 2011-03-08 14:14 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

2月のはじめ、HP「大分の山と町」の小関さんより豊後高田市夷の中山仙境の北に連なる岩峰にひときわ聳える353mピークについてルートの問合わせがありました。小関さんHPの掲示板に福岡の方から問合わせの書き込みがあったようです。
地元「二郷山友会」会長のOさんとルート探索に出かけてきました。
 青~登山口  赤~山頂

高岩(たかいわ・353m~豊後高田市夷)
国土地理院マップに夷谷から北の西方寺へと越える道が点線で示されおり、353mピークのそばを通っているのでこのコースを辿ってみることとする。
夷の上り口(楽庭神社よこ)でおばさんに聞いたところご主人が出てきて「てるちゃん(この近くに住むじなしの同級生)から聞いちょるで」といわれる。先日てるちゃんに会ったときに昔の西方寺へ越える道を聞いていたのだ。ご主人は地元の建設会社に勤めていたIさんで若いときは40分ほどで西方寺まで越えたという。Iさんよりそのピークは「高岩」だと教えてくれる。

夷の楽庭神社横の広場に駐車して坂道を歩きはじめる。
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上り口にある案内板
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左奥へと舗装路が(西方寺方面に)続いているようだが・・・右の山道へと入る。
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左手にお地蔵様などが並んでいる。(峠越えの安全祈願の)道祖神のようだがかなり荒れている。
後になって青鬼さんより「石板が倒れているがこれは六地蔵のようだ」と教えていただきました。地元の大力さんから聞いたそうです。
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15分ほど登ると左に石灯籠?があって奥へと苔むした石段が続いている。奥には(入口案内板にあった祇舎谷不動といわれる)不動様が祀られているようだ。
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この先で道が分かりにくくなり何度か間違える。30分ほどのロスで西方寺へと越える峠尾根に着く。ナラの木が立っている峠を「高岩越」と名づけることにする。
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左へ向かうと樹間から高岩のピークが見えてくる。大崩山系鹿納坊主に似ている。
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高岩越から10分ほどで手前の大岩を巻いて直下に辿りつく。ここから急勾配を登る。
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三点確保で潅木や岩に摑まって登りきれば高岩に上がる。全方位絶景の岩場だ。西風強く少し寒い。
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南には中山仙境の山塊が。かつて左の最高地点高城(316.9m)からこの高岩を何度か望んでいる。後にハジカミ山、尻付山。
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峰入りのときに夷から西方寺へと越える「後野越」は南東部方向。途中から岩峰のひとつで「一望岩」というところがあり、写真家のF先生から「はしごを持って登れば上がれるで」と先日教えていただいた。奥は黒木山。黒木山手前三角の岩峰が322.4mピークか。
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東には西方寺奥の集落越に鷲巣岳が横たわる。その右手奥には凸形の五辻不動が望める。(ズーム)
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山頂写真。
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4等三角点がある。そばに紅白ポールが朽ちている。
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赤テープを持ってこなかったので、Oさんがナタで雑木を切って印をつけながら下山する。
途中にある猪のぬた場。おふろです。
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下りは45分ほど。間違わずにまっすぐ登れば1時間ほどか・・・。現在工事中の林道が完成すれば西方寺から入れば楽に登れるようになりそうだ。
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北尾根筋に周回コースが出来れば(見つければ)中山仙境に劣らぬすばらしいコースとなるだろう。

途中に咲くやぶ椿。
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Iさん方のまるまる太った大きな(アメリカンショートヘア?)猫・・・なんと名前は「チビ」003.gif
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by jinashi | 2011-03-02 17:25 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(4)

杵築市山香町向野登山口

津波戸山(つわどさん・529m)    九州100名山~3回目
国東六郷満山本山本寺(もとやまほんじ)水月寺奥の院は僧能行が五躰投地を行ったところ仁聞菩薩が現れ峰入り行の道を示したといわれる聖地だ。
10日の両戒山後山薬師堂に引き続いて国東歴史探訪家の青鬼さんと津波戸山へ登る。
向野の松尾地区には4~5年前より広い駐車場や標識、トイレなどが整備されていて登山者を温かく迎えてくれる。毎年11月23日(祝)には地区主催の登山会がおこなわれているようだ。
8時すこし前、駐車場から舗装した里道を山へと入って行く。標高は70m。
前方に岩山のそそり立つ津波戸山全景が見えてくる。麓の紅葉も盛りだ。
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舗装路が終り大きな案内板があってここが登山口。
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立石藩木下候の祈願所であった海蔵寺跡。ここから八十八箇所めぐりがはじまる1番霊場。元は六郷満山本山本寺水月寺のあった所といわれている。今の海蔵寺は下の駐車場そばにある。
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鐘撞堂の跡に山茶花が灯る。
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左にため池を見て登山路を緩やかに登る。右手に東尾根からの下山コースを確認すると間もなく山道から石の沢道となる。
3番霊所へと巡拝路をすすむ。矢印に従ってすすむと鎖の下る岩尾根に取り付く。
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岩尾根へ飛び出す。廻りがパッと広がる。
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10番霊所のある離れ岩(こちら側)へかかる無明橋を渡る。幅≒25cm、長さ≒60cmほどの石の一枚板。下は絶壁。ハラハラ・・・025.gif
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西の岩尾根を登り上がるとその先にはトラバースや垂直下降する鎖場の難所が続く。
針の耳を抜けて急坂を下る。
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峡谷から再度次の岩尾根へと出て高度をあげていく。
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顔のない不動明王様。その背後は山頂部。
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一旦峡谷へ下りガレ場の急坂を登りあがると水月寺奥の院が見えてくる。
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お堂の横には仁聞菩薩が写経に使った硯石水が湧き出している。
薄暗いお堂の中に祀られているのは十一面千手千眼観世音菩薩か?
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お堂の右手上部へと道が繋がっており、岩屋に国東塔や宝塔が奉納されている。
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奥の院からはロープや鎖に摑まって急坂をひと登りで山頂尾根の鞍部に上がり着く。
10日に登った両戒山登山口方面からの裏コースは反対側からここに上がってくるようだ。
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鞍部から左へゆるやかに登ると東展望所へ着く。展望岩より小春日和の絶景を楽しむ。
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足元にひろがるすばらしい鳥瞰の景色。
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少し先に行ったところに三等三角点があり事実上の津波戸山山頂。10時46分。青鬼さんとツーショット。
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さらに先へと進むと西展望所へ着く。日田の男性が日光浴?兼昼食中。
我々も昼飯とする。今日は青鬼さんから頂いたおにぎりです。
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山頂尾根一体は草も刈られ展望所の視界を遮る木々が枝打ち整備されている。
10日に登った両戒山がよく見える。薬師堂はあのあたりか。右手後方は宇佐市長洲方面。
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下山は奥の院から谷沿いに下り夫婦岩へと入る。
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弘法大師像のある霊場がある。割れた瓦や石の基礎部がありかつてはお堂が建っていたようだ。
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夫婦岩から出て夫婦杉から左の急坂へ取り付く。
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東尾根の岩場へと上がり着くと六十六番からの霊所が続く。
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そして最後の八十八番霊所。
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往路の里道を戻り無事下山。13時37分。団体さんのバスも来ていました。
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田原山や中山仙境とともに低いけれどもスリリングな岩尾根あるきを楽しめるのが国東の山の魅力だ。
登山路や展望所は清掃整備され気持ちよく登れました。地元の皆さんありがとうございました。


              岩尾根に咲く ヤマラッキョウ
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              里道や山裾に灯る ツワブキの花
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              終盤となった モミジ
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by jinashi | 2010-11-21 21:58 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

宇佐市江熊 JR宇佐駅近くの山
 赤~登山口  青~薬師堂

宇佐八幡宣託集にある峰入り修行始まりの岩屋を訪ねる
青鬼さんから宇佐八幡宣託集にある峰入りと後山金剛峰寺について教えてもらった。田染のA先生にこのことをお聞きしたところ、15年ほど前に現地を訪ねたそうだが位置についてはよく覚えていないといわれた。だいたいの位置をお聞きして有さんを誘って出かける。朝8時、豊後高田セブンイレブンで青鬼さんと合流。3人とも探検気分で山へ向かう。
 宇佐市立石(たてし)地区から見る後山(両戒山)
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集落から山へ向かうと突然広い車道へ出る。その先に何と!立派な案内板がある。地元後山元気くらぶのみなさんがボランティアで保全活動をされているようだ。
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池の横から後野林道を進んでいくと取付き場所にも指導標があり安心する。津波戸山の裏登山口もあるようだ。
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穴井さんのオレンジ案内板もあって心強い。
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ずいぶん昔の看板もあり、かつては参拝者も多かったのだろう。
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山道をのぼりはじめる。ここの標高≒100m。 8時24分。
途中から刈られたカヤの上を歩くようになりさらにカヤをかき分けて登る、まさにヤブコギを強いられる。
 こんな感じ。
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途中には古い赤テープやこんな指導標もある。
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ケルンのような石積みも所々にある。赤テープも古く、じなしが新たに継ぎ足していく。イバラもあって指を引っかかれる。
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ヤブコギで登って来た方向を振り返る。右手の山が津波戸山。
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すこし道らしくなるとトラロープが現れて急坂となる。
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上がり着くと正面に岩屋が現れる。やったー003.gif ついに発見! 9時33分。
A先生にお聞きしててイメージしていたような感じのところだ。
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かつては屋根がついていたようだ。柱や屋根の跡があり、地面に割れた瓦が散らばる。
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岩屋と一体となった薬師如来様。(岩屋の岩を彫ってつくられている)
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薬師様の左には十二神将か?薬師様の前に置かれた菓子缶の中の記帳ノートに書かれた直近は今年の4月?日。
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こんな人面石も。 西方寺のみかん畑にもこんなのがある。
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宝篋印塔が2基。。
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すこし先に行った岩屋には小さな板碑が15基ほど。
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山頂方向へ赤テープが繋がっており、急坂をトラロープに捕まって登っていくと山頂尾根に上がり着く。
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右方向へ100mほどすすむと安武山頂標識があって両戒山山頂に着く。3等三角点がある。
 木漏れ日を浴びておじ(い)さんの山頂写真。ちょうど10時。
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山頂部尾根の反対(南東)側に大石があって見晴台となっている。
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R10号線や御許山(おもとさん)、雲ヶ岳方面が開けている。先には由布岳も。
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往路をもどり再度ヤブコギコースへはいる。
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無事下山。11時20分。
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カヤやイバラのヤブコギで大変だったけれども子どもの頃の探検気分を思い出させてくれました。青鬼さんとの宿題もやっと済ませることができました。
by jinashi | 2010-11-10 16:36 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

スタート(赤)妙善坊鋸山登山口(杵築市山香町)  ゴール(青)熊野磨崖仏下駐車場

田原山(鋸山・542m)   2回目 九州100名山
大分県では国東半島にしか自生していないというイワギリソウ(県絶滅危惧種指定)に逢いたくて田原山に登る。別名鋸(のこぎり)山といわれ絶壁の痩せ尾根が連なるスリリングな山で春と秋に登山会が行われる。事前の情報収集で今が開花のベストタイムと判断しOさん、豊後高田のTさんご夫婦をおさそいする。7時に熊野磨崖仏下の駐車場に集合。Oさんのデリカで大田村から広域農道へ入り鋸山トンネルを出たところの登山口Pへ着く。この先工事中(と土砂崩れで2ヶ所)通行止めとなっている。7時40分に入山。
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梅雨最中の鬱蒼とした杉林をゆるやかに登ってゆく。30分ほどで苔むした雫石(しずくいし)に着く。雫であちこちに穴ができたという。
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急坂を登っていくと上が明るくなってヤマツツジの群落に出会う。この花も今が盛りだ。
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すぐ先で痩せ尾根の稜線に出る。周りは霧が立ち込めているものの下には深い森が見え隠れし高度感に足がすくむ。
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左へと尾根を進み分岐は案内板に従って一方通行を一旦右へと下る。
登り返して崖を上がると東のピーク大観峰だ。
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霧が晴れて由布岳が雲海に浮かぶ。(由布岳から左へ内山、鞍ヶ戸、鶴見岳が)
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パラパラと雨が落ちてきた。一方通行にしたがって八方岳(はっぽうだけ)へ向かう。
左手に先ほど登って来た尾根筋が見える。
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一旦クサリ場を下り尾根道を登りあがれば八方岳。ここが542mの山頂のようだ。
みんなで山頂写真。9時28分。
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先ほど登った大観峰を八方岳から見る。大観峰のほうがすこし高そうに見える。
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こんな看板があると緊張する。
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垂直に近いような岩壁をグリップやクサリに摑まって緊張しながら登る。
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股覗き岩から見る北の稜線。(岩の名前のとおりに股から覗いた写真です)
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見えたのはコレかな。太陽石というらしいが何かによく似ている。伊美の別宮社も脱帽。(ここではみんな笑顔です)
その左へ衝立岩、こけし岩、屏風岩と続くようだ。
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左右が切り立った痩せ尾根を緊張しながら進む。
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絶壁を背に木を掴みながらカニの横歩きで進む。
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さらにハラハラドキドキの痩せ尾根は続く。
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山香方面を向いた見晴岩で一休み。下に登山口駐車場が見える。
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無名岩を過ぎ自然林の急坂を下ると熊野権現前の神輿蔵の裏へと降りつく。熊野三山を祀る社へお参りする。
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国重文の熊野磨崖仏を拝観。端正な顔立ちの大日如来は下の不動明王よりも制作年代が下ると推定されている。皆さんは不動明王の裏にある岩の隙間を見ている。
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鬼の階段を下り駐車場で拝観料200円を払って朝の駐車場へ戻り無事縦走を終える。
12時12分。
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数日前に新聞で見た穴井戸観音の満開となった菖蒲を見に行く。
駐車場前に広がる蕎麦畑から見る朝日観音の岩屋。
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今が盛りの菖蒲の前でとっくに盛りを過ぎた人達が記念写真。
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すこし雨に降られたが数ヶ所で絶滅危惧種であるイワギリソウの花盛りに出会えて感激の山旅となる。
2日後の22日、Oさんは津波戸山と中山仙境を単独で調査、こちらでもイワギリソウの自生(開花~盛期は過ぎていたようだ)を確認されたようだ。やるー017.gif

             本日のハイライト イワギリソウ(岩桐草)
         (北向きの湿った岩峰の高いところに自生している)
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                      ヤマツツジ
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                      テイカカズラ
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                      ハナイカダ
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                      キリンソウ?
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                   シモツケソウ(シモツケ?)
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                  ザクロのつぼみ(下の駐車場)
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                   穴井戸観音の菖蒲
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by jinashi | 2010-06-21 22:59 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

西夷登山口

尻付山 (587M)  3回目 
 豊後高田市夷 ~ 大分100山 

人間ドックも近づいている。このところ腹囲も気になってきた。
ちょいと一汗かきに近くの尻付山に登ろう!
「これより国立公園夷谷」~ここから見る中山仙境、ハジカミ山はgood!
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西夷に入ると右手にある兄弟割石。人もけものも一度足を踏み入れたら出口がわからなくなる。またこの割石のそばで猟をしていた人が突然いなくなったりするなどの言い伝えがあります。数年前より地区の人達が注連縄をはっている。この石の持ち主はふじがき歯科医院の院長先生。
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林道のカーブにくるまを停めて歩き出す。15分ほどで二本松越えに着く。枯れ朽ちた松の大木の下にお地蔵様が祭られている。昔の峠で向こうの上黒土に続いている。左へ登ればハジカミ山頂。
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峠から連続する急坂を喘いで登ると30分ほどで丸い山頂に着く。テーブル(とイス)が新しくなっている。
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小屋も改修工事中のようだ。地元山友会の皆さんが清掃やキツネノカミソリなど植栽をしている。
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山頂から南に見る屋山。西側のふもとには六郷満山の古刹、長安寺が。
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一休みして下山。往復1時間30分ほどの一人旅。ふもと夷谷のレンゲ畑。
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         今日の花~あけびの花?
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         山頂にある玄圃梨(けんぽなし)の残り花。
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by jinashi | 2010-05-05 17:46 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)

赤根畑登山口

赤根山 (453M) 大分かくれ名山
前日の気温は大分市29.3度(国見27.2度)で7月初旬の暑さ?が今日は一転北風が強く寒い。以前赤根の山に登ろうとしたら鉄砲をもったおじさんと出会い取りやめたことがある。今回は猟師のOさんに今は禁猟期と聞いて安心して登る。赤根畑で野口とうたろうさんに出会って登山口を聞く。10時28分スタート。林道は舗装が途切れY字を右へと進む。
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左手伐採地の上に山頂部を望む。
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尾根道の赤テープを確認しながら進むと次第に直線的な急坂となる。
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勾配が緩んで右手へ少し進むと山頂だ。樹林の中で展望はない。
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下山途中樹間から見える熊ヶ岳
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往路を下り車へと戻ると10時17分。1時間までかからなかった。
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この時期には山があくびをしたようなにおいがする・・・正体はヒサカキ(姫榊)のにおい。
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赤根金ヶ峠登山口

狩場山 (500M) 大分かくれ名山
あかねの郷から香々地の夷方面へ進むと金ヶ峠手前のガードレールに黄色いプレートの登山口標識がある。大分市の穴井さんが大分県一円の山に取り付けて登山者を安心させている。11時28分スタート。
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いきなりの滑りやすい伐採地の急坂は道らしきところをとにかく上へと向かう。
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伐採地の上に上がりきると国東連山のパノラマだ。右から文殊山、その手前がさっき登った赤根山そして熊ヶ岳、千灯岳とつづく。
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豊後高田市と国東市の境界尾根を進む。お地蔵さんのある十字路?を左へ鋭角的に進みひと登りで最初のピーク。
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小さな鞍部から急坂を上がると次のピーク。その先の第3ピークを下り植林帯の鞍部からは立ち木や根っ子を借りながらの急坂となる。右手香々地方向からの強い寒風を受けながら登りきると4等三角点のある第4ピーク(490.7M)に着く。枯木立からハジカミ山や尻付山が見える。
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さらにテープを辿りながらゆるやかに登ると標識のあるひっそりとした狩場山山頂に着く。12時22分。ここも樹木で展望はない。
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下山は往路を戻る。急坂の下りに注意しながら無事下山。12時57分。 
車のそばに猟銃の空薬莢が・・・。
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かわいいムラサキケマンの花
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by jinashi | 2010-03-22 13:46 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)