14日にパリで開催されたユネスコ会議で「祖母・傾・大崩山系」がユネスコエコパークに登録された。
大分県HP

2015年8月にはエコパークへの申請を知って祖母山へ登った.
登録決定を機に今回は傾山を登ってみよう。2012年9月に払鳥屋から登って以来久々の傾山だ。
(下山時に山頂部を振り返る)
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 傾山(1602m)見立コース   ~ 九州百名山・4回目

県道6号を杉ヶ越から日之影町見立へと下って行き、右折して黒仁田林道へ入る。
排水溝で盛り上がった悪路を延々と進む。伐採された杉の原木が山積された横を通り・・10Kmほど五臓六腑を躍らせて?やっと登山口へ着く。
2009年10月以来だが・・当時と変わっていない。

先客の熊本ナンバーの隣に停めて出発。6時15分。ここの標高≒990m。
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やや悪路だが、4駆ならさらに1kmほどは入れそう・・
荒れ果てた林道?脇を進む。
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水場に着く。晴天続きで水量も少ない。
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怪獣の足?
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出発して45分ほどで広~い九折越に着く。
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ここから傾山が望めると思っていたが・・
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ミズナラやブナの尾根道歩きは気持ち良い。
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千間山あたり・・雲に隠れた山頂部。
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ナナカマド
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少し見えてきた。
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岩場や急坂が多くなってきて・・1500mあたりで色とりどりのミヤマキリシマが咲いていた。
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短パン姿の若い男性が下りて来た。
九折(豊栄鉱山跡)から三つ坊主コースを登ってきて、出来れば今日中に健男神社まで周回したいという・・恐ろしい健脚ぶり!
杉ヶ越コースに出会うとさらに激登り?となりロープや岩角を捕まえながら登る。
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後傾へ上がる。ガスが湧いてきて視界は不良。
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一旦鞍部へ下りるとほとくり原~払鳥屋・大白谷コースへの分岐。
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三ツ尾コース分岐を過ぎて大岩のゲートを抜けると山頂。
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4度目の山頂写真・・
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山頂のベニドウダン
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誰も居なかった山頂だが・・ガスが晴れるのを待っていたら次々と上ってきた。
最初の大分からの男性もエコパーク登録記念登山だそうだ。

しばらくするとガスが晴れてきた。
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三つ坊主方向。
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笠松山、本谷山方向。祖母山や大障子方向など遠くは霞んでいる。
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早い昼食を済ませて下山開始。1時間以上の山頂ロングステイでした。
後傾と本傾との間の深い谷。
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後傾から山頂部(本傾)を見る。
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深い九折渓谷?を見下ろす・・
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帰路に振り返ると山頂部がよく見えた
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カラ梅雨で日之影川に注ぐ見立谷の沢に水音は小さい・・
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下山時にも4組の登山者と出会った。
見立の楽勝コースから登ったのは私たちともう一組だけ(-_-;)あとは九折からの元気な皆さんでした。

いつかは祖母傾大崩を縦走してみたいと思っていたが、それなりの年となったので無理でしょうね・・
せめて線でつなぎたと思っているが、傾~杉ケ越と桧~夏木山がまだつながっていない。

ほぼ5年ぶりの傾山だった。祖母傾大崩エリアは深い渓谷や古代からの原生林が広がり何度来ても魅力的だ。
若葉の緑や風の匂い、鳥の囀りやハチの羽音など・・五感で摂る元気回復剤となった。
ユネスコエコパークの指定でさらに登山者も増えてくるだろう。


沿面距離≒8.8Km
登山口標高≒990m
累積標高(+)≒850m
所要時間≒6時間(休憩含む)

見立登山口スタート6:15→6:50水場→7:01九折越→8:33杉ヶ越コース分岐→8:55ホトクリ原払鳥屋分岐→9:00山頂10:07→11:31九折越→12:09登山口へゴール
(GPSマップ)
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by jinashi | 2017-06-19 17:15 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(10)

1週前には七年山アケボノツツジ観賞(目的)登山で空振りした・・・
実は、その時登り始めて間もなく元気に?下山してくる一人の男性に出会った。「あれ、もう登って来たん?」と聞いたら「ちょっと忘れ物^^;・・」と下りて行ったのだ。
翌日パソコンを開いて七年山を探すと・・・何と!その人は「おおいた山日記」のよっちゃんだったのだ。
(よっちゃんとは2011年5月の大障子岩で出会って以来でした)
健脚よっちゃんは、その日一旦北ルート登山口へ下りて奥ケ迫林道から七年山直登コースへ入り、私たちより早く七年山へ登ったのだろう。そしてさらに桑原山~万治越~林道へと周回している。

よっちゃんのアケボノ情報を見ると、さらに不完全燃焼度が高まってきた。
再挑戦で本峰の桑原山へ登る。

 桑原山(くわばるやま・1408m) ~大分百山・2回目

桑原山は9年前の7月に「大分百山」を完登した記念すべき山だ。
矢立峠から登ったが・・山頂の雰囲気は覚えているがコースはあまり記憶にない。
七年山リベンジでもあるので今回は七年谷の奥ケ迫林道から登ってみよう。

1週ぶりの藤河内「湯~トピア」分岐を奥ケ迫林道へ入る。
辻本さんHPを参照して4.5Km先の登山口を目指す。1.5kmほど進んだところで、が~ん・・・チェーンが張られて通行止めとなっている。
気を取り直して、ここから歩くことにする。6時14分。ここの標高≒520m。
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右に小屋が現れてその先右カーブする左に「七年山登山口」のオレンジ標識を見る。よっちゃんはここから七年山へ登ったのだろう。
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1.6kmほど進んだところに崩壊地あり。このためチェーンゲートが張られていたのだ。
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「登山口へ150m」のオレンジ標識を過ぎてやっと登山口へ着いた。
3.1Kmほどの林道歩きに1時間ちょっとかかった。
一休みして万次越尾根に取りつく。標高≒810m。
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いきなりの植林帯の急登となる。
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自然林へ入ると緩急繰り返す感じで標高を上げていく。
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新緑の天井。目には青葉・・・
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ハイノキ(灰の木)
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祖母傾系らしい深い森となった。ツガやブナの大木の元を歩く。
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縦走尾根が近づくと連続した急登となってくる。
先週の七年山の登りもこんな感じだった。
トンガリ岩が見えてきた。
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標高1240mの万次越に上がりつくと風が強くすこし肌寒い。
アケボノツツジが何本か見られるが花数は少なくほぼ終了している。
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ゆっくりママの到着を待って東へと桑原山西尾根を進む。
ここは宮崎大分県境。
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七年山尾根が見える。
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標高が上がるとアケボノツツジも目につくようになるがこの辺りはミツバツツジの濃い紅紫色が目立つ。
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振り返ると大崩山(左)や木山内岳(右)、真ん中の向こうに鹿納坊主も見えている。
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山頂の方から一人の男性が下りて来たのでしばしの立ち話。竹田の方で矢立峠から登ってきて、これから木山内岳をピストンするそうだ。九州百名山や大分百山も後少しのようです。頑張って!
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バイケイソウ群落を過ぎてひと登りで山頂部へ上がる。風も治まったようだ。
万次越から標高差170mほどだが、急登もなくわりと楽に登れた。
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石祠へご挨拶したらすぐに2度目の桑原山山頂へ到着。
登山口から2時間45分の超ゆっくりママでしたが・・2週続いて足場が不安定で似たような急登をよく頑張った。
向こうは鬼の目山あたりか?
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都城からの男性2人が休息中。
その後、延岡?からの4人組も登って来た。
こちらは延岡市方向か・・今日は黄砂で視界が悪い。
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山頂部は今が盛りのアケボノツツジが華やかだ・・・
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大分百山を達成した時にはもう来ることはないだろうと思っていたが・・
3等三角点(八本木)の傍で山頂写真。
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昼食をすませたら・・往路を戻る。
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シキミ
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万次越あたりでひっそりと咲いていたヒカゲツツジ。
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このコースは最近、どなたかが登山路の雑木を切り払ってくれていた。
おかげさまで気持ちよく歩けた。(感謝)
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下りではツガ大木と交信中。
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下山時に見た「ヒツジの木」?いや「ラクダの木」?
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激下って林道へ下りる。ふぅ~・・
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長い林道歩きの途中にある名瀑?名前は?
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無事に車のあるゲートへ着く。
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林道から見えた・・先週登った七年山山頂部。
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前夜にUさんから赤川浦岳へのお誘いいただき、若干ぐらついたが・・今回はリベンジ登山を貫徹したことで七年山~桑原山系の様子もだいぶわかった。
なにより、今年もアケボノツツジと出会えて大満足。


奥ケ迫林道鎖ゲート6:14→6:19七年山登山口→7:12砂防ダム林道広場→7:21桑原山(万次越尾根)登山口→8:45万次越(休憩)→9:52七年山尾根分岐→10:06桑原山(昼食)10:46→11:24万次越→12:21登山口林道へ下山→(林道歩き約3km)→13:13鎖ゲートへ戻る

 林道鎖ゲート標高≒520m
 登山口標高≒800m
 沿面距離≒10.7km 
 累積標高(+)≒1150m
 所要時間≒7時間(休憩含む)
(GPSマップ)
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by jinashi | 2017-05-09 09:50 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(4)

この季節になるとどうしても会いたくなるのがアケボノツツジ・・・

今年は桜の開花が遅かったが、ほかの山野花たちも同じようにゆっくりされているようだ。
去年はちょうどこの日に傾大崩山系の頭布岳~五葉岳を周回して見ごろのアケボノツツジを堪能した。

わりと近場?で咲き始めのアケボノさんを楽しめそうなところを探していたら未踏の七年山を思いついた。
桑原山にも近く、標高も1000m以上あるのでもたぶん見られるだろう。

 七年山(しちねんやま・1032m) 傾~大崩山系(桑原山属山)
   堀切三角点(879.7m)

(下山後に湯~トピア近くから見る七年山)
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R326の唄げんか大橋~桑原トンネルを出て直ぐに藤河内渓谷へと右折する。この道へ入るのは何年ぶりだろう・・・
こんなに距離があったかなあと思いながらも藤河内「湯~とぴあ」と桑原山登山口への奥ケ迫林道入口分岐手前の広場に駐車する。(まっすぐは夏木山、木山内岳への登山口)

準備をして出発。6時5分。ここの標高≒360m。
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七年山北尾根へ上がる最初の関門。
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右に植林帯、左に自然林の尾根筋を登っていく。
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ヒノキ林に朝日がさして来た。
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1時間ちょっとで5合目の標識を通過。登山口から標高差≒300m。
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赤松の大木群を進む。
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急登の連続するこのコースで唯一のフラットな森へ入る。
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落ち葉で滑りやすい急登を越えると気持ち良い新緑の尾根道歩き。
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急に開けて・・堀切(4等)三角点へ到着。
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次に上がったピークにも三角点らしきや宮崎の山本さん標識があるが・・まだ七年山山頂は先のようだ。
2重に巻かれたテープは右からの登山道があるのだろう・・
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山頂が近づくと浮石があるザレた急登となってきた。
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本日一番の難所はトラロープを頼りによじ登る。
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岩場の上から後ろ(北西方向)を振り返ると・・右奥に傾山、手前左に新百姓山~桧山~鋸尾根~夏木山へ続く稜線が絶景。
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ひと登りで小さなピークという感じの七年山山頂へ到着。
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3時間超えのタイムオーバーだが・・ゆっくりママも何とか登れて一安心。
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ここまで肝心のアケボノツツジは全く見あたらない。
この先桑原山へ続く尾根を進むと出会えるのだろうか?
樹間から見える桑原山(1408m)や稜線にはピンク色らしきは見えないが・・
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今日はここまでで退散。
山頂直下の岩場近くに咲き残りのミツバツツジ。
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こんなに頑張って登ってきたのか・・と思うほど次々と急坂を下って行く。
左下から桑原川の沢音が聞こえてきて・・無事に下山。
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落ち葉やザレ場の急斜面が次々と続き・・かなり鍛えてくれた七年山でした(>_<) 
山頂近くから古祖母山を登っているH田さんに℡すると・・アケボノさんは標高1300m~あたりで咲いているようだ。
今年は開花が遅い・・

帰ってよっちゃんさんHPを見れば、山頂の先(七年山尾根?)を桑原山へと縦走すれば咲き始めの妖艶を見られたようだ(-_-;)  


登山口6:05→7:11五合目→8:07堀切三角点→8:40山本一春さん標柱
→9:00虎ロープの岩場→9:14山頂(すぐに下山)→(昼?食)→10:55五合目
→11:37Pへ下山

登山口標高≒360m
沿面距離≒5.7km 
累積標高(+)≒870m 
所要時間=5時間30分(休憩含む)
(GPSマップ)
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まだ昼前・・藤河内「湯~とぴあ」で貸し切り一番風呂を浴びる。6年前の夏木山以来でした。
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その後、近くの鷹鳥屋山(たかどやさん)9合目あたりにある鷹鳥屋神社を訪ねた。
宇目町真弓集落から舗装路をくねくねと1.5kmほど登って行き止まりとなった神社入口へ駐車。
杉の巨木が並ぶ参道を緩やかに登っていく。
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階段を登り楼門を潜ると神社が見える。
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ちょうど神社を守られているご夫婦(たぶん・・)がおられたのでいろいろと教えていただいた。
祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)。
狛犬の代わり? 対に向き合う石造の鷹。
宮司の先祖が道に迷ったときに白い鷹が舞い降りて山頂まで導いたといわれる。
宇佐神宮の歴史にも登場する鷹は神様の使いと言われるが・・人里から遠いこんな山中にある神社は特別な歴史があるのだろう。
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この神社の宮司さんは県南落語の有名人矢野大和さん
ご夫婦の話では・・先ごろ日本を訪れたサウジアラビア国王の通訳を務めた鷹鳥屋明さん(本名は長岡明さん)は矢野大和さんと縁者(どんな関係か聞いたけど忘れた)になるようだ。

神社裏から鷹鳥屋山山頂までは10分ほどで登れるようだ。
展望も良さそうなので次回に機会があれば登ってみよう。



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by jinashi | 2017-05-02 12:44 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(6)

  

深い渓谷と森、稜線からの景観が魅力的な祖母傾大崩山系だが、2018年8月にユネスコエコパークの国内候補地としてユネスコに推薦することが決った。
ユネスコエコパークとは~地域の豊かな生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶと共に、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す取り組みで、日本では「志賀高原」、「白山」、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」、「屋久島・口永良部島」、「綾」、「只見」及び「南アルプス」の7か所がユネスコエコパークに登録されている。

久しぶりに祖母系の山を歩きたくなった。
紅葉も終盤となったがまだ楽しめるかもしれない。

 古祖母山(ふるそぼさん・1633.1m)  ~ 大分百山・3回目

早朝に出発して尾平越トンネルを出て高千穂側の駐車場に着くと夜も明けてきた。
先客は1台だけ。
準備をして出発しようとしたら高千穂側から1台が到着。
スタートは6時20分。 気温は9℃、今秋初めて感じる肌寒さ。
ここから登るのも5年ぶり。
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標高1100mあたりでガスってきた。
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40分ほどで尾平越へ着く。ここは祖母傾縦走路。時おりポツリポツリと雨も落ちてくる。
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古祖母へと大分宮崎県境を西へ向かう。ガスで縦走路も不明瞭・・
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後方より日がさしてきてブロッケンもどき?
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ガスが晴れてきて色づいた木々も現れる。
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樹間から祖母や天狗も見えてくる。
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1426m展望岩から雲に隠れた大障子、前障子あたり。稜線の向こうにくじゅう連山も・・
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紅葉した木々が迎えてくれる。
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今ごろは花よりキノコ
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スズタケの尾根を登っていく。
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ハシゴ場を登る。
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山頂手前の展望所(北峰?)から~祖母、天狗、烏帽子、障子の峰々(右より)
山腹に枯れ木も多く、全体的には紅葉も不燃だったか?
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歩いてきた尾根筋と向こうに傾山。
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古祖母山頂(南峰)へ到着。
神武天皇の祖母である豊玉姫がこの山に降臨した後に祖母山へと移ったとされ、それが山名の由来となっている。
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南に広々と九州山地の山々が青色のグラデーションを見せている。
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5月に登った二ツ岳や上岩戸大橋も見える。
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3等三角点前で山頂写真
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早い昼食を食べていると次々と登山者が到着してきた。
障子岳までとも思ったが・・往路を戻って下山する。

爽やかな秋空の下、縦走路下って行く。
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下山時に出会ったリンドウ
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尾平越トンネルPへ下山すると10台ほどが停まっていた。
秋晴れとなった10月最後の日曜日、登録待ちのユネスコエコパーク紅葉登山を楽しんだ。

長湯の御前湯につかってリフレッシュ。入院中のTちゃんをお見舞して早めのご帰還となる。



尾平越トンネル高千穂側登山口(駐車場)6:20→7:00稜線縦走路(尾平越)→8:06展望岩(1426m)→9:07ハシゴ場→9:23古祖母山頂(南峰)昼食10:16→11:48尾平越→12:17下山
  登山口標高≒970m  延面距離≒6.6km  累積標高(+)≒830m
 
(GPSマップ)
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by jinashi | 2016-10-31 15:30 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(12)

土曜日の朝、新聞を手に取ると、1面に「祖母傾ユネスコエコパークへ」という記事が目に入った。

大分、宮崎両県の6市町にまたがる約25万ヘクタールを領域とし、祖母、傾、大崩の3山の山頂周辺を自然保護の「核心地域」とする・・申請書を日本ユネスコ国内委員会に提出する。(8月22日大分合同朝刊)

ユネスコエコパークとは ~
ユネスコが制定する「生物圏保存地域」の日本での正式呼称。1976年、ユネスコの自然科学セクターで実施される「ユネスコ人間と生物圏」(MAB)の1事業として開始された。同じくユネスコが制定する世界遺産が保護・保全を目的としているのに対し、ユネスコエコパークは保護・保全に加え自然と人間社会の共生に重点が置かれている。
現在、ユネスコエコパークの登録件数は、119か国631件。(2014年6月現在)
そのうち日本のユネスコエコパークは、1980年(昭和55年)に登録された、志賀高原(長野県、群馬県)、 白山(石川県、岐阜県、富山県、福井県)、大台ケ原・大峯山(奈良県、三重県)、屋久島(鹿児島県) 及び2012(平成24)年に登録された綾(宮崎県)、2014年6月12日に正式登録承認された福島県只見地域、南アルプスユネスコエコパークを加え現在7カ所。 その核心地域や緩衝地域は、国立・国定公園や国有林の保護林として保全されている。

久しぶりに祖母山を登ろう。
標高もあって涼しいだろう。祖母固有種のウバタケニンジンにも出会ってみたい。

 祖母山(1756.4m)風穴コース  日本百名山~8回目

(下山後帰路に林道から見る祖母山)
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高千穂町五ケ所小学校を左折して里道へ入る。途中から轍で段差が出来た未舗装林道となり車を揺らしながら進む。車高の低いクルマは腹をこすりそうだ。早朝5時すぎに北谷登山口へ着く。先客はキャンピングカー1台。

うっすらと夜も明けてきたので出発。5時46分。ここの標高≒1100m。
今日は風穴コースを登る。2009年6月以来、6年ぶり3度目。
(ママは地区のお接待行事で)今日も一人登山。
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林道をすこし先へ進むと風穴コースの入口。祖母山最短コース、たぶん・・・
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薄暗い登山路をすすむと最初の沢渡り。
祖母~障子尾根の西を流れる北谷川?は東の竹田市緒方町尾平の奥嶽川と同じ大野川源流となっているのが面白い。
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3度目の渡渉。束ねた木の足場を越える。
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やや荒れた登山路となる。
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沢筋へ入るとすぐに大岩のロープ場が。
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ケルンに導かれてまもなく涸れ沢筋も終点。
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深い森へ入る。 
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「サルキタイ カウンター」?
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ハシゴを登って風穴へ。6時53分。
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中はひんやりした感じ。フラッシュ撮影。
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朝日が射す位置まで登って来た。
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スズタケの間を進む。
これもタコブナ?
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樹間から見る天狗岩。
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ハシゴ場
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ロープ場・・・と、けっこうハード。
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山頂部が見えてきた。
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山頂直下の厳しい登りとなる。
振り返って見る阿蘇山。
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右に障子岳からの縦走コース、左より神原コースと出会って山頂へ到着。
2年ぶりの山頂だ。8時21分。
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シンボルの天狗岩、烏帽子岩、障子岳、古祖母山方向。
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傾山方向
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大障子、前障子方向
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くじゅう連山、右に由布岳。
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お一人様山頂写真
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貸切りの山頂でゆったりしていると久留米の男性が登って来た。9合目小屋下でテン泊したようだ。しばし雑談をしてお別れする。黒金尾根から尾平へ下りるようだ。
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おにぎり1個パクついたら下山開始。
一人登山なので緊張しながら下山。
途中の標識にある数字は標高(m)のようだ。
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3組ほどの登山者とスライドして無事に下山。10時52分。
エコパーク登録にふさわしい深い自然の森が残るゾーンでした。

北谷登山口はほぼ満車となっていた。
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熊本のAさんと出会う。これから千間平から筒ケ岳へ登るという。
日本百名山が済んで、現在熊本百名山と九州百名山を征服中のようでした。
その筒ヶ岳を帰路に五カ所高原から望む~じなしも未登です。 「登っておいで!」と呼んでいます
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北谷登山口5:46→6:25沢筋取り付き→6:53風穴→7:50ハシゴ場→8:21山頂8:58→
9:56風穴→10:52登山口 
●登り≒2時間30分  下り≒2時間

(GPSマップ)
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ヤマジオウ
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ケイビラン
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クロクモソウ?
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シコクママコナ
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ヒヨドリバナのつぼみ?
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オトギリソウ
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ウバタケニンジンはまだ早かったのか?見つけられなかったのか?
薄暗くてピンボケ画像が多かった・・・。

帰路に、時間も早かったので・・・うすきさんブログで見た竹田市・緩木山のお花を探索・・・
シノノメソウ
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by jinashi | 2015-08-26 11:54 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(8)

新聞では大分市のある地区では「雨乞い神事」を行ったという。
今夏の大分市の降水量は平年値のわずか3%しか降っていないようだ。
そして…県内各地で連日の35℃を越える猛暑が続いている。

こんな時には高いお山…と思いついて祖母山に登る。
祖母山系は深い森と登りごたえのある登山路から稜線に上がれば、連なる山容が素晴らしい。

祖母山(そぼさん・1756.4m)  日本百名山~7回目
 黒岳(くろだけ・1578m) 宮崎ふるさと名山?~初登頂
 親父山(おやじやま・1644m)宮崎百名山~2回目
 障子岳(しょうじだけ・1709m)大分百山~4回目


(北谷登山口)


高千穂町五ヶ所から7㎞ほど入った北谷登山口は2011年1月の雪山登山会以来だ。今日は黒岳コースから祖母山を周回してみよう。
五ヵ所方向へ100mほど戻った黒岳コースへ入る。6時31分。ここの標高≒1090m。初めてのコースです。
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いきなりのもったいない下りをすすむと本谷の沢音が大きくなってくる。
最初の渡渉点。ヘルメットをつけた沢登りの若いグループが本谷の渓流を先行している。
何気なく飛び石を渡るとツルリ! 滑りこけて尻が半分沢に浸かってしまったのだ!
流れる帽子をストックで確保するも、ポケットに入れていたカメラも石に当たって動かなくなった。
いきなりのこの失態…今日はじなしの厄日かもしれない。
そういえば家を出るときガソリンプリカを探したが不明。
北谷で登山靴を履くとき靴下が無い。探しまくってやっと発見し一安心^^;

すこし上の渡渉点を慎重に通過。(ホッ…)
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植林帯の脇を登っていく。
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あわせ谷へ入り2度目の沢は慎重に渡る。
スズタケを進むと深い森へと入る。渓流の左岸を登っていくと3度目の渡渉。
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涸れ沢となりゴロ石の急登をすすむ。
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急坂が続きママはいつものスローダウン。
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前方に大岩が現われ進路もやや不明瞭となる。後方から若いペアが追い付いて来たので先行してもらう。
左上部に標識が見えて沢源流から支尾根へ取り付く。
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この先はススダケ摑みの急登が続く。一番厳しいところ。
何と!スズタケに指の付け根を切られて出血~ウーン…。
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チョイ休みを繰り返してやっと尾根の登山路に上がりつく。あたりはガスに包まれている。
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右へ向い、一旦ピークを下り登り返して黒岳山頂へ到着。9時25分。
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山頂先の展望所からはガスに包まれて何も見えない。お天気なら阿蘇やくじゅう連山がみえるはずだ。
すぐに折り返して親父山へと向かう。
霧雨となり雨具を着ける。
すぐに厳しいロープ場下りが続く。やや雨脚が強くなって途中の岩陰で雨宿り。

緩やかにつづく勾配を登り上がって親父山に着く。10時27分。5年ぶり2度目の山頂だ。
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障子岳へ向かう。
アメリカ空軍B29墜落の地を通る。
終戦の年の8月30日、この近くに墜落炎上、米兵12人が殉職した。説明板の下に機体の一部が残されている。
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ガスに煙る登山路を進む。天気が良ければ前方に障子岳、右に古祖母山の景色が良いところだ。
障子岳山頂に着く。11時12分。
熊本からのご夫婦が休息中。我々も昼食タイムとする。
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2010年10月以来の祠(墓?)「熊の社」とのご対面だ。先の親父山の親父は熊の事らしい。この山系にはまだ熊が生息しているかもしれない。
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引き返そうかとも思ったが…天気も回復してきそうなので、祖母山を目指す。
山頂脇に(新たに?~3年前にはなかった)設置された鹿除け鉄柵を抜けると祖母傾縦走路に出る。
前方にミヤマ公園と天狗岩が見えてきた。
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ひと登りでミヤマ公園に上がりつく。
ガスも取れてきて祖母山が現われてきた。
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天狗岩分岐、黒金尾根分岐を過ぎると苦しい登りが続く。
標高1700mを過ぎて山頂直下の2連ハシゴを緊張しながら登る。右下は絶壁…。
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さらにハシゴや鎖場と続く。展望岩へ上がって歩いて来た天狗岩や烏帽子岩、障子岳を振り返る。
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トラバース岩壁左の直登コースを登り上がると風穴コースに近い山頂へ着いた。
ホッ…。13時48分。  
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ここまで同じコースを歩いてきた宮崎のF本さんご夫妻?とも一緒に山頂写真。
とても感じのよい若いお二人でした。これからも仲良く山歩きを続けてくださいね。
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時間も下がったのですぐに下山開始。下山路は遠回りになるが安心コースの国観峠へ下りる。
国観峠ではお地蔵様にご挨拶。
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三県境から千間平を通り杉林を下ってやっと北谷登山口へ戻ることが出来た。16時27分。
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累積標高差≒1330mほどあり、10時間越えの長く厳しいコースでした。
★★★★☆ぐらいか?
アクシデントあり、雨にも降られた厳しい祖母山系でしたが…何とも魅力的なお山です。


今日のGPS(拡大します)
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          イワタバコ(もう終盤)
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by jinashi | 2013-08-20 10:21 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(12)

傾山(かたむきやま・1602.2m)  日本300名山~3回目

早朝には前夜からの小雨が残るが、予報では今日は良い天気になりそうだ。
宇目の払鳥屋(西山)から傾を登ってみよう。初めてのコースだ。


宇目R326のトトロ入口を県4号へ入る。西山から県613へと川沿いの狭い道を進む。払鳥屋から林道をくねくね登っていくと未舗装となり、先の台風のためか?木が垂れ、路面も荒れているので手前三差路に車を停める。県4の西山から9Kmほどの所。
準備をしてスタート。7時45分。ここの標高≒600m。
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林道を900mほど歩くと登山口だ。手前に車が1台。Uターン場所にテントが張られている。
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やや増水ぎみの沢を渉った先に登山口の看板が立つ。
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2度目の沢。飛び石を渡る。
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植林帯から林道へ出る。
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植林帯から一旦下って吐合となった沢を渉る。
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左右に沢音を聞きながらジグザグの登山路は次第に急坂となってくる。
自然林となった尾根筋に上がると朝日が射してくる。
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最初のロープ場。
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2番目のロープ場。
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その上露岩から南に大崩山系の山々が広がる。
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ブナやツガなどの大木が現われ深い森に入る。急坂が続くが足元はふわふわと気持ち良い。
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3度目のロープ場からも急登が続く。いつもの超スローペースのママとなる。
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やっとソデ尾に着くと右から冷水コースと合流。1392m。露岩からの展望が良い。10時58分。
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一旦急坂を下ってホトクリ原といわれる盛り上がりを目指す。
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北に見えるはずのくじゅう連山も雲の中。
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ホトクリ原への登りは緩やかだが疲れた足腰に来る。
男性2人が下山してきた。一晩中雨で登山口のテント泊りは難儀をしたそうだ。
左が断崖となった登山路から見る杉ケ越コース尾根から新百姓山方向。周りを登ったことがある山々が連なる。
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後傾からのメインコースに出合う。間に見えるはずの本谷山方向はガスの中。
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三ツ尾コースを分けるとすぐに山頂だ。ママも疲れ切ってゴール。12時32分。
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貸切りの山頂写真。
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ガスが晴れて先端部から見えた三つ坊主方向。
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昼食を頂いて一休み。対岸は後傾。
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往路を戻って下山とする。13時15分。
振り返れば見えた後傾と本傾の鞍部。
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ソデ尾からの急坂を慎重に下って無事に下山。16時20分に車に戻る。
久しぶりに高低差(1100mほど?)があり、登りごたえのある山でした。
すこし遠回りして木浦名水館へ。疲れた体を名水の湯でほぐして帰路につく。

   シコクママコナ
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   クチベニタケ
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   アキノキリンソウ
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   山頂のリンドウ蕾
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    ?茸
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   山頂にいい色の五葉松
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   山頂で早くも紅葉を始めたドウダンツツジ
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by jinashi | 2012-09-26 14:52 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(5)

祖母山(1756.4m)  日本百名山~6回目

23日に梅雨明けして今が一番暑さの厳しい頃合いだ。
ママは福岡行きで単独行となる。去年の正月に北谷から雪山を登って以来の祖母山だが…今日はあの黒金尾根から登ってみよう。ブナや栂、ヒメシャラなど自然林の森は深くすばらしいゾーンだ。
6年前に黒金尾根~障子岳~古祖母山~尾平越~尾平と周回したが、その手強さも体感している。
コースは標高差も距離もあるので早朝(深夜?)に自宅を発つ。朝地から県46で緒方へ向かう途中の大野川は先の豪雨災害で橋の欄干が流され1車線の交互通行となっている。河川横の山肌には水害の爪痕が残っていて痛々しい。

原尻の滝から県道7を延々と走ってやっと尾平へ着く。尾平のカーブには4台が停まっている。
準備をしてスタート。
6時12分。ここの標高≒600m。青空が見えているが午後から雷雨の予報も出ている。
尾平鉱山跡を歩き始める。正面に天狗岩や烏帽子岩などが連なる稜線を見上げる。何度見ても感動する景観だ。
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奥嶽川に架けられた最初の第1吊り橋は渡らずに下を潜って行く。下山はこの吊り橋から戻る。
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第2吊り橋をわたる。足場板は滑りやすく、ゆらゆら揺れる。
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道迷いをしないように登山口から2合目までに付けられたピンクのビニールテープに誘導される。
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津上橋を渡る。2003年に佐賀の皆さんがボランティアで完成させた。パイプ製で頑丈に出来ている。
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すこし増水気味の川を滑りこけないように渉ると自然林へ入る。
標高700m地点から川上渓谷への分岐を過ぎると黒金尾根の厳しい急勾配の登りがはじまる。
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800m地点は展望所となっている。川上渓谷の上部に見える稜線は少し雲がかかっている。
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急坂は続き頭から汗が噴き出してきて帽子の庇から絶え間なく垂れ落ちる。
水補給のチョイ休みを繰り返してやっと1200mの栂(ツガ)原生林ゾーンへ入る。
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スズタケをかき分けて休み休み登っていく。6年前よりずっとスローペース。この暑さで?いや、歳をとったからかナ…。
天狗の水場で冷たくておいしい水を頂く。タオルを湿らせ顔や体の汗を拭く。ひんやりと気持ち良い。
(白いのはタオルです)
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1500mを過ぎてゴロ石の急坂を登ると天狗岩の真下に出たようだ。道迷いをしたようだ。岩壁を右方向に回り込むようにして上部に上がりスズタケを泳ぐように進むと縦走路に出た。(一安心)標高差950mほどを登ってきた。
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祖母方向に50mほど行く(下る)と出てくる予定だった縦走路分岐点に着く。10時7分。
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全身(ポケットの携帯やカメラも)汗でびしょ濡れとなっていて、分岐先を少し祖母よりに行った右手の見晴岩でシャツやタオルを干して大休憩。向こうにみえるのが祖母山のピーク。
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縦走路に出て祖母山へ向かう。ここからは初めてのコース。
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ウラ谷手前で足が攣ったようになり常備の速効㊙漢方薬を飲んでいたら一人の男性が追いついてきた。本日はじめて出会う人間でなんとなくうれしくなります。福岡の掘さんでした。前日は超ハードコースの杉ケ越から傾山を往復したという健脚の方です。今日は北谷~黒岳~親父~障子~祖母と周回する途中でした。後を歩かせていただきました。
1600m標識を過ぎて最初のハシゴを登る。
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1700m標識をすぎると難所となり岩壁に2段ハシゴが現われる。
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緊張しながら登るとさらに上にもハシゴやロープ場が続き慎重にクリアする。
山頂直下の見晴岩へ上がり祖母山大岸壁を仰ぐ。
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トラバース岩場の横からはい上がるようにして山頂へ着く。
堀さんと一緒に記念の山頂写真。12時15分。
堀さんはいつもは単独登山で九州百名山は離島だけが残っているようで、じなしより多く登っているようです。
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山頂では鹿児島県からのご夫婦が一休みしている。
神武天皇の母・豊玉姫を祀る石祠がある山頂をとんぼが群れ飛ぶ。ナツアカネか?
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ガスが晴れて天狗岩が顔を出す。
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遠くで雷鳴が聞こえてきたので堀さん、鹿児島のご夫婦とお別れして下山開始。九合目小屋でおにぎりをパクついて宮原へ下っていく。鎖場をトラバースして馬の背の朽ちかけた丸木を渡る。(渡ったところから返り見る)
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前の背あたりで山頂方面を振りかえるとポツリと落ちてきたので雨具を着ける。
夕立雲は近い。
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その後は凄まじい雷雨となる。(ここからは写真もとれなくなる)
ストックを投げて岩壁に隠れるようにして何とか雨宿りをするが半身はずぶ濡れとなる。15分ほどたってすこし小雨になり下山を急ぐ。登山路は川となって泥水が流れている。
やっと宮原(1402m)へ着いた。1時50分ごろ。
ここから尾平へと降りて行く。2006年に尾平から大障子を縦走したときに登った宮原コースだ。雷鳴が近く、遠く、続いている。雨も強弱を繰り返す。雷さんにおびえながらも泥水の川となった登山路をグングン下っていく。
やっと小雨となって2合目まで下りてきた。標高は≒1000m。2時44分。
(濡れたカメラをティッシュで拭いて~動きました)
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この雨で少し増水した川をハラハラしながら渉る。
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もうだいぶ古くなった第1吊り橋を恐る恐る渡る。
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無事に車に戻って一安心。15時45分。
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歩数は25000歩。登った標高差は1200mぐらい、歩いた距離は11Kmほどか。    
車の中で着替えて人心地となり帰路につく。 山の雷は怖い!
帰路のカーラジオで今日の国見は35.8℃の猛暑だったようだ。

本日のGPS(拡大します)
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タマガワホトトギス? 
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コバギボウシ(ハシゴ場の難所に咲いていました)
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ヤマアジサイ
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by jinashi | 2012-07-30 19:01 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(4)

 尾平トンネル南登山口

 本谷山(ほんたにやま・1643m)    大分百山~2回目
彼岸も過ぎるとすこしずつ気温も下がってきて山粧う季節となってきた。
一足早く紅葉の気配を求めて祖母傾山系の本谷山に登ろう。

原尻の滝からうんざりするほど長くて狭い県道7号を奥岳川沿いに行く。人家の横に大きな金木犀が満開で迎えてくれる。尾平トンネルを抜けると宮崎県に入る。(まっすぐ先へ下りると高千穂町)
昨秋はここから快晴の古祖母山、障子岳を楽しんだが今日は反対方向の本谷山に登る。
本谷山には4年前に九折越から笠松山とセットでピストンしているのだが、尾平からのこの区間はまだ歩いたことがない。

駐車場には同じころ着いた大分ナンバーの男性の車と2台のみ。車から降りるとひんやりとした「やや寒」を感じる。天気は高曇りでたぶん雨はないだろう。
準備をしてスタート。7時45分。ここの標高≒960m。
駐車場に新しい指導標が。
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本谷山登山口にある句碑。 …ちょうど今の季節を詠んでいる。
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最初はトンネル上部の植林帯を登る。支尾根に上がるとジグザグのはっきりとした登山路となる。
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30分ほどで上が明るくなって右へ稜線沿いに進むと縦走路に出会う。
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右手南には二つ岳方面が見えているが北側からはガスが流れて祖母や天狗そして障子岳の山頂部は雲の中だ。
県境の気持ちの良い尾根の縦走路を歩く。
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ブナの木が多くなってきて「ブナ広場」と言われるところに着く。水場に降りるところに(テント泊した人の?)ゴミが散乱していて残念。
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傾斜が増してきて前方に丸く盛り上がったピークを目指す。登り上がったところから最高地点へ進んで丸山三角点を見つける。
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次々と現れるブナの大木の間を進む。
ナナカマドの赤い実が落ちた縦走路には紅葉を始めた樹木もちらほらと目につく
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クマ笹やスズ竹の登山路を進む。急坂となって前方に大岩が現われるとその先が三国岩という展望所だ。帰路に立ち寄ることにして山頂へ向かう。
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追い越して行った大分の男性が下山してきた。あと5分の標識をすぎて急坂をひと登りで狭い山頂に到着した。2度目の山頂。まわりは樹木で展望はない。10時28分。
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山頂写真をとって一休み。
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下山で三国岩に上がる。祖母山から障子岳、古祖母山のパノラマが楽しめるらしいのだが今日はガスの中。サッポロ一番がおいしい季節となってきた。
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帰路の縦走路にも大分県側からガスが流れてきた。
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縦走路を完歩するため往路の本谷山登山口へ下りずに真っすぐ尾平越に向かう。
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すぐに祠が現われる。何の神様を祀っているのだろう?
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本谷山登山口分岐から尾平越までは荒れた感じの縦走路で思った以上に距離があった。急坂のピークを越えると見たことがある尾平越へ着く。
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ここからは昨秋に歩いた尾平トンネル南口へのコースを下りる。
尾平越から30分で無事に下山する。13時30分。
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出会った登山者は単独男性2名のみ。このコースは祖母傾の縦走路なのだが、ややマイナーなのか登山者も少ないようだ。
祖母~傾~大崩の縦走路で未踏の区間もあとすこしとなった。


本日一番のブナの大木。
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はじまった紅葉。
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ヤマボウシの実(食べられる?)
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未だ咲いていたシコクママコナ(四国飯子菜)
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by jinashi | 2011-10-04 20:39 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(2)

 竹田市神原白水登山口

大障子岩(おおしょうじいわ・1451m)  
 九州100名山・大分百山~2回目  
 ママの大分百山~100座目003.gif
4月3日の夏木山で99座目となっていたママの大分百山。いよいよ今日完登の日を迎えた。
本日のサポーター(見届人)はじなし以下二郷山友会のO会長、Fさん、さとみさんと大分市の孝子さん、
そして特別ゲストサポーターに大分市「うさぎ&かめの山楽校」会長のタカ子さんがナビゲーターとして同行していただくこととなった。
最後に残ったこの大障子岩は100山の内ではおそらく一番手強い山で、ガイドブックにも「健脚コースで必ずベテランと同行すること」などと書かれている。4年前のこの時期にO会長以下5名で尾平→宮の原→大障子→前障子→健男社へと縦走したが厳しいアップダウンに故障者も出てやっと日没時刻に下山したときにはじなしもバテバテだった。登山コースはいくつかあるが、山楽校事務局長Aさんから(ママの実力と安全面から)薦められた神原白水(こうばるしろうず)⇔八丁越コースを登ることとする。タカ子さん以外は皆初めてのコースで楽しみだ。

早朝、タカ子さんと竹田の玉来駅で合流する。皆さんと初対面のあいさつを交わして神原白水登山口まで先導していただく。今日は晴天のいい一日となりそうだ。

登山口となる狭い林道にUターンして車を停める。
準備をしてタカ子さんを先頭に歩き始める。6時32分。ここの標高≒550m。
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植林帯の急坂を上って行く。
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大岩の横を通る。
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途中の谷間から振り返ってくじゅう連山を望む。
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小滝を過ぎる。
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ガレ沢を登り左の尾根へ取り付く。
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長い急登が続きママもスローダウン。このあたりから新緑の自然林となりシャクナゲのピンクが目に付くようになる。
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急坂の尾根から左上に大障子岩が見えてくる。
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八丁越に上がり着き縦走路に合流して一休み。9時18分。
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大障子岩へ向かうとすぐに愛しの滝コース(クーチ谷)分岐を右に見て展望の良い露岩に上がる。
左に傾、右に障子岳・天狗岩までのパノラマが広がる。足元に尾平の谷が深い。
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風に揺れる(終盤となった)アケボノツツジが現れてくるとさらに急坂となり木の根や岩を掴んで登る。前峰の虎ロープがさがる大岩を越える。
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前方に聳え立つ大障子の大岩に圧倒される。山頂部の先端に先ほど追い越していった男性が一人豆粒ほど。
 (後にその男性はHP「大分山日記」のよっちゃんさんだと知ることになる。)
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ここからタカ子さんはママを先頭に立たせる。
一旦下って大岩の壁を左にして登り上がる。右に前障子への縦走路を分けるとその先が山頂だ。
後半ペースが落ちてきたママだが笑顔で一番先に大障子岩の山頂に立つ!003.gif 大分百山~100座目の山頂だ。10時23分。
さっそく皆で記念山頂写真。
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山楽校事務局長のAさんがこの日のために作ってくれた記念プレート。
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祖母山方向の絶景。
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先端部から振り返って見る前障子。
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左に傾山。中央に笠松山方向。
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全方位の絶景を楽しみながら昼食タイム。Oさんのさくらんぼや野いちご、タカ子さんの冷えたトマトが振舞われる。
4年前にじなしが投げそこなって先端部の割れ目に落ちていった発泡酒がまだあるのが見える。
1時間ほどゆったり休憩する。男性2人が登って来たのを機に下山開始。
終りとなったアケボノツツジが青空の下で風に揺らいでいる。
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往路を戻り2時間30分ほどで全員無事に下山する。
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同行していただいた山楽校のタカ子さん、O会長さん、Fさん、さとみさん、孝子さん、ありがとうございました。皆さんのサポートのおかげでママも山登りを始めて6年で大分百山を完登することが出来ました。

帰路にタカ子さんが連れて行ってくれた穴森神社参道のご神木。 5人がかりの太さ。
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神殿裏にある姥嶽大明神の化身の大蛇が棲んでいたという洞窟。
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                 ギンリョウソウ
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                 ツクシシャクナゲ
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                  ヒカゲツツジ
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                 アケボノツツジ(終り)
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                 八丁越のブナの新緑
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by jinashi | 2011-05-17 18:01 | 大分県の山歩き~祖母・傾系 | Comments(0)