カテゴリ:宮崎県の山歩き( 30 )

じなしはまだヤッコソウを見たことがない。
2年前の今頃、水俣市と出水市境界(鹿児島熊本県境)の矢筈岳から下山したときに出会ったおじさんから、山頂近くに今が見ごろのヤッコソウの群生地があることを聞いた。
まだ見たことがなかったのだが予定していた次の山(矢岳)へ向かったのだ。

宮崎市西部にある高房山ではこの時季にヤッコソウが見られるらしい。
日本列島を気圧の谷が通過するため天気は不安定のようだが、まだ見ぬヤッコソウに出会いに日向路を南下した。
辻本さんHP・大分の山登山記を参考にする。

 高房山(337.3m) 遊々の森~宮崎市西部の里山 

ナビにセットした宮崎市西部の高岡温泉「やすらぎの郷」を右に見て先に進むと爪田ダムへ着く。
ダムの周回道を進むと案内マップを見つける。ヤッコソウ群生地の表記もあり、周遊路コースはここがスタート地点のようだ。
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すぐ先の道路脇スペースに駐車してスタート。7時29分。ここの標高≒50m。
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階段を登って自然林を行くと送電線鉄塔下へ出る。横の木箱に入った周遊マップを頂く。
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鉄塔真下から見る幾何学模様。
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ここは「遊々の森」の遊歩道。
※「遊々の森」~ 国有林と学校等が協定を締結することで、児童や生徒が森林環境教育を実.践できるフィールドを国有林内に設定する制度。
地塁状になった尾根を行く。
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何度か「ゆるい&急」分岐が現われるがどちらを行っても同じようなもの。
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緩やかな登りもあるが登山路というより散策路という感じ?
これはムベ?
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アッ! 早くもヤッコソウ発見! まだ群生地のだいぶ手前なのに・・・。
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高さは2~3㎝ほど。淡桃色のかわいい森の小人。
ばんざ~い!っという感じ。
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葉緑素を持たない全寄生植物で、森林のシイノキなどの根に寄生する。・・・短い地上茎に数枚の小さい葉が対生し、先に花が単生する。ヤッコソウとは大名行列の奴に見立てての命名(wikipedia)
ここからはおのずと下向き歩きとなる。

これはツチトリモチ。以前宮崎南部の双石山(ぼろいしやま)でたくさん見た。
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この山塊ではヤッコソウはイタジイの木の根に寄生するという。
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1時間ほどで分岐へ到着。
まっすぐに反射板の方向へ向かうと「ヤッコソウ群生地」の看板があるところへ着く。辺りにヤッコソウは見当たらない。
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「群生地看板」あたりを少し過ぎたところに群生地があった!
ママは携帯で激写。
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ヤッコソウは沖縄や九州、四国の一部でしか見ることが出来ないようだ。受粉を終えると茶褐色になるらしい。見頃は10月末~11月中旬ごろ。
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分岐の先にある反射板。
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反射板をぐるり廻って林道へ出る。
しばらく行った先の木の枝に下がるテープから踏み跡を森へ入る。
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すぐに高房山(3等三角点・337.3m)へ到着。9時9分。
ここまで山へ登ったという感じではない。
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その先の林道からうっすらと宮崎シーガイヤドームが見えている。
曇り空からポツポツと小雨が落ちてきたので雨具を着ける。
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辻本さんHPにある高房山系標高最高点へ行ってみよう。
林道横にノコンギク?
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林道を進み、この辺りからかな?と一旦は藪へ入るもギブアップしてUターン。
先の散策路をベンチのある分岐へ戻り昼食タイム。10時13分。
ひと休みしたら…遊歩道を周回する感じで右へ入る。10時46分。
ぱらついた小雨も上がったようだ。
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その先にも何カ所かヤッコソウの群生地が続く。
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4連山神様へお参り。
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豊かな自然林の中にひときわ大きなメアサスギが現われる。
※メアサスギは成長が遅く根曲がりするが種や花をつけず花粉が飛ばないという特徴があるらしい。
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この先アップダウンが大きくなってきてキツイところ。
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工事中の送電鉄塔下へ。
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絶縁碍子?の大きいこと!(ストックとくらべて・・)
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一旦林道へ出て戻るように歩いて行くと左側に標識がある。
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急坂を下って分岐を右に降りて行く。
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谷の沢沿いを進む。何度か沢を越える
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ダム周回路へ出た。
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周回路を戻って朝のスタート地点へ戻る。12時23分。
遊歩道散策とはいえ、距離や累積標高差、歩行時間は予想を超えるものでした。

初めてみるヤッコソウ・・・九州でも宮崎など数か所でしか見られないようです。これからも大事に守ってもらいたいものだ。

下山後、高岡温泉「やすらぎの郷」へ。
綾町の「綾手づくりほんものセンター」に立ち寄り有機野菜など買い求めて帰路につく。
14時前に綾町を出て・・・20時前に帰着。ふぅ~

(本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2014-11-04 11:15 | 宮崎県の山歩き | Comments(12)

連休は晴れの予報だ。
久々に九州山地へ遠征しよう。辻本さんHPを参照して向坂山から三方山を歩く。
去年、天主山へ登った時、その南東の三方山やさらに向坂山や国見岳へ尾根ルートが繋がっていることを知る。
2011年4月に霧立越を歩いた時にも向坂山山頂から三方山への分岐を確認している。

 向坂山(1684.7m) ~九州百名山・2回目
 三方山(1577.9m) ~熊本百名山・みやざき百山

前日から出かけて、道の駅高千穂で車中泊。深夜に隣に入ったワゴン車がエンジン音とラジオがうるさく(常識がない人でした)、そのまま五ヶ瀬ハイランドスキー場へ向かう。
霧立越ゲート通過は3時15分。
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もみじ坂、あかまつ坂、カシバル坂をくねくね登って高度を上げる。カシバル峠から荒れたダート道となり、ごぼう畑登山口に1台の車を横目に進みスキー場へ到着。高千穂から1時間ほど…。 暫し仮眠。

ママから起こされて外を見るとちょうど夜明けの地球ショーが始まるところでした。
ご来光タイムは5時50分。
お日様の左は行縢山か?(その手前左は諸塚山?)
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あっという間に山の端を離れる。感動のひととき…。道の駅高千穂で起こしてくれた常識のない方のお陰!?
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雲海に阿蘇山。
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くじゅう連山も。
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準備をして出発。6時22分。ここの標高≒1590m。
気温は10℃でやや寒い。
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リフトの横を登って行く。朝日がまばゆい。
今日のコースは宮崎と熊本の県境でもある。
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尾根沿いの丸木階段を登る。
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2本のイチイ木の間を過ぎると3等三角点の向坂山山頂。6時43分。
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前回はここから左へと下りて杉越から白岩山へ向かったが、今日は真っすぐぎみに三方山へ向かう。
歩き始めようとしたら同じコースから男性が追いついてきた。
下関からのあうさんでした。先週登った下関の竜王山の近くの方で、遠く離れた九州山地で出会う縁を感じる。
あうさんは三方山からさらに椎矢峠(や高岳?)を往復するらしい。

向坂山からはグングン下っていく。帰路は登って戻ることになるのだ…。
すこし下ったところから前方に向霧立(むこうきったち)の盟主国見岳を望む。3年前に歩いたことを思い出す。
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南に雲海に沈んでいるのは椎葉の里あたり?。
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ブナの多い森はやわらかな落ち葉の上を気持ちよく歩く。歩くのにちょうどよいぐらいの気温で汗もかかない程度。
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そこはかとなく感じる秋の気配。
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落した手袋を見つけて戻ってきたあうさんの後姿。
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標高≒1405mの最低鞍部あたり。8時9分。
向坂山からここまで280mほど下って来たのだ。向坂山と三方山の中間点をすこし過ぎたあたりか?
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岩が多くなって急登となってきた。
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三方山まであと2Kmあたりの天女ケ岩。ビューポイント。
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天女ケ岩から歩いて来た尾根を返り見る。
一番高いところが向坂山。よく歩いて来たね。
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不思議な大木です。三方山まであと1Kmほど。
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右前方に切剥(きりはぎ1578m)、その向こうに(見えない)天主岳。  三方山山頂は近い。
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山頂直下。
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到着! 縦走路の途中のピークが3等三角点のある山頂だ。9時35分。
スキー場から3時間10分ほど。向坂山から標高差100mほど下って登って?きたのだ!^^
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まわりの木々で展望は無い。山頂写真。
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三角点横のキリンソウと(食べられそうな?)キノコ。
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すこし先の展望のあるところでランチタイム。
前方に高岳。そこまであうさんは歩いているのだろうか?
その手前に椎矢峠があるようだ。
(椎矢峠の椎葉矢部線は橋梁架け替え工事のため現在全面通行止めとなっているようだ)
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カップめんを食べていたらトレランの若い男性が走ってきた。
ここは九州脊梁ロングトレイルランコースだ。山都町コースは緑仙境から小川岳→向坂山→三方山→切剥→遠見山→緑仙境ゴールの全長35Kmを走る山の鉄人レースだ。2013年大会には400人ほどが参加し、トップは3時間31分20秒。この男性も4時間とすこしで走りぬくという。すごい!
現在、九州脊梁山地では熊本の山都町コースのほか、宮崎県五ヶ瀬コースや椎葉コースで大会が実施されているようです。

ひと休みしたら往路を戻る。10時19分。
後半には苦しい登りが待っているのだ。
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秋の気配を感じながら…
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ヒトも座れたサルノコシカケ
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アブラチャン?の森。
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霧立越の白岩山あたり。
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向坂山まであと1000m。苦しい最後の急坂へ取り付く。
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途中でお遊び。
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やっと向坂山へ戻る。ふぅー・・・。 13時17分。
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小川岳を前に見てスキー場へゴール。13時40分。 往復≒12.5Km。
気温は19℃となっていた。
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帰路に以前訪れた花園に立ち寄ってみましたが・・・花は終わっていました。
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(本日のGPSマップ)
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by jinashi | 2014-09-16 23:30 | 宮崎県の山歩き | Comments(8)

宮崎県諸塚村の黒岳では福寿草が開花しているらしい。
行ってみようと思っていたが…週末に降った大雪では登山もお花も無理だろう。

今日は阿蘇中岳、高岳の雪山を登ろう~と早朝に発って小国から阿蘇へ向かう。
R387~R212や阿蘇パノラマラインでは一部で雪道となっているがおおむね除雪されている。
R212から正面に阿蘇山(涅槃像)。
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草千里から中岳の噴煙を見る。
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ロープウエイ駅に着くと「噴火警戒レベル2発令中」のためこの先通行止めとなっている。
駐車場にも火山ガスの異臭が漂う。
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登山をあきらめて高千穂に向かう。辻本さんHP 「天香具山(あまのかぐやま)」へとも思ったがここも大雪だろう。
高千穂町中心部からほど近い国見ケ丘へ行ってみよう。五ヶ瀬町方面へ登山の時にいつか寄ってみようと思っていた所だ。

 国見ケ丘へ

道の駅高千穂を過ぎてR218から県203へ右折してしばらくくねくね登ると売店が見えて国見ケ丘駐車場へ着く。
残雪のため登山靴に履きかえる。
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国見ケ岳は神武天皇の御孫・建磐竜命(タテイワタツノミコト)が九州統治の際に立ち寄って国見をされたといわれている所。
秋から初冬にかけての雲海に沈む高千穂盆地や日の出を拝む名所として知られているようだ。
祖母傾国定公園に指定されている。
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展望の良い先端部へ出る。ここの標高は513m。
北に祖母の連山。
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東に天香具山、高天原、四皇子峰や高千穂盆地。
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南に諸塚山。去年の春にはいち早く咲くアケボノツツジを鑑賞した。
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霊峰・二上山。日本書紀による天孫降臨の山といわれている。
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駐車場へ戻る途中にアカマツの大木が立つ高台へ上がる。
東を向いた大きな石像は、瓊々杵尊(ニニギノミコト)とその足下にひざまずく土蜘蛛(=土地の豪族)の大鉏(オオクワ)と小鉏(オクワ)。
土蜘蛛伝説はじなしブログ1年ぶりの平尾台~青竜窟を探訪にも出てくる。

「ニニギノミコトが高千穂の地に天降ったときには天は暗く夜も昼もわからない状態だった。そこに現れたオオクワとオクワが「尊の手で稲千穂を籾とし四方に投げれば必ず明るくなります」と奏上した。その通りにすると天は明るくなり日も月も光輝く状態になったと言う… 」
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道の駅高千穂で昼食のおにぎり弁当を買う。
値段もグッド! トレッキング弁当に良さそうだ。とても美味しい。(お腹も空いていた) 
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 秋元神社へ

道の駅の店員さんにネットで見た秋元神社の場所を聞く。
神社の裏山には宮崎県指定天然記念物の福寿草(=採ると罰せられますよ!)が自生しているらしいのだ。
R218を日之影町へ向かう。
天翔大橋を渡る。
~アーチスパン60mでコンクリートのアーチ橋としては日本一長い橋だ。さらに五ヶ瀬川の水面から橋面までの高さも143mあり、これも日本一高い橋だ。
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橋を渡ったらすぐに右折し、水ケ崎大橋を渡ったら狭い県50を向山へと向かう。
分岐ごとに「秋元神社へ」の標識がある。
除雪はされているが道路脇の雪で車幅のみとなった道路を慎重に進む。水ケ崎からカーブを繰り返して7㎞ほどで最奥の水の口集落へ着く。諸塚山の北山麓となる辺りだ。
すこし広くなった道路脇に駐車して歩き始める。12時14分。ここの標高≒530m。
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秋元活性化センター前を通って上へと歩いて行く。
途中で出会ったおじさん、おばさんから「今日は大雪で行っても何もわからんけど気をつけて行っておいで・・」
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20分ほど歩くと秋元神社に到着。宮崎ナンバーの軽四が1台。
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大雪の階段を足跡の穴を辿りながら社殿に上がるとその足跡をつけた男性2名と出合う。福寿草の話をすると、2人で神社裏山の自生地へ行き、手で雪をかき分けて探してみたが分からなかったそうだ。ちょうど下りてきたばかりのようで、近くの山の情報などを教えていただいた。
神殿と御神木の銀杏。右は神楽殿。左にご神水が湧き出ている。
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2 人が帰られたあと、自生地まで足跡を辿って行ってみることとする。
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すぐにあらわれる砂防ダムは右へ上がって越える。
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深い雪をかき分けて登っていくと2番目の砂防ダムが見えてくる。
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手前を右上に登っていくと先の男性が手でかき分けた跡が1カ所あった。
そこからさらに少し上った辺りでいよいよママの福寿草発掘作業が始まる。
実は社殿にあったプラスチック製のちり取りを雪掻きのために借用したのだ(神様お許しください)
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その間、じなしは~「こんな深い雪でどの辺りに自生しているかも知らずにあてずっぽうに雪掻きをしても絶対福寿草が出るはずない!」と密かに思っていたのだ。
2か所ほど除雪発掘をしたが見つからない。
ママが「もう一カ所!」といって掘り始める。
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やはり出てこない。
「当たり前じゃ、出るわけないだろう。さあ帰るぞ」と言って下り始める・・・


 「わぁ~!あったぁ~~~~~!」 とママの大声が・・・

なんと、下りる途中で足に当って滑り落ちた雪の下から一つの福寿草が現われたというのだ。
何と言う強運?の女なんだろう!

雪の中から生まれたばかりの福寿草。今年初めてのご対面です。
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ママに会いたくて出てきてくれたのだろうか。
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も一つおまけ。(同じ花ですが^^;)
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大雪をかき分けて神社へ戻る。
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諸塚山から湧き出るご神水を頂きました。カルスト系の湧水か?まろやかで美味しい。
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感動を胸に?五ヶ瀬川系秋元川源流の水の口集落を下りて行く。
おじさん、おばさんにも御礼の報告をする。
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帰路は高千穂から竹田に抜ける県道8号が大分県へ入る寸前( 高森町津留の永野集会所あたり)で大雪のため通行止めとなっており、そこからUターン。津留上町まで戻り、雪道を大きく迂回して荻町から竹田へ入る。 ふぅ~・・・。

前夜のラージヒル銀メダリスト・41歳葛西選手のレジェント(伝説)に誘発されたママのミラクル(奇跡)福寿草だったのかもしれない・・・


マップ(赤~国見ケ丘、青~秋元神社)

by jinashi | 2014-02-17 19:48 | 宮崎県の山歩き | Comments(18)

風もなく穏やかな日和の元旦となる。
28日から帰省中の長男ファミリーも元旦午後から四国へ出かけていき、嵐が過ぎ去った。
さて、我々も初登りへと出かけることにしよう。
‥年末から思案していたが初登りは天孫降臨の高千穂峰へ登ろう。

 高千穂峰(たかちほのみね・1573.4m)  九州百名山~2回目

唄げんか大橋からR326で宮崎県へはいりR10を南へ下る。都農町三日月原交差点から県道40へ入り東九州道に乗り都城で降りる。南北に長~い宮崎県を実感する。
道の駅都城で車中泊。
(前回ここに車中泊したときに利用したキッチングランマはとても美味しかったのだが‥残念ながら正月休みでした)

翌朝8時に道の駅を発ってまずは霧島神宮へ初詣。
途中の県道31から仰ぐ高千穂峰。
明治維新の坂本竜馬が、日本人初の新婚旅行でおりょうさんと登った山だ。
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50分ほどで霧島神宮へ到着。
ロータリー脇の1台が出たので運よく駐車場所を確保。表参道を進み多くの参拝者で賑わう本殿へ参拝する。
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安全登山のお守りを頂きました。
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県道31を高千穂河原へ向かうと初詣の車が数珠つなぎとなっている。(混雑に巻き込まれず…すべり込みセーフって感じ)

9時30分に高千穂河原Pに到着。ここは鹿児島県で、高千穂峰山頂部は宮崎県となる。
高千穂峰は2011年1月の新燃岳噴火で入山規制がなされていたが2012年7月より登山が可能となっている。

準備をしてスタート。9時55分。ここの標高≒970m。
2009年9月以来2度目の登山です。
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まずは古宮跡からご神体となるお山へ向かってお参り。
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右手の登山道へ入る。
石畳から石段を登っていくといよいよお鉢に向かって砂礫場を登っていく。
正月登山者が前後に続く。
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赤褐色の溶岩や砂礫に新燃岳の鼠色の噴火砂礫が降り積もったのだろう。
溶岩を見つけてその上を一歩一歩登っていく。
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急坂が続く。
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2009年9月に縦走した韓国岳から中岳へのコースを見る。
その時のエメラルドグリーンの新燃岳火口湖は消失し、現在は溶岩ドームが形成されているらしい。
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チョイ休みを繰り返してお鉢の縁へ上がる。10時54分。また一休み。
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今でも火口からは2か所でわずかに噴煙が立ち上がっている。
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馬の背というお鉢縁を緩やかに登っていく。その先に高千穂峰山頂部が見えてくる。
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馬の背から少し下りた鞍部辺りは背門丘(せとを)といわれ天孫降臨の舞台だったという。
ここから山頂まで砂礫の急坂を登る。
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クランク状の急坂登山路を頑張ると山頂へ登り着く。11時39分。
北西の風が吹いているがあまり寒さは感じない。
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瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降臨に際して逆さに突きたてたという天逆鉾(あめのさかほこ)をバックに2度目の山頂写真。
(坂本竜馬が引き抜いたとも…)
※ニニギノミコトは、アマテラスオオミカミ(天照大神)が「地上は自分の子孫が治めるべきである」と考えて、地上を統治させるために派遣したアマテラスの孫に当たる神様。奥様はコノハナサクヤヒメ。
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山頂からの景色。2012年11月に登った矢岳(と竜王山)。
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山頂から見る(先ほど歩いて来た)御鉢。
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方位版には遠くの山々の名が。今日はPM2.5か黄砂?のためか‥遠くまで見えない。
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霧島東神社や皇子原(天孫降臨コース)から登ってくる二子石を見下ろす。
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風裏でカップめんの昼食をしていたら男性がその二子石方向から登って来た。
隣に来られたので暫し九州の山話をさせてもらう。
地元、高鍋町の白川さんでした。このコースは本日貸切だったようです。
ベテランのようで九州のあちこちの山へ登られているようです。
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天気も良くて気持ち良いので1時間以上も長居をしてしまったようだ。
下山開始は12時50分。往路を戻る。
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ズルリっと滑りこけたりしながらも1時間ほどで無事下山。13時51分
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GPSマップ(拡大します)
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下山後に訪れた新燃岳麓の秘湯「新湯温泉」。硫黄臭がする乳白色の温泉でした。
隣に混浴露天あり。勇気ある男女がいました^^立ち寄り湯代は500円也。
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by jinashi | 2014-01-04 23:21 | 宮崎県の山歩き | Comments(4)

石堂山(いしどうやま・1547m)
  九州百名山(地図帳) ~97座目
  前(新版)九州百名山 ~97座目


石堂山は市房(いちふさ)山、天包(あまつつみ)山とともに米良三山と呼ばれる信仰の山だ。3年前の9月に登った市房山からはガスで石堂山(天包山も)を見ることができなかったが、今日は視界も良く二山の山容を楽しめそうだ。

車中泊した西米良村の某所を発って石堂山登山口へ向かう。
R265を北に向かい竹原トンネル手前を右折して舗装林道へ入る。カーブを繰り返して高度を上げて行くと井戸内(いどうち)峠へ着く。峠から左のダート道へ分かれ、やや下り気味に2.5kmほど進むと仮設トイレがある登山口に着く。6時20分。

今年の九州は7月8日の早い梅雨明けから連日の猛暑が続いている。「梅雨明け10日」と良く言うが…遠征2日目の今日も暑くなりそうだ。
準備をしてスタート。6時43分。ここの標高≒880m。
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すぐに杉林の急坂となりジグザグに登る。
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勾配が緩んで尾根に上がると上米良からの登山路に出合う。ここは「ぼちぼち登ろう6合目」だ。
上米良コースはアプローチが長く標高差(1300mほど)もあるハードなコースで現在あまり使われていないようだ。
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ここから自然林の厳しい登山路を北よりに向かう。
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左が開けてさっそく市房山の山容が佳い。
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今日は透明度があり、遠くまですばらしい展望だ。
さらに高度を上げた所から南を振り返ると、霧島連山が見事!(拡大します)
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自然林の気持ち良い尾根道を進むと左前方の樹間に山頂部らしきも見えている。
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急坂が続いたあとすこし勾配が緩んで「いい事ありそう7合目」。
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緑色のロープに掴って登り上がると林道に出る。標高1240m辺り。
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林道から山頂部を望む。
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林道を100mほど歩いた先から、山頂にかけて「尻張坂」というやせ尾根の急登が続く。国土地理院マップにはギザギザの崖マークが南北に連なっている。
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急登をひと頑張りで「何事もやればできるぞ8合目」に着く。
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南を振り返れば天包山(1188.8m)が。
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森を抜けてさらに登ると小石片のザレ場も現われ高度感とともに緊張も高まる。
「くるしさのりきれ9合目」を過ぎ、先のピークへ上がると左右と後方に雄大な展望が広がる!  
東は尾鈴山や地蔵岳方向。
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前方に山頂らしき高まりが次々と現れて惑わされてきたが…こんどこそ山頂だろう。
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ロープ場を登り上がれば「昭和54年宮崎国体山岳競技開催記念」石柱がころがる山頂に着く。9時23分。
絶景を楽しみながらのスローペースでした。
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しばらくしてママも到着。
山頂標識がないので記念石柱を起こして「霧島六社権現」の祠石へ立てかけさせてもらいました(お許しください)  山頂写真。
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谷の向うに市房山。
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日向市方向。沖の小島は門川町の枇榔(びろう)島のようだ。
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山頂先を北へすこし下ってみたが、昨日登った三方岳は樹木にさえぎられて確認できず。
木陰で早いお昼を済ませ、来た道を下山とする。9時50分。

下山途中の展望岩から霧島連山と右手に白髪岳方向。
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「尻張坂」から林道へ下りる。
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蜩の喧しいほどのシャワーの中を下って無事登山口へ下りつく。11時58分。
登山届に下山時刻を記入する。
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思った以上に厳しい(標高差≒790m)お山でしたが透明度ある大展望に大満足でした。

(GPSマップ~拡大します)
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        山頂のノリウツギに舞うキアゲハ。
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        視線を感じると鳴き止む蜩くん。
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下山後、西米良村の「かりこぼうずの湯」で汗を流す。
※かりこぼうず=米良地方で昔から言い伝えられている精霊(妖怪)で、春の彼岸から秋の彼岸までは川に住み「水神」に、秋の彼岸から春の彼岸までは山に住み「山の神」になると言われている。
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帰路はあえて?山道のR265 を2時間ほど走って椎葉村へ出る。
たどり着いたのは「鶴富屋敷」。江戸後期文政年間(1818~1829)の築といわれる。
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鎌倉幕府の命により平家の残党を追った那須大八郎は、平清盛の末族と言われる鶴富姫と恋仲になる。幕府から帰還の命があり、大八郎は名刀「天国丸」を姫に与え、「男子ならば(那須の)本国へ差越せ、女子ならば遺すに及ばず」と告げて鎌倉へ出立する。鶴富姫は女子を産み、婿を迎えて以後那須姓を名乗る。その一族が長く椎葉を支配したと伝えられる。(パンフレットより)

屋敷隣は那須家が旅館、売店を営む。その隣にある鶴富姫の墓。宝篋印塔のような?
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五ヶ瀬~高森~竹田~大分とロングドライブで2日間の山旅から無事帰着。
九州百名山(地図帳・新版)もあと天主山(熊本県)、七ツ岳(長崎県五島福江島)と洲藻白岳(長崎県対馬)の三座となる

by jinashi | 2013-07-19 13:18 | 宮崎県の山歩き | Comments(10)

九州百名山(地図帳・新版)も残すところあと5座となった。
宮崎県の九州脊梁山地に残った三方岳、石堂山の2座を登ろう。久しぶりの遠征山行です。

(マップ 赤~三方岳 青~石堂山)


三方岳(さんぽうだけ・1479m)
九州百名山(地図帳) ~96座目
前(新版)九州百名山 ~96座目


早朝、日向市東郷町の「道の駅とうごう」を発って三方岳登山口へ向かう。美郷町南郷から椎葉村へとR446、R388を進む。朝霧が立ち込める里を通り、山また山の曲がりくねった狭い酷道をうんざりするほど走って登山口のある大河内峠に着く。6時40分。
「九州大学演習林」の看板が下がる。
※演習林=貴重な天然林を後世に残すため、「学術の森」として人為の影響を排除し、長期にわたる自然生態系の保護のための研究を行っている。
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山名の由来は山頂から丸笹山、尾崎山、樋口山に向かって三方に尾根が続くことからのようだ。

ここの標高≒1130m。爽やかな朝の空気を深呼吸。
準備をして山へ入る。7時5分。
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左植林帯、右に九大演習林となる自然林の尾根道を南に向かって緩やかに登っていく。
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まもなくして倒壊した丸木階段の厳しい急登が続く。
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山頂までは赤く塗られた境界石柱と案内板にそって進む。
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最初のピーク1318mへ上がりつく。見晴らしも良くなってきた。
今日も下界は35℃になろうかという予報なのだが…ザックに下げた温度計は19℃! 涼しい風が気持ち良い。
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快適な尾根道を歩く。左手に山々が連なり九州山地のまん真ん中にいることを実感する。
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急坂をひと登りでアセビ林の中にある3等三角点1367mへ上がる。ここまでちょうど1時間。
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ピーク先から雲に覆われた山頂部を望む。
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朴の葉がいい緑色をしている。
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右手に九州大学演習林(保護区)として豊かな自然林が広がる。
この先どんどん下っていく。当然帰りは登りとなる…。
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気持ち良いミズナラの自然林を行く。
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右下に沢音が聞こえてきたら最低鞍部あたり。
この山の主のようなブナの大木と出合う。
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鞍部からはやや右向き(南西方向)に登っていく。山頂まで1.1Kmほどの距離を標高差220mほど登る。
主尾根に上がりつく。
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登り上がった肩からここまでのコースを返り見る。
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人吉かめさんの「山頂まで5分」の標識があってひと登りで山頂だ。9時41分。
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山頂から南に明日登る予定の石堂山。(手前に樋口山)
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その右に市房山が雲の中。
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山頂写真
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ゆっくりと昼食タイム。30分ほど休息したら下山とする。
復路もたくさん登って?無事に下山。12時14分。
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行きも帰りも登って下って累積標高差≒720mほどありましたが、あまりきつさは感じずに楽しく登れました。
九州山地の素晴らしい展望と深い自然林が残るいいお山でした。

(GPSマップ~拡大します)
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          咲きはじめのシコクママコナ
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          オトギリソウ
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 西の正倉院

下山後、三郷町南郷区まで戻って「西の正倉院」を訪れる。
まずは正倉院の隣にある神門(みかど)神社へ。
社殿は自然石の基礎に建つ国重文となっている。祭神は百済から亡命したという王族を祀る。隣町の木城(きじょう)町にある比木神社とともに百済伝説にまつわる祭祀が執り行われているようだ。
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この神社が収蔵する百済王族の遺品といわれる24面の銅鏡の中に、正倉院の御物である銅鏡「唐花六花鏡」と同じものが出てきたことから、当時の村長が「西の正倉院」を建てることを決める。

「西の正倉院」へ。入館料500円。
ボランティアガイドのおじいさんから概略の説明を聞く。
ビルの4階建てほどの高さがあり、木曽檜を使い奈良正倉院(非公開)の原図を元に細部まで忠実に再建されている。1996年完成。総事業費16億円。当時の南郷村の人口約2500人。
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これがその銅鏡「唐花六花鏡」。
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隣県住民として初めてここを聞いて訪れたのだが…すこし閑散とした感じでした。これほどの施設なのにもっと多くの見学者があってもよさそうだ。17年経って村おこしにどの程度貢献(投資対効果)があったのだろうか? 
詳細はここを教えていただいたトトロのとなりさんブログ「一歩二豊散歩」 を参照ください。


 
 若山牧水生家

日向市東郷町にある若山牧水(1885~1928年)生家に立ち寄る。
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歌壇の中心として活躍する中全国を旅し旅情あふれる歌を詠んだ。多くの短歌と紀行文、随筆を残している。
 幾山河越えさりゆかば寂しさの終てなむ國ぞけふも旅行く
 白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり

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生家の裏山にある自然石に刻まれた歌。
  故郷の尾鈴のやまのかなしさよ秋もかすみのたなびきてをり
その自然石歌碑の場所から尾鈴山を望む。
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by jinashi | 2013-07-17 14:16 | 宮崎県の山歩き | Comments(8)

宮崎県北の高千穂周辺の山ではいち早くアケボノツツジが開花するという・・。
前(新版)九州百名山で未登の諸塚山と天孫降臨の二上山へアケボノツツジ探訪登山に出かける。

諸塚山(もろづかやま・1341.6m)  前(新版)九州百名山~91座目

(マップ 赤~諸塚山西登山口  青~二上山登山口)


竹田市から県8~R325で高千穂町に入る。R218を五ヶ瀬町三ヶ所からR503へ分かれ広い陸上競技場があるGパークを過ぎてまもなく左へと六峰街道へ入る。
(六峰街道(ろっぽうかいどう)~五ヶ瀬町から延岡市北方町の間にある六つの峰々(二上山(989m)・赤土岸山(1169m)・諸塚山(1342m)・九左衛門峠・真弓岳(1073m)・速日峰(868m))を越えていく全長57kmの林道をいう。)
街道をくねくねと30分ほど走って諸塚山西登山口前の駐車場に着く。
早朝に自宅を発ってから4時間たっている(ふぅ~)。
鳥居前には5台が止まっている。
北から山体へ当たるようにガスがながれていて寒い!外の気温は2℃。これから晴れて好天となるようなのでしばらく車中待機(朝の昼寝?)とする。
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1時間ほど経つとガスも切れて明るくなってきた。
準備をして西登山口の鳥居からスタート。9時34分。ここの標高≒1200m。
諸塚山は元は修験道の山で英彦山辺りから山伏が修行に訪れていたようだ…と、右の看板に書かれている。
毎年3月第1日曜日に「日本一早い山開き」が行われている。
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丸木階段を上がるとさっそくアケボノツツジのピンクが迎えてくれる。2年ぶりの(この花との)再会です。
枯木にいきなり咲いた淡いピンクの大ぶりな5つの花弁が風にひらひらと揺れている。濃いピンクの蕾もたくさん付いていてまだしばらくは楽しめそうだ。
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冷たい風に震えている…。
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整備された登山道は東の山頂に向かってアップダウンしながら続く。
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2合目を過ぎると丸木階段の急坂となる。脇道もある。
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5合目あたりから上空の風が木々を揺らす。スズタケのフラットな山道を行く。
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8合目あたりからブナの大木も現われてくる。
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なんと樹木の上部には霧氷の白いベールが…!
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森林浴の森分岐を過ぎる。山頂へは直進。
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強い風で登山路に霧氷片がバラバラっと降り落ちてくる。
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寒さで咲きかけのミツバツツジも瞑想中。
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丸木階段先に山頂が見えてきた。
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九州百名山地図帳では外されたが…六峰街道一、いや九州指折りの名山です。山頂写真。10時28分。
 ※前(新版)九州百名山でした。
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丸く広い山頂部には方位版もあり山座同定が楽しい。尾鈴山や行縢山方向は伸びた?樹木と少しの霞みで分かりづらい…。こちらは揺岳か?
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寒さで5分ほど滞在したら下山開始。元宮や森林浴の森へはパスして往路を戻る。
団体さん等次々と登山者と出合いながら45分ほどで下山。11時17分。
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駐車場は九州一円より花旅の登山者でほぼ満車でした。
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(GPSマップ~拡大します)
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このあと六峰街道を少し戻って二上山を登る。

二上山(ふたかみやま・1082m)

六峰街道を二上山登山口まで戻ると道路脇には10台ほどが停まっている。諸塚山に近くセットで登られているようだ。
二上山本峰(男岳)は短いお山なのでザックは置いてスタート。11時50分。ここの標高≒930m。
陽も射してきていい天気になってきた。

宮崎にはアマテラス(天照大神)の孫(=天孫)ニニギノミコトが降臨したという高千穂の地は「霧島高千穂」と「臼杵高千穂」の二説があるという。霧島高千穂説は天の逆鉾が立つ高千穂峰が知られている。県北の臼杵高千穂説では天孫降臨の地を、高千穂町のくしふる峰、二上山、祖母山など諸説あるようだ。

古来より山そのものをご神体として崇められてきた二上山は、諸塚山と同じ修験道の山で山頂には麓の五ヶ瀬町「三ヵ所神社」と高千穂町「二上神社」の奥宮がそれぞれ建立されている。

こちらも木でできた鳥居をくぐる。
ここはかつて「杉の越」といわれる峠で、筑前、豊後、日向、肥後への交通の要となる地であったらしい。 
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急峻な山腹には山頂部へ向かって鉄製階段が続く。
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三ヵ所神社の奥宮が見えてきた。
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三ヵ所神社奥宮に参拝したら稲荷鳥居をくぐって上へと登っていく。
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急な鉄製階段を登ってこんどは二上神社奥宮へ参拝する。
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山頂へ向かう途中にある甲斐有雄翁の歌碑。
「日の本の豊あし原のはじめよりとうつ神祖の二神の山」…
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急坂のロープ場を慎重に…。
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ロープ場を登りきって尾根に上がるとすぐに男岳山頂。12時22分。
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さらに少し先に進むと男岳東峰の山頂だ。周辺にアケボノツツジとミツバツツジが明るい。
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下りの階段から南西に見えた祇園山(左)と揺岳。
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往路を戻って今度は三角点と展望台のある女岳へ登る。

二上山展望台へ
少し車で移動。ここが登山口。
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丸木階段を登り植林帯を抜けるとアケボノツツジの群生地へ出る。ほぼ直線的な登山路にアケボノツツジが点々と山頂部まで続く。
ゆっくり20分ほどで山頂にある見晴台へ上がる。その下に3等三角点(989.2m)がある。
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南東に先ほど登った諸塚山が・・。(奥の山)
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東は比叡山や行縢山か?
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北には阿蘇山が‥。
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下山路から先ほど登った二上山本峰(男岳)が正面に。
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(GPSマップ~拡大します)
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      アケボノツツジ
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      ミツバツツジ
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      ヒカゲツツジ
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      ツクシシャクナゲ ~まもなく解けます
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      木々の芽吹きもハイピッチ
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帰路は六峰街道全線を走ってみることにする。延岡市へ向かってくねくねと曲線の道を走る。
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途中大崩山系や尾鈴山などを望む見晴らしの良い所もある。
北郷の中小屋天文台横を通る。
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延々と1時間ほど走って延岡市北方町のETO速日の峰へ着く。
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さらにぐんぐん下界へと下りて行くと県道49号北方土々呂線へ入る。
そこでなんか見たことのある風景に出合う…。 
あ、そうだ!トトロのとなりさんのブログ一歩 二豊 散歩で見たいちご売りの息子さんだ!   30mほど行き過ぎてゆっくりバック…。
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帰ってひとつぶ頂きました。青年の笑顔のような甘くておいしいいちごでした。
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延岡から東九州道へ~北浦~蒲江~佐伯~宇佐とロングドライブの一日でした。


最後にCM~  「千年ロマン時空博」  のお知らせ

国東半島峯道ロングトレイルお披露目トレッキングです。ご参加をお待ちしています!
 
 5月18日(土) 旧千燈寺~五辻不動コース    ※じなしのガイドです 
 6月1日(土) 中山仙境コース


               クリック

     千年ロマン時空博~おもてなしプラン・国東
by jinashi | 2013-04-22 21:46 | 宮崎県の山歩き | Comments(10)

花切山(はなきりやま・669.2m)  九州百名山(地図帳)~84座目

遠征三日目の最後は宮崎市の南に連なる鵜戸山地の花切山を登る。



早朝の都城盆地は深い霧に包まれている。ナビをセットして出発。都城インターから宮崎道を走り清武JCTから東九州道へ入り清武インターで下りる。そのまま県道336から県道27(飫肥街道)へと入るとここはちょうど2年前のこの日に登った双石山(ぼろいしやま)へのコースだった。双石山小谷登山口や九平登山口を横目に進み、椿山森林公園入口から狭い道を下っていく。椿山キャンプ場の看板を左折、狭い舗装路をしばらく進むと行き止まりの駐車場へ着く。一番乗りのようだ。川の向こうにキャンプ場のケビンを見る。

花切山は昨春刊行された九州百名山(地図帳)に新たに選出された山で、低山だが急峻な渓谷と照葉樹の深い森に包まれているようだ。
コースは何か所かあるようだが、今日はその最短コースを登る。
準備をして歩き始める。8時16分。ここの標高≒200m。晴れのいい日となりそうだ。
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加江田渓谷の川沿を流れに順って歩く。この道はトロッコ軌道の跡らしい。
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川が吐合うと今度はその川の上流に向かって歩くようになる。崩壊地を過ぎる。
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歩き始めて20分ほどで尾根コースと滝コースの分岐へ着く。
尾根コースへとまっすぐ進む。復路は右の滝コースから下りてくるはずだ。
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少し下って川を渉る。
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いよいよ自然林の尾根コースへ取り付く。
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急登が続きアルミハシゴを上がる。
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さらに急勾配を立ち木や根っこに掴りながら登っていくとやっとピークへ上がる。ふうっと一休み。
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ここから尾根道のアップダウンを何度も繰り返しながらも高度を上げていく。
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あかご淵コース分岐へ着く。9時34分。
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連続する照葉樹林の森は木の根の上を歩く。
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滝コースと合流する。復路はこちらへ下りる。
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前方樹間に山頂部らしきが見えてくる。
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北に宮崎市方向が見える。
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花切展望所入口を過ぎる。ここは帰りに立ち寄ろう。
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前方が開けて山頂が見えてきた。
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東側が開けた狭い山頂に着く。
壊れた山名標識を前に置いて山頂写真。10時40分。前には3等三角点。
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往路を戻り、急坂をひと登りで花切展望所へ上がる。
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北に宮崎市方向が見晴らせる。おやつタイムの一休み。
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分岐を滝コースへと下山する。
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このコースには山頂への指導標が連続して設置されていてわかりやすい。
壊れたはしごを下ったら、沢を渉る。
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急斜面のロープ場をトラバースしアルミのハシゴ場から手摺りの急坂を降りると左に「鏡州万葉の滝」が現れる。高さは20mほどか。大きくはないが趣のある滝だ。
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右下が崖となるトロッコ軌道跡を歩く。よくもこんなところまで敷設したものだ。
あれっという感じで朝の尾根コース分岐へと合流、周回する。
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無事に駐車場へと戻る。12時41分。4時間30分ほどの山旅でした。
誰にも会わない九州百名山でしたが、下山の駐車場に福岡ナンバーが一台ありました。
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尾根コースは急登に始まり木の根が張る尾根のアップダウンが続く厳しいコースでした。滝コースの方が優しいコースと感じました。

(本日のGPS 拡大します)
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4~5日前からこの南九州遠征山歩きをいろいろと調べて計画する時から旅は始まりました。
ほぼ予定通りの行程で6座に登頂することができました。思い出に残る満足のいく3日間の山旅でした。

帰路は清武インターから東九州道へ入り高鍋インターで下りる。(都農まではこの12月22日に開業予定)日向路のR10をゆっくり北上する。
美々津の町並みや神武天皇東征出発地など散策、お船出の湯でリフレッシュして無事に帰還する。
3日間の走行距離は1010kmでした。

by jinashi | 2012-11-29 20:57 | 宮崎県の山歩き | Comments(10)

矢筈岳(やはずだけ・687m) 九州百名山(前)~88座目

遠征2日目は2山を登ろう。最初の山は鹿児島・熊本県境の矢筈岳へ。



濃霧の道の駅樋脇を出発し出水市へと北に向かう。カーラジオで聞く鹿児島地方は晴れの予報だ。R447から県道117へ入り狭くなった舗装路を進み矢筈峠へ上り着く。水俣市寄りにすこし下ったところが登山口。右手に駐車場所がある。
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準備をして歩き始める。7時11分。ここの標高≒310m
入口の説明板によると矢筈岳一帯は西南戦争の激戦地だったようだ。
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しばらくは林道を歩く。
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左に大きくカーブした先が開けて前方に矢筈の山容が見えてくる。右が女岳、左が本峰(男岳)。
矢筈とは弦にかける二股になった矢尻部分をいい、男岳、女岳のある山によくある名前だ。国東半島の姫島にも矢筈岳がある。
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25分ほど林道を歩いて分岐を植林帯へ入る。ここまで四駆なら来れそうだ。
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荒れた作業道?の急坂を登っていく。
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男岳(矢筈岳)山頂への分岐までは作業道を歩く。
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ここから自然林へ入る。山頂まで標高差≒130mを登る。
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ロープ場も現われて急登が続く。
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上が明るくなって山頂へ飛び出す。8時19分。
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自然石に歌が刻まれている。寛政の三奇人のひとり高山彦九郎が詠んだもの。
「草も木もなびかさんとや梓弓矢筈か岳に登る楽しさ」
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1等三角点前で山頂写真。
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下のテラスから水俣市市街地~八代海~天草方面が広がる。
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こちらは出水市街地方面。
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山頂のブランコに子どもになって戯れる。
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一休みしたら往路を戻る。女岳はパス。
9時25分に下山。
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(本日のGPSマップ~拡大します)
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          ツチトリモチ
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          ハナミョウガ(の実)?
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          メジロホオズキ?
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下山途中の林道でバイクで登ってきた水俣市のおじ(い)さんと出会う。その方は今からヤッコソウに出合いに行くという。私たちにも見せたいと言っていただくが…残念ながら先があるのでお別れする。
(だいたいの場所は教えていただきました)
矢筈岳に自生するヤッコソウは今が旬の希少植物なのだ。今回は下調べ不足でした。



矢岳(やたけ・1131.6m)  九州百名山(地図帳)~83座目
 竜王山(1175m)

本日2座目は宮崎県高原町へ移動して霧島連山近くの矢岳へ登る。



矢筈岳を下山したら出水市方向へ戻り、伊佐市を通って栗野インターから九州道に乗る。宮崎県へ入ってえびのJKから宮崎道へ入り高原インターで下りる。県406を皇子原公園へ向かうと矢岳の山容が見えてくる。
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霧島山系に位置する矢岳は2011年4月に発刊された「九州百名山地図帳」に新たにリストアップされた山だ。2011年1月の新燃岳噴火により入山制限がなされ登ることが出来なかったのだが、今年8月10日に皇子原からのコースが解除されると登山者がどっと押し寄せたようだ。

皇子原公園を横目に狭くなった道をくねくねと登って矢岳登山口駐車場に着く。11時29分。
矢筈岳からほぼ2時間かかった。先客は5台ほど。
時間も少し下がったので急いで準備する。
規制と諸注意の看板がある登山口から入山する。11時44分。ここの標高≒750m。
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栂(つが)?の大木がそびえる自然林を緩やかに登っていく。
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高千穂河原への分岐にマジックで矢岳と書かれている方向へ向かう。
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大木の横をすすむ。
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「矢岳山頂まで約1時間」の標識を見るとその先は一気の谷底となっている。
緊張しながら立木に掴って下りて行く。
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標高差50mほど下っただろうか、土石流が去った川底のようなところを渡る。
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今度は矢岳本体へ取り付き長い急坂を登っていく。
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標高900mの標識を過ぎると左手樹間から高千穂峰が見えてくる。
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標高1000m標識辺りから勾配も緩んできて前方に霧島連山の中岳も見えてくる。
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登山路は右へと向きを変え、先の高まりへと続いている。振り向くと霊峰高千穂峰がそびえる。
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下山途中のご夫婦と出会うと通り雨が来て少し寒くなってきた。前方に山頂が見えてくる。
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遅れたママを待ってひと登りで山頂へ着く。13時21分。
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霧島連山の獅子戸岳方向。(左の新燃岳は半分ガスに隠れている)
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韓国岳?方向
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高千穂峰をバックに山頂写真。
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バーナーに点火すると竜王山の方から男性2人が到着する。
遅い昼食を済ませたら竜王山へ向かう。パラパラっと小雨が落ちてきた。
ツクシコウモリソウの自生地を過ぎる。枯れきったツクシコウモリソウか?
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ゆるやかに下ってカヤを分けて進むと左はリンナイ林道?への分岐。
その先、右に深い谷を見て尾根筋を小さくアップダウンする。
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一旦下って登り返した先が竜王山山頂だ。14時22分。
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すぐに下山とする。分岐を南のリンナイ林道?(高千穂河原への道)へ向かう。
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急坂を下っていくと時雨気味となってきた。向こうは左に高千穂峰、右の中岳との鞍部方向。
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紅葉も終盤。
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登りで渡った川底の上流?部らしきを越える。
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高千穂河原コースに合流。
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登りの時の分岐に出合って一安心。
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無事に下山。15時35分。 
すこし早足でしたが、登って下って4時間でした。
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(本日のGPS~拡大します)
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今日はたまたま「筈」岳に続いて「」岳とつながる登山となりました。
「ツクシミカエリソウ」や「ツクシコウモリソウ」、そして「炭化木」(1716~1717年(享保1~2)の新燃岳大噴火の際の火砕流によって立ち木のまま瞬時に炭化したもの)などの見どころと出会うことは出来ませんでした。

下山後に訪れた御池。むこうは高千穂峰。
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御池の上にある霧島東神社へ参拝する。清められた厳かな神社でした。
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下山後の立ち寄り湯は極楽温泉へ。30トンの自然石をくり抜いた湯船の濁り湯に顎まで浸かる。400円也。
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車中泊は道の駅都城へ。
ここに併設する「キッチングランマ」で夕食を頂きました。
道の駅でもあり、名前から地元のばあちゃん達が気ままに営業する店だと想像していましたが、従業員のみなさんはみな若く!料理人の腕の良さが偲ばれました。
じなしは「朝びき親地鶏の炭火焼き」を、ママは「チキン南蛮定食」を頂きました。
(チキン南蛮は宮崎の名物料理で、大分の鳥天のようなもの)
いままであちこちの「道の駅」で料理を頂いきましたが~
 美味しさはここがナンバー1です!
by jinashi | 2012-11-28 15:33 | 宮崎県の山歩き | Comments(0)

釈迦ヶ岳(しゃかがだけ・830.6m)
  九州百名山(地図帳)~73座目 九州百名山(新版)~79座目
(国富町法華嶽薬師寺登山口)

釈迦ヶ岳は九州山地最南部にある山で山腹にある法華嶽薬師寺建立の際、山頂に釈迦尊像を安置したという言い伝えに由来する。養老2年の創建で日本3薬師のひとつ。
平安時代の女流歌人和泉式部が法華嶽薬師に参籠した後、都へ帰る途中で病となり、43才の生涯を終わったという伝説の地でもある。 (西都市の鹿野田神社に墓がある)
早朝ナビで薬師寺へ向かう。茶畑の向こうにどっしりとした山容の釈迦ヶ岳を望む。
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朝日が昇る川面に靄が立ち上る。
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薬師寺前のロータリー横に広い駐車場がある。 6~7台が駐車している。
薄曇りのもと、4人の子供を連れた男性(パパ)2人とほぼ同時のスタートとなる。
8時5分。
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ゲート横から法華嶽公園に入る。モミジの植林の廻りを鹿に新芽を食べられないように電柵が囲んでいる横を通る。
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次のゲートから公園を出て林道へ入る。ここの標高280m・山頂まで3,600mの標識あり。
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ゆっくりと2合目の舗装路を登って行く。
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右に尾根を登る山道があるようだがまっすぐ林道を緩やかに登る。
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その先林道は右急カーブの坂道となり、上がりついた4合目には先の子供たちが先回りしている。尾根道はショートカットとなっているようだ。
この先山頂まで子供たちのにぎやかな声を聞きながら登っていく。
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未舗装となった道を緩やかに登っていく。合目の他にも所々に標高や山頂までの距離表示があって今の位置が分かりやすい。元気な2人は5年生。
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林道が終点となり小広場にベンチが置かれている。休憩ポイントの6合目。
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6合目を過ぎるといよいよ山道の急坂となるが要所にはロープ場や擬木階段が整備されている。明るく朝日も射してきた。
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登山路脇のところどころに山神様の祠も。
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7合目を過ぎて急坂をひと登りで展望所に着く。日向灘や宮崎市街地などが望めるようだがすこし霞んでわかりにくい。ベンチもあってここも休憩ポイント。
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南西方向からドーンという音がして一瞬日出生台演習?と思わせる。子連れのパパから桜島の噴火音だと教えてもらう。昨年は噴火回数が最も多かったと聞いてはいたが今も活発な活動をしているようだ。それにしてもここまで聞こえるとは…。
8合目で一旦鞍部に降りる。前の樹間に山頂部らしきピークも見えてくる。
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登り返しは岩登りのロープ場となる。
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9合目から最後のきつい登りが続く。この先に2度目の展望所が現われる。
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右に木造の小屋が見えてくる。壁はないが避難小屋のようだ。
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頂上直下の登り。
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釈迦堂のある山頂に飛び出す。10時4分。
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釈迦堂の一段上に2等三角点があり、さらに5分ほど先へ進むと展望所に着く。木製の朽ちた方位板があるがはっきりわからない。米良三山方向か?風があって寒い。
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山頂部に戻って昼食とする。パパたちはベンチで子どもたちにカップメンを作っている。
円型方位板を前に山頂写真。
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次々と登山者が上がってきて山頂部も狭くなった。追い出されるように下山とする。下山では登りで使わなかった巻き道を下る。
2合目林道に降りついたショートカット道。
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無事下山する。11時50分。
初登りの多くの登山者と出会いました。特に危険なところもなくファミリーで楽しめる宮崎(近郊)市民人気の山という感じでした。

コショウの木(花)
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マンリョウ(万両)
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ミヤマシキミ(の実)
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帰路に見た千切り大根干し。トラクターが満載した大根をカットする機械を引っ張る。宮崎県は切り干し大根日本一。(全国の90%以上を生産)霧島おろしの冷たい西風にさらす冬の風物詩。~国富町にて。
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お昼は西都市の超有名店「うなぎの入船」へ。本日より営業。
覚悟はしていたがこれほど多いとは…。受付番号は84番。受付時にスピーカーで呼び出されたのは52番。1時間ほど待つようだ。店の手前には待合所もある。
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スーパーのように広い駐車場も車がいっぱい。
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店の前にある南方神社へお参りして時間をつぶす。祭神は「素戔鳴尊(すさのうのみこと)」。
境内にある宮崎巨樹百選の大楠(くすのき)。幹回11.5m、樹高42m。デカい!
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やっとうなぎとご対面したのは1時間30分後。「うなぎ定食」(並)2300円也。
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味は?待たされておなかもすいたので、それなりに美味しい…。
天気に恵まれて2日間、宮崎の九州百名山の2山を楽しむことができた。帰路に日向の「お舟出の湯」で疲れをとって大分へ戻る。
by jinashi | 2012-01-06 18:12 | 宮崎県の山歩き | Comments(4)