カテゴリ:熊本県の山歩き( 28 )

久々に晴天の日曜日となったので阿蘇の俵山(1095m)へ秋の花散策へ行こう。
俵山には2010年8月に俵山峠から登っているが、大きな発電風車とガスの中を歩いた記憶しかない。
去年9月に近くの一ノ峯二ノ峯へ向かうときに、西原村「萌の里」近くから登って行く登山者の列を見た。
今日はここから登ろう。

大観望から内牧へ下り→R57→大津→西原郵便局経由で萌の里に着く。
準備をしてスタート。9時14分。ここの標高≒300m。
a0166196_14495688.jpg

早速秋の花々が迎えてくれる。花々と出会いながらのゆっくり登山です。
ナンバンギセル
a0166196_14501980.jpg

ホソバヒメトラノオ
a0166196_14503841.jpg

タヌキマメ(お初です^^)
a0166196_145123.jpg

スズサイコ
a0166196_1451389.jpg

ヒメノボタン
a0166196_1452774.jpg

  〃 (アップ)
a0166196_14522620.jpg

ミシマサイコ
a0166196_14524797.jpg

左向うに鞍岳が見えてきた。
a0166196_1453592.jpg

オミナエシ
a0166196_14532591.jpg

草原の急坂を登る。
a0166196_14535056.jpg

ハバヤマボクチ
a0166196_1454953.jpg

萌の里あたりを見下ろす。日差しはやや強いが吹く風が気持ち良い。
a0166196_14543372.jpg

タムラソウ
a0166196_14545315.jpg

俵山山頂は前方植林のお山のもっと向う・・・
このあたりからバクダン(牛さんのう○○)に要注意。
a0166196_14552453.jpg

その植林山直登コースへ取り付く。割と最近つくられたコースのようだ。標高680mあたり。
a0166196_14564664.jpg

植林帯の急登が続くと・・・今日もママは絶不調。
先行して待っていたがなかなか上がってこない。足が攣って歩けないようだ。
何とか植林帯を抜けた標高865mのミニ広場まで登って来て一休み。
ここで昼食とする。12時24分。
a0166196_14573564.jpg

山頂はあきらめてここから下山開始。前方に発電風車を見ながら二の坂一の坂を林道へ下っていく。
a0166196_14581592.jpg

ヤマジノホトトギス
a0166196_14583665.jpg

林道から草原(牧場)に出たら、登りの隣の尾根を萌の里へと下って行く。
a0166196_14591560.jpg

マツムシソウ
a0166196_14593450.jpg

  〃(つぼみ)
a0166196_14595786.jpg

ヒメノボタン(シロバナ)
a0166196_1501749.jpg


萌の里駐車場に無事下山。15時5分。
山頂からの眺望を楽しむことは出来なかったがたくさんの秋の花々と出会えた。

萌の里駐車場9:11→10:59ケルン→12:24標高865mミニ広場(昼食)13:09→(林道)→13:58草原へ→15:05駐車場
a0166196_15254581.jpg

 あら、 由布岳そっくり?
a0166196_15261775.jpg


帰路に阿蘇中岳噴煙を見て「今日はだいぶおとなしいね」と話したところ・・・翌日(14日)昼のニュースで噴火を聞いてびっくり!~噴煙2千メートル、噴火警戒レベル3に引き上げられる。
口永良部島新岳~桜島南岳~霧島硫黄山~阿蘇中岳のラインは地下のマグマ活動が活発になってきたようだ。
by jinashi | 2015-09-17 15:14 | 熊本県の山歩き | Comments(4)

台風11号が四国中国を縦断、北上していよいよ梅雨明け・・と思っていたが、東シナ海を北上する温帯低気圧などの影響で天気はすっきりしない。

長靴も積んで去年の春に歩いた菊池渓谷へ出かけてみよう。その時、オオキツネノカミソリの株をたくさん見ている。
自然林の中の清流は天然クーラーとなっているだろう。

 菊池渓谷
 ~日本森林浴の森百選、日本名水百選、日本の滝百選、水源の森百選・・・

菊池渓谷マップ。
a0166196_1383659.jpg

阿蘇スカイラインにある中央駐車場から遊歩道へ入る。10時52分。
a0166196_1392361.jpg

700mほど歩いて渓谷に降りる。
a0166196_13101237.jpg

夏休みに入って子供連れやカップルが多い。
黎明の滝で。
a0166196_13112568.jpg

ハグロソウ
a0166196_13104176.jpg

イワタバコもたくさん見かけるがまだ蕾。
a0166196_13121131.jpg

オオキツネノカミソリの群落。
a0166196_13124829.jpg

オオキツネノカミソリはオシベとメシベが長く、花びらから飛び出している。(キツネノカミソリではオシベもメシベも短いので、花を横から眺めると、花びらより飛び出さない・・)
a0166196_1313182.jpg

木漏れ日のスポットライトを浴びて・・・。
a0166196_13135994.jpg

咲きはじめのギンバイソウ
a0166196_13142232.jpg

やっと見つけた色付きイワタバコ1輪。
a0166196_13151465.jpg

ナツエビネの蕾。薄紫の可愛い花をつけるらしい。
a0166196_13154935.jpg

広河原で昼食。
阿蘇盆地から流れ込む水量は多く、清流の近くはひんやりとした空気が流れているが、湿度が高く歩くと汗が噴き出す。
a0166196_13162750.jpg

a0166196_13172098.jpg

a0166196_13175764.jpg

駐車場へ戻るとずいぶん車が多くなっていた。13時47分。
渓谷ではこの夏~秋にも多くの花々に出会えそうだ。



 阿蘇高原へ移動してお花探し

アソノコギリソウ
a0166196_13202795.jpg

キバナノカワラマツバ
a0166196_13331425.jpg

ノハナショウブ
a0166196_13335441.jpg

マツモトセンノウ(松本仙翁) 
花の形が、歌舞伎の松本幸四郎の紋所に似ていることから?
a0166196_13342639.jpg

ヤマホトトギス(山杜鵑草)
a0166196_13481180.jpg

クサレダマ(草連玉)
a0166196_13483679.jpg

ホタルブクロ
a0166196_1349388.jpg

イワタバコ
a0166196_13493233.jpg

髙いところに群落が
a0166196_13501497.jpg

イチヤクソウの花後(実) 広鐘状の白い花をつけるようだ。
a0166196_13504318.jpg

トチバニンジンの実
a0166196_13511873.jpg


阿蘇の夕空に大きな虹
a0166196_13514456.jpg

虹の付け根あたりのアップ
a0166196_1352991.jpg

by jinashi | 2015-07-21 13:52 | 熊本県の山歩き | Comments(8)

5日は隣の103歳ばあちゃんの葬儀が行われ、無常組による早朝からの奉仕も夕方には終えてフリーになる。

翌日も天気は良さそうなのでバタバタと準備を済ませて出かける。
行先は五木村の仰烏帽子山。ネット情報ではヤマシャクヤクが見頃となっているようだ。

 仰烏帽子山(のけぼしやま・1301.7m)  九州百名山~2回目

小国から阿蘇外輪山へ出ると夕闇が押し迫る。松橋インターを出て、R3を南下し氷川町の道の駅「竜北」で車中泊。

翌朝早くに発ってR443から県25を五木村へ向かう。
五木村手前の元井谷橋を渡り、林道を登っていくと2012年7月の水害で土石流に覆われた第一登山口へ着く。
2009年3月には福寿草鑑賞でここから登った。
a0166196_124359.jpg

さらに林道をグングン登るとさっそく右手崖上に白いボールのように群れ咲くヤマシャクヤクを見る。
元井谷橋から標高差900mほど登って見晴らしの良い第2登山口へ到着。
本日一番乗り。
今年2月に復旧を終えてやっとここまで通られるようになったようだ。駐車場や仮設トイレも立派に整備されている。関係者のみなさんのおかげです。

準備をして出発。7時6分。ここの標高≒1090m。
今日は午前中晴れのいい天気となりそうだ。
a0166196_1244675.jpg

登山口傍に群れ咲くヤマシャクヤク。いきなりのクライマックスから始まる。
a0166196_1253199.jpg

a0166196_1261842.jpg

ルイヨウボタン(類葉牡丹)
a0166196_127135.jpg

鈍頂を越えてバイケイソウの森を緩やかに下る。
a0166196_1275118.jpg

前方左は1195.92mピーク(三角点名=仏石)、右手の一番高いところが仰烏帽子山頂か?
a0166196_1284283.jpg

ヒメレンゲ? タカネマンネングサかも?
a0166196_1291589.jpg

新緑の登山路を気持ちよく歩いて行く。
a0166196_1210594.jpg

三角点「仏石」手前分岐を仏石広場へ向かう。7時43分。
a0166196_1211573.jpg

鹿除けネット沿いに進んだあたりにも山シャクの群落はすごい・・・。
a0166196_12124392.jpg

東には市房山の山容も・・。
a0166196_12133439.jpg

このあたりはカルスト(石灰)の露岩が続き福寿草群生地でもあるようだ。
a0166196_12143259.jpg

急坂を下って仏石広場へ着く。8時13分。
6年前にここでたくさんの福寿草と出会ったことを思い出す。
a0166196_12152166.jpg

ひと休みして山頂へ向かう。
鎖場を登ったあたりから前回は登頂した仏石を見る。
a0166196_12161421.jpg

その先で第一登山口コースと合流したら左へと山頂へ向かう。
ザレ場をトラバース。
a0166196_12171385.jpg

カルスト岩穴の「風穴」に着く。8時43分。
手を入れると・・・もわ~と暖かな空気が溢れる。
a0166196_12182795.jpg

北東尾根を山頂へ向かう。
a0166196_12293591.jpg

あと5分の標識を過ぎると急登となる。山頂直下分岐の兎群石山へは前回行ったところ。
大岩が現われてひと登りで山頂だ。9時9分。
a0166196_123087.jpg

お地蔵さんにお参り。
a0166196_1231269.jpg

遠くは霞んでいるが・・・北から右回りにうっすらと普賢岳~市房山~白髪岳~韓国岳が望める。

画像ではわかりにくいが普賢岳や天草、手前の不知火海も何となく見えている。
a0166196_12313349.jpg

登って来たあたり・・。右奥にうっすらと市房山。
a0166196_1232427.jpg

白髪岳や韓国岳方向。
a0166196_12325863.jpg

鯉のぼりの付けられた標識で山頂写真。
a0166196_12431939.jpg

独り占めの山頂は風もなくおだやかで居心地が良い。
早めのランチタイム。
ゆったりと30分ほど休憩したら下山開始。9時41分。

山頂下にある地層。本来水平なものが隆起して90度傾いたのか?
a0166196_12335241.jpg

下山路では次々と登山者と出合う。
第1登山口分岐先から第2登山口へ向かう。10時18分。
a0166196_12345488.jpg

三角点仏石の北斜面を進むとこちらもヤマシャクヤクの群生地だ。まだ蕾も多い。
a0166196_12361147.jpg

福寿草の伸びた葉も多く見かける。
a0166196_12364998.jpg

ニリンソウ
a0166196_12373632.jpg

たくさんのヤマシャクヤクに見送られて第2登山口へ下山。11時18分。
下山タイムは1時間40分ほど。
駐車場は20台ほどの満車状態になっていた。
a0166196_12381298.jpg


山中で一際輝くお化粧ヤマシャクヤクを見つけました。
a0166196_12385593.jpg

a0166196_1239266.jpg

a0166196_12395376.jpg

圧巻はこちら・・・うわぁ~! 056.gif
a0166196_1241148.jpg

a0166196_12414499.jpg


(本日のGPS)
a0166196_12422773.jpg

a0166196_12425192.jpg



 帰路に立ち寄った「ラピュタの道」 

ジブリアニメの「天空の城ラピュタ」にちなんで「ラピュタの道」と呼ばれる様になったようだ。
阿蘇北外輪山ミルクロード周辺から牧草を運ぶための農道。
ミルクロード(県道339号)から下の阿蘇市黒川あたりの県道149号へ急下降する。
標高差は460mほどか・・。
a0166196_13184422.jpg

a0166196_13192023.jpg

この日も多くの観光客であふれていた。
a0166196_13195224.jpg

by jinashi | 2015-05-08 12:44 | 熊本県の山歩き | Comments(8)

昨日は五ヶ瀬ハイランドスキー場を下りて、高森の月廻り公園で車中泊。
今日の阿蘇地方は曇りの予報で、小雨もあるかもしれない。南外輪山で距離の短い一ノ峯・二ノ峯を歩いてみよう。

 一ノ峯(857.9m)二ノ峯(870m)  ~ 熊本百名山

南阿蘇村の県道28を俵山トンネルから西原村へ入る。「萌の里」を過ぎて小森交差点を左折、宮山集落を目指す。
前方にそれらしきフタコブラクダのような草原の山が見えてきた。
a0166196_180527.jpg

宮山集落は解りにくい。二人のおじさんに聞いて何とか石垣の集落の狭い道を抜け、牧場に向かって高度を上げていく。
標識はないが地形図を見て一ノ峯登山口を確認する。カーブした道路脇へ駐車。
スタートは8時25分。ここの標高≒590m。
a0166196_184436.jpg

轍のある作業道?を歩き始める。
a0166196_1851057.jpg

秋の草花が咲き乱れる草原を緩やかに登って行く。後は広い熊本平野。空港や二ノ岳三の岳も。
a0166196_1853055.jpg

一ノ峯が見えてきた。
a0166196_1827218.jpg

一ノ峯が近づく。
a0166196_1861279.jpg

大岩の横を縫うように急坂を登る。
a0166196_1871443.jpg

ひと登りで一ノ峯山頂に到着。9時17分。
山頂下の牧場。右上向うの山は鞍岳。
a0166196_1874753.jpg

一ノ峯から俵山方向。少し雲が厚くなってきたか?
a0166196_188980.jpg

ここの山頂も昨日の三方山も、標識は臼杵山岳会。
a0166196_18195091.jpg

先に見える二ノ峯へ向かう。
a0166196_1883297.jpg

気持ち良い吊り尾根稜線歩き。
a0166196_1837245.jpg

大岩の横からもうすぐ山頂。
a0166196_189479.jpg

二ノ峯山頂先端より望む俵山。雲がかかってきた。
a0166196_18101248.jpg

二ノ峯山頂から(さっき登った)一ノ峯の姿が良い。
a0166196_18103469.jpg

4人組が一ノ峯からこちらへ向かってきたので撤退する。
東に下りて鋭角に山腹の巻き道を戻る。向こうは一ノ峯。
a0166196_18111543.jpg

カヤト原を抜ける。
a0166196_18113994.jpg

右に12人ほどの団体さんを見ながらY字分岐を左へ下っていく。微かに雨か?
a0166196_1812482.jpg

舗装路に降り着いた。
a0166196_18123461.jpg

10分ほど歩いて車へ戻る。11時4分。 
a0166196_1814477.jpg

花探しをしながらゆっくり登って下って2時間40分ほど。
雨も我慢してくれて、草原のお花畑を気持ちよく歩けました。

(本日のGPSマップ)
a0166196_18211189.jpg

a0166196_18214058.jpg



    コガンピ?
a0166196_1815961.jpg

    ヤマハギ
a0166196_18152659.jpg

    マツムシソウ
a0166196_18154441.jpg

    アソノコギリソウ
a0166196_18202927.jpg

    ホソバノママハハコ
a0166196_1816886.jpg

    ハバヤマボクチ
a0166196_18162556.jpg

    ヒヨドリソウ
a0166196_18164592.jpg

    シラヤマギク
a0166196_1817592.jpg

    オミナエシ
a0166196_18172970.jpg

    ナンバンギセル
a0166196_18174985.jpg

   キスゲ
a0166196_1818818.jpg

by jinashi | 2014-09-17 18:24 | 熊本県の山歩き | Comments(7)

天気がよければ宮崎県日之影あたりにアケボノツツジのお花見に…と思っていたが、今日は九州南を低気圧が通って降水確率100%の日曜日となる。
メールで菊池渓谷の情報を教えていただいた日田のUさんに℡したら、こんな日なのに現地を一緒に歩いてくれることになった。040.gif
 ここは雨でも楽しめそうだ。

8時にUさんご夫妻と小国町道の駅「ゆうステーション」で合流。R212、阿蘇スカイラインから県道339(ミルクロード)を走り、売店とトイレのあるかぶと岩展望所駐車場にじなし車をデポ。Uさん車で菊池渓谷中央駐車場へ。

 菊池渓谷
  日本の森林浴の森百選、日本名水百選、日本の滝百選、水源の森百選・・・

駐車場周辺の花筵にしとしとと春雨が降り続いている。
傘と雨具と長靴ルックで出発です。8時59分。ここの標高≒600m。
菊池渓谷には山にも花にも興味がなかったずっと前に一度訪れたことがあり、ここから歩いたのをうっすらと覚えている。
a0166196_23453535.jpg

遊歩道から標高差90mほど下って菊池渓谷へ下りる。
ムラサキケマン(多分?)
a0166196_234556100.jpg

サツマイナモリ
a0166196_23461241.jpg

渓谷沿いを上流に向かって歩く。
a0166196_234637100.jpg

ヤマウツボ 
(葉緑素を持たない寄生植物でブナ科やカバノキ科の樹木に寄生するという・・・初めて見ましたがこれも花のようだ)
a0166196_2347039.jpg

ツルカノコソウ?
a0166196_23473474.jpg

本日のハイライト~ イチリンソウ(白)
a0166196_23475467.jpg

    〃 (ピンク)
a0166196_23515655.jpg
  
キツネノカミソリ葉の群落が渓谷沿いに点在する。
(一旦葉を落としたあと、7月下旬頃には花茎が伸びて橙色の花をつける)
a0166196_23484960.jpg

ツクバネソウ
a0166196_23502342.jpg

ヤマルリソウ
a0166196_23503956.jpg

エイザンスミレ
a0166196_23505510.jpg

ヒゴスミレ
a0166196_23511258.jpg

大岩をがっちり捕まえたカエデ?
a0166196_23513937.jpg

a0166196_04961.jpg

倒れそうで倒れない・・・。
a0166196_23524846.jpg

橋を渡って広河原休憩所で一休み。10時10分。
a0166196_23531117.jpg

ここから九州自然歩道を歩く。広河原橋を渡る。
a0166196_23533493.jpg

ナツエビネの株
a0166196_23535738.jpg

藍の葉
a0166196_055880.jpg

清水谷橋を渡る。12時9分。かぶと岩へと水源林道を歩く。
a0166196_2355666.jpg

野焼きが終わった牧草地へ出る。
a0166196_23552871.jpg

キスミレ
a0166196_23554820.jpg

ツクシショウジョウバカマ(色鮮やか)
a0166196_2356377.jpg

かぶと岩展望所に到着。13時6分。
けっこう歩いた!という感じでした。
a0166196_23562386.jpg

菊池渓谷駐車場へ戻ってUさん奥様の手作りおにぎり&味噌汁を頂く。温まって生き返ったようでした。
Uさん、奥様、何かと心遣いをしていただき、ありがとうございました。
奥様には花や植生についていろいろとレクチャーしていただきました。記憶の引出にスペースがありませんのでまた教えてください。
こんな雨の中、お付き合いいただきほんとに感謝です。

(本日のGPSマップ)
a0166196_10522359.jpg


  歩行距離≒10Km、 標高差≒350m、 歩行時間(休憩含む)≒4時間22分


ここでCM →  「千年ロマン時空博」 
 
 4月27日(日) 5月25日(日) の2回開催です。お待ちしています!

by jinashi | 2014-04-15 00:00 | 熊本県の山歩き | Comments(8)

久々の大型台風18号の襲来で日本全体が風雨にさらされる中、九州地方はその周辺部となり若干不安定となるがまずまずの天気の三連休となる。
九州百名山登りで九州本土最後となった天主山を登ろう。

(熊本県山都町~天主山登山口マップ)


天主山(てんしゅざん・1494.1m) 
 九州百名山地図帳・(前)新版九州百名山 ~ 99座目

山名由来は、愛藤寺城(矢部城)城代でキリシタンの結城弥平次がゼウス(三位一体〈父なる神・御子イエス・聖霊〉の最初の位格である父なる神のこと)の山として崇めたことから…

現在一般的に登られているらしい鴨猪川登山口(鮎の瀬新道コース)から登る。(椎矢峠コースは現在でも林道が通行止めとなっているようだ)
通潤橋のある矢部から県180を南に向かい鮎の瀬大橋を渡って左折、すぐの菅集落に「大しめ縄」「天主山登山口」看板を見て狭い舗装路を入る。「全面通行止」看板を横目に鴨猪川林道へ入り、4㎞ほど行ったところに工事中の重機が止められており、ここから「全面通行止」となっている。

手前の広場に駐車して歩き始める。台風も去って爽やかな秋晴れとなりそうだ。
7時45分。ここの標高≒650m
a0166196_14363751.jpg

舗装工事中の林道を600mほど歩いて標識のある登山口。
a0166196_14371316.jpg

右へと荒れた林道を200mほど行って山へ取り付く。いきなりの急登だ!
a0166196_14374836.jpg

尾根に上がると自然林の登りが南へ向かってずーっと続く。
a0166196_1438213.jpg

連続する厳しい急坂にママは早くもスローダウン。このあと元気な3人組にあっという間に追い越される。
a0166196_1439110.jpg

標高差500mほど登って天主の舞台(1194m)に辿り着く。9時46分。おそい・・
a0166196_14393936.jpg

延々と続く登りにママは調子が上がらない。(ダイエット絶不調か?)
a0166196_14403415.jpg

ツガ、ブナ、ミズナラやヒメシャラなどの大木の間を歩くと気持ちが和む。
a0166196_14411820.jpg

右が開けてきて秋の風が気持ち良い。目丸山方向か?
a0166196_14414571.jpg

秋の青空が広がる。
a0166196_1442970.jpg

右から尾根が合流し小松神社分岐を過ぎるとロープ場の急登となる。
a0166196_14424277.jpg

登り上がるとお目当ての花園が待っていました。
カルスト帯にトリカブトの花が咲き乱れている。
a0166196_14434962.jpg

濃い色の…
a0166196_14441654.jpg

すこし薄い色の‥
a0166196_14444079.jpg

白いのも‥
a0166196_1445232.jpg

蜂が花弁に入ったり出たり…
a0166196_14452720.jpg

少し早いかなと思っていたがいいタイミングでした。まだ蕾が沢山、しばらくは楽しめそうです。
ヤマシャクヤクの実も(ここは初夏にはヤマシャクヤクの群生地でもある)
a0166196_14461125.jpg

トリカブトに元気づけられたらここから最後の急登が待つ。植生保護ロープのある丸木階段を登る。
a0166196_14464415.jpg

ひと頑張りで山頂に到着。11時34分。遂に…99座目の山頂だ! 
a0166196_1448376.jpg

過去のベストスト3に入る鈍行登山でした。
(それでも~これほど標高差があり連続する急登もそんなに無いかも‥)
先行の3人組はとっくにお昼も済ませて下山体制に入っていました。
その男性に撮ってもらいました。
a0166196_1451625.jpg

台風一過、山頂は樹木に囲まれているが半袖では寒いほどだ。お昼を頂いて一休みしていたら団体さんが上がってきたので退散!12時5分。
下山路では他の数組とスライドする。 
無事に登山口へ降り着く。14時14分。いつもの如く下山タイムは標準タイムでした。
a0166196_144918.jpg


 (本日のGPSマップ~拡大します)
a0166196_15151828.jpg
 
a0166196_15163644.jpg

 累積標高差≒1100mありました!


          アケボノソウ
a0166196_14512792.jpg

          マツカゼソウ
a0166196_1451444.jpg

          シギンカラマツ
a0166196_14515472.jpg

          きのこ?
a0166196_14522682.jpg

          どんぐり
a0166196_14523999.jpg

          オモトの青実
a0166196_14524935.jpg

          ミヤマシキミの青実
a0166196_1453927.jpg

          ヤマボウシの実
a0166196_14532136.jpg

          ブナの大木
a0166196_14533455.jpg

          鮎の瀬大橋
a0166196_14583878.jpg

          橋のたもとの曼珠沙華
a0166196_151042.jpg

          これが天主山か? 帰路のR218から。
a0166196_145538100.jpg


いよいよ九州百名山に王手! 残るは対馬の洲藻白岳のみ! 前期高齢者突入ももうすぐ…

ブログ編集中に山頂でお話しした女性(3人組のひとり)からアクセスをいただきました!
じなしが話した「国東半島峯道ロングトレイル」から繋がったそうです。
女性は久留米のチャーさんです。チャーさんブログ→こころもよう

チャーさん、ぎんちゃん、くーちーさん、これからもよろしくね!
お山登りは楽しい!

by jinashi | 2013-09-18 14:55 | 熊本県の山歩き | Comments(11)

 
前夜は上福根山を下山して五木村へ戻り五木温泉「夢唄」へ浸かって疲れをとる。
同所で食事もすませてすぐ前にある道の駅で連泊。早々と爆睡。

積岩山(つみいわやま・1438.2m)  九州百名山(地図帳)~88座目
山犬切
(やまいんぎり・1561.7m) 
 九州百名山(地図帳)~89座目
(マップ)


今日登る積岩山、山犬切の2座は2011年4月出版の九州百名山地図帳に新たに登場した山で、それらの稜線は昨日登った岩宇土・上福根から谷を挟んだ南に連なっている。
久連子からの登山道もあるようだが、泉五木トンネルからの登山コースが両山の往復に都合が良い。昨日の久連子の岩宇土登山口から林道日添線を数キロ登ったところにある泉五木トンネルだが…途中崩壊のため通行止めとなっている。五木村から泉五木トンネルへ行くのにいくつかのコースがあるようだが…遠回りになるが安全コースで相良村四浦から県46から大規模林道へ入り登山口へ向かうことにする。

整備された2車線の大規模林道を延々と走っていく。五木スカイラインとも言うらしくところどころで展望もよさそうだ。夜明けの白蔵峠からさらにくねくねと進むと泉五木トンネルが見えてきた。トンネルを出た左に広場があって駐車場所&登山口。
大規模林道入り口から40Kmほど走ってやっと着いた。遠かったぁ~


最初に西側の積岩山を往復する。
ママは昨日のふくらはぎの疲れが取れず本日は車待機。
準備をして一人スタート。7時48分。ここの標高≒1330m。
トンネル横の階段状の急坂に取り付く。四足歩行で慎重に‥。
a0166196_22152068.jpg

植林帯を抜けて縦走路に出合う。ここまで13分。右へと鷹巣山方向へ向かう。
a0166196_22154155.jpg

何度か小ピークをやり過ごして自然林の稜線を進む。テープもあり、うっすら踏み跡もあって迷うことはなさそうだ。
後方より朝日が射してきて今日もいい天気だ。
前方に鷹巣山らしきが見えてきた。
a0166196_22155771.jpg

右手に昨日登った岩宇土山から上福根山のルートが見えている。(ズーム)
a0166196_22162940.jpg

馬酔木群生地を抜けて3等三角点の鷹巣山(1453.6m)へ着く。8時30分。
a0166196_22165255.jpg

さらに先へとフラットな自然林を進む。自然と一体となったようで清々しい。
a0166196_22171746.jpg

右手前方に1月に登った保口岳が見えている。(ズーム)
a0166196_22173313.jpg

鈍頂を上がると蕨野山山頂(1438m)へ着く。9時11分。
a0166196_22181853.jpg

更に前方へ向かう。緩やかにアップダウンを繰り返す。
ブナの大木がそびえる近くに倒壊したブナもあり、営々と続く自然界の営みを思う。
a0166196_22184711.jpg

緩やかに登り上がって山頂標識は岩茸山(いわなばやま)とあるピークへ到着。9時25分。3等三角点(石楠越・1438.2m)があり地形図に積岩山とあったところだ。(近年積岩山はさらに西へ岩茸越から登ったピーク(1414m)とされたようだが…先人を参考にしてじなしもここを積岩山とする)
山頂写真。
a0166196_22131191.jpg

すぐに往路を戻る。復路の前方に見えるピークは五木村最高峰の高塚山(1508.2m)か。
a0166196_2219163.jpg

鷹巣山へ戻る所で鹿児島からの4人組と出会う。
a0166196_22194235.jpg

何度か小休憩をしながら泉五木トンネル分岐へ戻り着いた。10時50分。
3時間ほどで往復したことになる。一人歩きは速い。
(積岩山GPSマップ~拡大します)
a0166196_22121499.jpg


ここで昼食をとり、一休みしたら今度は東の山犬切へと向かう。11時8分。
緩やかに登っていくとすぐに石楠山西峰(1442m)へ着く。
a0166196_22202644.jpg

石楠山から標高差50mほど下ったところが石楠越(しゃくなんごし)。帰路にはここから北へ林道に下りてトンネルへ戻ろう。
a0166196_22205680.jpg

緩やかに登っていくと石楠山東峰(1450m)に着く。11時33分。
a0166196_22212257.jpg

次のピークから右へと緩やかに下りて行く。
先の積岩山へのルートに比べてテープは少ないが、気を付けて見ればルートはわかる。
a0166196_22214987.jpg

枯木立となっているブナの大木も2、3か月先には新緑を迎えるだろう。
ふかふかとしたミズナラや朴ノ木の枯葉を踏んでこの空間を独り占めして歩く幸せに浸る。
a0166196_22224355.jpg

山犬切前衛峰の急坂を登る。このコースで一番厳しい所。カルストの地形となってきてここが事前学習したヤマシャクヤクの群生地と想像できる。
a0166196_2223112.jpg

前衛峰からさらにピークを目指して登っていくと右に直径10mほどの大きな穴が現われた。カルスト特有のドリーネなのかもしれない。
a0166196_22234732.jpg

その先ひと登りで山犬切山頂に到着。12時26分。
標識は南山犬切となっている。標高は1561.7m。トンネル上から1時間20分ほどで着いた。一人歩きはやはり早い。
山犬切(やまいんぎり)という不気味な名前の由来は不明のようだ。
山頂写真。
a0166196_22142537.jpg
 
ここからさらに七遍巡り~北山犬切~下福根山を経由して昨日の上福根山まで縦走できるようだ。
廻りを見まわすと樹間から3年前に登った市房山がうっすらと見えている。
a0166196_22242715.jpg

すぐにターンして下山開始とする。50分ほどで石楠越に戻る。13時22分。
ここから北へ分岐しテープに誘導されて下山する。
a0166196_22245517.jpg

3度ほど涸れ沢?を越えて植林帯を下る。
a0166196_22252956.jpg

石楠越分岐から20分ほどで舗装林道日添線へ下りる。
a0166196_22255475.jpg

8分ほど舗装林道を歩いて泉五木トンネルへ戻る。13時50分。
a0166196_22263859.jpg

(山犬切GPSマップ~拡大します)
a0166196_22124076.jpg


積岩山と山犬切をWピストンして無事に下山することが出来た。かかった時間は6時間ほど。
今日の両山累積歩行距離≒13km、標高差≒950mほどか。

2日間素晴らしい晴天に恵まれて九州山地の3座を登ることが出来た。
これで五家荘の九州百名山(地図帳)10座をすべて登り終えることができたことに感謝。
五木温泉「夢唄」で再度身をゆだねてから帰路に着く。
by jinashi | 2013-02-15 22:30 | 熊本県の山歩き | Comments(2)

大陸からの高気圧が張り出してこの連休は晴天が続きそうだ。
熊本県五家荘に10座ある九州百名山(地図帳)だが…この連休に遠征して残った上福根山、積岩山、山犬切の3座を登ってみよう。
早春の使者福寿草の探訪が目的なのは言うまでもない。

上福根山(かみふくねやま・1645.3m)   九州百名山地図帳~87座目 
                                (前)新版九州百名山~89座目

 岩宇土山(いわうどやま・1347m)

(マップ 赤~久連子登山口)

前夜遅く道の駅五木に到着して車中泊。早朝、キーを閉じ込めた宮崎ナンバーの男性をママが JAFへアシストする。
暗いうちに出発してR445を八代市泉町(五家荘の)久連子へ向かう。正月に登った保口岳入口の下鶴を過ぎて椎原から県247の狭い道を6㎞ほど走り民宿久連子荘先の登山口へ着くと夜も明けてきた。本日一番乗りのようだ。

氷点下の中、凍える手で靴を履いてスパッツを着ける。
スタートは7時7分。ここの標高≒680m。
a0166196_1581164.jpg

いきなりのジグザグ急登から傾斜地を進み民宿上をターンして尾根筋に上がる。
a0166196_1583570.jpg

石灰岩の急坂を登る。
a0166196_1585867.jpg

緩急くりかえす勾配を登っていく。フラットになった尾根道に朝日が射してきた。
a0166196_159242.jpg

山の神と出会う。日本人離れした風貌でした。西南の役で薩摩軍が敗退したところとも。
a0166196_1594845.jpg

急斜面をトラバースするように進む。
a0166196_1510337.jpg

あっ!…今年初めての福寿草だ。この時季の福寿草は5年前の仰烏帽子山(のけぼしやま)以来で感激。
a0166196_15105266.jpg

樹液がツララとなっている?
a0166196_15111254.jpg

鍾乳洞が現われる。
a0166196_1511487.jpg

天井からの水滴で出来たかわいい逆さツララが並ぶ。高さ10㎝ほど。氷筍(ひょうじゅん)というらしい…。
a0166196_15121016.jpg

奥行20mほどの鍾乳洞を探検。
a0166196_15134989.jpg

登山路を分かれて鍾乳洞上部のカルスト岩峰へ登る。
a0166196_15142666.jpg

快晴の下、絶景が楽しめる。明日登る予定の積岩山方向。
a0166196_15144827.jpg

五葉松越しに岩宇土山頂方向。大展望に一休み。
a0166196_1515843.jpg

ザレ場の急坂を登る。
a0166196_15153723.jpg

ザレ場上部から明日歩く予定の石楠山(右)から山犬切(左)へ続く稜線。
ここで山口のご夫婦と出会う。
a0166196_15155531.jpg

鹿よけネット沿いに進む。
a0166196_15162668.jpg

痩せ尾根の先に山頂が見えてきた。
a0166196_15172977.jpg

岩宇土山山頂。9時42分。
a0166196_15292617.jpg

植林帯を下った鞍部は左にオコバ谷への分岐だ。上福根山へと直進する。
a0166196_1518046.jpg

ススダケ帯へ入る。
a0166196_15182847.jpg

林道へ上がる。ここも景色が良い。
a0166196_1519120.jpg

今は荒れた林道で一休みしたら、崖を登りさらに上を目指す。
a0166196_15192963.jpg

うるさいスズタケをかき分け、そして潜る。向こうのピークは白髪岳か?
a0166196_15195370.jpg

向こうにうっすらと見えているのは霧島連山だろう。
a0166196_15201356.jpg

山頂が近づくとシャクナゲ大群生地へ入る。花の季節は見事だろう。
a0166196_15204837.jpg

しゃくなげ群生地をくねくね登る(すこし迷いやすい)と山頂が見えてきた。
a0166196_1521578.jpg

山頂は樹木に囲まれて展望はイマイチだ。11時25分。ゆっくりタイムでした。
少し遅れて登り着いたママと山頂写真。
先に着いて昼食をとられていた山口の方に撮っていただきました。
a0166196_15295187.jpg

気圧で膨らんだカップめんを開けてお湯を注ぐ。
昼食をとって一休みしたら下山開始。12時12分。
登ってくる数組とスライドして下っていく。分岐をオコバ谷へと下りて行く。13時7分。
『オコバ谷ルートは、台風の影響で大きく崩壊しており、危険箇所や迷いやすい箇所があるので、このルートの通行を控えてください。』と書かれた看板がある。
a0166196_15223542.jpg

急坂の植林帯を下っていくと大崩壊地に出合う。
a0166196_1523124.jpg

再び植林帯急坂を抜けると虎ロープに誘導されて福寿草お花畑へ入っていく。
a0166196_152327100.jpg

このあたりを白崩平というようだ。
今が見ごろの福寿草が一面に咲き誇っている。1月中旬ごろから咲きはじめるようだ。
岩宇土山への途中に説明板があり、福寿草には「ミチノクフクジュソウ」「フクジュソウ」「キタミフクジュソウ」「シコクフクジュソウ」の4種があり、この一帯は「ミチノクフクジュソウ」だと書かれていた。
a0166196_15301117.jpg

a0166196_15302398.jpg

a0166196_15304128.jpg

a0166196_15305234.jpg

a0166196_1531490.jpg

激写中の山ウーマンたち。
福寿草の山として有名な仰烏帽子山は現在登山口までの道路崩壊のため通行不能となっており、こちらへの登山者が多いのかもしれない。
a0166196_1525119.jpg

土石流あとを下り、山口ご夫婦に続いて川の対岸(右岸)に渡ろうと思っていたら、左岸からも下山できるというので地元?の女性について行く。
砂防ダムから右岸に取り付く。
a0166196_15252550.jpg

完成した崩壊地治山工事現場を振り返る。
a0166196_15255273.jpg

オコバ谷登山口から作業道に出合い下っていく。
a0166196_15274195.jpg

15分ほどで県道に出る。民宿久連子荘先の登山口&駐車場所へと無事に周回する。ちょうど15時。
累積標高差≒1070m、8時間ほど(休憩多々あり)の厳しいお山でした。
a0166196_1528462.jpg

いっしょに下山した山口のご夫婦はHP のんびり夫婦の山歩きのYさんご夫婦でした。
何と、2011年9月11日にくじゅう中岳ですばらしいブロッケンを一緒に楽しんだblog「やっぱりお山はいいもんだ!!」のshino3さんのお友達でした。
2ペアで記念のワンショット。
a0166196_1531367.jpg

(GPSマップ~拡大します)
a0166196_15315863.jpg

by jinashi | 2013-02-14 15:32 | 熊本県の山歩き | Comments(10)

車中泊した熊本県の某所を早朝に出発。
今日は五家荘の保口岳を登ろう。 この山も2年前の地図帳でデビューした九州百名山だ。
 (マップ)


保口岳(ほくちだけ・1281.3m) 九州百名山(地図帳)~86座目

美里町砥用をR218からR445へ入ると電光掲示板に「積雪チェーン規制」とあり…。今日は寒気が入って気温も上がらない予報だが…うーん、予想外の雪だ。
二本杉峠へ向かって登っていくと中ほどから氷結した雪道となる。バリバリと音を立てながら恐る恐る狭い道をゆっくりと登っていくと夜もうっすらと明けてきた。対向車に出会うこともなく、やっと登り上がった二本杉峠は一面の銀世界だ。 気温は氷点下5度。
4年目にン万円で買ったゴム製タイヤチェーンを説明書きを見ながら装着する。(今まではお守り状態だったのだ)思ったよりスムーズに装着完了。
二本杉峠から五木村方向へと下っていく。京丈山入口辺りで雪も無くなってくる。
途中に工事中の所も多いR445を進み八代市と五木村境の下鶴から県247へ入る。大きく左カーブした右手に「保口岳まで7Km」を見て市道へ入る。案内板を確認しながらくねくね進んで(登って)行き止まりとなったところが登山口だ。   遠かった…
京都ナンバー軽四の先客が1台。

準備をしてスタートする。9時36分。ここの標高≒820m。
a0166196_16224074.jpg

竹林を進む。
a0166196_16225269.jpg

竹林を抜けると最後の民家。正月飾りはあるが住んでは無いようだ。
a0166196_16232390.jpg

「保口岳110分」の標識から右へ入る。少し雪も出てきた。
a0166196_16234253.jpg

ススダケの急坂が続きやや屈み姿勢で登っていく。
a0166196_16241124.jpg

植林帯に出てジグザグに登っていくと若い男性が下りてきた。暫し立ち話をする。正月休みを利用して九州の山旅に来られていた京都のMさんでした。
早朝7時頃から登られたそうで、山頂までの雪を被ったススダケには難儀をしたようでした。
a0166196_16314969.jpg

作業道へ出合いジグザグに何度も登り返して高度を上げて行く。
保口林道に出合う辺りから展望も良くなってくる
a0166196_16241866.jpg

谷向こうに見えるのは五木村の山々のようだ。左奥は仰烏帽子山か?
a0166196_16244465.jpg

さらに林道を進んで尾根から山へ取り付く。
a0166196_16245913.jpg

尾根伝いに登っていくとスズタケが多くなってくる。
a0166196_16252965.jpg

雪も深くなってくる。
a0166196_16253948.jpg

Mさんのおかげでスズタケに乗った雪がだいぶ落ちていたにもかかわらず厳しい登りを余儀なくされる。ただMさんのトレースに沿って歩けば迷うことはない。
a0166196_16261242.jpg

樹氷も多くなってくるといよいよ普賢峰直下の岩場に取り付く。20mほどの起立した岩場を立木や根や岩角を捕まえてよじ登る。右下は見ない(ほうがよい)。
a0166196_16263257.jpg

登り上がった正面がお地蔵さんの居る普賢峰の山頂だ。11時30分。標高≒1280m。
a0166196_1627715.jpg

お地蔵様は鬼山御前様。下部に伝説が書かれているようです。
a0166196_16271770.jpg

山頂から青空に樹氷の枝がひろがります。
a0166196_16274948.jpg

その先を急激に下っていく。鞍部までもスズタケが密集している。
最低鞍部あたり。
a0166196_16275894.jpg

登り返しもスズタケに悩まされる。人吉かめさん「あと5分」の標識が見えて元気が出る。
ススダケの籔から抜けると保口岳山頂に飛び出す。12時2分。
a0166196_16283461.jpg

泉五家荘登山道整備プロジェクトの新しい山頂標識と2等三角点の前で山頂写真。
a0166196_1632279.jpg

先ほどの普賢峰を望む。
a0166196_16284339.jpg

南東に遠く見えるのはじなし未登の上福根山か?
a0166196_1629166.jpg

南よりのこちらも未登の積岩山(右の先)か?
a0166196_16292024.jpg

北の大金峰・小金峰や国見岳方向は樹木で確認できず。
気温も低くすぐに下山とする。Mさんのトレースを辿る。
a0166196_1952594.jpg

植林帯を緩やかに下っていくと15分ほどで林道に出る。
a0166196_1630736.jpg

頭上の普賢峰を仰いだり、保口岳山頂を振り返ったりしながら林道を40分ほど歩いて朝の登山路と出合い周回する。
a0166196_16305528.jpg

往路を滑らないように気をつけながら無事に下山する。13時34分。
a0166196_1631862.jpg

スズタケには苦しめられましたが普賢峰や保口岳山頂からはすばらしい景観でした。
鬼山御前の平家伝説ものこるいい山です。
そして青空をバックにすばらしい樹氷も楽しむことができました。

GPSマップ(拡大します)
a0166196_16323030.jpg


帰路に登山口近くの市道沿いにある鬼山御前伝説の地を訪れる。
五家荘の岩奥という所に隠れ住んでいた鬼山御前は、屋島の合戦で源氏方の那須与一が、平家方が掲げた扇の的を弓で射たという、その的になった扇を持っていたといわれる、平家の官女・玉虫御前のことだともいわれています。彼女は平家追討に訪れた源氏方の那須小太郎宗治(那須与一の息子)を引きとめているうちに、恋に落ち、夫婦になったのだそうです。
この鬼山御前、とてもお乳の出がよく、近所の子どもたちにも乳を与えていたという言い伝えも残っており、現在は乳の神様として、泉村の保口若宮神社にまつられているそうです。(HP気になるくまもとより)

その保口若宮神社に祀られた石造の鬼山御前。お年玉の重ね餅もお供えされていました。
a0166196_16584739.jpg

隣に湧き出る水は年中温度も一定で飲むと乳の出が良くなるという。おいしい水でした。
a0166196_1703713.jpg

帰路に椎原の緒方家屋敷に立ち寄る。
平清盛の孫、清経の末裔が姓を緒方と改名しこの地に住みついたという。300年ほど前の兜造りという合掌づくりで隠し部屋などがあるという。
九州脊梁山地の白鳥山には清経居住跡の標識も立っている。
ただ、大分県宇佐市長洲の小松橋たもとには清経の墓がある。若くしてこの沖の豊前海に身を投げたというのだが…。
a0166196_177721.jpg


 また新たな山旅の思い出をつくることができた2泊3日の遠征でした。
by jinashi | 2013-01-05 16:39 | 熊本県の山歩き | Comments(4)

2013年、平成25年が明けた。
挑戦中の九州百名山(地図帳)もあと16座となった。(新版九州百名山はあと12座)
今年の前期高齢者となる日までに達成したいと思っているのだが…厳しいかな?
 残りの16座~
州藻白岳、七つ岳、九千部岳(長崎県)
龍ヶ岳、天主山、保口岳、上福根山(岩宇土山)、山犬切、積岩山(熊本県)
三方岳、石堂山(宮崎県)
愛子岳、モッチョム岳、黒味岳、宮之浦・永田岳、太忠岳(鹿児島県・屋久島)
  ※新版九州百名山の未登山~諸塚山(宮崎県)。

 

マップ(赤~龍ヶ岳・青~念珠岳・緑~白岳)



龍ヶ岳(りゅうがたけ・469.6.m) 九州百名山(地図帳)~85座目
 
早くから帰省中の長男ファミリーも正月スキーに出かけるらしい。今年の初登りは元旦午後から自宅を発つ。
2年前の正月にも訪れたのだが…上天草島の山を登ろう。天気もなんとか良さそうだ。
2011年5月発刊の九州百名山(地図帳)に新登場した龍ヶ岳を登頂し、天草のマップにある「観海アルプス」の一部を歩いてみよう。
観海アルプスとは~
九州自然歩道の一部で、天草東海岸を南北に松島の高舞登山(たかぶとやま)から龍ガ岳まで約20kmの稜線を雲仙普賢岳、不知火海や阿蘇連山の眺望を楽しみながら歩くルートだ。


夕方には上天草市の道の駅有明に到着する。駐車場は車中泊でほぼ満車。
イルミネーションで華やかに彩られている。
a0166196_2170100.jpg

a0166196_2172897.jpg

早朝に道の駅を発ってR266を八代海沿いに南下する。龍ヶ岳町高戸地区から山へ向かう。くねくねと登り上がり標識に従って進むと山頂部の広い駐車場へ着く。まだ誰もいない。
管理棟の前から山頂部へ向かって歩く。7時50分。
a0166196_219660.jpg

5,6分歩くと「砥岐の里」として整備された公園地となった山頂部へ着く。
最初に左手の龍ヶ岳山王神へお参り。周辺には荒れたジャングルジムやステージ広場などがある。
a0166196_2194335.jpg

その先からこの後登る念珠岳を望む。
a0166196_2195110.jpg


朝日が射す龍王神へ参拝。
a0166196_21102517.jpg

先端部にある展望台へ。
a0166196_21104294.jpg

階段手前に3等三角点がある。ここが山頂なのだろう。
a0166196_21111828.jpg

先端部の岩から御所浦などの島々が絶景。御所浦となりの横浦は2008年2月の「第2回半島地域づくりフォーラム」の際民泊したことが懐かしい。
a0166196_21112292.jpg

展望台の上ですが…山頂写真。8時10分。
a0166196_21115017.jpg

近くにあるミューイ天文台。口径50㎝のカセグレン式反射型望遠鏡を備え、惑星や星雲・星団なども観測できるようだ。ミューイ=「見よう」を意味する天草の方言のようです。
本日元旦も(午後から)営業とありました。
a0166196_21115631.jpg

駐車場に戻る。8時25分。これで九州百名山(地図帳)を登頂したことにしよう^^;
a0166196_21122785.jpg

駐車場横の展望台から見えた倉岳と矢筈嶽。(ここもほぼ山頂まで車でした)
2年前に登った(新版)九州百名山だ。
a0166196_21123279.jpg


念珠岳(ねんじゅだけ・502.8m)  熊本百名山
次は念珠岳に登る。念珠岳は観海アルプスでは標高が一番高い山だ。
龍ヶ岳から下って朝のR266に出る。少し松島方向に戻って姫戸町二間戸から林道大川線へ入る。
a0166196_21141129.jpg

しばらく進んだ左カーブが念珠岳の登山口。
白い鉄柵から山へ入る。9時8分。ここの標高≒120m。山頂まで380mほど登る。
a0166196_2114224.jpg

すぐ前方上部に山頂部が見えてくる。
a0166196_2115474.jpg

ここは昔からの山越えの里道らしい。人や雨水でえぐられた登山道を進む。
a0166196_211517100.jpg

登り始めて30分ほどで地蔵峠に着く。右より二弁当(のべっとう)峠からの観海アルプスのコースに出合う。
a0166196_21155543.jpg

いいお顔のお地蔵様。
a0166196_2116667.jpg

ここから観海アルプス(九州自然歩道)を歩く。
a0166196_21164469.jpg

見晴らしの良い休憩場所へ出る。先には山頂部が見えている。
a0166196_21165798.jpg

少し先へ登った大作山林道へ続く分岐を左へと山頂へ向かう。しばらく急坂を直登し今度は右へひと登りで山頂に着く。10時12分。3等三角点がある。
a0166196_21173113.jpg

高度感のある素晴らしい景色の山頂です。すこし佐伯の元越山の雰囲気がします。
不知火海に陽が降り注いで感動的シーンです。
a0166196_21173129.jpg

南に先ほど登った?龍ヶ岳が。
a0166196_2118034.jpg

北に2年前に登った次郎丸嶽(太郎丸嶽)やこの後登る白岳が。
a0166196_2119726.jpg

山頂写真。そのあとゆっくりと朝昼兼用でお腹にいろいろと入れます。
a0166196_21193041.jpg

40分ほどゆっくりと景観を楽しんだら下山とする。
こんな素晴らしいお山に誰とも会わないなんて…と話していたら、熊本からのご夫婦と出会いました。
往路を戻って無事に林道へ下りる。11時29分。
a0166196_21195859.jpg

お地蔵様のそばにツチトリモチが残っていました。
a0166196_21211155.jpg

 念珠岳GPSマップ(拡大します)
a0166196_2122783.jpg



白岳(しらたけ・372.8m) 熊本百名山
 鋸嶽(のこぎりだけ・347m)~不動の滝
念珠岳登山口からR266へ出て朝の来た方へと戻る。姫戸町姫浦の「観海アルプスルート白岳方面」の看板を見て左へと山へ入る。
a0166196_1201875.jpg

くねくねと登って行き、白嶽森林公園キャンプ場手前の矢岳神社入り口の東屋へ車をとめる。
鳥居の方へ歩き始める。12時2分。ここの標高≒250m。
a0166196_1204217.jpg

大岩に囲まれた矢岳神社へ参拝する。山の神が2体(男女の神)祀られているという。
a0166196_121643.jpg

少し先にあるドルメン。古代遺跡の巨石墓で天井石を石柱が支えており、世界最大級のものらしい。矢岳神社の謂れはここからか…。
ここ矢岳、その先の白岳、蕗岳の三峯には巨石が多く、メンヒル(方位石)やペトログラフ(古代文字)などもあり天地創造神話が伝わっているようだ。
a0166196_1212826.jpg

石段状の登山路を行く。
a0166196_1215556.jpg

不知火海を見下ろす稜線へ上がってきた。
a0166196_122419.jpg

前方に白岳山頂部が見えてくる。
a0166196_123660.jpg

岩場をひと登りで山頂へ上がる。
「ワァ~」とつい声が出てしまうほどの絶景だ。12時36分。
a0166196_1232545.jpg

足元から切れ落ちた断崖の向こうに不知火海が広がる。対岸の八代市はすこし霞んでいる。
a0166196_1234010.jpg

山頂写真。
a0166196_1274112.jpg

山頂から丸木階段を下る。前方にこれから登る鋸嶽が見えている。その後に2年前に登った次郎丸嶽も。
a0166196_12585923.jpg

舗装路へ下りる手前で先ほど念珠岳で出会った熊本のご夫婦と再会?する。
舗装路を横切って鋸嶽へ向かう。
a0166196_1242121.jpg

一旦谷へ下りて登り返す。右へと尾根に上がりすこし登ると鋸嶽山頂に着く。13時20分。
a0166196_1275049.jpg

前方に先ほど登った白岳が。(ズーム)
a0166196_1244462.jpg

後方には次郎丸嶽が。(右は太郎丸嶽)
a0166196_1253376.jpg

谷へ戻って不動の滝へ向かう。標識から下っていくと滝音がしてくる。
不動の滝は人身の助けの神様と言われ、身を清め水行をしてお祓いすると大病も治るという。
a0166196_126122.jpg

遊歩道を戻ると車をとめた矢岳神社下の東屋へ周回する。13時55分。
a0166196_1262415.jpg

遠くはすこし霞んでいたが、観海アルプスという名の通り尾根筋からの景観はすばらしいところでした。
 

GPSマップ(拡大します)
a0166196_12415898.jpg

by jinashi | 2013-01-04 21:22 | 熊本県の山歩き | Comments(4)