このところ、山友ブログには春を告げるフクジュソウやユキワリイチゲ、アズマイチゲやミスミソウなどが見られる。
1月に四王寺山でセリバオオレンに出合って以来、今年は雪割草(花)とは縁がない。
彼岸を迎えるこの時期にはもう終わっているかもしれない・・とも思ったが、以前からマークしていた諸塚村の黒岳へフクジュソウ目当てに出かけた。

 黒岳(1455.3m) ~宮崎県諸塚村の山(宮崎百山)

前夜に道の駅高千穂で車中泊。今年初めての3連休のためほぼ満車。
翌朝8時に道の駅を出発。酷道?R503で発電風車が並ぶ飯干峠を越えてやっとたどり着いた諸塚村宮の下を右折して狭い道を進む。小原井や紋原の集落を過ぎてカーブを繰り返して高度を上げるとフクジュソウ自生地へ着く。宮の下から7.5Kmほど。

ほとんど終わっているが数株の咲残りを見つけた。
シコクフクジュソウに分類され、日本に自生するフクジュソウの南限域に位置する。宮崎県「絶滅危惧1A類」。
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有刺鉄線で自生地一帯をガードしている。
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自生地からさらに4kmほど登っていくと広い駐車場のある黒岳登山口へ着く。
黒岳登山案内板を見て9時58分に出発。ここの標高≒1190m。
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植林帯のコンクリート道を緩やかに登る。
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折り返して上り詰めたところが黒岳神社分岐。ここまで20分ほど。
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アルミハシゴを登って小さな黒岳神社へ参拝。
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先端部の黒ダキ展望所へ出る。
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古い説明板は褪せて分かりにくいが・・大仁田山と右奥が諸塚山か?
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分岐へ戻り反対方向の急崖へ取りついて黒岳山頂へ向かう。
尾根へ上がる。
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急登のカゴダキ分岐をまっすぐにいく。
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残雪を見る。
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人吉カメさん「山頂まで5分」の先で右が開けて黒ダキ展望所と同じような方向が見渡せる。
阿蘇山や祖母傾などの矢印板もあるが、春霞がかかって遠くは分からない。
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フラットな尾根筋となり、カゴダキ分岐からヒメシャラ林を進むと森の主のようなブナの大木が現れる。
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すぐに山頂へ到着。登山口から1時間ほど。
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広い山頂の南東方向が開けている。
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「人恋し人を想えば山恋し」の句あり・・
2等三角点の前で山頂写真。
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うららかな陽射しを受けておにぎりを頬張る。

一休みしたら下山開始。
最初の分岐をカゴダキへ向かう。
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カルストの露岩帯となる。
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防獣ネット沿いに進むとオニシバリの花を見つけた。
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先端部がカゴダキ展望所。
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麓の小原井集落?や登山口まで登って来たあたりを見下ろす。
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分岐まで戻って山腹トラバースコースへ・・
残雪のザレた谷を2か所渡る。
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先ほどの登りコースへ出合う。
少し下って黒岳神社分岐へ下りる。ここから谷へ向かうとキレンゲショウマ群生地は近いようだ。
7月末ごろからが見頃になる。
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往路を戻って登山口へ下山。
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下山後に案内板を見るとよくわかる。
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寒さに耐えてきた草木たちがいよいよ芽吹きを初めたようだ。
風光る日に・・そんな一山を貸し切りで楽しんだ。


登山口9:58→10:21黒岳神社・黒ダキ展望所→11:00黒岳山頂11:36
→12:00カゴダキ→12:30黒岳神社分岐→12:45登山口

登山口標高≒1200m
沿面距離≒4.2km 累積標高(+)≒350m 
所要時間=2時間50分(休憩含む)
(GPSマップ)
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 オドメーター(走行距離)200000Km突破!   

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黒岳を下山して高千穂へ向かう途中で走行距離が200000Kmとなった。
ヴァンガードに乗り始めて9年4か月。九州百名山登りなどで彼方此方へと乗り回してきた。ピークには月2000km以上走っていたが最近は少しおとなしくなってきた^^
場所は諸塚村飯干の特産品販売所にあるクヌギ地蔵様前あたり・・・
櫟はしいたけの原木であり、しいたけ栽培発祥の地・諸塚の村民の暮らしを育んできました。昭和52年には村の木に指定されています。櫟くぬぎは、「苦抜木」でもあり、人の苦を抜き、元気にするという意味合いから、樹齢百年を超える櫟を素材とした地蔵を制作しました。この地蔵を愛でることで元気を与えられ、地域の発展につながればとの願いが込められています。(説明板)
いいところで突破したようだ(笑)

さて、この車は何十万Kmまで走るのだろうか? 
これまで半年おきにディーラー点検を受けてきたが、トラブルは一度もない。
難点はリッター10Kmほどの燃費かな? 遠征するときには給油をかかせない・・・

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高千穂パワースポット巡り 

神話のふるさと高千穂周辺にはパワースポットと言われる神社が多い。
黒岳登山の帰路にそんな神社へ立ち寄った。

 二上神社

諸塚村から高千穂へ戻る途中のR218から二上神社の幟を見て右折する。標識にしたがって進むと二上山が見えてくる。
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小谷内集落から狭い山道へ入り、鳥居横からさらに裏参道を上がる。
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神殿まで上がれるようだがすぐ下の滝の横に駐車する。
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神殿へ上がる。
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ご祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)。
ご神体は男嶽と女嶽からなる二上山。瓊々杵尊(ニニギノミコト)が降り立ったと伝えられている。
二上山には2013年4月に諸塚山とともに登っている。
日本書紀・日向風土記に記されている天孫降臨の山で男岳・女岳があり、天上界で天の浮き橋に立ち、日本列島と多くの自然の神様をお産みになった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る神社。男岳、女岳の二つが岳が一つになっていることから「二上山」と呼ばれる山にある神社で高千穂町と五ヶ瀬町にまたがる山です。
「日向風土記」により天孫降臨の峯として伝えられる二上山の中腹にある神社で、898年(昌泰元)現在地に社殿が建立され、1511年(永正8)三田井右京大夫右武が再建し、1814年(文化11)炎上したため、また再建したものと伝えられています。(高千穂町観光協会HP)
吽形の狛犬。
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だれもいないだろうと思っていたら他県ナンバーのペアが2組来ていた。
街から遠い山中にあって神話伝説の厳かな雰囲気が漂う神社だ。


 秋元神社

秋元神社では2014年2月に奇跡を体験している。
今日はその時のお礼参りとあわせてあわよくばフクジュソウにも出会いにと・・・欲深いです^^;

手水で清めて石段を登る。
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千木高き神殿へ参拝する。前回の奇跡に感謝・・・
高千穂神社の元宮・奥宮ではないかと言われている。
鳥居と拝殿が鬼門を向いていることから大きなパワーがあるといわれる。
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神殿横のご神水を汲みに夫婦連れが来ていた。
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3年前にお世話になった「プラスチック製ちり取り」もありました^^
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その奇跡の場所へ行ってみよう・・・
神社から10分ほど登ると2番目の砂防ダムが見えてきた。
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右上にあがると、なんと! なんと! 咲いていました!
ママが雪を掘って奇跡が起きた辺りだけに咲いている。
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まだ見ごろも何株かある。
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ありがとうございました!
今回も秋元神社のパワーに感動する。
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こちらの神社にも次々と他県ナンバー車が到着してきた。
無人販売所「いろはや」でお礼に?葉ワサビを買って帰る。
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by jinashi | 2017-03-21 18:00 | 宮崎県の山歩き | Comments(10)