2015年 11月 09日 ( 1 )

今日は山友会紅葉登山会で津江の酒呑童子山を予定していたが、気象庁の雨予報のため前日午後に中止を決めた。
朝起きると(以外に)天気も良さそうなのでどこかへ山歩きとも思ったが・・ママの用事にくっ付いてソニックで博多へ行く。

ゆっくり歩いて見たかった大宰府歴史ゾーンを訪ねてみよう。
大宰府観光協会HPにある「だざいふ史跡探訪Dコース」を参照にしてひとり歩きです。

博多駅からは(初めての)鹿児島本線に乗り水城駅で下車。12時13分。
駅のすぐ近くにある「水城跡」へ。大野城と大宰府の市境あたり。国特別史跡。
a0166196_17513991.jpg

白村江の戦いで大敗した天智天皇が、天智3年(664年)、唐、新羅の攻撃に備えて大宰府の防衛線として築造した全長1.2Kmほどの土塁・水濠。
北東方向へ土塁(左)が続く。
a0166196_17521733.jpg

上部に上がれるところがあった。土塁上部から・・ ちょっとした森となっている。
a0166196_17525597.jpg

下大利駅から西鉄天神大牟田線を越え、団地よこを御笠川沿いに歩く。
御笠川は近くの九州道、西鉄線とともに水城の真ん中あたりを突きぬけるように通っている。
a0166196_17531850.jpg

橋を渡り県道112へ出る。
午後1時も近い。昼食はうどんやへ。
流行ってそうなラーメン屋も何店かあったが・・・このところうどん屋へ入ることが多くなった。
a0166196_17542921.jpg

生姜が効いていておいしく頂きました。
a0166196_1754504.jpg

県道112は旧日田街道。大宰府方向へ歩くと水城跡の北東にある東門へ着く。
a0166196_17551328.jpg

a0166196_17554051.jpg

「水城土塁には門が2か所つくられ、吉松丘陵裾に西門、国分丘陵裾に東門がつくられました。」(説明板)
東門の礎石(とみられる)が残る。
a0166196_17561331.jpg

高台の東屋から水城を見下ろす。
水城を横切る九州自動車道は景観に配慮し、高架の高さを水城跡より低くして(地面すれすれに)建設されている。(説明板より)
水城のむこうは雲がかかった背振山あたり。
今日の天気予報は大外れ!朝からいい天気が続く。
a0166196_17563769.jpg

脇道へ入り国分寺跡へ向かう。
途中にある「姿見井」。
菅原道真がこの付近で衣服を着替えたと伝えられていて、その時この井戸に自分の姿を映したといわれている。この付近の小字を衣掛(きぬがけ)といい、菅原道真にまつわる伝説が多い。(説明板より)
a0166196_17573241.jpg

すこし道迷いをしながら筑前国分寺へ着く。
現在は高野山真言宗の寺院。
a0166196_17575781.jpg

隣地が「筑前国分寺跡」で国指定史跡となっている。
奈良時代、聖武天皇により日本各地に建立された国分寺のひとつ。
仏に守られた豊かな国家を目指した。
a0166196_17582489.jpg

寺の前にある八角灯篭。東大寺大仏殿前にある銅製八角灯篭をモデルとする。
a0166196_17584714.jpg

大宰府政庁跡へ向かう。
政庁通り。またの名を「さいふまいりのみち」(太宰府天満宮参拝道)という。
a0166196_18264865.jpg

何度か来たことがある政庁跡。
奈良・平安時代を通して九州を納め、我が国の西の守り(防衛)や外国との交渉の窓口となった役所(大宰府)が置かれていた跡。その規模は平城京、平安京に次ぐ大きなものだったという。(大宰府観光協会HPより)
a0166196_180499.jpg

a0166196_1803325.jpg

戒壇院へ向かう途中から見る宝満山。今年正月に雪山を登った。
a0166196_1812373.jpg

戒壇院へ。
a0166196_181537.jpg

奈良東大寺と下野薬師寺とあわせて「三大戒壇」と呼ばれる。
本尊の毘廬舎那仏(びるしゃなぶつ)座像は国指定。
戒壇とは中央部に石で築いてある壇のことで、出家する者に対して、僧侶として守るべき戒律を授けるための儀式が行われる場所である。我が国の戒律は聖武天皇の招請によって唐から来た鑑真和上によって伝えられたが、鑑真和上が奈良に到着した天平勝宝6年(754年)東大寺に戒壇が設けられ、天皇はじめ多くの人に授戒したという。
江戸時代に観世音寺から独立して現在では博多聖福寺の末寺となっている。
(大宰府観光協会HPより)
a0166196_1822165.jpg

すぐ隣にある観世音寺へ。
大宰府政庁域の東に創建されていた「府大寺」とも呼ばれた勅願寺。
(勅願寺=時の天皇・上皇の発願により国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のこと)
『源氏物語』にも登場する観世音寺は、天智天皇が、母君斉明天皇の冥福を祈るために発願されたもので、80年後の聖武天皇の天平18年(746年)に完成した。古くは九州の寺院の中心的存在で、たくさんのお堂が立ちならんでいたが、現在は江戸時代初めに黒田藩主により再建された講堂と金堂(県指定文化財)の二堂があるのみである。
本堂には聖観音立像が安置されている。
a0166196_183125.jpg

こちらは金堂。不動明王坐像が安置されている。
a0166196_1833746.jpg

この寺の梵鐘は日本最古。京都妙心寺の鐘楼と兄弟と言われている。
(以上~大宰府観光協会HPより)
a0166196_184890.jpg

もうコスモスも終わりとなった畦道を歩く。
a0166196_1843283.jpg

大宰府参道は相変わらず大勢の参拝客で賑わう。
a0166196_1845948.jpg

真っすぐ通り抜けて九州国立博物館へ。
a0166196_1852248.jpg

開館10周年記念特別展「美の国日本」が開催されている。
(館内は携帯やカメラの使用禁止)
縄文から鎌倉時代までの日本を代表する国宝・重文の美術品がたくさん展示されている。見たことがあるものも何点か・・・。
a0166196_1861665.jpg

時間も下がってきて・・ゴールとなる太宰府天満宮へ参拝する。 16時22分。
a0166196_1864657.jpg

そうだ、今日から大相撲九州場所が行われるのだ。
a0166196_1872351.jpg


参道で梅枝餅を買う。焼きあがるのを並んで待つ間に流れ作業を見学する。
西鉄線で二日市から博多駅へ戻る。

一日いい天気で紅葉登山会もできたようだが・・まち歩きとなってしまったこんな日もそれはそれで?良いものでした。
古代の歴史舞台は歩くと見えるものが多くありました。


JR水城駅スタート→水城東門礎石→国分寺跡→大宰府政庁跡→戒壇院→観世音寺→九州国立博物館→太宰府天満宮
 時間≒4時間 距離≒10.5Km

(GPSマップ)
a0166196_1892798.jpg

by jinashi | 2015-11-09 18:14 | ドライブ&トリップ etc | Comments(10)