ばくど石と曽祖父の石工池本勘作の作品 2010・2・3

いっちゃんから誘われて有永さんと3人で向田のばくど石を見に行く。途中、同級生の富さんちに立ち寄ると天日でヒジキを干している。干したてのミネラルたっぷりのヒジキを頂いた。乾燥すると少~しになるそうだ。ありがとさん。
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カエルのことを「ばくど」というのはここ向田の方言?伊美では「わくど」と言っていたような・・・
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島田方面への峠手前にそのばくど石はありました。この道は昔の生活道路でじいさんが隣村から祝言の帰りにキツネにだまされた道かもしれない。
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ふもとにあったばくど様は「ひろびろとした場所へ」というお告げにより井上さんの屋敷から引っ越してここの大石の上に鎮座されたようだ。(となりにもう一つ大石があったがこっちの方が乗せやすかったのだろう・・)
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国東半島先端の国見町。わずか80世帯の向田地区ではこのばくど石のふもとで男子6人が東大に合格している。彼らのほとんどが今は40歳台。父(大正元年生まれ)の母校でもある向田小学校は 1995年に廃校となった。廃校になる前の数十年は複式学級で、東大に合格した子どもたちは兄弟のように教え教えられて育った。そしてじいちゃんやばあちゃんに連れられてばくど様にお参りに行ったそうだ。それにしてもばくど様のご利益は絶大であり東大受験のみなさんはお願いする価値はありそうだ。学校跡地の前にある天満社にもあわせてお参りするとよいだろう。
   安藤君、ぜったいの「体」は「対」でしょう!
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カエル信仰は全国的にも見られ金運や良縁がカエル、無事カエルなどとして信仰をあつめていたようだ。
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あたりには猫柳や梅、ヤブ椿などが早春を教えてくれる。
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ばくど石のちかくに禅寺の福厳寺(ふくごんじ)がある。明治14年建立の鳥居は曾爺さんの作品だ。本堂で住職さんとしばし談話。境内に大型の古い宝篋印塔が立っている。
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曾爺さんの名前は池本勘作。江戸末期に生を受け明治30年ごろまで石工として精を出す。
平成13年4月発行の国見物語第20集 ~国見町の石工たち~ には
「向田地区の石工池本勘作は鳥居をはじめとして多くの作品を残しています。彼はまた明治19年向田村会議員に選出されるほど、村内で人望のある実力者でした。」と書かれている。
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by jinashi | 2010-02-03 15:39 | 国東半島あれこれ | Comments(0)