NPO国東半島くにみ粋群設立10周年記念式典で講演をしてくれた貞さんとの繋がりで、県庁に勤務されていた豊後大野市(旧千歳村)出身で高校同級生のTさんと半世紀経って縁を得た。
貞さんと同じ同級生とはいえ当時は面識がなかったが、昨年10月には我が家を訪ねてきてくれた。
これまでのことや出身地千歳村での活動などを話してくれ、ふるさと千歳村や大分県に対する深い愛情を感じた。
その時に聞いた千歳のシンボル白鹿山にはいつか登ってみようと思っていた。
白鹿山(はくろくさん・266.6m) ~旧大分百山・豊後大野市千歳町の里山
Sさん大分百山完登お祝い会で泊まった温泉施設を出てR10犬飼から中九州(横断)道へ乗る。
千歳インターを下りてR57に入ると右手に白鹿山が見えてきた。
千歳には15年ほど前に柴山八幡社の「ひょうたん祭り」を見学に来て以来だ。
標識を見て砂利石販売所?から登って行くと妙覚寺の広い駐車場に着いた。
駐車場の脇に「39千歳会」が河津桜の植樹をしていた。12月に植えたばかりのようだ。
石祠から里の景色が広がる。
人家のような建物があるが・・ここがお寺なのだろうか?
先へ進むと参道へ出た。ここがスタート地点。標高≒200m。出発は8時59分。
登山コースは
辻本さんHPを参照する。
六地蔵など石造仏の横を通り石垣造りの立派な山門をくぐって境内へ入る。
普通の民家風だが・・お寺本堂の前を通る。ママはご住職らしき方を見て挨拶をしたようだ。
コンクリート道から山へ入る。
すぐに階段となり上まで続いている。
ジグザグに登ると視界が開けてきた。
山頂部には祠があった。よく見ると火伏せの神様・愛宕様のようだ。
南にはいつも三重へ走るときのR326や道の駅「みえ」も見えている。
むこうの山は大分百山で登った佩楯山(はいだてさん)だろうか・・
祠の前にいつもの山頂標識や3等三角点(妙覚寺山・266.59m)がある。
白鹿山一の峯山頂写真。9時13分。
祠の裏から二の峯に向かう。
鞍部まで下りたら登り返す。かなり以前に整備されたらしい遊歩道も今は荒れている。
山頂部へと鋭角に登り返すと二の峯山頂だ。地籍調査の白い標柱が立つ。9時30分。
先の一の峯を望む。
三の峯へ向かう。
本来は山頂部の防獣ネットの向こう側をすすめばよかったのだが・・そのまま進んで林道?へ出た。
途中から二の峯と三の峯の間の尾根へ上がってリカバリー。
TV中継塔への作業道を登って行く。
赤い実はクロガネモチ?(苦労がねえお金持ち?)
TV中継塔のある三の峯に到着。9時46分。
中継塔を囲むネットフェンスを回ると360度いい景色が楽しめる。
山座同定が出来たのは傾山~祖母山方向だけ?
(拡大します)
防獣ネットから北へと下って行く。
山腹を巻きながら駐車場へ戻る。何か所かのわかりにくい分岐はほぼ直感で進んだ。
感が当たって?コンクリート道へ戻って下山。10時20分。
低山だがとても見晴らしの良いふるさと名山だった。
山中に防獣ネットが張り巡らされていて、せっかく整備された遊歩道は荒れっぱなしで機能していないようだ。
山名のように白い鹿が現れて悪さをする猪を退治してくれないものだろうか?
気が付けば・・2日続きで「鹿」の山を登ったのだった。
沿面距離≒2.3km
累積標高(+)≒210m
所要時間=1時間23分
(GPSマップ)