11月になって暖かい日が続き季節は足踏み状態となっている。
今日は水の口湧水へ名水汲みがてらに鶴見岳を登る。
「おんせん県おおいた」にあって人気の湯布院温泉は由布岳を泉源とし、日本最大の温泉地別府温泉は鶴見岳を泉源とする恵みを受けている。
鶴見岳(1375m) ~日本三百名山・8回目
南平台(1216m)
先に水汲みを済ませて・・エコーラインから猪瀬戸へ出て県11(やまなみ)を別府方面へ向かい、東山信号手前の鳥居から舗装路を登って火男火売(ほのおほのめ)神社下の駐車場へ着く。
先客は久留米ナンバーのマイクロバス1台に乗用車が5台ほど。
出発は9時31分。ここの標高≒700m。
ここから登るのは3年前の山友会紅葉登山会以来となる。
夫婦杉から参道へ入る。
ここからは今年で28回目となる「べっぷ鶴見岳一気登山」のコース。
海抜0mのスパビーチから鶴見岳山頂までの全長12km、登高差1375mをトレラン。過去の最高タイムは1時間11分27秒! ヒェー・・
黄落の絨毯となった火男火売神社中宮へ登る。別府温泉の神様。
神社は御嶽権現ともいわれ、聖観世音菩薩をまつる行常寺もあって神仏習合を見せる。
神社の裏手から山へ入る。少し上ると朴の木の落葉を歩く。
林道を横切る。
枯木立となった山腹にガスが流れていい雰囲気・・
南平台分岐。ベンチの木?がある。
いつも鶴見岳へと反時計回りに周回していたが、今日は反対に南平台へ向かう。
何の木でしょう?大きい!
注連縄の張られた「踊石」へ着く。地震など天地異変が迫ると踊りだすという。
この先植林帯の急登をがんばるとカヤトの広がる南平台に着く。前方に別府アルプスの鞍ヶ戸。
雲海の由布岳もおかずにして・・海苔巻&カップめんの質素でおいしい昼食。
西の窪から鶴見岳へ向かう。同年代?の団体さんと出会う。山の団体さんは圧倒的に女性が多く元気が良い・・
ジグザグに登り上がると馬の背。鶴見と鞍ヶ戸の鞍部。
鶴見岳へ向かうとかすかに赤池噴気孔からの硫黄臭が漂う。
途中から返り見る鞍ヶ戸(左)、内山(右)の山容。
由布岳方向。先ほど登った南平台と日向岳、飯盛ヶ城が直線に。
ノリウツギの斜面を登るとTVラジオ中継アンテナが並ぶ山頂へ到着。
山頂から見下ろす別府市街地は北浜あたりがうっすらと・・
ひと休みしたら下山開始。
恵比寿天近くから登山コースを下っていく。
下に見えるロープウエイ鶴見山上駅。ロープウエイは片道1000円、往復1600円。・・・歩けばタダ。
1時間ほど下ると「ベンチの木」のある分岐へ周回する。
火男火売神社から黄落の神輿道へ。
駐車場に戻って無事に下山。
残りの紅葉。
マユミの実
ボタンズル?の羽毛
下山後は市営堀田温泉(210円)でほぐれる。 鶴見岳の恵みに感謝。
但し、連休でイモ洗い状態(>_<)
駐車場スタート9:31→9:44火男火売神社(御嶽権現)→10:11林道→10:32南平台分岐(ベンチの木)→11:02踊石→11:27南平台(昼食)11:56→12:21西の窪→12:39馬の背→13:17鶴見岳山頂→14:12ベンチの木→14:49駐車場へ戻る
(GPSマップ)