宇佐市馬城の街道を歩く 2013・11・14(木)

宇佐市と杵築市の境界にある馬城峰(まきのみね~今では御許山(おもとさん)または大元山といわれている)は宇佐神宮(八幡宮)発祥の地としてその9合目には大元神社が建てられている。標高は647m。拝殿奥には三女神が御降臨されたといわれる3つの巨石が天に向かって聳えており、山頂部そのものがご神体となっている。(立ち入り禁止です)

御許山山頂から北に向かって伸びる尾根先端部の麓辺りは今でも馬城(まき)といわれる地区で、古代より宇佐から国東半島への要所で宇佐八幡宮の奈多行幸会道でもあったようだ。

午後から愛車の6カ月点検で宇佐市岩崎のトヨペットへ車を持ち込んだ。1時間ほどかかるので馬城地区の旧道を散策してみることとした。

(マップ) 赤~トヨペット


R10を渡って大分日産の裏から岩崎へ向かう。
むこうに両戒山(後山)から右に松尾山、津波戸山、華岳へと山々が連なる。
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R10岩崎交差点方向を見る。まっすぐむこうへはR213で豊後高田市から国東半島へ。
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その反対方向が馬城地区方向。
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すこし歩くと左高台に神社があるようだ。ツワブキ咲く坂道を登っていく。
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「戸崎神社」があったところのようだ。
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現在は岩崎神社の境内神社となっており、ここは御神幸の御旅所となっているようだ。
荒れて天井の落ちそうな神楽殿。
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寄藻川に出合う。むこうに赤い欄干の寄藻橋。
宇佐市にある橋は皆宇佐神宮鳥居と同じ朱色に塗られている。朱に塗られているのは防腐のほか生命の躍動や災いを防ぐためでもあるようだ。
この橋からはかつての豊前街道となり、右は宇佐神宮へ、左へは地蔵峠を越えて豊後立石(杵築市)へと続く。
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寄藻橋を宇佐神宮方向へ歩く。橋のたもとにある宇佐ランタン。
祭やイベントで使われるビニール提灯シェアは日本一。多くの障害者を雇用されている。
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この辺りは馬城の中心部だったのだろう。かつて宇佐神宮への参拝客で賑わったことだろう…古い家や店も残っている。
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自転車屋の戸上にある看板。ここは「宇佐の寄藻」ということか?
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昔を偲ばせる古い家がぽつぽつと…。
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リフレッシュ?した古民家。
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造り酒屋だった?大きく立派な家。
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玻璃(はり~昔のガラス)戸の立派な玄関。
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鋳物製の庇飾り受け?
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大雄禅寺前の庚申塔。
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同じく「葷酒(ニンニクや酒臭い息をして)山門に入るを許さず」
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禅寺近くにある橋津神社へ。
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鳥居には「貴船宮」や「大明神」とあるが…
由緒書には祭神は天之御中主尊(あめのなかぬしのみこと)、八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)、甕速・樋速日命(みかはや・ひはやひのみこと)、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)。ほかに近くにあった?貴船社、天神社、稲荷社などを合祀しているようだ。
天之御中主尊は宇宙の根源の神?八重事代主命は大国主命の息子?…など古い歴史がありそうな社だ。宇佐神宮にも近い。
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拝殿回廊に新藁が置かれている。祭典の注連縄づくりに使われるのだろう。
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参道よこにある旧欄干。今の朱色橋の前のものだろう。
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寄藻川から汲み上げられた水路の用途は? 生活のため?田畑のため?
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たわわになった柿。
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菊作り愛好家が住む?
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今、あちこちの庭に高く咲いている皇帝ダリア。
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ホームセンターセブンからR10へ戻る。
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 1時間ほどの豊前街道散策でした。
Commented by トトロのとなり at 2013-11-16 23:45 x
楽しい散策ですねぇ。写真が多くていいなぁ。山登りもいいけれど、この手の散策もいいですねぇ。立派な造り酒屋がありますね。大分県には歴史的香りのする街が各所にあるので絵になりますよね。古い物はいつのまにか壊されてなくなるので写真に撮ってネット上に上げといて社会の共有記憶にしておくべきです。
Commented by jinashi at 2013-11-17 09:18
トトロのとなりさん風レポでした^^;
宇佐八幡から杵築市奈多八幡までの「奈多行幸会」への最初の経路となるところです。これからすこしづつ調べてみたいと思っています。乞うご期待!
Commented by tikuzenootomo at 2013-11-21 14:00
こんにちは~

宇佐と国東を結ぶ所なのですね。
昔ながらの風景が残っていて、いいところですね♪
古いものがなくなって、新しいものができちゃうと、前は何があったっけ??? と思うことが増えています。
土地の名前も最近は変わっていってるような・・・。

私も散策は大好きです^^
Commented by jinashi at 2013-11-21 23:01
宇佐八幡宮の古くなった御神体(御みしるし)を杵築市の奈多八幡まで届ける儀式が江戸初期まで行われていたようです。その歴史ある道(旧道)を調べています。 古いものを残さなければなりませんね!
by jinashi | 2013-11-15 18:09 | 国東半島あれこれ | Comments(4)