数日前より朝晩は肌寒さを感じるようになってきてくじゅうの色づきも深まって来たことだろう。
先週は三俣山に登り北峰にわずかな紅葉の気配を見てきた。同じ日の山友信ちゃんブログ
信ちゃんの美夜古たよりでは大船山御池はひと足早く色づき始めたようだ。1週経って今日は素晴らしい紅葉が見られることだろう♪
大船山(たいせんざん・1786m) 九州百名山~9回目前夜の天気予報では「曇りのち晴れ」だったのだが、早朝の出発から降り始めた雨も広域農道久住町有氏から入った今水駐車場に着くと小降りとなった。
過去に数度大船山紅葉登山では撃沈しており、今日も不安がよぎる‥。
準備をしていると次々と車が到着してくる。すでに満車でUターンしている。
ほぼ雨もあがったようだが雨具をつけて出発。7時51分。ここの標高≒810m。
雲上に黒岳が顔を出す。
林道登山口からガラン台山腹を登る。ジグザグの登山路は有刺鉄線の柵が現われると勾配が緩やかになる。
今水分岐に到着、一休み。9時1分。
風穴方向へ向かいすぐ先の前セリから東尾根に取り付く。ここから山頂まで標高差≒600mを登る。
今日も?ママはご体調が宜しくないそうで…後から続く登山者にはお先にどうぞ!のスローペースです。
午後から天気も回復するらしく、山頂部はガスっているようなので急がなくても良いだろうと後ろに続く。
返り見る黒岳ビューポイント‥今日は雲の中。
山頂も近い御池直下のぬかるんだ急坂を立木や岩角を手掛かりにして登る。
登り上がれば池の周りから賑やかな声が聞こえてくる。
うっすらとガスを纏った御池周りの紅葉。
天気の回復を待とうと山頂へ向かうと…佐賀のムツゴローさんご夫婦→ブログ
オジン・オバンの山歩きとバッタリ出合う!
ムツゴローさん車が駐車場に着いたときチラッと見てもしやと思っていたのだが・・本物だった。今年1月の
「四王寺の滝と雪の英彦山を登る」 以来でした。
ムツゴローさんはあと1座で九州百名山を制覇するのですが、その百座目がじなしと同じ対馬の洲藻白岳なのです。
2ペアで山頂写真。12時4分。
11月初めの3連休に対馬へ遠征し完登を目指しているようで・・・そんな山話をしていると周りから
「うわぁーすごい」という声が聞こえてくる。
ガスが切れて御池の紅葉が姿を現したのです。
ムツゴローさんご夫婦はここで下山されるようでお別れする。
御池の紅葉を目前にしたベストポジションで昼食タイム。
次第にガスが切れてきて周辺が見えてくる。
北大船、段原方向。
坊がつる、三俣山方向。
久住山、中岳方向。
黒岳方向。むこうに由布岳が頭をだす。
山頂部は零れ落ちそうなくらいの登山者…。
時に薄日も射してきたので御池湖畔へ下りる。多くのカメラマンの列の後ろに入る。
しばらく待てば青空も出てくるかもしれないが・・これにて撤退。13時4分。
復路は入山公墓地経由で下山する。
最後のショット。
展望所より雲海に浮く阿蘇五岳涅槃。
鳥居窪に着く。大船山を仰ぎ見る。
昔、竹田藩主中川公が砲術の訓練をしたところらしい。
岳麓寺・ガラン台分岐の柳ヶ水に近づいたところで、
国東のH田さんと遭遇!いまから登れば天気も良くなってきて・・紅葉もサンセットも激写の両ねらいのようだ。さすが!
柳ヶ水を左に折れ、今水分岐方向へ15分ほど歩くと右に舗装路が見えてくる。舗装路を左へ下っていくと朝の登山路に出合う。山腹を下って林道から車へと戻る。16時6分。
ムツゴローさん、お疲れ様でした。対馬では九州百名山完登達成の山旅を楽しんで来てください!
大船山頂部では今週いっぱいは紅葉を楽しめそうです。
本日のGPSマップ(拡大します)
累積標高差≒1150m 歩行距離≒10Km 歩数≒19000歩
ハガクレツリフネソウ
ユキザサ実
サラシナショウマ
ナルコユリ実
ヤマラッキョウ
フクオウソウ
ナナカマド実
リンドウ
トリカブト
ナギナタコウジュ