屋久島は大隅半島佐多岬から南へ約60㎞の洋上にあり、東西28Km、南北24㎞の円形をした島だ。1000mを越える山が30座以上あることから「洋上アルプス」とも言われている。島中央部にある宮之浦岳は標高1936mで九州最高峰だ。
(マップ)
豊かで美しい自然が残されており平成5年、日本初の世界自然遺産に登録されている。
山を登るようになってから、ガイド本やインターネットで洋上アルプスの山々を見ていていつかは屋久島へ!と思っていた。数年前に2度ほど山仲間と計画をしたが、病気(一人は肝炎?、一人は帯状疱疹、じなしは痛風~やや笑い話的ですが皆さんそれなりの御歳なのです)や大雨(淀川橋の通行止め)のためやむなく中止したのだった。
前期高齢者となるまでの九州百名山完登を目標としているじなしもタイムリミットが迫ってきた。
昨年のGWには大隅半島の九州百名山を一人旅で登ってきた。今年も1か月前より屋久島登山を思い立ち計画を立ててきた。不安や淋しさもあるが自由気ままでフットワークの良さもあり、寝袋を積んでマイカーで島に乗り込むこととした。
28日9時すぎに出発して阿蘇経由熊本市から九州道で鹿児島市へ入る。谷山インターを出て食料品などの買い出しをする。屋久島はガソリンが高いというので市内でガソリンも満タンにする。と、なんと171円/Lにびっくり。(帰路の熊本大津町では142円/Lでした)
七ツ島の谷山港フェリー乗り場に16時に到着。予約していた貨客フェリー「はいびすかす」に乗船する。
往復車両航送代35,000円也。
18時出港。夕日に見送られて港を出る。
乗船客は山登りだけでなく、バイクや自転車のツーリングを楽しもうとする若い人も多い。
一緒になった島根大学の2人(1人は卒業してる?)。バイクツーリング&縄文杉コースを楽しむらしい。
若者らしいいい青年でした。(翌朝の画像)
21時40分には種子島西之表港に接岸する。朝まで船中泊(上陸禁止)。
大部屋(しかない)では深夜までテレビ音や明かりでなかなか寝つけず。
(消灯時間をきめてほしいですね)
あすは到着する宮之浦港に近い愛子岳に登ろう。天気もよさそうだ…。