自然林の稜線を歩いて積岩山と山犬切をWピストン 2013.2.11(日)快晴

 
前夜は上福根山を下山して五木村へ戻り五木温泉「夢唄」へ浸かって疲れをとる。
同所で食事もすませてすぐ前にある道の駅で連泊。早々と爆睡。

積岩山(つみいわやま・1438.2m)  九州百名山(地図帳)~88座目
山犬切
(やまいんぎり・1561.7m) 
 九州百名山(地図帳)~89座目
(マップ)


今日登る積岩山、山犬切の2座は2011年4月出版の九州百名山地図帳に新たに登場した山で、それらの稜線は昨日登った岩宇土・上福根から谷を挟んだ南に連なっている。
久連子からの登山道もあるようだが、泉五木トンネルからの登山コースが両山の往復に都合が良い。昨日の久連子の岩宇土登山口から林道日添線を数キロ登ったところにある泉五木トンネルだが…途中崩壊のため通行止めとなっている。五木村から泉五木トンネルへ行くのにいくつかのコースがあるようだが…遠回りになるが安全コースで相良村四浦から県46から大規模林道へ入り登山口へ向かうことにする。

整備された2車線の大規模林道を延々と走っていく。五木スカイラインとも言うらしくところどころで展望もよさそうだ。夜明けの白蔵峠からさらにくねくねと進むと泉五木トンネルが見えてきた。トンネルを出た左に広場があって駐車場所&登山口。
大規模林道入り口から40Kmほど走ってやっと着いた。遠かったぁ~


最初に西側の積岩山を往復する。
ママは昨日のふくらはぎの疲れが取れず本日は車待機。
準備をして一人スタート。7時48分。ここの標高≒1330m。
トンネル横の階段状の急坂に取り付く。四足歩行で慎重に‥。
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植林帯を抜けて縦走路に出合う。ここまで13分。右へと鷹巣山方向へ向かう。
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何度か小ピークをやり過ごして自然林の稜線を進む。テープもあり、うっすら踏み跡もあって迷うことはなさそうだ。
後方より朝日が射してきて今日もいい天気だ。
前方に鷹巣山らしきが見えてきた。
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右手に昨日登った岩宇土山から上福根山のルートが見えている。(ズーム)
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馬酔木群生地を抜けて3等三角点の鷹巣山(1453.6m)へ着く。8時30分。
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さらに先へとフラットな自然林を進む。自然と一体となったようで清々しい。
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右手前方に1月に登った保口岳が見えている。(ズーム)
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鈍頂を上がると蕨野山山頂(1438m)へ着く。9時11分。
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更に前方へ向かう。緩やかにアップダウンを繰り返す。
ブナの大木がそびえる近くに倒壊したブナもあり、営々と続く自然界の営みを思う。
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緩やかに登り上がって山頂標識は岩茸山(いわなばやま)とあるピークへ到着。9時25分。3等三角点(石楠越・1438.2m)があり地形図に積岩山とあったところだ。(近年積岩山はさらに西へ岩茸越から登ったピーク(1414m)とされたようだが…先人を参考にしてじなしもここを積岩山とする)
山頂写真。
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すぐに往路を戻る。復路の前方に見えるピークは五木村最高峰の高塚山(1508.2m)か。
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鷹巣山へ戻る所で鹿児島からの4人組と出会う。
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何度か小休憩をしながら泉五木トンネル分岐へ戻り着いた。10時50分。
3時間ほどで往復したことになる。一人歩きは速い。
(積岩山GPSマップ~拡大します)
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ここで昼食をとり、一休みしたら今度は東の山犬切へと向かう。11時8分。
緩やかに登っていくとすぐに石楠山西峰(1442m)へ着く。
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石楠山から標高差50mほど下ったところが石楠越(しゃくなんごし)。帰路にはここから北へ林道に下りてトンネルへ戻ろう。
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緩やかに登っていくと石楠山東峰(1450m)に着く。11時33分。
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次のピークから右へと緩やかに下りて行く。
先の積岩山へのルートに比べてテープは少ないが、気を付けて見ればルートはわかる。
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枯木立となっているブナの大木も2、3か月先には新緑を迎えるだろう。
ふかふかとしたミズナラや朴ノ木の枯葉を踏んでこの空間を独り占めして歩く幸せに浸る。
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山犬切前衛峰の急坂を登る。このコースで一番厳しい所。カルストの地形となってきてここが事前学習したヤマシャクヤクの群生地と想像できる。
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前衛峰からさらにピークを目指して登っていくと右に直径10mほどの大きな穴が現われた。カルスト特有のドリーネなのかもしれない。
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その先ひと登りで山犬切山頂に到着。12時26分。
標識は南山犬切となっている。標高は1561.7m。トンネル上から1時間20分ほどで着いた。一人歩きはやはり早い。
山犬切(やまいんぎり)という不気味な名前の由来は不明のようだ。
山頂写真。
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ここからさらに七遍巡り~北山犬切~下福根山を経由して昨日の上福根山まで縦走できるようだ。
廻りを見まわすと樹間から3年前に登った市房山がうっすらと見えている。
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すぐにターンして下山開始とする。50分ほどで石楠越に戻る。13時22分。
ここから北へ分岐しテープに誘導されて下山する。
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3度ほど涸れ沢?を越えて植林帯を下る。
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石楠越分岐から20分ほどで舗装林道日添線へ下りる。
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8分ほど舗装林道を歩いて泉五木トンネルへ戻る。13時50分。
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(山犬切GPSマップ~拡大します)
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積岩山と山犬切をWピストンして無事に下山することが出来た。かかった時間は6時間ほど。
今日の両山累積歩行距離≒13km、標高差≒950mほどか。

2日間素晴らしい晴天に恵まれて九州山地の3座を登ることが出来た。
これで五家荘の九州百名山(地図帳)10座をすべて登り終えることができたことに感謝。
五木温泉「夢唄」で再度身をゆだねてから帰路に着く。
Commented by MORI at 2013-02-18 17:24 x
じなしさん、こんにちは。
九州百名山巡り、着々と進行中で何よりです。
私が訪ねた日は(山犬切)、最悪の天候であまり記憶に残っていません。もう一度トライしようかと思っています。
昨日、岩宇土山~上福根山を歩き、花鑑賞を堪能してきました。
Commented by jinashi at 2013-02-18 20:41
お疲れさまでした。
ここ積岩~山犬切は九州山地の奥深い森がずーっと残っているところが魅力的ゾーンなのでしょう。九州百名山にならなければ来ることはなかったでしょう。
新緑や初夏の花の時期がいい時なのでしょうね。
地元の皆さんが観光交流人口増加のために誘致活動した賜物の九州百名山登場なのでしょう。 登山口まで遠いのが難点。 お土産も買わずにさっさと帰ってしまいますね。
by jinashi | 2013-02-15 22:30 | 熊本県の山歩き | Comments(2)