秋だ!祭りだ!国見だ!~ケベス祭り 2012・10・14(日)

ケベス祭り

国東半島を代表する秋祭りが2日続きで行われた。
14日には国東半島くにみ粋群が催す「くにさきの旅、秋だ!祭りだ!国見だ!」に参加された皆さんをケベス祭りへ案内する。

まずはケベス祭りのお勉強から。講師はケベス祭り保存会会長の岐部修一さん。B&G海洋センターにて。
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ケベス祭りとは、国東市国見町の櫛来社(岩倉社)で10月15日を祭日とする九月祭の宵宮(よいみや)祭におこなわれる行事で、ケベスと呼ぶ奇妙な面をつけたケベスドンが主役を演じる火祭りだ。(以前は、九月祭は旧暦の9月15日に本祭が行われていた)
起源や由来はいっさい不明だという。祝詞ではケベスは「蹴火子(須)」と書かれているようだが、「恵比寿」がなまったなどの諸説があり定かではない。

今年は良い天気に恵まれた。
18時前に古江港へ移動。薄暮の中で「潮かき」の見学。
祭りの前にはトウバの男たちは全員が潮に入って禊ぎをする。むこうは姫島。
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岩倉社(櫛来社)へ入ると、うわぁ~…すごい人!去年の何倍も居そうだ!
(前年は練楽の間は雨が上がっていたが終日雨模様でした)
拝殿横で神事の見学をする。今年のケベス役はYさん。
神事を終えたらYさんは注連縄で襷掛けをしてケベス面をつける。宮司より背中に「勝」の字を指で書かれたあと、「はい!」と背を叩かれて神になる。
19時30分すぎ、介添え役とともに拝殿から姿を現したケベスドン。手に椿のサスマタを持つ。
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笛太鼓鐘にあわせて扇子で調子をとりながら練楽の列につづくケベスドン。
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3度回って列から離れて火に突っ込む。それを阻むトウバ。
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9度目(実は皆さん何度目かわからなくなっている?)になって火を掻き回すとトウバ達は一斉にサスマタに火を掲げて境内を走り回る。これを「火を打つ」という。
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境内のあちこちで逃げ惑う観客から悲鳴が聞こえる。
火の粉を浴びると無病息災が叶うという…。

ケベスドンはサスマタについたわら筒を西門、御供所前、拝殿前の3箇所の地面に3度ずつ叩きつける。いい音がすると作柄が良いという。
これでケベスドンの役目は終了。
拝殿に上がると宮司より背中に「優」の文字がなぞられる。よくできましたの意味だ。そして、ケベス面を外されて人(ひと)に戻る。
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しばしして…境内に太鼓の音が響き渡って火祭りは終了する。

祭りを見ようと狭い境内には1000人いやもっともっと集まっていたでしょう。
国東半島アートプロジェクトの取材で写真家(登山家)の石川直樹さんや飴屋法水さん、朝吹真理子さん達も見かけました。石川さんはマナスル登頂から帰国したばかりで真っ黒に日焼けしていました。

くにさきの旅、秋だ!祭りだ!国見だ!に参加された皆さん、お疲れ様でした。
いい写真が撮れていましたらフォトコンテストにご応募してください。
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 国見の秋祭り「ケベス祭り&流鏑馬」フォトコンテスト~NPO法人国東半島くにみ粋群
by jinashi | 2012-10-17 15:49 | 国東半島あれこれ | Comments(0)