やはり奴は現われた!~五家荘の大金峰・小金峰を歩く 2012・8・19(日)

大金峰(だいきんぽう・1396m)・小金峰(しょうきんぽう・1377.3m)
※「おおがなみね、こがなみね」とも呼ぶようだ。 
   九州百名山(地図帳)~80座目  九州百名山(旧)~84座目

八代市泉町 登山口


天気も良さそうなので久々に九州百名山登りの遠征をする。
各地で落雷事故のニュースを耳にするが、「早登り、早下山」を実行するため前日の夕方自宅を出発し車中泊登山とする。
熊本県美里町三和からR445へ入り下津留集落から狭い急カーブの道を(距離は10Kmほど、標高差で600mほど)登ると五家荘の入口となる二本杉へ上がる。
二本杉から700mほど行ったところを右折し狭い舗装林道に入ると右急カーブの左側に駐車場があってそこが大金峰の登山口。以前、京丈山への帰りに確認していた。
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マムシ対策にスパッツを着ける。MORIさんのホームページ(H17年5月)によると「何度も蛇(マムシ?)と出会い、小金峰手前で意欲をなくして引き返した…」というほどの山なのだ。何と、MORIさんはその日に12匹と遭遇している。
  そのMORIさんのHP
      ↓
鈴鹿の風に吹き飛ばされて・九州に!

6時32分スタート。ここの標高≒1070m。ここから小金峰まで約7Kmを往復する。
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沢を遡る所にさっそく「まむしに注意」の看板が立っている。
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しばらく続く登り坂の左手から朝日が射してくると汗も出はじめる。
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登山口に「伐採作業中につき注意」の看板があったが、その現場を通り抜ける。(今日は日曜日で休業のようだ) 切株からヒノキのいい香りがする。
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緩やかな気持ち良い登山路となり、去年の春に向坂山・白岩山から扇山まで歩いた霧立越を思い出す。
右手が開けて遠くに雲仙普賢岳が霞んで見えている。
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足元にはヤマジノホトトギスやシコクママコナの花が迎えてくれる。崩壊地を過ぎると大金峰への分岐に着く。分岐を左へと登っていく。
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ひと登りで大金峰の山頂だ。3等三角点がある。7時47分。
展望は無い。山頂にある寒暖計は17℃を指している。
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分岐へ戻りさらに南へ向かう。緩やかなアップダウンのスズタケの道を歩く。
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「福根」分岐から10分ほどで「攻・せんだん轟(とどろき)」分岐へ着く。左へと小金峰へ向かう。
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右が開けて見えているのはじなし未登の保口岳(ほくちだけ)か?下には舗装林道も見えている。
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ふわふわ落葉の植林帯を抜ける。
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少し下ると大岩の下から清水が湧き出している。冷たくておいしい。
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小金峰への分岐へ着く。(まっすぐ進むと朴ノ木集落へ下りる)
大金峰から1時間30分ほど。一息入れて左へ入り山頂に向かう。
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少しずつ急坂となり山に登っているという感じとなる。
じなしが先行していると後のママから突然の叫び声!  
何と!マムシが尻尾を震わせとぐろを巻いているようだ。じなしは怖くてただ上から「石を投げろ!~笛を吹け!~なんだかんだ…」と命令を発するばかり(-_-)
しばらくして岩穴に入り込んだようだ。その間10分ほどママは睨めっこ。
やはり奴は現われたのだ
ママのザックに着けた鈴も効果は無いようだ。それにしても、じなしは威嚇する尻尾を上からチラッと見ただけだが…、とぐろの横を平然と歩いて来たことを思うとぞっとする。
(見たくもないので当然画像はない)

最後の急坂を登り上がって山頂に到着。3等三角点にタッチ。標識前で急坂とマムシで高まる心拍数(と血圧?)の山頂写真。
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山頂から見る~東に去年11月に縦走した国見岳(左のピーク)と小国見岳(右)。
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同じく国見岳の右手に烏帽子岳。烏帽子岳に登った時にはわからなかったが、なるほど…烏帽子の山容だ。
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南に上福根山。福寿草や山芍薬で有名な山だ。じなし未登の九州百名山。
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麓に去年11月にお世話になった泉町樅木集落あたり。
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軽い昼食をとって一休み。
マムシポイントは不在を確認したら走るように下る。
分岐から来た道を戻る。見覚えのあるところもあるが…こんなところを歩いたかな?というところもあって、見る方向で印象は変わる。
大金峰から登山口へ戻る途中で見える雁股山。去年の7月に登った。
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登りで気が付かなかったのだが、ここはロボット雨量計があった場所のようだ。撤去されて更地になっている。
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無事に登山口まで戻る。12時23分。
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会いたくない奴と会う羽目になってしまいましたが…これも試練。(じなしは5年前の5月に姫島矢筈岳でペアとご対面しています)
マムシ君との出会いもありましたが、木陰の続く山道は夏も佳し。緩やかなアップダウンが続き、ミニ霧立越ともいえる九州山地の往復を楽しむことが出来ました。

今日のGPS(その1)拡大します。
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今日のGPS(その2)拡大します。
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          ヤマジノホトトギス
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          シコクママコナ
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          キンミズヒキ
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          ヤマサギソウ?
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Commented by yamanba-hita at 2012-08-21 22:25
奥様はマムシに遭遇してさぞかし怖かったでしょうね。
居ると判っていても登るのは…野暮な質問はよしましょう。
好天気に恵まれて、おめでとうございました。

Commented by MORI at 2012-08-22 07:40 x
じなしさん、初めまして。
事後承諾、全く問題ありませんよ。
やはり出遭われましたか。本山はとにかく蛇の多い山だと思います。
無事、予定山行を終えられなりよりです。
今後ともよろしくお願いします。
Commented by jinashi at 2012-08-22 08:51
yokobabaさん
日田鮎簗に行ってみたいという人がいます。そのうちお世話になります。
Commented by jinashi at 2012-08-22 08:55
moriさん ありがとうございます。
 鈴鹿の風・・・に書きこませてくださいね。
by jinashi | 2012-08-20 21:29 | 熊本県の山歩き | Comments(4)